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2017年1月31日火曜日

ベアとJ-AXの応援




こんなときは、ベア!

明日、10ヶ月を迎えます。

今朝から、普段以上に主人の具合が良くなく。

普段以上に、気持ちが落ちます。

至急、やらないといけない主人の検査、早い時期の予約が取れず、ミラノの叔母たちも手伝ってくれていて、ミラノやセストの病院をあたっています。。

ついていない、アンラッキー、イタリア語だと、スフォルトゥナート。

なかなか、健康状態が落ち着かず、落ち着いたと思いきや、新たな問題が見つかる、というこの嫌なサイクルから、中々脱せず。

こんな私たちの状態のことを、スフォルトゥナートと、よく言われます。

主人も自分たちは、スフォルトゥナートと言います。

私自身は、この言葉にピンと来ず。

それは、今までのスフォルトゥナートをフォルトゥナ−トに変えられると信じているから。

というか、信じることを諦めていないから、と言ったほうが正しいかも。

私たちが付き合い始めてから、健康問題以外でも、ドラマチックなことが、たくさん起こり、中々、平穏で平凡な生活が送れず。

中間がないというか。

以前は、本当にリッチな生活でした。

以前は、毎週末、パリなどへ海外旅行に行くぐらい。愛車は、数台のポルシェから始まり、その他高級車。今でも以前のような生活をしていたら、きっとブログは始めていなかったでしょう!

すべてがうまく行っていたのが、ある事をきっかけに、歯車が崩れました。

それも、原因は嫉妬から。

私たちの生活、仕事を妬んだ、身近にいた人が、主人を落しいれたのです。

物事がうまく行って、リッチな生活をしている頃は、友人(と言うべきかわかりませんが)、知り合いが増えます。みんな、まるで親友かのように接します。

更に、誰に対しても寛大な主人、仕事ができ、当時すべてのビジネスを成功させ、そしてお金儲けも好きだったけど、それほどお金に執着のなかった主人を利用する人々が、99,9%。

その後、すべてを失った私たちに、以前リッチ時代にいた取り巻きの人間達は、ほぼ全員姿を消しました。

当たり前だけど、裕福だったときは、本当にすべてが楽でした。

でも、ここ4−5年、生活が以前に比べれば落ち、裕福だったときの"楽"さは、ありませんが、あのときに戻りたいとは思いません。
失ったものは、たくさんあるけれど、健康以外では、取り戻したいと思うものは、1つもありません。
それよりも、"人間とお金の関係"を通して、学んだことが、本当に多いです。
本当に貴重な経験となりました。
もしかしたら、経験しないと理解しづらいことかと思いますが。
ただ、孤独、空虚感、そして悔しさを感じることも、正直あります。

そんなときに癒してくれるのが。

主人の亡くなった息子のマテオが大ファンだったJ-AX。(参照http://milanoamici.blogspot.it/2016/10/blog-post_22.html

基本、J-AXの曲は、マテオを思い出すと共に、私たちに元気を与えてくれます。

そして、その中で、INTROという曲。
https://www.youtube.com/watch?v=hax5MhyOSFg

彼自身、有名になり、仕事のパートナーたちに騙され、天国から地獄に落ちるような経験を数年前していて、そのときのこと、気持ちを描写しつつ、前向きに、這い上がり、マイナスゼロからの出発を歌った曲。
正に、私たちのこと(というか主人のこと)を歌っていて、応援歌。
何度聴いても飽きない。
そして、Duomoから始まり、何気ないミラノの町を一歩一歩、強く歩く、このビデオ、気に入っています。

この曲を聴くと、今までのこと、そして今のこと、自分たち自身のことなど、一気に色々考え、涙が出るとともに、癒され、頑張らないとと思えます。

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2017年1月13日金曜日

グルメなベア



最近のベア。

ドッグフードを食べてくれません。

食欲がないわけでなく。

私たちの食卓に、自分のごはんもなんで食べられないのかと、勘違いしています。

私が料理をしていると、すぐに寄って来て、できあがるのを待っているベア。

鼻がとても敏感で、私たちのごはんの美味しい匂いが、わかるんです。

動物病院の先生からは、ドッグフードを食べさせるように言われています。

今、まだまだ子供で、大事な時期。

今、ドッグフードをしっかり食べさせて、躾けておかないと、後々大変になります。

しかも、チワワならまだしも、フレンチマスティフ。大型犬。。食べる量が違う。

今までは庭でエサをあげていましたが、まったく食べず、ベアのごはんを、鳥達や、猫が食べにやってきます。

以前、他にも大型犬を飼っていましたが、食にたいして、こんなに人間みたいなこだわりがある犬は、初めて。

ウィンナーやチーズと、ドッグフードを混ぜて、以前は食べていたのに、最近は、わがままがエスカレートして、それすら食べてくれず。

お腹が空けば、嫌でも食べるかと、放っておいたのですが、本当に頑固なベア。

全く食べないんです!

