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2017年3月31日金曜日

イチゴのリゾット - Risotto alle fragole -



すっかり、春!

イチゴの美味しい季節。

イチゴのリゾット、美味しいとは聞いていて、以前から食べてみたい、作りたいと思っていたのですが、中々作る機会がなく。

昨日買い物に行ったときにもらった、エッセルンガ(スーパー)のフリーマガジンに載っていた、写真を見て、食べてみたくなり、早速、昨夜作りました!

イチゴとお米の組み合わせなんて、日本人的には、想像できないでしょうが、これが、本当に美味しいんです!

とってもデリケートで上品な味。

色もかわいいし、春のメニューにピッタリ。

週末、友人や親戚がきたときにも使える一品です。

あと、普段、夜は、ほとんど炭水化物を摂らない私ですが、このリゾットは、全く胃がもたれず、おかわりしたいぐらいでした!

そして、何より、"ほぼ"主人の食事制限内で使える食材ばかりなので、安心。(ほぼとは、バターを、控えめですが、出来上がりに風味をつけるために、使っていますが)

食べ終わって、ネットで、他のイチゴのリゾットのレシピを調べましたが、生クリームが入っていたり、イチゴをお米と合わせる時点で加え、煮詰めたりしていますが、私が使ったレシピは、生クリームは入っていないし、イチゴは、お米が柔らかくなって、できあがりに火を止めてから、イチゴを入れて、蒸らすところも、シンプルでフレッシュなので、気に入りました。でも、細かく切るので、イチゴの生っぽい感じはないです。

フリーマガジンに書いてあったレシピをそのまま載せますね。

ちなみに、野菜のブロードは準備する時間がなかったので、私は、バターでなく、最初オリーブオイル少し加え、水、あとは、スプマンテもなかったので、料理用の白ワインでお米を茹でましたが、十分美味しかった!次回は、ちゃんとスプマンテで作ってみます。
もっと美味しいはず!

イチゴのリゾット

材料

- リゾット用のお米(ヴィアローネ ナーノやカルナローリ) 300g
- イチゴ 250 g
- エシャロット(小) 1つ
- スプマンテ、又はプロセッコ 200ml
- 野菜のブロード
- パルミジャーノレッジャーノ 40g
- バター 50 g
- 塩こしょう

レシピ

1. イチゴをよく洗い、ペーパータオルで水気をとる。4−5個、飾り用に大きめに切っておく。残りのイチゴを細かくみじん切りにする。エシャロットをみじん切りにして、鍋にいれ30gのバターと共に2−3分弱火で、炒める。火を強め、お米を加え、1−2分炒める。

2. ワインを加え、完全にアルコール分を飛ばし、温めたブロードをおたま2杯入れまぜ、更に1杯ずつ加えながら、お米をひたすら、アルデンテになるまでかき混ぜる。ある程度水っ気があるぐらい、あまりドライな感じにならないぐらい。(日本でのイメージ的には、お米はアルデンテだけど、見た目はおかゆみたいな感じ。所要時間16−18分。お米の種類によるので、お米の箱に書いてある茹で時間を参考にする)

3. ここから、素早く!火を消し、イチゴ、塩、胡椒、冷たいバター、パルミジャーノを加え、よく混ぜ、蓋をして1分蒸らす。

4. お皿にリゾット、そして残しておいたイチゴで飾り付けをして、できあがり!

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2017年3月27日月曜日

ローマ風アーティチョーク - Carciofi alla romana -


秋から春にかけてが旬の、アーティチョーク。

パスクア(イースター)まで、美味しく食べれます。

季節がら、クリスマス、そしてイースターなどのお祝いの食事にも使える食材。

でも、クリスマスというよりは、イースターに使うことが多いかも。

もちろん、普段の食卓にも。

我が家では、このローマ風アーティチョークのほかに、フリッタータ(オムレツ)に入れたり、トルタサラータに入れたりもします。

アーティチョークのフリッタータhttp://milanoamici.blogspot.it/2016/10/frittata-con-i-carciofi.html

