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2017年1月28日土曜日

シュークリームと検査予約



お菓子作り、基本的にあまり得意でないんですが。

今朝、シュークリームを初めて作りました。

小さい頃、時々、母が作ってくれました。

やはり、なんでも、手作りは、美味しい。

膨らむか、そして、中がちゃんと空洞になるのか、心配だったのですが、初めてにしては、悪くない出来映え。

犬たちも喜んで食べていました。食べるのは、本当にあっという間。



スカールは、シュークリームの後、残っていた、カスタードクリームもぺろりと。

なんで、土曜の朝から、お菓子作りかというと。。

やはり、不安で、悶々としていると、手を動かして、何かが作りたくなり。

ジェラート作りも、続けています。

特にジェラートは、ジェラートマシーンを廻しているとき、早くないスピードで、グルグルと、最初液体が、少しずつジェラートに近づくのを見ているのが、癒しになります。笑

先週後半に、主人が専門医と診察。

既にやったエコ検査の結果だけでは、腫瘍かどうかわからないから、Risonanza Magnetica (多分、CT検査)を至急やるようにと。そして、その結果と共に、すぐに診察の予約をするようにと。1ヶ月以内にやるようにと。ただ、専門医との診察で、私たちが感じた印象はあまり悪くなく。少し希望が持てる感じでした。もちろん、検査をしてからでないとわからないけど、診察の後は、何故か気持ちが少し楽になり。
又、私自身、診察の前から、腫瘍ではないはずと、変な自信があり。でも、私は医者でないから、周りには言わなかったけど。専門医との診察で、更に私の予感は、外れていないかもと思ったり。そして、無意識にも、ポジティブに考えようとしている自分もいて。

とにかく、診察後、すぐに、CUP (予約センター)へ直行。
緊急と書かれた、検査などの予約に必要な紙(インペニャティーバ)と共に。
自分の番になり、"緊急"のはずが、3月14日しか空いていないと。
何度も聞き返したけど、2月は空きがないとのこと。
で、とりあえず、仕方なく、3月14日で予約。
昨日、Regione Lombardia (ロンバルディア州全体の予約センター。ここに電話をすると、ロンバルディアすべての病院の予約ができます)に電話。主人は、モンツァで検査がしたい旨を告げ、すると、2月の上旬で、ヴィメルカーテの病院に空きがあるけど、ちょっと特殊な検査だから、実際、病院に、主人がしなければいけない検査の設備があるか、予約センターでは、わからないから、直接ヴィメルカーテの病院に電話してくれと。
で、今朝。ヴィメルカーテの病院に電話。
土曜日で、担当者がいないから、わからないから、月曜日に電話してくれ、と。

"緊急"の検査予約が、相変わらず、グダグダな感じで、本当にイライラ。

早く、さっさと、この検査をして、もし、腫瘍なら腫瘍で、早く、治療に向けて、具体的な話しが聞きたいと思ってしまう。

私自身、ポジティブに考えられるときと、とてもネガティブに、落ち込んでしまうときの差が、激しく。。どちらにせよ、いつも、頭が、不安、心配、緊張で、張りつめられています。

そんなときは、何か、手を使ったり、何かクリエイティブなことをしているのが癒されます。

文章を書くのもその1つ。

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2017年1月13日金曜日

グルメなベア



最近のベア。

ドッグフードを食べてくれません。

食欲がないわけでなく。

私たちの食卓に、自分のごはんもなんで食べられないのかと、勘違いしています。

私が料理をしていると、すぐに寄って来て、できあがるのを待っているベア。

鼻がとても敏感で、私たちのごはんの美味しい匂いが、わかるんです。

動物病院の先生からは、ドッグフードを食べさせるように言われています。

今、まだまだ子供で、大事な時期。

今、ドッグフードをしっかり食べさせて、躾けておかないと、後々大変になります。

しかも、チワワならまだしも、フレンチマスティフ。大型犬。。食べる量が違う。

今までは庭でエサをあげていましたが、まったく食べず、ベアのごはんを、鳥達や、猫が食べにやってきます。

以前、他にも大型犬を飼っていましたが、食にたいして、こんなに人間みたいなこだわりがある犬は、初めて。

ウィンナーやチーズと、ドッグフードを混ぜて、以前は食べていたのに、最近は、わがままがエスカレートして、それすら食べてくれず。

お腹が空けば、嫌でも食べるかと、放っておいたのですが、本当に頑固なベア。

全く食べないんです!

