朝、フォリーニョの病院へ主人を連れて行くため、まずは、義父のランチの準備のため、買いだし。メインは、いつも通り、生ハムにパルミッジャーノ。生ハム(とワイン)さえあれば、生きていけるらしい。
バタバタと家に戻るとき、隣に住む従兄弟の奥さん、ロベルタに会った。ロベルタから、主人の様子を聞かれ、歩くのも呼吸が荒くなり今から病院に行く旨を話すと、一緒に付き添ってくれると。知らない土地で、まずは初めての病院、勝手もわからず、歩くこともきつい病人を連れて行くのは、初めてではないが、心細い。今回は、ロベルタに一緒に来てもらい、本当に有り難かった。朝11時に病院に入り、緊急と書かれた紙を持っていたにもかかわらず、受付、検査、診察と全て完了して、病院を出たのが、午後4時半。また月曜日に病院に来るようにと言われたが。
私達が病院にいる間、義父は、ワインを飲んでいたらしく、私達が帰り、少し口調がアグレッシブになっていたことから、すぐにわかった。ディナーで、更に3杯飲み、酔っ払い。叫び出し、主人に罵声をあげ、たまりかねた主人もキレ出し。義父は、うちから出て行け!と。その他、色々と汚い言葉を放ち。私達も我慢できず、すぐに荷造りを始め、即、車に乗り、夜11時に実家を出た。そして、朝4時にミラノへ到着。大げんかのとき、ただでさえ、具合が悪く、呼吸苦しいのに、更に、呼吸が荒くなる主人を見て、やはり同居は無理で、ミラノに戻ろうと、一瞬に決断できた。
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