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2017年2月13日月曜日

編み物とサンレモで布袋寅泰


久しぶりの投稿。

2週間、ブログを放置していました。

最近の出来事と言えば、友人、親戚が来ていて、我が家で食事を共にしたり、主人の新しい仕事のビジネス分析のようなことをしているぐらいでした。(というと、響きはかっこいいのですが、実際の中身は、全く違い。笑)

なので、肉体的に多忙だったわけではなく、気持ちの方が疲れていて、書くことへの気力がなく。

そんな中。

また編み物プロジェクト!

前回は、We are knitters (http://www.weareknitters.it)で、キットを買いましたが、今回は、BettaKnit。(https://www.bettaknit.it)

BettaKnitは、イタリアのブランドです。

編み物、まだまだ初心者ですが、楽しい!

ミラノにある、とてもセンスのいい編み物デザイナーのスタジオを見つけ、レッスンに通いたいところですが、今は、我慢。ネットやYouTubeで、頑張ってみるつもり。

編み物。

気持ちが落ち着きます。ある記事を読むと、編み物は、リラックスできるようです。ヨガのような効果があると書いてありました。

あまりネガティブなことは、書きたくないのですが、ちょっと、ストレスが多く、キレそうになることも多い、この頃。

こんなときには、ちょうどいい趣味です。

繰り返し、編んでいく動作、とても気持ちが安らぎ、そして、様々なきれいな毛糸の色を選んだり、見たりするのが、とても楽しいし、癒されます。

あと、最近、塗り絵も流行っているみたいですね。

あるネットの記事によると、有名人は、趣味も豊富とのこと。
その中で、イギリスのキャサリン妃は、塗り絵が趣味と書いてありました。

ちなみに、ロンドンに住む友人。彼女、私に負けないぐらい、子供のことや旦那のことでストレスを抱えていますが、彼女も、塗り絵で気持ちを落ち着かせていると言っていました。Kew Gardenの塗り絵の本を使っていると。私もやりたくなりました!

今の編み物プロジェクトが終わったら、塗り絵してみようかなと思っています。

先日、カルトレリア(文房具屋)に行ったら、大人用の塗り絵の本が売っていました。

イタリアでも、流行っているんでしょうか。

話しは、変わり。

先週は、サンレモの一週間でした。

サンレモが始まると、前の年のサンレモ、この1年を振り返る気分になります。
まるで、大晦日に、紅白歌合戦を見る気持ちです。

というより、日本で紅白を見ていたときより、"今年もなんとか無事終わった"と、しみじみとした気分になります。

サンレモは、5日間。火曜から土曜。
たくさんの歌手が出場しますが、毎晩、同じ歌を歌います。
今回、優勝したのは、若手で、ほぼ無名、去年サンレモで新人賞を受賞した、Francesco Gabbaniでした。Occidentali's Karmaという曲。明るく楽しく踊れる曲です。大御所のAl Banoは、決勝前に敗退。大好きな歌手の1人、Fiorella Mannoiaは、Francesco Gabbaniとの接戦で、破れました。
重厚感のある大御所の曲より、"明るさ"、"軽さ"が、大勢の人に好まれたみたいです。

そして、最終日、特別ゲストの中に、国際的に活躍するズッケロが登場。Miserereをパバロッティと共に。(もちろんパバロッティは、録音での参加ですが!)よく見ると、ベース奏者が、なんと、布袋寅泰。サンレモという大舞台、そして国際的に活躍するズッケロ、そしてパバロッティとの共演。素晴らしかったです。曲、演奏も素晴らしく、こみ上げてくるものがあり、感動しました!
そして、ズッケロがメンバー紹介をする際に、布袋さんのことを、"フラテッロ(ブラザー)!"と呼んでいたのが印象的でした。

