中央イタリア地震、雪崩により、ホテルが被害に遭い、ホテルオーナー、従業員たち、そして宿泊客が巻き込まれました。亡くなった方もいます。最初は絶望的かと言われていたのですが、昨日、2日目にして、子供4人、そして大人も、何人か救助され、まだ、救助活動は続いています。
救助されている映像は、本当に感動的です。
生き延びたことを喜ぶ家族、友人たち。その一方、まだ見つからないかと、焦る家族たち。そして、亡くなった方々の家族たち。
このホテルの雪崩だけでなく、大雪によって、未だに電気がない地区もあります。
昨日朝、"生きている人々がいる"との報道で、イタリア中が、救助報道に釘付けだった頃。
私たちは、腎臓内科での検診のため、病院にいました。
今回は、普通の検診だけでなく、前回、腎臓嚢胞の疑いがあるとのことで、エコ検査もしていたため、その結果を聞く事になっていました。
結果、端的に言うと、嚢胞でなく、腫瘍のようだとのこと。
緊急に、専門家(Urologo)に診てもらい、診断をしてもらうようにと。判断、そして、どのぐらいの危険度か、そして、手術についてなど、具体的なことを聞く必要があると。
既に持っている、重度の腎不全、白血病、その他の病気をおいておいて、今、一番プライオリティーが高いのは、この腫瘍について、診てもらい、治療法を決めることだと。
もちろん、主人は、大きなショックを受けていました。
私は、そのときは、ショック通り越し、何も考えられず、何も感じられず、周りからは、淡々としているように見られたと思います。
その後、1人になり、病院のCUP(予約センター)で、緊急に予約を入れるために、番号札を取ると、いつものように、前には100人以上の人が。時間が止まったかのように、呆然とただ立ち尽くしていたというのが、正しい表現かもしれません。
そんなときに、ミラノの友人から、メッセージが。気持ちが弱り、誰かに弱音を吐きたいと思ったときに、なぜかいつもタイミングよく、何気ないメッセージを送ってくる彼女。
思わず、診察のことを話しました。すると、張りつめていた緊張感、主人の前では、明るく、ポジティブにしないとと、強がっていたのが、切れ、涙が止まらなくなりました。
ようやく前に進めるかと思っていたのに、ここにきて、また、大きな困難が。
でも、ここでネガティブになっていても仕方ない。
前に進むには、この困難にも勝たないと。
絶対に乗り越えられることを信じて、立ち向かいます。
こんなことを決意しながら、涙流し、そして、テレビで、救助活動の様子、状況に涙流し。
昨日から、"生きること"、"命"について、考え、感じています。
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