この、ローマ風アーティチョークは、ミラノに住む叔母から、教わりました。

唯一教えてくれた、メニュー。

イタリア人っていうと、みんなお料理が上手なイメージがあるけど、実はそうでもなく。

それか、もしかしたら、私の周りだけが、料理嫌いと下手なイタリア人が揃っているだけなのかもしれないけど。笑

義母は、とても料理上手だったらしいのですが、主人と出会う前に他界しているので、残念ながら教わることができず。義父側の主人の祖父は、ウンブリアで、パン屋をしていて、実際にパンやパスタを手作りしていたので、お料理上手だったらしく。そして、祖母も。しかし、息子の義父、そして2人の娘(主人の叔母)は、食べること専門で、実際の料理は、まったくダメ。

せっかく、イタリアにいながら、身近にお料理のレシピを教えてもらえないのが、残念ですが、このローマ風アーティチョークだけは、叔母から伝授いたしました。



レシピ

1. アーティチョークは、下準備が面倒。周りの葉をとり、ガク片も外側の緑の部分を剥きます。(アーティチョークと茎がつながる部分は、とても美味しいので、あまり剥きすぎないこと)
そして、茎の部分も美味しいので、皮を剥き、5センチぐらいの食べやすい長さに切る。

2. そして、レモン汁を入れた、水に入れます。

ここまでやっておけば、あとは、簡単。(時間に余裕があるときは、前もって下準備だけしておいて、数時間、レモン汁につけておいても大丈夫)

3. そして、ニンニク、パセリをみじん切りにして、パン粉、オリーブオイル、塩こしょうを加え、混ぜ合わせます。

3をアーティチョークの中心部に入れて、茎も、茎の周りに、3を混ぜ合わせ、小鍋に並べ、水を加え、塩を少々加え、茹で煮します。

4. 最初は、少々強火で。沸騰してきたら、火を弱め、20分ほどで、できあがり!

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2017年3月25日土曜日

おうちでパスタ - Cacio e pepe



予報が外れ、今日は晴天。

まるで、パーパフランチェスコ(ローマ法王)が、太陽の光をもたらしたかのようです。

午前中、近所のスーパーへ行きました。

我が家は、モンツァとレッコの間にありますが、家の前にも、警察が、たくさんいて、警備。

ランチに、カーチョ エ ペペ。

ローマの郷土料理です。

作り方は、至って簡単。

美味しい、パスタと美味しいペコリーノロマーノ、そして、胡椒さえあれば、本格的なカーチョ エ ペペができます。

クラシカルに食べるには、スパゲッティーを使いますが、その辺は、お好みで。

私たちは、リガトーニで食べました。

参考にした、レシピ。

材料
パスタ 320g
ペコリーノロマーノ 160g

胡椒

1. パスタを茹でるお湯をわかす。

2. ボールにペコリーノを削り粉状にする。

3. お湯に、塩を入れ、パスタを茹でる。

4. ペコリーノが入ったボールに、パスタを茹でているお湯をお玉一杯いれる。

5. 泡立て器で、混ぜ、ペコリーノを溶かし、クリーム状にする。

6. 胡椒を加える。

7. パスタが茹で上がったら、パスタをボールに加え、ペコリーノのソースと混ぜ合わす。
 (注意。パスタをお湯から上げる際に、パスタのお湯は捨てないこと)

8. 絡み具合を見て、もし、水分が足りないようなら、パスタのお湯を、少しずつ加える。
もしくは、逆に、水分が多すぎる場合は、ペコリーノを加える。

9. お好みで、胡椒を加え、できあがり!

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2017年2月21日火曜日

りんごのケーキ - torta di mele -

そういえば。

数日前に、Onigiri、食べました!(参照: http://milanoamici.blogspot.it/2017/01/blog-post_30.html

あまりにも空腹のときに買ったので、写真を取り忘れましたが。

外側は、プラスチックの入れ物に入っていて、開けると、日本のコンビニおにぎりのように、真ん中、そして、両脇から、引っ張って開けるようになっていて、開けると、パリパリの海苔!そこまでは、いかにも、恋しい日本のコンビニおにぎりのようなんですが。。

味が。。

お米が、多分、酢飯。。

美味しいとは言えない味で、とても残念な、Onigiri。。

話しを変え。


先週末は、土曜、日曜と、続けて、りんごのケーキを作りました。

これが、本当に美味しいんです!