朝のビスコットも、犬用のビスコットをあげていましたが、人間用のビスコットの味を覚えてしまい。以前は、犬用のビスコットが、大好物だったのが、最近では、仕方なく食べている始末。

ベアに甘ーい主人が、昨日は、牛肉の細切れを買ってきて、ワインとトマトソースで煮込み、ベアのために作り、それを私たちもお裾分けしてもらった感じのランチとなりました。

もちろん、プーパやスカールも、喜んで、食べます。

キッチンに美味しい匂いが漂うと、首を45°上に上げ、クンクンと匂いをたどり、ウロウロするベア。

数日前、ペットショップに行くと、私たちのように大型犬を飼う人が、店員に、"ドッグフードを食べてくれない!"と相談していました。で、店員は、"大型犬は、ドッグフードだけでは満足しない。肉類をまぜて与えるべき"と。

正しいのか、どうかわからないけど。

他の犬たちも、もちろん、私たちが食べるものが大好き。

でも、時と場合をわきまえているというか。

週末なんかは、ワンコたちにも、ドッグフードだけでないものを作ったり、友人や親戚が家に来て食事するときの、生ハムやら、お肉、チーズ、ワンコたちにも食べさせ、喜ばせていますが、普段は、ドッグフード。

ベアについては、近いうち、動物病院の先生に相談してみるつもり。

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2016年10月24日月曜日

イタリアで犬。いつでもどこでも一緒。



病院などに行くときに、どうしても家に置いていかないといけないときにする、不安げな顔。

先週、久しぶりに、美容院へ。

Monzaの行きつけの美容院まで。

主人がずっと行っている美容院で、経営者のダリオとお友達だから。
ちなみに、結婚式のときにも、ダリオにお願いしました。
結婚反対派のダリオ。結婚式当日まで、結婚なんかしなければいいのに!と、私も主人も説得されました。笑

ダリオは、ハンサムなゲイ。
おしゃべりがとても楽しいです。
主人は、ゲイについて偏見があり、大嫌いなのに、なぜか、いつもダリオのところに行きます。そして、最近も近くの行きつけのバールで、ダリオから珍しい葉巻を薦められ、それ以来、その葉巻をモンツァ、ミラノ中探したり。

ダリオは、4匹犬を飼っていて、美容院の別室からいつも犬がキャンキャン吠える声が聞こえます。チワワ2匹、ピンチャー、そして、マルチーズ。

私が美容院に行くときは、チワワのプーパも一緒。

膝の上で、おとなしくしているか、周りに吠えまくるか、ダリオに抱かれているか、プーパも、ダリオや他の美容師との会話にも参加。

イタリアは、犬にとって、比較的、フレンドリーな国です。

もちろん、場所やお店にもよりますが。

私たちは、チワワのプーパに関しては、バール、レストラン、お店など、どこにでも連れていきます。コムーネなどの役所関係も。旅行先のホテルも、必ず、ワンコOKのホテルを探し、このようなホテルだと、ワンコに対しても、大概フレンドリー。

ダリオの個人的見解では、リグーリア州は、犬に対して、とても寛大だと。
スーパーでも、犬連れオッケー。しかも、鞄の中に入れていなくても、スーパー内、リード付けて、店内歩かせられるそう。逆に、サルデーニャは、あまりフレンドリーでなかったとか。

