イタリアにスターバックス。
なんだか、妙な感じもするが。
それは、イタリアには伝統のコーヒー(エスプレッソ)文化があり、コーヒーの味にはうるさい。こだわりがある。スターバックスのコーヒーとは、別物である。
イタリアはバール文化。バールで、朝仕事前に、コーヒーを一杯、立ち飲みをし、お昼食べ終わったときに、またコーヒーを飲み、友達と待ち合わせをするのもバールだったり。
アペリティーボ(一杯飲みながら、おつまみを食べる)ができるバールもたくさんある。
スターバックスは、コーヒーを飲みながら、お店に流れるジャズを楽しみ、ゆっくりくつろげるソファーがあり、ちょっとPCを使い、仕事を片付けられる空間でもあったり、友達とおしゃべりを楽しむ空間でもある。都内で、イタリア語を、個人レッスン受けていたのも、スターバックス。イタリアのバールでは、バールで仕事をしたり、ましては語学レッスンをしたりなんてことは、あり得ない。あと、読書をしたりなんてことも、スターバックスでよく見かける光景だが、イタリアのバールではあり得ない。
果たして、スターバックス、このイタリアで、受け入れられるのか。
多少の疑問は個人的に感じるところだが、ミラノだからこそ、うまく行くのではとも思う。ここ数年、ローマに行っていないから、なんとも言えないけど、ミラノは、比較的、インターナショナル。バールやちょっとしたティールームなど、ロンドンにあるような、モダンでおしゃれなお店もよく見かける。特に、中心街に。やはり、イタリアの若者に好まれるんだと思う。
そして、ミラノには、外資企業もあるし、ファッション関係の人々もたくさんいるから。
ミラノでは、現在、イギリスのマフィン、カップケーキが流行っていたり。
カップケーキの専門店もあったりするから、スターバックスも、きっと流行るのではとも
思う。開店したら、行ってみたいと思う。
更に、アメリカ企業進出のついでに。
ナポリにアップルが進出するとのこと。iOS App Development Centerを開設し、アプリ開発の指導などをするらしい。
アップルが脱税で、イタリアの財務警察に調べ上げられ、問題に。その解決策の1つとして、アップルが、イタリア政府に、ナポリでアップルを作ることにより、雇用を増やすとの打診。政治的進出である。
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