そして、簡単。

イタリアで、司会者や女優として有名な、Alessia Marcuzziのブログで紹介していた、レシピ。

イタリア語ができる方は、直接、こちらにて。http://www.lapinella.com/2017/02/17/la-torta-di-mele-di-cinzia/

忘れないうちに、次回段取りよく作るために、書き留めておきます。

材料
小麦粉 150g
バター 150g
砂糖 150g
リンゴ(ゴールデン)2キロ
卵 2個
レモン汁 2個分
バニリーナ 1袋 (粉末バニラ)
ベーキングパウダー 1袋
パン粉 (イタリアの、微粒子のもの)
粉砂糖

型は、直径30センチ。

作り方

1. 型にバターを塗っておく。

2. まずは、小鍋にバターを入れ、弱火にかけ、溶かす。そして、砂糖も加え、更に溶かす。

3. リンゴの皮を剥き、ひたすら薄切りにし、大きめのボールに入れる。(薄く切った55枚は、後で、飾り付けの為に必要なので、残し、分けておく)

4. リンゴが入ったボールの中に、卵をそのまま割って入れる。

5. 更に、レモン汁も加える。

6. バニリーナも加える。

7. 溶けたバター砂糖も加え、ゴムベラで、よくかき混ぜる。

8. ふるった小麦粉、そして、ベーキングパウダーを加え、更によくかき混ぜる。

9. バターを塗った型の底面、脇全体に、パン粉をまぶし、敷き詰める。

10. 8を型に入れ、上に、残しておいたリンゴの薄切りを飾りつけする。

11. 200°に温めておいたオーブンに入れ、約1時間、こんがりと色がついたら、オーブンから出す。

12. 粉砂糖をふりかけ、できあがり!

下に敷くパン粉が、とても良い感じに仕上げてくれます。

私は、直径20センチの型で作り、1日で、ワンコ達も含め、食べつくし、2日連続で、作ってしまいました。

イタリアのパン粉があればベストですが、日本のパン粉でも、更に、細かくすれば、作れるのかと思います。

イタリアのパン粉。揚げものをするにしても、微粒子な分、日本の揚げ物ほど、重たくならないので、使いやすいです。

イタリアに来られる際に、買ってみるのも、おもしろいかも。

とにかく、この、りんごのケーキは、オススメ!



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2017年2月15日水曜日

ガトーショコラ


ときどき、フランスの、バターたっぷりのケーキが、無性に食べたくなります。

ミラノ、モンツァにも、何軒か、美味しいパティスリーがありますが、ちょうど昨日は、バレンタインデーだったので、ガトーショコラを作りました。

初めて、作りました。

日本にいるときとは違い、ここにいると、何でも自分で作りたくなる。。

ガトーショコラというと、都内で働いていた頃、フレンチレストランのデザートで、食べたのを思い出します。(あの頃は、自分が、イタリアに住んで、イタリアで、ガトーショコラ作るなんて、思いもしなかったけど)

フレンチ。

都内にいた頃は、頻繁とまではいかなくても、時々、行っていました。

特に、赤坂に、美味しく、質の高い、そして、値段の手頃な、ビストロがあって、よく行っていました。ランチ、そしてディナーでも。すごくわかりにくい場所にある、小さなお店でしたが、とにかく、安くて、美味しくて。その頃が、懐かしくなったり。あるとき、いつものように、友人とディナーで店に行ったら、閉鎖していて、とてもショックを受けたことも思い出します。

まず、レシピ。

数日前からネット検索し出し。いつも、新しいレシピを探すときは、とにかくシンプルな材料、そしてできるだけ簡単な手順を基準に探します。そして、もちろん美味しく。

それで、行き当たったのが、中村江里子さんのレシピ。http://ameblo.jp/nakamura-eriko/entry-12237019301.html

砂糖の量は、我が家では、更に少なめ(170g)にしました。
それはそれで、少し、苦みがある感じで、美味しくできましたが、次回は、200gぐらいでもいいかも。

バレンタインは、昨日火曜日。
月曜の夜に、作りました。


作り始め、冷蔵庫から、卵やバター、材料を出したところで、すぐに、"お菓子作り!"とわかる、スカール。作っている私の脇で、おとなしく、"良い子アピール"をします。

オーブンで焼いている間、本当に美味しい、チョコレートとバターの匂いが、家中にして、結局、誘惑に負け、夜中、日付が変わって、14日になったところで、一切れずつ、味見。ワンコも。(犬には、チョコレート良くないのですが、たまーに、あげてしまっています。)

2日目、そして3日目の今日のほうが、出来立てより、美味しいです!