北と南でも違うみたいです。
比較的、北は、ワンコも人間と同様に近く扱われ、人権でなく、犬権を尊重されているみたいです。それは、ベアの犬種のフレンチマスティフの救助活動をする団体の責任者が一度家に来たときに、話していました。シチリアなど、特に南で多く、捨てられたり、愛情なく育てられ、精神的に病んでしまう犬たちに新しいファミリーを探す団体で、ミラノやイタリア北部での新しいファミリーを探していると。
もちろん、南でも、ハッピーに過ごすワンコたちも、たくさんいるんでしょうけど。

去年から、チェーンスーパーConad(コナッド)では、ワンコもスーパー内に入れるようになりました。それは、飼い主が買い物中に、待たされるワンコたちが抱えるストレスを考慮してのこと。

イタリアは、動物に対して、とても優しい国です。

ちなみに、数年前、スペインのバルセロナに行ったときは、ちょっと大変でした。

当時、まだ、6ヶ月だったプーパを連れて行ったのですが。

ホテルは、もちろん、"ワンコ可"のところを予約。

ある朝、ホテルのレストランで朝食中、他に一カップル、外国人旅行者も朝食を取っていました。そのとき、鞄の中のプーパが吠え出し。

即、そのカップル、ホテルにクレーム。

そして、ホテルは、私たちにクレーム。

その後、まだ数日ホテル滞在していたのですが、レストランで朝食取らないでくれと。

ワンコ可、そして、朝食付きのはずなのに。

バルセロナ。。

レストランやタクシーも、断られることが多かったです。。

話しを変え。

土曜の午後に、ベアのトリミング(Toelettatura)に行ってきました。

夏にマルティーノを連れていった、近所まで。

とても丁寧で、フレンドリー、そして、安いので、常連です。

マルティーノのときは、カット、髭そり(?)もあったからか、25ユーロ。
今回、ベアは、20ユーロでした。

安い。

ベアは、初めてのトリミングだったので、緊張気味。






1時間ほどで終わり、すっかり毛並みがきれいに、そしてふわふわに、シャンプーの香りで、私たちは大満足。

本人(犬)は、疲れ果て、家に帰ると、爆睡していました。

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2016年9月28日水曜日

マクドナルドデビュー

先日、義父がマルティーノと共に、ウンブリアに帰りました。

運転できるぐらいまで元気になった義父、1人で、ミラノ〜ウンブリア間、500キロを
運転して、無事帰りました。

しかし、問題は、その後。

どうも、家に到着する前に、地元のワイナリーに立ち寄り、ワイン購入。

もちろん、ミラノの私たちや親戚には、ワインを飲んだとは言いませんが。
昨夜、家の階段から落ちたらしく、また、昼、叔母が電話すると、口が回っていなかったらしく。そして、主人が昼時に電話しても、主人の電話には出ず。

やはり、今回、たくさんの嘘、本人なりの理由を作り、ウンブリアに急に帰ったのは、ワイン飲みたいだけの理由でした。

今回の同居の結論。

"それぞれが、自分自身の家にいるべき。"= 同居は無理。

さて、話しは代わり。

先週土曜日に、ベアとプーパを連れて、動物病院へ。
今回の目的はいくつかあり。

プーパもですが、ベアは、動物病院に着くと、病院に入りたがらず。



待合室でも。


椅子の下に隠れ。自分は小さなネズミでもなったかのように、主人の足元の後ろに隠れ。


そして、私たちの番になり、診察室へ。

まずは、プーパのお腹にある、おできを診てもらいました。
プーパが出産時に、除去したはずのおできが、またできたので、診てもらったのですが、脂肪の塊とのことで、何の心配もないとのこと。
一安心です。
ただ、体重を測ってもらい、ほぼ、妊婦(犬)時の体重、2,6キロにまでなっていて、ダイエットをするように言われてしまいました。また、胴体が太りすぎて、胴体のラインがなく、長方形で、"タボリーノ"(小さいテーブル)と呼ばれてしまいました。