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2017年1月23日月曜日

パレット - KIKO -

今更ですが。

数週間前、まず、セールで買ったもの。

化粧品。

その中でも気に入っているのが、これ。



KIKOのアイメイクのパレットと、リップパレット。

使えます。

新商品みたいで、それもこのセールで、元々1つ12,95€が、2つ購入すれば、20€。

アイメイク、リップ共に、3種類あり、1種類は、強い色ばかりのパレット、残りの2つで、悩みました。

去年、長年使っていたボビーブラウンのアイメイクのパレットの色がなくなったのと、粉々になってしまい(7−8年愛用してました)、"リーズナブルな"値段で、似たようなのを探していたんですが、中々見つからず。

KIKOは、2年前までは、いつも愛用していたのですが、去年は、欲しい色に中々巡り会えず、1年ぶりぐらいにお店に入りました。

このパレットを購入するのが目的で。

頻繁に読むクリオ(http://blog.cliomakeup.com)のサイトで紹介していて、クリオも一押しだったので、間違いないと思い、迷いなく購入したら、やっぱり、使えます!
クリオは、アメリカ在住イタリア人のメイクアップアーティスト。YouTube, SNSで、人気になりました。テレビにもよく出ています。ビデオ見ていても、文章からも、とても明るくフレンドリーで、人柄が出ていて、読んでるだけで、楽しく、コスメ情報などなど、参考になります。

今回購入したパレットについては、リップもアイシャドウも、色を混ぜて、その日の気分、服装、メイクに合せて、使えるので、楽しいです。

やっぱり、綺麗な色を見て、触れるのは、気分があがります!

ちなみに、KIKOは、ミラノのブランド。(http://www.kikocosmetics.com/it-it/)
比較的、手頃な値段で、セールになると、更に安くなるから、色の冒険をしたいときに、使えます。発色もいいです。
ただ、ちょっと手を滑らせて落としただけで、すぐ壊れるので、それだけは注意。

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2016年11月9日水曜日

カボチャとベーコンのパスタと今年のオリーブオイル事情 - pasta con zucca e pancetta


朝起きて。

トランプ氏が、アメリカ大統領選において、勝利したとのこと。
イタリアでも朝から大騒ぎです。
テレビのニュース番組のタイトルは、どの番組も"アメリカショック!"みたいな。
そんな中、イタリアの政治家、サルビーニが喜びのインタービューをしていたり。
企業家であるトランプ氏。
そういう意味では、ベルルスコーニみたい。
とにかく、今後の政治、経済、国際問題の動向に目が離せません。

さて、アメリカのニュースで、イタリアも大騒ぎの中、中央イタリアの余震は、まだまだ続いているみたいで、現地の人々は、とても怖く、不安な思いをしていることかと思います。寒さもありますし。お年寄りも多いことでしょうし。

私たちが2週間前にエルバに行っていた連休、ミラノの義弟夫婦と叔母、義父の住むウンブリアへ。ちょうど、カンナーラでも揺れを感じる地震があったあとだったのと、せっかくの連休、わざわざ行っても、義父のことで嫌な思いをするだけだから、行かないほうがいい!なんて私たちが言っていたにも関わらず、彼らは、ウンブリアへ。義弟は、毎日、義父の家着いて、帰る日まで、あらゆることで喧嘩。叔母曰く、"ヴァッファンクーロ"(英語でいうFxxx yxxのような言葉)をあらゆるソースを使って義父に言っていたと、とてもイタリア語的な言い回しで言っていました。

ウンブリアのオリーブオイル、ミラノまで私たちの分も持ってきてくれました。
しかし、今回のオリーブオイル、今年採取されたオリーブオイルではなく。
ニュースや新聞でも騒がれていましたが、今年のオリーブ、ハエの影響で、ほぼ全滅。
なので、今年の絞り立てのオイルでなく、去年のオリーブオイルを購入。
義父、去年のオリーブオイルの缶、1缶5リットルのを、今回、30缶も買ったらしく。
30缶も買って、どうするんでしょうか。。
うちは、4缶。去年のオイルであり、そして知り合いを通して、1缶、40ユーロで購入しました。