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2017年1月24日火曜日

リクイリッツィアのジェラート - il gelato alla liquirizia -


リクイリッツィア。(Liquirizia)
日本語だと、スペイン甘草、リコリス。

イタリアでは、とてもポピュラーで、キャンディーやグミで気軽に食べます。
そして、100%そのままで食べる人もいます。

身体に良いとのことで、血糖値も下げたり、胃腸、肝臓にもよく、便秘にもいいらしい。
そして、低血圧にも良いとのこと。血圧をあげる作用があるらしいから、逆に高血圧の人には注意。

主人も、このリクイリッツィア、大好き。そのままピュアーなものを食べてます。

味はというと、苦い。
最近、私もたまに食べたくなってしまうけど。

このリクイリッツィアを使ってのジェラート。とてもイタリアンかと思います。
ジェラートには、牛乳、生クリームも入っているから、リクイリッツィアの苦みがちょうど良く、スッキリと食べれて美味しいです。
(それでも、あまり日本人好みの味ではないと思うけど、イタリア人には受けます。)

このジェラートもリピートになりそうなので、レシピを自分の記録のためにも載せておきます。

材料
生クリーム 300g
牛乳 300g
砂糖 150g (レシピの150gより若干少なめに。確か140gで作ってちょうどよかった。)
リクイリッツィア 30g(まずひたすら砕いて、パウダー状にするのが、砕く機械がなく、ビニールに入れて、肉たたきで砕いたけど、なかなか砕けず、半分以上は、パウダー状、そして残りのかけらも液体に加え、あとで漉した。)

レシピ
1. リクイリッツィアを砕きパウダー状にする。

2. 牛乳とリクイリッツィアを小鍋にいれ、弱火で、スプーンでかき混ぜリクイリッツィアを溶かす。

3. 溶かしたら、火から離し、完全に冷ます。

4. 生クリームと砂糖を加える。

5. ジェラートマシーンに入れ、40分。

6. 1−2時間、冷凍庫で休ませる。

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おうちでシャーベット - il sorbetto di caffè -


週末に、更に、2つの種類のジェラートを作りました。

まずは、コーヒーのシャーベット。(生クリームで、シャーベットが見えないけど。。)
これも美味しいです。
手作りで作るのは、どの味も美味しい。ジェラテリアで食べるより美味しいです。

ジェラートがあると、家に人が集まります。笑

ジェラートは、イタリアの文化でもあり、子供から大人、お年寄り、誰もが大好き。

日本のジェラート、アイスクリーム文化とは、また違います。

特に夏になれば、必ずジェラート。

スーパーのジェラート売り場では、子供も大人も真剣に選んでいます。

(先日、ボローニャでカルピジャーニのジェラートミュージアム、マスタークラスで習ったところ、スーパーで売られているようなのは、ジェラートではなく、アイスクリームとのこと。それは、添加物など入っているから。ジェラートの定義は、自然なものだけで、手作りで作られたものとのこと。でも、一般的には、イタリア語で、スーパーで売られているのもジェラートと呼びますけどね!)

そして、ジェラテリアは、夜遅くまで、たくさんの人で一杯。

冬には、ジェラートだけでなく、ホットチョコレートや、クレープを売るジェラテリアも多いです。でも、クレープは、色々試したけど、やはり、フランスで食べるほうが美味しい。

ジェラートは、身体に良いとも言われています。

風邪に効くとか、頭痛に効くとか、筋肉痛に効果があるとか。

本当かどうかはわかりませんが、信じていたほうが、更に美味しく食べれる気がします!

コーヒーのシャーベット

コーヒー 250g
砂糖 160g (レシピでは、350gだったところを、あまりにも多すぎるから、160にしても、甘さが感じられた。特別甘すぎず、不快感はなかったけど、次回は、140gでトライするつもり)
水 450g
生クリーム 150g

1. まずは、モカでコーヒーを準備。
2. 鍋に、水、コーヒー、砂糖を加え、中火で、泡立て器で混ぜる。
3. 沸騰し始めたら火を消し、生クリームを加え、更に泡立て器で混ぜる。
4. 冷ます。
5. ジェラートマシーンへ入れて、40分。
6. 冷凍庫に1−2時間冷やす。