朝のビスコットも、犬用のビスコットをあげていましたが、人間用のビスコットの味を覚えてしまい。以前は、犬用のビスコットが、大好物だったのが、最近では、仕方なく食べている始末。

ベアに甘ーい主人が、昨日は、牛肉の細切れを買ってきて、ワインとトマトソースで煮込み、ベアのために作り、それを私たちもお裾分けしてもらった感じのランチとなりました。

もちろん、プーパやスカールも、喜んで、食べます。

キッチンに美味しい匂いが漂うと、首を45°上に上げ、クンクンと匂いをたどり、ウロウロするベア。

数日前、ペットショップに行くと、私たちのように大型犬を飼う人が、店員に、"ドッグフードを食べてくれない!"と相談していました。で、店員は、"大型犬は、ドッグフードだけでは満足しない。肉類をまぜて与えるべき"と。

正しいのか、どうかわからないけど。

他の犬たちも、もちろん、私たちが食べるものが大好き。

でも、時と場合をわきまえているというか。

週末なんかは、ワンコたちにも、ドッグフードだけでないものを作ったり、友人や親戚が家に来て食事するときの、生ハムやら、お肉、チーズ、ワンコたちにも食べさせ、喜ばせていますが、普段は、ドッグフード。

ベアについては、近いうち、動物病院の先生に相談してみるつもり。

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2016年12月13日火曜日

クリスマスツリー待ち

このクリスマス時期に食べるパンドーロ。

うちは、パネトーネよりパンドーロ派


朝食に、ベアが、かぶりついています。

昨日、主人が退院し、今日からまた日常が戻っています。

そして、ようやく、クリスマス気分になりつつあります。

とはいえ、Amazonで注文したクリスマスツリーが、昨日配達されていたのが、1日病院で不在だったため、持ち帰られ。今日は、1日家にいて、ツリー待ちです。

編み物をしながら。

この冬の趣味。

編み物は、簡単なものしか編めないけど、冬になると、たまにやりたくなります。

たまに、なので、全く上達しませんが。。


We are knitters (http://www.weareknitters.it) というオンラインで買える編み物キット。
注文してから、届くまで、早かった!Amazon並でした。
オススメです!
でも、今みたら、日本からは買えないみたい。。

ちなみに、このビデオがとってもかわいくて、何度も見てしまいました!https://www.youtube.com/watch?v=MiT1Kkrs8NA

数週間前に既に編み始めて、その後、仕事やら病院通いなどで、ずっと放ったらかしにしていましたが、今日からクリスマスに向けて、一気に仕上げてしまおうと思っています。

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2016年11月24日木曜日

最近のベア

数日前に主人が退院し、毎日病院での検査やら診察のアポなど、色々とストレスが溜まる中も、少しずつ、日常が取り戻されつつあるようで、ブログも再開しようかと思ったら、普段のようにPCから書こうとしたら、何かが変わり、入力ができず。

でも、iPadは、普通に入力できるみたい。

最近のベア。

8ヶ月を迎えようとしているベア、わんぱく盛り。
庭のあらゆるものを壊してます。。
植物はもちろん、電線のコードもかじり、エアコンモーター装置が繋がっている管も齧りはじめています。。
家の中では、人間が使うソファーを独り占め。
ちなみに、寝室の扉も開けっぱなしにしておけば、ベッドに寝てます。

とにかく、ベアのしつけに必死な私。



今までは、午後のひととき、ベアにソファーをとられていましたが。

最近では。


しつけは、忍耐との闘いでもあります。


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2016年9月28日水曜日

マクドナルドデビュー

先日、義父がマルティーノと共に、ウンブリアに帰りました。

運転できるぐらいまで元気になった義父、1人で、ミラノ〜ウンブリア間、500キロを
運転して、無事帰りました。

しかし、問題は、その後。

どうも、家に到着する前に、地元のワイナリーに立ち寄り、ワイン購入。

もちろん、ミラノの私たちや親戚には、ワインを飲んだとは言いませんが。
昨夜、家の階段から落ちたらしく、また、昼、叔母が電話すると、口が回っていなかったらしく。そして、主人が昼時に電話しても、主人の電話には出ず。