昨日、カボチャソースとパンチェッタ(ベーコン代用可)のパスタを作りました。

とても美味しかったです。

レシピは簡単。

基本的に、カボチャのポタージュを作る要領。

レシピ

1. みじん切りにした、タマネギ、人参、セロリを炒め、小さく切ったカボチャを加え、さらっと炒め続け、水を加え、カボチャが柔らかくなるまで煮る。

2. 火をとめ、ハンドミキサーでなめらかにする。

3. 好みで少量の牛乳を加える。

4. 味付けは、塩こしょう、もしくはペペロンチーノ。
我が家は、塩抜き、ペペロンチーノのみ。
ちなみに、カボチャとペペロンチーノの辛み、合います。

5. 別の鍋に、ニンニクとオリーブオイルを熱し、ニンニクの香りが出たら、パンチェッタを一緒に炒める。

6. 次に、カボチャソースを、パスタの量に合わせて、加え、煮る。

7. 最後に、茹で上がったパスタに加え、できあがり。

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2016年10月3日月曜日

スーパーマーケット



10月に入ったのに、太陽が眩しく、まだまだサングラスが手放せないです。

秋晴れというより、春のような感じ。

この週末のニュース。

スーパー、エッセルンガの創立者、そして経営者でもあったCaprotti氏の死去。
来週91歳の誕生日を迎える前に、旅立たれました。
エッセルンガは、ミラネーゼにとって、日常生活で一番身近な存在。
きっと、ミラノ、北イタリア在住の日本人の方々にとっても同じことと思います。

若い頃、アメリカで学び、一旦イタリアに戻るものの、再度、アメリカに旅立ち、アメリカの大手スーパーを参考に、1957年、イタリアでスーパーを開業。

現在では、150以上の店舗があり、年間7miliardiユーロ(ミリアルドが英語だとビリオンだから、70億のはず。。)の売り上げ。そして、従業員数、29000人。

エッセルンガは清潔感があり、スーパーの中も明るく、洗練した雰囲気があります。
そして、重要な、質と値段。
野菜、果物共に、他のチェーンスーパーに比べると、断然新鮮で美味しい!
夏は、特に、スイカが美味しいです。
値段は、少し高めですが、他のスーパーで安い腐った果物や、まずい野菜を買って、即捨てることを考えると、エッセルンガは、信頼性があります。

ちなみに、スーパーに関して、私は、エッセルンガ以外は行きません。
ってぐらい、エッセルンガファン。

でも、多くのミラネーゼが、私と同じように思っています。

エッセルンガのポイントカードで、ポイントを貯めて、カタログから好きな商品を選べたり、または、現金化できるのも、魅力で、人気です。

カプロッティ氏。実は、私たちが住むアルビアーテ出身。
この近所に、大豪邸があります。
近年このアルビアーテに住んでいたのかは知らないけど。

カプロッティ氏のような、ビジネスリーダーが亡くなるのは、本当に残念です。
最近、このエッセルンガ、フランス系某大手スーパー、もしくは、米系に売却されるのでは、なんていう、嫌な噂もあります。

そして、家族問題、遺産相続問題などで、数年前から裁判沙汰になっています。

Made in Italyのスーパー、そして私たちが住むこのアルビアーテ出身のカプロッティが作ったエッセルンガ、今のまま、ずっと、私たちの大好きなエッセルンガでいてほしいと願ってしまいます。

ちなみに、今朝は、お葬式が行われたようです。
喪に服し午前中は、すべての店舗が休業。

昨日、買い物に行くと、レジの女性たちが、お葬式に参列するだの、おしゃべりしていました。

エッセルンガを作りあげ、そして、ここまで大きく成長させたカプロッティ氏。ミラネーゼのみに限らず、たくさんの人々に愛されたエッセルンガを作られたカプロッティ氏に、哀悼の意を表すとともに、感謝の気持ちでいっぱいになります。