お皿に盛るときには、もちろん生クリームも添えて。

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2017年1月21日土曜日

手作りジェラート - Stracciatella -



昨日、病院で、1人のときに、泣き、その後、家に帰って、何かをしていないと、自分自身が崩れてしまいそうだったので、数日前に、到着した、ジェラートマシーン(gelatiera)で、ストラッチャテッラを作りました。

ストラッチャテッラとは、パンナ(生クリーム)、牛乳がたっぷり入っていて、チョコのかけらを混ぜたジェラート。

主人の大好物。

主人は、病院から家に帰り、あまりにも落胆していて、ずっと寝ていたので、その間に、こっそり、作りました。

私は、こういうときは、手を動かして、何かを作っていないと落ち着かない性格でもあり、ジェラートマシーンが良い友達となっています。
手を動かし、っていうのは、大げさでしょうが。
材料さえ準備しちゃえば、あとは、マシーンが、ジェラートを作ってくれちゃうから。

ジェラート作り、とても楽しいです。

そして、美味しい!

気持ちを上げるためには、やっぱり、ジェラート。

記録のために、材料だけ書いておきます。

生クリーム 170g
牛乳 370g
砂糖 140g (気持ち控えめに130gにしたら、甘さがちょうどよかったです)
バニラ 1
チョコレート 40g

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2016年11月9日水曜日

カボチャとベーコンのパスタと今年のオリーブオイル事情 - pasta con zucca e pancetta


朝起きて。

トランプ氏が、アメリカ大統領選において、勝利したとのこと。
イタリアでも朝から大騒ぎです。
テレビのニュース番組のタイトルは、どの番組も"アメリカショック!"みたいな。
そんな中、イタリアの政治家、サルビーニが喜びのインタービューをしていたり。
企業家であるトランプ氏。
そういう意味では、ベルルスコーニみたい。
とにかく、今後の政治、経済、国際問題の動向に目が離せません。

さて、アメリカのニュースで、イタリアも大騒ぎの中、中央イタリアの余震は、まだまだ続いているみたいで、現地の人々は、とても怖く、不安な思いをしていることかと思います。寒さもありますし。お年寄りも多いことでしょうし。

私たちが2週間前にエルバに行っていた連休、ミラノの義弟夫婦と叔母、義父の住むウンブリアへ。ちょうど、カンナーラでも揺れを感じる地震があったあとだったのと、せっかくの連休、わざわざ行っても、義父のことで嫌な思いをするだけだから、行かないほうがいい!なんて私たちが言っていたにも関わらず、彼らは、ウンブリアへ。義弟は、毎日、義父の家着いて、帰る日まで、あらゆることで喧嘩。叔母曰く、"ヴァッファンクーロ"(英語でいうFxxx yxxのような言葉)をあらゆるソースを使って義父に言っていたと、とてもイタリア語的な言い回しで言っていました。

ウンブリアのオリーブオイル、ミラノまで私たちの分も持ってきてくれました。
しかし、今回のオリーブオイル、今年採取されたオリーブオイルではなく。
ニュースや新聞でも騒がれていましたが、今年のオリーブ、ハエの影響で、ほぼ全滅。
なので、今年の絞り立てのオイルでなく、去年のオリーブオイルを購入。
義父、去年のオリーブオイルの缶、1缶5リットルのを、今回、30缶も買ったらしく。
30缶も買って、どうするんでしょうか。。
うちは、4缶。去年のオイルであり、そして知り合いを通して、1缶、40ユーロで購入しました。