やはり、今回、たくさんの嘘、本人なりの理由を作り、ウンブリアに急に帰ったのは、ワイン飲みたいだけの理由でした。

今回の同居の結論。

"それぞれが、自分自身の家にいるべき。"= 同居は無理。

さて、話しは代わり。

先週土曜日に、ベアとプーパを連れて、動物病院へ。
今回の目的はいくつかあり。

プーパもですが、ベアは、動物病院に着くと、病院に入りたがらず。



待合室でも。


椅子の下に隠れ。自分は小さなネズミでもなったかのように、主人の足元の後ろに隠れ。


そして、私たちの番になり、診察室へ。

まずは、プーパのお腹にある、おできを診てもらいました。
プーパが出産時に、除去したはずのおできが、またできたので、診てもらったのですが、脂肪の塊とのことで、何の心配もないとのこと。
一安心です。
ただ、体重を測ってもらい、ほぼ、妊婦(犬)時の体重、2,6キロにまでなっていて、ダイエットをするように言われてしまいました。また、胴体が太りすぎて、胴体のラインがなく、長方形で、"タボリーノ"(小さいテーブル)と呼ばれてしまいました。

そして、ベアは、ただ体重測定のみ。



体重測定も嫌がり、体重計に乗っけるのも一苦労。

ほぼ6ヶ月に近づいたベア。先月の体重測定では、22,1キロだったのが、今回は、31,8キロ。どれだけ成長するんだか。2年は成長期らしいので、まだまだ、成長します。

あとは、スカールの去勢手術の予約。
早かれ遅かれ、ベアの生理はまだ始まると、スカールのことが厄介。
既に、ベアにまとわりつき、まだまだ子供なのに、色々と教え込んでいるスカール。
3年前には、プーパを妊娠させていて、チワワとピンチャーの間にできる仔犬たちは、すぐに新しい飼い主が見つかったけど、出産を含め、すべてのことをベアに置き換えてみると、想像するだけで、ぞっとします。
そして、ベアについては、いずれ、もしかしたら、仔犬を産ませたいとも考えているので、今回、スカールの去勢手術をすることに決めました。
手術は、今週の土曜日。動物病院が開く前、朝早くに、連れて行き、手術の前に、血液検査などするようです。手術はすぐに終わるらしく、その日の夕方には、退院できるとのこと。

病院の後、私たちが向かったのは。

マック!

ベアにとっては、初めてのマクドナルドでした。

マクドナルドもIT化が進み、今までのように、列に並んで、カウンターで注文するのではなく、大きな画面、まるで、巨大iPadのような、タッチパネルで、各自注文します。このシステム、導入して間もないみたいで、店員に手伝ってもらいながら、注文。

マックで、ワンコが大好きな、マックチキンナゲットも大量に買い。

病院の後、マックでほっとするベア。




私たちが注文したポテトやナゲット達がテーブルに運ばれてきても、何がなんだか理解できていない様子で、初めてのマックチキンナゲットも、10秒ほどまずは観察。



そして、食べ始め。


美味しい!とわかると、20ピース入りのナゲット、あっという間になくなっていました。


ちなみに、プーパも同じ。ベアばかりで、プーパの写真がない。。

食後は、もらったマックの無料券で、ソフトクリーム。

このソフトクリーム、とても美味しかったです。

日本のソフトクリームと同じ感じで、普段、イタリアのジェラートばかりだからか、日本が懐かしく感じた一時でした。

半分以上、ベアが食べていたけど。




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2016年9月22日木曜日

兄弟

スカールとマルティーノは兄弟です。

マルティーノは、2008年生まれ。

スカールは、2009年生まれ。

マンマは、元祖プーパ(ピンチャー)。2010年冬に、天国に旅立ちました。

見ての通り、パパは違います。笑

マルティーノ。思いのほか、珍しく、かわいく写りました。



マルティーノは、産まれて、義父の元彼女のポーランド女が仔犬を欲しがり、ウンブリアの義父のところに引き取られました。

スカールは、主人の息子のマテオが突然交通事故で亡くなり、ちょうどお葬式の日に産まれたのが縁で、他の人に譲ることができず、そのまま一緒にいます。


2人とも、超甘えん坊。

スカールに関していえば、女好き。そして、キス魔。
私の友人たち(女性)が、日本から泊まりにくると、ベッドに一緒に入りたがります。
そして、部屋から追い出し、扉を閉めると、扉の前でずっと待っています。