そして、ベアは、ただ体重測定のみ。



体重測定も嫌がり、体重計に乗っけるのも一苦労。

ほぼ6ヶ月に近づいたベア。先月の体重測定では、22,1キロだったのが、今回は、31,8キロ。どれだけ成長するんだか。2年は成長期らしいので、まだまだ、成長します。

あとは、スカールの去勢手術の予約。
早かれ遅かれ、ベアの生理はまだ始まると、スカールのことが厄介。
既に、ベアにまとわりつき、まだまだ子供なのに、色々と教え込んでいるスカール。
3年前には、プーパを妊娠させていて、チワワとピンチャーの間にできる仔犬たちは、すぐに新しい飼い主が見つかったけど、出産を含め、すべてのことをベアに置き換えてみると、想像するだけで、ぞっとします。
そして、ベアについては、いずれ、もしかしたら、仔犬を産ませたいとも考えているので、今回、スカールの去勢手術をすることに決めました。
手術は、今週の土曜日。動物病院が開く前、朝早くに、連れて行き、手術の前に、血液検査などするようです。手術はすぐに終わるらしく、その日の夕方には、退院できるとのこと。

病院の後、私たちが向かったのは。

マック!

ベアにとっては、初めてのマクドナルドでした。

マクドナルドもIT化が進み、今までのように、列に並んで、カウンターで注文するのではなく、大きな画面、まるで、巨大iPadのような、タッチパネルで、各自注文します。このシステム、導入して間もないみたいで、店員に手伝ってもらいながら、注文。

マックで、ワンコが大好きな、マックチキンナゲットも大量に買い。

病院の後、マックでほっとするベア。




私たちが注文したポテトやナゲット達がテーブルに運ばれてきても、何がなんだか理解できていない様子で、初めてのマックチキンナゲットも、10秒ほどまずは観察。



そして、食べ始め。


美味しい!とわかると、20ピース入りのナゲット、あっという間になくなっていました。


ちなみに、プーパも同じ。ベアばかりで、プーパの写真がない。。

食後は、もらったマックの無料券で、ソフトクリーム。

このソフトクリーム、とても美味しかったです。

日本のソフトクリームと同じ感じで、普段、イタリアのジェラートばかりだからか、日本が懐かしく感じた一時でした。

半分以上、ベアが食べていたけど。




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2016年9月22日木曜日

兄弟

スカールとマルティーノは兄弟です。

マルティーノは、2008年生まれ。

スカールは、2009年生まれ。

マンマは、元祖プーパ(ピンチャー)。2010年冬に、天国に旅立ちました。

見ての通り、パパは違います。笑

マルティーノ。思いのほか、珍しく、かわいく写りました。



マルティーノは、産まれて、義父の元彼女のポーランド女が仔犬を欲しがり、ウンブリアの義父のところに引き取られました。

スカールは、主人の息子のマテオが突然交通事故で亡くなり、ちょうどお葬式の日に産まれたのが縁で、他の人に譲ることができず、そのまま一緒にいます。


2人とも、超甘えん坊。

スカールに関していえば、女好き。そして、キス魔。
私の友人たち(女性)が、日本から泊まりにくると、ベッドに一緒に入りたがります。
そして、部屋から追い出し、扉を閉めると、扉の前でずっと待っています。

iPhoneを向けて写真を撮るとき、いつもやる、彼なりのポーズ。


マルティーノが義父と共にやってきて、スカールと対面したときは、マルティーノ、相当攻撃的になり、スカールと喧嘩ばかり。

最近かなり落ち着いたけど、それでも、たまに、どうでもいいことで喧嘩してます。

兄弟関係。

人間だけでなく、犬も同じみたい。


この距離感。

兄弟関係を表してるよう。

最近の問題は、ベアを巡り、三角関係。

マルティーノは、いつもベアの後ろにつきまとい。ベアは、まだ5ヶ月の仔犬。発情期までまだ約5ヶ月はあるものの、マルティーノは、ベアにまたがってます。
マルティーノは、ベアの恋人気分。いつもべったり。
ベアとしては、ただのお友達。
そして、基本、ベアに興味がまったくないスカールも、最近では、ベアといちゃつき。スカールは、ただ単に、"やりたい"だけ。
マルティーノとベアはいつも陰で、私たちの目を盗み、こっそりいちゃついていますが、スカールがベアといちゃついているときは、マルティーノが怒りまくり、吠えるので、私としては、わかりやすく。