安らかなるご冥福をお祈りいたします。

さて、話しはガラッと変わり。

私たちの週末は、スカールの去勢手術と思っていたら、勘違いで、血液検査のみ。

今は、血液検査の結果待ちです。


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2016年7月13日水曜日

ノンアルコールスプマンテ

義父が飼っている犬も一緒に我が家に同居かどうかという件で、一悶着あり
激しく喧嘩した後、数日後に、義父が、気持ちを変え、やはり来る事に。
すべて、想定内だったのですが、先が思いやられます。

今月末予定だった、私たちの5年ぶりの休暇は、もちろんキャンセル。。

計画通りに行くことなんて、ありません。

さて、ノンアルコールスプマンテのご紹介。

アルコール中毒の義父のために、見つけました。

こちら、ViniDocFriuli http://www.vinidocfriuli.it から購入。

配達も注文から2日以内で。Amazon並です。

そして、梱包も頑丈。配達されたとき、私外出していて、家には犬のみ。配達の人が、携帯に電話してきて、私が、カンチェッロ(門)の前に置いておいてと言ったら、門超えて、家の中に入れておくと。割れ物だからと言いかけたところで、電話切られ。。
どうやって、家の中に入れたのか、不明。ワインボトル6本入った段ボール、軽くないし、それに、鉄の門も、下も上も隙間がない。。
もし、ワインを無事に入れたとしても、犬、特に、いたずら盛りのベアが、段ボール開けて、しまいには、ワインも開けてるのではなんて、想像までしてしまい。

恐る恐る家に帰ると。

ワイン、無事でした。ほんと、どうやって家の中に入れたのか、不思議ですが。



これが、ノンアルコールスプマンテ。Isabella Spagnolo
数年前のVinitalyで、出展されていたと、記事で読みました。

当たり前だけど、しっかり冷やして飲むと、美味。

1本、7ユーロと、高いけど。。

主人もお酒は飲まないし、周囲にちらほらお酒を飲まない友人達が少なくないから、アペリティーボにも、使えそうです。

2016年7月2日土曜日

夏のサンダル

この2週間の間、新しい子が、私たちの家族に仲間入りしたり、私自身、去年からたまにお仕事させていただいている、通訳で家をあけることが多く、家のことやら、ドタバタとしていて、ここ数日、ようやく落ち着いたところ。

新しい子の話は、また後日、ゆっくりするとして。

ミラノ、今日から夏のセールです!

昨日、今日と友人が経営するアクセサリーのお店でイベントがあるということで、久々に、行ってきました。カプリ風サンダルの職人(と言っても、素敵な女性)が来て、さまざまな色、デザインを選び、実際に、足底になる部分を足に合わせ、オリジナルの靴を作ってくれます。つまり、オーダーメイド。それも、15分とかでできてしまうので、おしゃべりしたり、お店の中のアクセサリーを見ていれば、すぐに、靴は出来上がり。



友人が作るジュエリーにしても、このサンダルにしても、ほんと、質が高く、センスがよく、メイドインイタリー、そしてイタリア人の職人技の素晴らしさ、そして美を追求する情熱を強く感じます。

ちなみに、友人の経営するジュエリーのお店は、こちら。http://www.titabijoux.com/it/index.html


今日も、普段と同様、ジュエリーも欲しかったのですが、今日の目的は、サンダル。
なので、ジュエリーは、あまり真剣に見ず、ひたすらりおしゃべりして、気を紛らし。

サンダル、買ってしまいました。値段は、170ユーロ〜200ユーロ。手頃とはいえない値段ですが、それだけの価値はあると思います。まず、センスがよい!どれも素敵すぎて、選べない。洋服に合わせて何足も欲しいところですが、もちろんそうもいかないから、どんな洋服にも合わせられる感じで、これに決めました。