iPhoneを向けて写真を撮るとき、いつもやる、彼なりのポーズ。


マルティーノが義父と共にやってきて、スカールと対面したときは、マルティーノ、相当攻撃的になり、スカールと喧嘩ばかり。

最近かなり落ち着いたけど、それでも、たまに、どうでもいいことで喧嘩してます。

兄弟関係。

人間だけでなく、犬も同じみたい。


この距離感。

兄弟関係を表してるよう。

最近の問題は、ベアを巡り、三角関係。

マルティーノは、いつもベアの後ろにつきまとい。ベアは、まだ5ヶ月の仔犬。発情期までまだ約5ヶ月はあるものの、マルティーノは、ベアにまたがってます。
マルティーノは、ベアの恋人気分。いつもべったり。
ベアとしては、ただのお友達。
そして、基本、ベアに興味がまったくないスカールも、最近では、ベアといちゃつき。スカールは、ただ単に、"やりたい"だけ。
マルティーノとベアはいつも陰で、私たちの目を盗み、こっそりいちゃついていますが、スカールがベアといちゃついているときは、マルティーノが怒りまくり、吠えるので、私としては、わかりやすく。

この状況で、ベアに発情期が来てしまっては、もちろん間違いが起こっては困ります。相当のストレスは、すぐ予測できること。ちなみに、数年前、スカールは、チワワのプーパを妊娠させています。チワワだから、仔犬の引き取り手も簡単に見つかったけど、ベアとスカール、もしくはベアとマルティーノの子なんて、想像しただけでも、気持ち悪い!

ベアは、いずれ、もしかしたら、ちゃんとしたハスバンドを私たちが見つけて、仔犬を産ませることも少し考えているので、今回は、スカールの不妊手術の手配をしようかと思っています。

マルティーノとベア。ベアは、まだまだ子供。



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2016年9月20日火曜日

依存症

朝晩、涼しくなりました。
日中は、気持ちのよい日差しがあり、清々しい秋の陽気です。

日々、日常に追われ、義父と生活することで、年を取ること、そして、義父の依存症についてなど、考えさせられます。そして、私の母を思い出します。

依存症。

義父の依存。
まずは、アルコール。ワイン限定。
食事の際には、ワインがないとダメ。
以前は、毎食、ワイン2本は飲んでいたらしい。
ここ数年は、ワインをスパークリングウオーターで薄め、冷蔵庫で、キンキンに冷やし、毎食、ボトル一本。
そして、今回、私たちとの同居で、我々がネットで見つけた、ノンアルコールスプマンテ。(http://milanoamici.blogspot.it/2016/07/blog-post_12.html
これを、毎食一本ずつ、ここ2ヶ月飲み続けています。
つまり、ここ2ヶ月、義父は本物のワイン、本物のアルコールを口にしていません。
先週一度だけ、アペリティーボで、スプマンテを一杯飲んだきり。
2ヶ月前、義父が、我が家に来た当時は、ワイン、そして、それなりの量の安定剤の服用で、頭もおかしく、声は弱々しく、私の名前も間違って呼んだり、足もふらついていて、見ていられない状態でしたが、このノンアルコールスプマンテのおかげで、元気になりました。とりあえず、このノンアルコールスプマンテで、満足な、義父。
でも、偽物でも、ワインがないと食事ができない義父。

そして、もう1つの依存は。
1人でいられないということ。
人に対する依存。共依存の1つかと思われます。
前回にも書きましたが、この2ヶ月、私と主人の自由な時間、プライベートの時間は、ありません。