この状況で、ベアに発情期が来てしまっては、もちろん間違いが起こっては困ります。相当のストレスは、すぐ予測できること。ちなみに、数年前、スカールは、チワワのプーパを妊娠させています。チワワだから、仔犬の引き取り手も簡単に見つかったけど、ベアとスカール、もしくはベアとマルティーノの子なんて、想像しただけでも、気持ち悪い!

ベアは、いずれ、もしかしたら、ちゃんとしたハスバンドを私たちが見つけて、仔犬を産ませることも少し考えているので、今回は、スカールの不妊手術の手配をしようかと思っています。

マルティーノとベア。ベアは、まだまだ子供。



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2016年9月20日火曜日

依存症

朝晩、涼しくなりました。
日中は、気持ちのよい日差しがあり、清々しい秋の陽気です。

日々、日常に追われ、義父と生活することで、年を取ること、そして、義父の依存症についてなど、考えさせられます。そして、私の母を思い出します。

依存症。

義父の依存。
まずは、アルコール。ワイン限定。
食事の際には、ワインがないとダメ。
以前は、毎食、ワイン2本は飲んでいたらしい。
ここ数年は、ワインをスパークリングウオーターで薄め、冷蔵庫で、キンキンに冷やし、毎食、ボトル一本。
そして、今回、私たちとの同居で、我々がネットで見つけた、ノンアルコールスプマンテ。(http://milanoamici.blogspot.it/2016/07/blog-post_12.html
これを、毎食一本ずつ、ここ2ヶ月飲み続けています。
つまり、ここ2ヶ月、義父は本物のワイン、本物のアルコールを口にしていません。
先週一度だけ、アペリティーボで、スプマンテを一杯飲んだきり。
2ヶ月前、義父が、我が家に来た当時は、ワイン、そして、それなりの量の安定剤の服用で、頭もおかしく、声は弱々しく、私の名前も間違って呼んだり、足もふらついていて、見ていられない状態でしたが、このノンアルコールスプマンテのおかげで、元気になりました。とりあえず、このノンアルコールスプマンテで、満足な、義父。
でも、偽物でも、ワインがないと食事ができない義父。

そして、もう1つの依存は。
1人でいられないということ。
人に対する依存。共依存の1つかと思われます。
前回にも書きましたが、この2ヶ月、私と主人の自由な時間、プライベートの時間は、ありません。

それでも、義父の、1人でいられない依存症は、私の母に比べれば、まだまだかわいく。

私の母は、鬱の他に、共依存でもあります。それもかなり深刻です。本人が全く認識していないから、更に問題ですが。
それは、私が、20代後半の頃、始まりました。
私が子供の頃は、美しく、心優しく、そして聡明で、頭の良かった母。
学校で問題があると、すぐに、母に相談し、私の気持ちを一番にわかってくれて、いつも私の味方であった母。
それが、母の弟が交通事故で亡くなり、実家の年老いた両親の世話をする頃から、次第に、ゆっくりでないスピードで、母が狂い出しました。
娘たちがそれぞれ自分の道を行くことを不快に思う母。
娘たちの幸せを喜べない母。
具体的に言うと、私が仕事をすること、友達と会うことなど、すべての行動が気に入らず、朝、家を出る前に、感情的になられ、殴られたこと、何度あることか。
そのときの、痛みは、一生忘れません。
叩かれた痛みは耐えられます。そして、肉体的痛みは、時間が経てば治りますが、叩かれているときの、感情、虚しさ、やるせなさなども含め、心にできた傷は、一生残ります。
父に対しても同じです。
父は、母が狂うのが怖く、母に同調することでしか生きて行けず。
父も、次第に、母の共依存に巻き込まれ、感化され。
父に騙され、会いに行き、暴力を振るわれたこと、一生忘れません。