昨日、カボチャソースとパンチェッタ(ベーコン代用可)のパスタを作りました。

とても美味しかったです。

レシピは簡単。

基本的に、カボチャのポタージュを作る要領。

レシピ

1. みじん切りにした、タマネギ、人参、セロリを炒め、小さく切ったカボチャを加え、さらっと炒め続け、水を加え、カボチャが柔らかくなるまで煮る。

2. 火をとめ、ハンドミキサーでなめらかにする。

3. 好みで少量の牛乳を加える。

4. 味付けは、塩こしょう、もしくはペペロンチーノ。
我が家は、塩抜き、ペペロンチーノのみ。
ちなみに、カボチャとペペロンチーノの辛み、合います。

5. 別の鍋に、ニンニクとオリーブオイルを熱し、ニンニクの香りが出たら、パンチェッタを一緒に炒める。

6. 次に、カボチャソースを、パスタの量に合わせて、加え、煮る。

7. 最後に、茹で上がったパスタに加え、できあがり。

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2016年10月26日水曜日

ヘルシー4種類の麦入りリゾットとヘルシー茄子のパルミジャーナ

来週火曜日、11月1日は祝日です。

Tutti i santi(諸聖人の日)となります。

そして、翌日の2日は、祝日ではないのですが、Giorno dei morti。

死者の日。

多くの人々が、亡くなった親族や友人を思い、お墓参りをします。

私たちは、この休日を利用し、小旅行へ。

いつものパターンの、ドタキャン!なんてことがなければいいのですが。

昨日のヘルシー夕食メニュー。

お米の他に4種類の麦が入ったリゾット。



美味しいです。

お米(Riso)の他に、小麦(Grano)、スペルト小麦(Farro)、オオムギ(Orzo)、からす麦(Avena)が入っています。

食物繊維たくさんで、身体によく、お米だけでないから、お腹にもたれません。

最近、健康ブームのイタリアでも流行っている食材の1つです。

そして、セコンドは、ヘルシー茄子のパルミジャーナ。


なぜ、ヘルシーかと言うと。

茄子のパルミジャーナは、元々シチリアなど南部のお料理。

"本来"は、下処理した茄子を揚げ、油を吸い取り、ラザニアを作るときのように、茄子、トマトソース、モッツァレラ、パルミジャーノを重ね、オーブンで焼きます。

とても美味です。

でも、揚げ物は、身体のために、できるだけ避けているので、我が家では、揚げずに、茄子をグリルします。



そして、トマトソースに使うオリーブオイルも少なめに、パルミジャーノはいれず、モッツァレラのみ。


それでも、美味しくできます。

重たくなく、茄子のうまみがしっかり味わえる仕上がりになります。





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2016年10月25日火曜日

季節はずれの食卓

大分、寒くなってきました。

ここ数日雨も降っていて、どんよりとした天気が続いています。

この季節ならでは。

ちなみに、南、シチリアでは、30°あるとか、昨日ニュースでやっていました。

南に行きたい。。

昨夜の夕食。

この季節の夕食は、ミネストラ(野菜スープ)やブロードをほぼ毎日のように食べますが、昨夜は、リゾットが食べたいとのことで、

海老とズッキーニのリゾット。



リゾットは、主人がいつも作ります。

ミラネーゼだからか(?)私が作るより、ずっと美味しくできあがるので。

リゾットが美味しくなるコツ、未だによくわからないのですが、1つ言えるのは、白ワインをたくさん入れます。できあがって、食べるときも、ワインの香りがするぐらいの方が
美味しい。そのワインの量の加減も、ちょうどよく。
ときどき、私がまねして作っても、いまいち。。まだまだ、経験が足りないようです。

セコンドは、季節はずれのアスパラガス。


アスパラガスに、卵、そして、カラスミ、オリーブオイルをふりかけるだけ。

数年前にテレビで見たレシピでは、パルミジャーノものせていました。

仕上がりが、かわいいので、食べる前に、うきうきします。

アスパラガスは、利尿作用もあり、身体にも優しい野菜。

リゾットの色合い、そして、メインのアスパラガスと、春のような色合いになりました。

アスパラガスのリチェッタは、こちら。

http://milanoamici.blogspot.it/2015/06/blog-post_15.html



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2016年10月7日金曜日

ブロッコリーのパスタ - Orecchiette ai broccoli -

朝晩、大分肌寒くなってきました。

今日は、スカールの去勢手術の日。。
昨夜、8時以降は食べれず、水は24時までとのことで、今朝、8時20分に、動物病院へ。ドットレッサに預け、主人はスカールに申し訳なく、罪悪感を感じ。。私も、手術をするアレンジをドットレッサとしてから、数日前までは、スカールがかわいそうに思い、主人と同じ気持ちでしたが。。
既に、プーパを妊娠させていること、そしていずれベアの生理が始まることを考えると、やはり仕方ない、やむ負えない決断かと思います。
夕方には、家に連れて帰ってこれるので、今夜は、スカールの大好物のウインナーやチーズを準備しておこうと思います。


昨夜は、ブロッコリーのパスタを作りました。パスタは、耳たぶの形をした、オレッキエッテを使います。(耳=orecchioオレッキオ)