それでも、義父の、1人でいられない依存症は、私の母に比べれば、まだまだかわいく。

私の母は、鬱の他に、共依存でもあります。それもかなり深刻です。本人が全く認識していないから、更に問題ですが。
それは、私が、20代後半の頃、始まりました。
私が子供の頃は、美しく、心優しく、そして聡明で、頭の良かった母。
学校で問題があると、すぐに、母に相談し、私の気持ちを一番にわかってくれて、いつも私の味方であった母。
それが、母の弟が交通事故で亡くなり、実家の年老いた両親の世話をする頃から、次第に、ゆっくりでないスピードで、母が狂い出しました。
娘たちがそれぞれ自分の道を行くことを不快に思う母。
娘たちの幸せを喜べない母。
具体的に言うと、私が仕事をすること、友達と会うことなど、すべての行動が気に入らず、朝、家を出る前に、感情的になられ、殴られたこと、何度あることか。
そのときの、痛みは、一生忘れません。
叩かれた痛みは耐えられます。そして、肉体的痛みは、時間が経てば治りますが、叩かれているときの、感情、虚しさ、やるせなさなども含め、心にできた傷は、一生残ります。
父に対しても同じです。
父は、母が狂うのが怖く、母に同調することでしか生きて行けず。
父も、次第に、母の共依存に巻き込まれ、感化され。
父に騙され、会いに行き、暴力を振るわれたこと、一生忘れません。

こうして、あの時代を思い出すこと、書く事には、相当のエネルギーが必要ですが、書きたい気分なので、書きます。
多分、友人も含め、読んでる方々には、理解不能かもしれませんが、ご了承ください。

私は、病んでいる父と母に、楽に、楽しく生きてもらいたく、試行錯誤で、色々な手を尽くしましたが、結局無意味に終わりました。疲れ果てました。私自身、彼らとの戦いに、身も心も疲れ果て、必死で、彼らから逃げました。
歪んだ愛情、本物でない愛情を無理強いされ、私が父と母を思う気持ちをないがしろにされ、途方に暮れ、本物の愛というものがわからなくなっていました。
そんなとき、上智大学のイグナチオ教会に、自然と足が向き、毎週、ガラルダ神父の聖書のクラスで癒され、教会の掲示板で目にした、愛のクラスを受講したこともありました。
そのクラスは、10名近くのクラスで、ほぼ周りの人々は常連の方ばかり。中年のご夫婦や独身女性など。当時、私が一番若かったかと思います。又、イグナチオで結婚式を控えた若いカップルもたまに受講していました。
私が初めて受講した日。
周りは、みんな友人同士なので、私が教室に入ると、少し不思議な空気を感じました。
そして、すぐに、ガラルダ神父が入られ、新メンバーの私の顔を見ると、優しいお声で、"自己紹介お願いします。君はどうしてこのクラスに来たの?"と。ガラルダ神父の暖かい口調、そして、優しい目を見た瞬間に、私、泣き崩れました。大の大人にも関わらず、大泣き。初対面、そして、他の人達の前で。
結局、そのときは、頭もほぼ真っ白で、自己紹介すらろくにできない状態でしたが、周りの方々の温かさに触れ、少しずつ、自分の問題を説明し、そのとき、ガラルダ神父だけでなく、特に、毎週いらしていた、中年のご夫婦には、お世話になり、今でも忘れません。

このイタリアの地で、毎週日曜日にガラルダ神父を思い出します。
毎週日曜、バチカンのローマ法王をテレビで生中継で放送されています。
今のパーパ フランチェスコ(ローマ法皇のことを、イタリア語で、パーパと呼びます)の優しい語り口調、そして、わかりやすく、シンプル、庶民的なところ、ガラルダ神父を思い出さずにはいられません。)

又、当時、ネットで色々と調べ、母の問題が、共依存ということがわかり、父と母に楽に楽しく生きてもらいたいがために、共依存、家族問題専門の、心理カウンセリングにも通いました。その際のカウンセラーの方にも助けられました。父と母のために通い出したカウンセリングが、結局は、私のためとなりました。父と母を変えることは何もできませんでしたが、私自身が間違っていない事、それまで精一杯父と母自身に誠実に対応したこと、そして、私自身は、自由であることを確信することができ、その後、前に進むための強さを、カウンセラーからもらいました。