こうして、あの時代を思い出すこと、書く事には、相当のエネルギーが必要ですが、書きたい気分なので、書きます。
多分、友人も含め、読んでる方々には、理解不能かもしれませんが、ご了承ください。

私は、病んでいる父と母に、楽に、楽しく生きてもらいたく、試行錯誤で、色々な手を尽くしましたが、結局無意味に終わりました。疲れ果てました。私自身、彼らとの戦いに、身も心も疲れ果て、必死で、彼らから逃げました。
歪んだ愛情、本物でない愛情を無理強いされ、私が父と母を思う気持ちをないがしろにされ、途方に暮れ、本物の愛というものがわからなくなっていました。
そんなとき、上智大学のイグナチオ教会に、自然と足が向き、毎週、ガラルダ神父の聖書のクラスで癒され、教会の掲示板で目にした、愛のクラスを受講したこともありました。
そのクラスは、10名近くのクラスで、ほぼ周りの人々は常連の方ばかり。中年のご夫婦や独身女性など。当時、私が一番若かったかと思います。又、イグナチオで結婚式を控えた若いカップルもたまに受講していました。
私が初めて受講した日。
周りは、みんな友人同士なので、私が教室に入ると、少し不思議な空気を感じました。
そして、すぐに、ガラルダ神父が入られ、新メンバーの私の顔を見ると、優しいお声で、"自己紹介お願いします。君はどうしてこのクラスに来たの?"と。ガラルダ神父の暖かい口調、そして、優しい目を見た瞬間に、私、泣き崩れました。大の大人にも関わらず、大泣き。初対面、そして、他の人達の前で。
結局、そのときは、頭もほぼ真っ白で、自己紹介すらろくにできない状態でしたが、周りの方々の温かさに触れ、少しずつ、自分の問題を説明し、そのとき、ガラルダ神父だけでなく、特に、毎週いらしていた、中年のご夫婦には、お世話になり、今でも忘れません。

このイタリアの地で、毎週日曜日にガラルダ神父を思い出します。
毎週日曜、バチカンのローマ法王をテレビで生中継で放送されています。
今のパーパ フランチェスコ(ローマ法皇のことを、イタリア語で、パーパと呼びます)の優しい語り口調、そして、わかりやすく、シンプル、庶民的なところ、ガラルダ神父を思い出さずにはいられません。)

又、当時、ネットで色々と調べ、母の問題が、共依存ということがわかり、父と母に楽に楽しく生きてもらいたいがために、共依存、家族問題専門の、心理カウンセリングにも通いました。その際のカウンセラーの方にも助けられました。父と母のために通い出したカウンセリングが、結局は、私のためとなりました。父と母を変えることは何もできませんでしたが、私自身が間違っていない事、それまで精一杯父と母自身に誠実に対応したこと、そして、私自身は、自由であることを確信することができ、その後、前に進むための強さを、カウンセラーからもらいました。

母は、暴力だけでなく、精神的虐待で、私や妹の自信、心をズタズタにしてきました。

義父の依存は、暴力的なことは全くないので、まだ楽ですが、根本の問題は同じかと思います。

母も義父も、大きな孤独を抱えています。

人はそれぞれ孤独ですが、孤独とどう向き合うか。
生きることをどう楽しむかは、年を重ねるごとに、課題となります。

重たい事をたくさん書いてしまったので、気分を変え。

最近のベア。そして、後ろには、ベアに恋するマルティーノ。いつも、べったり。



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2016年9月10日土曜日

2016年 夏 その1

Toelettatura(トエレッタトゥーラ)とは、犬や猫専門の美容室。

イタリアにも存在するんですね。

義父の犬は、雑種で、放っておくと、掃除用モップのような状態に。
それも、可愛い感じでなく。
ただでさえ、親戚、友人、そして道行く人々に、"ブサイクな犬ねー"と言われ、
日常のように、イタリア人が使う単語、"bello (美しい)"とは程遠い、義父の犬。
名前は、マルティーノ。マルティーノの名前の由来は、火曜日(Martedi)に産まれたから。