そして、履き心地は、とても良いです。私の足は、細く、この手のサンダルは、フィット感ゼロで、歩くたびに、サンダルが脱げそうになり、足裏と指に力を入れて歩かないといけないのですが、私の足の形に合わせて作られたこのサンダルは、履き心地が気持ちよく。
あと、ヒールの高さも2種類から選べ、歩きやすく少し高めの2,5cm。

ちなみに、オンラインで買えます。サイトのさまざまな色、デザインのサンダル、見ているだけでも、ワクワクしてきます。

Dea Sandals Capri http://www.deasandals.com/it/

2016年3月21日月曜日

本物のオリーブオイル

これは、我が家で毎年買うオリーブオイルの缶。



ウンブリアはトスカーナに並び、オリーブオイルの産地。
イタリア、各地で、美味しく、特徴のあるオリーブオイルが作られていますが、
ウンブリアのオイルは、トスカーナのオイルに似ています。
味は、どちらかというとマイルド。

もちろん、その年の気候により、オリーブオイルの出来も変わります。
例えば、一昨年の夏は、雨、嵐ばかりで、悪天候により、オリーブがほぼ全滅で、売り物になるオイルがなく。私たちも買えずに、いつもスーパーで、買っていました。
その前の年は、とても苦みのあるオリーブオイルで、調理用にしか使えないぐらいでした。

私たち、そして、義弟やミラノの親戚たちも、毎年、ウンブリアのカンナーラから、オリーブオイルを、たくさんこの缶で買います。
義父の知り合いのところで作っているオリーブオイル。
今回のオイルは、美味しい。香りも強すぎず、とても上品な感じ。

ここ数年、このオリーブオイルが問題になっています。

去年、チュニジア、バルド国立博物館での銃乱射事件の後、観光業などを含め、経済的にも大打撃を受け、EUは、チュニジアのオリーブオイルの輸入量を増やしました。チュニジアのオリーブオイルは、イタリアのオリーブオイルに比べ、格安です。そのため、オリーブオイルメーカーは、チュニジアのオリーブオイルとイタリアのオリーブオイルを混ぜて、瓶のラベルには、100%メイドインイタリーとするんです。ギリシャのオイルも同じらしいです。多くは、チュニジア産らしいのですが。数年前は、オリーブオイルにひまわり油などを加えて混ぜて、Made in Italyとして、売られて問題にもなりました。
そして、同じ、イタリア産のオリーブオイル、生のオリーブから油分だけを取った、所謂一番絞り、Extra Vergine エクストラバージンオイルと、ラベルを偽り、実際には、搾りかすを入れて、売り物にしているケースは、かなり多いようです。

さて、世間のイタリア人たち、オリーブオイルをどれだけ理解しているのでしょうか。
スーパーでオリーブオイルを買う際、もちろん、100% Made in Italy、本物を買うように心がけていますが、どれが偽物かもわからないので、判断するのは難しいです。

イタリア国内でも、この状況なので、ヨーロッパ他国、日本やアメリカ、海外に輸出されているオリーブオイル、本物のイタリア産オリーブオイルはどれだけあるのか疑わしいところです。こんな状況の中でも、数週間前の新聞に、イタリア産(本当に本物かどうかは別として)オリーブオイルの輸出量が増えているとのこと。特に、日本、アメリカ、イギリスへ。

私たちは、本家が、ウンブリアにあり、そして義父が、ウンブリアに住んでいることから、毎年、簡単に本物のオリーブオイルが買えます。私たちが日々使うオリーブオイルは、100% Made in Italy の Extra Vergine のオイルです。先日、出張でミラノに来た、日本人のクライアントに、このオリーブオイルの缶を一缶、差し上げました。ちなみに、オリーブオイル、5リットルまでは、蓋がしっかりしてあれば、飛行機で持って行けるとのこと。お店やスーパーで売っているオリーブオイルとはまったく味が違い、味が濃く、オリーブの緑臭さもあり、美味しいと喜ばれました。