母は、暴力だけでなく、精神的虐待で、私や妹の自信、心をズタズタにしてきました。

義父の依存は、暴力的なことは全くないので、まだ楽ですが、根本の問題は同じかと思います。

母も義父も、大きな孤独を抱えています。

人はそれぞれ孤独ですが、孤独とどう向き合うか。
生きることをどう楽しむかは、年を重ねるごとに、課題となります。

重たい事をたくさん書いてしまったので、気分を変え。

最近のベア。そして、後ろには、ベアに恋するマルティーノ。いつも、べったり。



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2016年7月4日月曜日

最近の日常


ベア。なぜ、階段の狭いところで寝るんでしょう。

我が家、それなりに大きい家なのに。。

角や壁に胴体を向けて寝るのも好きみたい。

今日は、月曜日。平和で穏やかな1日です。そして、この午後の時間は、犬たちも静か。

週末は、ここ2週間続けて、来客が多く賑やかでした。

昨日は、叔母、従姉妹、従姉妹の子供たちが来て、家で食事。今回は、子供メニューで、ラザニア、そして、マクドナルドで、ポテトやチキンナゲットを買ってきたり、サラミ類やフォカッチャなど簡単に。




調理後は、到着してドタバタなのを予測し、オーブン入れる前に写真を取り。

あとはマフィンも作りました。



そして、久々、義父ネタ。

ネタというか。。昨日、急に、状況が変わり。10日後に、主人がウンブリアに住む義父を迎えに行き、この私たちの家で、同居になりそうです。というか、決まりみたい。
孤独な義父、病気など、緊急のことを考えると、ミラノで介護女性と住むか、私たちのところで一緒に住むのが一番いいのではとは、思っていたけど、こう事が早く進んでしまうと。。

ウンブリアでの同居とは、大分状況が違うけど、それでも、どうなることやら。

本当に、10日後に迎えに行って、そして、一緒に、ここで生活することになるのかも、あまりにも急すぎて、実感ないけど。

それでも、5年ぶりの休暇、今月末に行くつもりだったのを、すべてキャンセル。。。

ベア、そして更に義父。家の中が賑やかになる気配です。

新しいメンバー

新しい子が仲間入りしました。

2週間前から。



名前はベア。数日前にようやく3ヶ月になったばかりの、まだまだ仔犬。

主人が、いつものようにインターネットでブリーダーを探し。
ブリーダーは、ローマにほど近く、ViterboにあるMonterosi。
我が家から、560キロ。
先々週の土曜日の早朝、車でベアを迎えに行ってきました。
お昼頃、到着し、もちろん初対面のブリーダーのご夫妻、マッシモ&モニカにランチをごちそうになり。マッシモが調理担当ですが、とにかく、美味。そして、気さくで、飾りっ気なく、一緒におしゃべりしていて、楽しい人たち。モンツァやミラノの人々とは、全く違い、とてもロマーノな1日を大満喫。こんな美味しいパスタは初めてってぐらいでした。
ペコリーノロマーノをパスタを茹でたお湯でのばし、ソースにし、パスタ、マッケローニに絡め。歯ごたえもあり、ちょうどよいアルデンテ。そして、セコンドは、多分牛肉を小切れにしたのをフライにして、パンナ(生クリーム)で絡めたもの。
これも美味。
ピッツアもとても上手らしく。
次回伺ったときには、調理しているところ、しっかり見てレシピ教えてもらおうっと。

とっても素敵なブリーダーです。



ベアのようなDoug de bordeaux(フレンチマスティフ)の他にAlano (グレード デーン)やシーズーなどを扱っていて、ブリーダーとしてだけでなく、犬も安心して一緒に泊まれる宿泊施設、そして、もちろん犬と一緒に入れるプールもあります。

最初からメスが欲しく、ベアに決めていたのですが、ベアと同じ日に産まれた兄弟のチェーザレもいて、実際に会うと、主人はチェーザレの方が気に入っていたようですが、私は、オスよりメスの方が好みなので、主人を説得し、ベアにしました。モニカからは、チェーザレも一緒に引き取って!と言われたけど、大型犬2匹は大変。。
ベアは、1000ユーロで購入しました。
オスのチェーザレは、1200ユーロとのこと。

ちなみに、今月、グレードデーンの仔犬たちが産まれるそう。
妊婦のAlano Blu(グレードデーン)や他の犬達も見せてくれましたが、Alano Blu、美し過ぎます。更に欲しくなってしまう。。

日帰りで、往復で、1120キロはきつかったけど、ベアとの出会い、そしてマッシモ&モニカとの出会い、充実した1日でした。

http://www.circolocinofiloitaliano.it

Circolo Cinofilo Italiano
Via G. Belloni 33, Monterosi
(VT)

帰りの車中。


化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...