うちのワンコたちは、大型犬も小型犬も、みんな、家で、私たちが洗っているので、近所にワンコの美容室があるなんて知らず、ネットで調べてみると。
本当に、家の近所に見つけました。車で10分以内。大きな敷地に、カニーレ、ブリーダー、犬の訓練所、動物病院や、ペットショップ、犬猫専用ホテルなどなどが、一緒になっていて、敷地内も車で移動。





まず、車で向かうところ、やはり本犬、自分は捨てられるのかとでも心配したのか、かなり焦ってました。


そして、到着して、即、犬を預け、3時間後に終わるからとのこと。
3時間って。。普通、こんなにかかるのか、経験がないからわからないけど。美容院で、カット&パーマをする時間の長さ。

マルティーノの焦りより、到着後迎えてくれた、このマイペースで良い子なワンコに、私は釘付け。



3時間後、迎えに行っても、まだ終わっていませんでした。



ようやく終わると、毛並みもなめらかに、そして石鹸の良い香りが。

カットも丁寧で、かっこよくなっていました。

"マルティーノ、ベッロになったねー!"と散々褒めていたら、義父が、"以前から、ベッロだ!"と。



3時間以上かけ、綺麗に手入れをしてくれ、どれだけお金を取られるのかと思いきや。
たったの25ユーロ。
うちの子達も、次回は、連れてこようかと思います。

オススメです。

FUSI
Via delle industrie 70
Lissone
MB

Tel 039 480732






2016年7月4日月曜日

ペットショップ

時系列が、バラバラになってしまいましたが。

土曜日の午前中、ブレラのジュエリーショップの友人のところで
(参照http://milanoamici.blogspot.it/2016/07/blog-post.html)、チワワ談義。
その日初対面だった、お店を手伝っている子もチワワを飼っているとのことで、
更にお互い、iPhone片手に、自分たちの子供(チワワ)の写真を見せ合い。
この友人のお店から、徒歩10分ぐらいのところにある、実はその日行く予定にしていたペットショップの話になり、そのお店に、私がずっと探していた、犬を入れるリュックが売っていて、今日知り合ったチワワのママもたまたまそのお店で買ったとのことで、写真を見せてくれ、早速、行って購入。

今日からセールとのこともあり、75ユーロが65ユーロになってました。

これ。



モトリーノ(バイク)や自転車でも、安心して一緒に移動できます。
色は元々、このグレーの他に、茶色とグリーンがあったみたいですが、お店にはこのグレーが最後だったみたい。でも、グレーで良かった。

そして、友人も話していたけど、このリュック、チワワたちにとっても心地が良いみたいで、プーパもすぐに気に入ってしまい、リュックの中から出たがらなくなってしまいました。(それはそれで、問題だけど)

お店には、たくさんのチワワサイズの可愛いお洋服や、アクセサリー、クーチャ(犬用ベッド)、そして、リュックのほかにも、小型犬を入れる可愛いバッグがたくさん売っています。とてもセレブっぽいお店。リュックを買ったら、お店のFacebookに載せるため、写真も撮り。



ブレラ地区、Via MadonninaからペットショップのあるVia Solferinoまでお散歩。暑く、ベア、少し歩かせすぎてしまい、石畳のところも多く、まだ仔犬のベアには、きつかったみたいで、それに気づいたのは、モンツァに戻ってきてから。その後、午後、夜、ずーっと爆睡していました。歩きすぎて、片足痛めてしまったけど、次の日には、元気に回復。
大きくても、まだまだ仔犬だから、気をつけないとと反省しました。

Bau per Miao
Via Solferino 25
Milano




化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...