数日前に、テレビのニュースでもチュニジアのオリーブオイル問題について特集をしていましたが、今後は、チュニジアのオイルとの混合の場合は、ラベルに、記載するように、EUの食品法で決まったらしいです。
そして、100% Made in Italy 本物のエクストラバージンオイルの価格の相場は、1リットル、10ユーロとのことです。
ちなみに、私たちが今回買ったオリーブオイル5リットル、1缶、50ユーロ。値段的にも妥当で、本物のオリーブオイルであることが更に証明された感じでした。

さて今年のオリーブはどのようなオイルになるんでしょうね。
オリーブの収穫は、確か10月ぐらいから始まります。そして、一番搾りのオイルができあがり、大体11月末、12月に、私たちは購入。

先月、イタリア南部、バジリカータ州マテーラに住む友人が、オリーブオイル、やはり同じく5リットルの缶でプレゼントしてくれました。マテーラも、オリーブオイルの産地。
カンナーラのオイルとどのように違うのか、味わうのが、今から楽しみです。





2016年3月12日土曜日

シチリア産のオレンジが美味しい

2日前から、今度は、シチリアのオレンジについて、話題になっている。

シチリアは、オレンジの産地。
そして、オレンジは、イタリアで最も愛されている果物の1つである。
オレンジは、この国代表の1つである"Made in Italy"。
朝食に、家庭でも、バールでも、生のオレンジジュースを飲み、デザートにオレンジ、そして、パスタにイワシやアンチョビと合わせたり、鴨などのお肉料理にもオレンジを使う。そして、ドルチェにも。

今年のシチリアのオレンジ、豊作らしい。
しかし、このシチリア産のオレンジが問題になっている。
それは、EUがモロッコと協定を結び、モロッコ産のオレンジがヨーロッパに輸入されるようになったからだ。モロッコ産のオレンジは、シチリア産のオレンジより格安。私は実際にモロッコ産のオレンジを試したことはないが、イタリア人から言わせれば、やはり質は落ちるらしい。そのモロッコ産オレンジが、大量にヨーロッパ内に流通し、モロッコ産より高めのシチリア産のオレンジは売れず、輸出もできなくなっている。
オリーブオイルと同様、スーパーで、シチリア産と表示があって、もしかしたらモロッコ産だったりすることもあるかもしれない。また、日本でも、スーパーで見かける、パックや瓶詰めの、"シチリア産オレンジジュース"、もしかしたら、中身は、シチリア産でないかもしれない。

EU。日本にいると、わかりずらい、そしてニュースにならない問題が山ほど。
日本にいると、私の知識不足からかもしれないが、ユーロ通貨統合とシェンゲン協定ぐらいしか、わからなかったが、実際に住んでみると本当に、問題は山積み。
ユーロに変わったことから始まったこの国の経済悪化、移民問題、EUの様々な規定により、様々な問題が独自に解決できない。
ヨーロッパ。それぞれの国が、それぞれの異なる状況、特徴、文化、歴史を持っている。その国々が、EU"共同体"として、連合するのは、無理がある。

多くのイタリアの国民は、"ヨーロッパ(EU)"に怒っている。

オレンジの話しに戻り。
自宅から、ミラノへ向かいスーパーストラーダを走り、ミラノ手前のチニゼッロバルサモに"CASA DELLE ARANCE"(オレンジの家)という名前の、正真正銘シチリア産のオレンジのみが売っているお店がある。
お店の前に近づくだけで、オレンジの香りが漂い、店内は、更にオレンジの香り、そしてオレンジ一色。
昨日、4キロのオレンジ、6ユーロで買ってきた。
昨夜から、オレンジ三昧の我が家。ミラノから、南のシチリアの香りを楽しんでいる。



今朝もスプレムータ ディ アランチャ(絞り立てオレンジジュース)。


CASA delle ARANCE
Via F. Testi 198, Cinisello Balsamo


化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...