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2016年5月14日土曜日

キノアが入ったごはん

今日のランチで使ったお米は、これ。

キノアが入ったお米。
どのメーカーも、そして、この手のオーガニックなお米は、カロリーはほぼ同じと
スーパーでチェック。

キノアって、一時(今もかしら)セレブやモデルの間で、ダイエット、美容のために流行っていた食材の1つとは知っていたけど、実際食べたのは初めて。
タンパク質が豊富です。
タンパク質制限をしている主人のために、どの程度のタンパク質が入っているか、許容範囲の量かなどチェックをし、大丈夫と確認。豆類ほどタンパク質は多くないとのこと。
そして、このキノア、タンパク質だけでなく、ミネラル、ビタミンが豊富。繊維も豊富で健康に良いだけでなくダイエットにピッタリ。

このキノアが入ったお米を使い、海老、アサリとズッキーニのごはんを作りました。
もちろん、塩は使わず。
そして、オリーブオイルも使わず。
これが、とっても美味。


塩味は、アサリから出るし、オリーブオイルが入っていなくても、大満足。
イタリアのリゾットといえば、塩、オリーブオイルは不可欠なので、私自身も、お米といえば、イタリアのリゾットにすっかり慣れきってしまっていたことに気づき。
考えてみれば、日本のご飯は、塩もオリーブオイルもかけないわけだし、ちょっと日本食に近かったような気がした、今日のランチ。イタリア人的にも日本人的にも大満足なメニュー。

今後、ベガーノなレシピが増えていきそうです。

モーダなダイエット

今週ずっと降り続けていた雨がやみ、穏やかな天気の土曜日。

ランチ前に、いつものように買い出しへ、近所のスーパー、エッセルンガへ。
土曜の朝のスーパーは、混んでいます。
普段は、1人で買い出しに行くところが、今日は主人と共に。
今週から始めたダイエット、fitbitのおかげで、すっかり健康志向になり。
というか、カロリーや栄養素について、マニアックに調べるようになってしまい、
もっぱら、最近の夫婦の会話は、野菜の話しや、栄養素の話しばかり。
周りから見ると、ちょっと狂っているんではと思われるほどかと、感じてます。
凝り出すと、とことん凝るのは、イタリア人独特な気質かなとも思いますが。

いざ、スーパーに着き、まず野菜売り場。
数字人間の主人は、ズッキーニは何カロリーで、低カロリーだから、買うだの、空豆は、カロリーいくつなんだろうと、スマートフォンで調べだし。
そして、すでに今日の夜のメニューまで前日の夜に決め、カロリー計算してあり、
今日の夜のメニューの一部、トマトをショッピングカートに入れたら、
主人、"トマトのパックに、何gのトマトが入ってるか調べたか?ディナーで、トマトサラダに300g使いたいんだ!"と。
私、"これ、900g入ってるから、大丈夫よ"と。

そして、お米売り場。
普段買う、リゾット用のお米ではなく、まずはディスカウントになっていたオーガニック玄米(Riso Integraleリーゾインテグラーレ)、そして、赤米、黒米、そしてお米にキノアが入っているものを、カートに。昨日既に、玄米、黒米は、血糖値があまり上がらないとリサーチ済み。カートに入れる前にも、お米が入っているそれぞれの箱のカロリー、栄養素を調べ。隣で、女性がやはり、私たちのように、黒米や玄米の箱を手に取り、スマートフォンで色々と調べ出していました。

次に、パスタ売り場。
今回の目的は、血糖値があがりにくいと、糖尿患者のために作られたパスタ。一箱2,9ユーロと普通のパスタの倍以上ですが、試しに一箱買ってみる事に。そして、以前もすでに試してある、全粒粉パスタ、そして亜麻の種子(英語でflax seed。イタリア語で、Semi di linoセーミディリーノ)が入ったパスタを購入。