南イタリア、プーリア州の郷土料理です。
クラシカルなレシピでの材料は、ブロッコリー、もちろんオリーブオイルの他に、アンチョビ、ペコリーノ、ペペロンチーノを使いますが、我が家で、主人と2人での食事のときは、健康のことを考え、ペコリーノは使いません。友人たちとの食事の場合は、ペコリーノでなく、私の好みでパルミジャーノで代用しています。又、ペペロンチーノでなく、胡椒を使っています。そして、普段、私は、健康のために、パスタを茹でるお湯に塩を使わないので、アンチョビの量を少し多めにしています。
あと、最初にニンニクでオリーブオイルに香りを出すときも、ニンニクはお好みかと思います。ニンニク好きの人は、みじん切りをしてもよいでしょうし、もしくは、潰したニンニクを入れてもいいかと思います。我が家は、あまりニンニクが好きではなく、香りがほのかに残る程度が好みなので、ニンニクは潰さずに、1かけらを丸ごと、オリーブオイルと共に熱し、香りをつけ、そして、その後適当なタイミングで、取り除きます。

料理は、それぞれの健康、そしてお好みに合わせて、アレンジ。
オリジナルで、美味しく食べるのが一番かと思います!

レシピ

1. ブロッコリーを洗い、適当な大きさに切る。

2. パスタを茹でるお湯を鍋に沸かす。

3. もう1つのお鍋に、オリーブオイル、ニンニクを入れ、香りをつけ、(ペペロンチーノを入れる場合は、このタイミングで)アンチョビも投入し、アンチョビをオイルに溶かす。

4. 2のお湯が沸いたら、ブロッコリーを入れ、ブロッコリーを10分程茹でる。

5. 10分後、パスタを同じお鍋に入れる。

6. 3の鍋に、パスタを茹でてるお湯をスプーン2−3杯(オイルの量による)入れ、オイルと混ぜ、パスタソースとする。

7. パスタが茹で終わったら、ブロッコリーと共に、ザルで水切りをし、6に投入し、混ぜる。

8. チーズを入れる場合は、このタイミングで、火を消してから混ぜ合わせる。

9. お好みで、塩こしょうをして、できあがり。

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2016年10月5日水曜日

オリーブオイルを待ちながら

オリーブオイルの予約、注文の季節になりました。

大体、11月末ぐらいにできあがるオリーブオイル。

もちろん、私たちは、ウンブリアの知り合いのところで作るオリーブオイル。

今年は、3缶(1缶5リットル。参照http://milanoamici.blogspot.it/2016/03/blog-post_81.html)を注文予定。

数年前のオイルは、辛く苦く、調理用に使うならともかく、サラダなどにそのまま生で食すには、強過ぎました。

今、我が家で食す去年のオリーブオイルは、嫌な苦みがなく、上品な味。

オリーブオイルもその年によって違います。

今年のオリーブオイル、どのように仕上がるのか、今から楽しみです。

話しはまったく違いますが、昨日、チーズケーキを作りました。約20年振り。



フィラデルフィアを使って、シンプルケーキ。パッケージに掲載されているレシピです。

ケーキを作り出すと、すぐにキッチンにやってくる、この子達。

スカール。



そしてプーパ。



ベアは、まだ子供だからか、ケーキを作る様子、香りはわからず、寝ていました。

出来上がったケーキは、写真を撮る暇もなく、あっという間になくなりました。

バターは入っていないけど、フィラデルフィアを1つ丸ごと、そして砂糖に、生クリーム。ダイエット中には作ってはいけないケーキです。

チーズケーキ

材料
フィラデルフィアチーズ 250g
砂糖 60g
卵 2個
生クリーム 150ml
レモン汁 大さじ 1
薄力粉 25g

レシピ
1 フィラデルフィアチーズを室温に戻しておく。

2 オーブンを180°に余熱しておきます。

3 ボウルにフィラデルフィアと砂糖を入れ、泡立て器でよく練り、なめらかになったら、卵、クリーム、レモン汁、薄力粉の順に入れ、その都度よく混ぜます。

4 3の生地を万能こし器やざるなどでこします。

5 オーブンペーパーを敷いた型に、4を入れ、180°に温めたオーブンに入れ、約35分。竹串をさして、生地がつかなくなれば、オーブンから出す。

6 粗熱を取って、型から外し、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。


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