イタリアでは、今健康ブーム。lattosio (英語でlactose。乳糖)フリーやグルテンフリー、たくさんのオーガニック食品があり、個々の志向、健康に合わせて、選択できます。
ベガーノ(ベジタリアン)もかなり増えた話しは、以前お話ししましたが(http://milanoamici.blogspot.it/2016/03/blog-post_31.html)、このベジタリアン、もしくは健康志向、身体のためなのか、それともただの流行のために、こだわっているのかと、また最近、テレビで議論されていました。
我が家は、もちろん健康のため。健康を取り戻すため、そしてゆくゆくは維持していくため。特に、タンパク質制限が最近の課題。卵は、多くても2個まで。牛乳は1日、50mlまで、チーズは、週二回、80g。それも、モッツアレッラかリコッタ。
あとは、豆類は、一切ダメ。
タンパク質制限の他には、塩は1日最大2g。調理では一切塩は使わず、グリッシーニも塩が入っていないものを選び、パンは、パーネトスカーナ(トスカーナ風パン)。ブルスケッタを作るときに使う、この種類のパンは、塩が入っていないから。
と、うちの食生活を話すと長くなるけど、最初は、本当にうんざりしていましたが、最近は、この健康ブームの流行で、まるで私たちもこのモーダ(流行)に乗り、いかにもセレブ、おしゃれな人々の一部になったかのようにも錯覚しちゃっています。

タンパク質制限、そして塩ゼロにし、野菜中心のダイエットが始まり、もちろんお肉もお魚も食べてもいいはずなのに、肉類は食べる気がせず、ベガーノになっています。

2016年4月5日火曜日

血液検査となすとチーズの重ね焼き - Sformato di melanzane e scamorza filante

今朝は、血液検査のため、いつもお世話になっているモンツァのサンジェラルド病院へ。
普段は、主人が、約半年おきにある、血液内科と腎臓内科の検診のため、一週間前に、血液検査。イタリアでは日本と違い(あまり日本で病院にお世話になることがなかったから、日本のシステムも忘れかけてますが。。)、患者のカルテというものが、病院側で厳密に保管されていません。このIT社会で、もちろん病院側のコンピューターに、患者の情報はありますが、検診の際に、看護婦が、患者のカルテを用意しておいて、それを元に診察が行われるということは、ほとんどないです。毎回、診察の際に、ドクターから、診察の記録のようなものを紙でもらい、それを患者側が、独自に保管。検査結果もです。なので、診察のアポがある際は、すべての検査結果、そして、前回までの診察の記録が書かれている紙を持って行きます。つまり、日本でいう、病院側が保管しているカルテは、すべて患者側が自己管理し、毎回の診察に持参します。

主人の場合は、心臓内科、腎臓内科、血液内科、眼科での診察の記録、各検査結果の紙がたくさんあり、まるで仕事のファイルのようにたくさんの書類があります。2年前の数ヶ月の入院での資料もあり、そのときは、集中治療室での日誌、治療法のようなものを、退院の際に渡され、読み返すと、生命の危機をさまよっていた当時の生々しい感覚が、蘇ります。

今朝の血液検査は、来週の白血病検診のためのもの。そして、私は、数年前から悩んでいる、脱毛症の治療のための、血液検査。ビタミンや鉄、血糖値、コレステロール、少し数値が高めなリンパ腺について調べるための検査。今回の検査で、63ユーロ。。主人は、身体障害者認定も受けているので、すべての検査や診察、薬代は無料。

とにかく、血液検査、いつも大勢の人が来ています。今朝は、早めに出て、8時20分に病院に着き、私たちの前に、20人待ちと、楽勝。普段は、50人待ちとかで、人がごった返していて、大混乱なところが、今日は大したことなく、トントン拍子に終わりました。

病院の話題はこのぐらいにして。

今日はランチに、なすとスカモルツァチーズの重ね焼きを作りました。好評だったので、ざっとレシピを載せておきます。



材料
茄子 500g
スカモルツァチーズ
ニンニク 1かけら
タイム
オリーブオイル
牛乳 少量
卵 一個
パルミジャーノチーズ
パン粉

レシピ
1. 茄子の外側の紫の部分を剥き、キュービック状に切る。

2. 小鍋にニンニクを入れ、オリーブオイルと共に熱し、香りをつける。

3. 茄子を入れ、塩胡椒、タイムを加え、柔らかくなるまで炒める。

4. 茄子を冷ます。

5. 冷ましている間に、型にオリーブオイルを塗り、パン粉を敷く

6. 茄子が冷めたら、ハンドミキサーでなめらかにして、卵、胡椒、パルミジャーノ(小さじ3)を加え、かきまぜ、なじませる。

7. 茄子の半分の量を、パン粉を敷いた型に入れ、その上に、スライスしたスカモルツァを敷き詰める

8. スカモルツァの上に残りの茄子を敷く。

9. 茄子の上に、パン粉、パルミジャーノをのせる。

10. 前もって180度で温めておいたオーブンに入れ、約20−30分。こんがりと焼き目がついたらできあがり。



化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...