少し書いてみます。
私は、37歳のときに、若年性更年期障害と診断されました。
それまで、病院にお世話になることは、ほとんどなく。更に、婦人科系についても、健康そのもので、何も悩んだこともなく、婦人科の病院にすら行ったことがなかった。
それが、20代後半以降、共依存、鬱の母、そんな母に感化されていく父について、本当に苦しみ、激しい戦いの日々を過ごし、私自身、精神が疲れ果てていた。戦いがエンドレスに繰り返され、私が日々感じていた怯え、恐怖感、そしてストレスが、少し時間が経ってから、若年性更年期障害として、身体に表れた。症状は、生理不順の他に、肌荒れ、脱毛。
自分の身体のリズムが壊れかけ、婦人科に通い始め、若年性更年期障害と診断された。
ショックだった。
自分を否定されたような、取り残されたような、そして女性として終わってしまったと感じた。
なかなか誰にも相談できず、自分自身の中で焦る中、いくつかの婦人科に行っても、診断は同じ。そして、どの病院の先生と話しても、いつも診察の後は、とても気持ちが落ち込むのみ。漢方も試したけど、効き目なし。そして、さまざまなセラピーにも通った。セラピー自体は良いと思われるものも、セラピストに知識がないのか、なかなか私の気持ちがわかってもらえず、気持ちが滅入る一方。
そんなときに、今の主人と出会い。主人は、当初から、私の子供が欲しいと、今まで誰からも言われたことがなく、そして女性として一番嬉しい言葉を言ってくれた。しかし、私のホルモン数値は、不妊治療が不可能なほど、ひどく。
私のこの問題を優しく受け止め、受け入れてくれたことに、感謝している。
5年前、イタリアに来て、初めて、病院の婦人科に診察に行き。
再度、血液検査をし、もちろん、日本で診断されたのと同様、若年性更年期障害と言われた。でも、何かが違う。先生が、とても優しかった。私のような症状を持つ患者の気持ちがわかっているのか、"最近、あなたのような患者は増えているし、まだ若いんだから、何も心配する必要ないのよ。ただ、ある程度の年齢まで、ホルモンの補充として、毎日ピルを飲めばいいから"と。日本での診断のときに言われたことと、同じにも関わらず、気持ちがとても楽。もちろん一概には言えないだろうけど、私のような問題を抱える女性、そして更には、女性であれば必ず直面する問題について、日本に比べ、オープン。そして、患者側をおおらかに、リラックスさせる術を知っているような気がします。それは、回りくどい言い方からではなく、ストレートに説明することにもあるのかと思います。
同じ若年性更年期障害(POF)を抱える、イタリア人20代〜30代の女性たちのフォーラム、意見交換のサイトなどを、以前は、よくネットで読みあさりました。症状について、服用している薬、その薬の副作用についてなど、そして、精神的な気持ちの焦りなどを綴ってる人もたくさんいて、"私1人ではないんだ。"と、共感しながら、前向きな気持ちになりました。ある女性の話しで印象的なのは、30代前半の女性。10年間付き合っていた彼と結婚。彼は、ずっと子供が欲しかったのですが、彼女は、結婚後、若年性更年期障害に。つまり、子供が産めない状態になってしまい、それを知った彼とは、その後離婚を余儀なくされ。その他、ある女性は、子供を産んだ数年後に、若年性更年期障害。
ホルモン補充療法で処方される薬、ピルも、人によりさまざま。
人工的に、薬という形で、ピルを毎日服用するのも、もちろん抵抗がありましたが、
毎日、気持ちよく生活するために、そして、美しく歳を重ねていくためには、自分に無理をせずに、自分の身体の変化を受け入れ、必要ならば、薬に助けてもらい、そして、定期的に、血液検査や婦人科検診をするのがよいのではと、この約7年を通して、感じました。
イタリアに来た当初処方されたのは、Klairaというピル。数年、飲んでいましたが、その当時から、髪が大量に抜け、去年、再度、婦人科で検診の際に、脱毛の問題も話し、飲んでいるピルのせいではないだろうけど、とりあえず、薬を変えてみました。今は、Femoston 2/10。それでも、大量に抜け、禿げかけてきて、焦り、皮膚科に行くも、無意味で、脱毛専門の優秀な先生をネットで探しだし、今年、初めて診察に行き、今治療中。
髪の治療は、まだまだ、時間がかかるけど、気持ちは落ち着いてきました。
また、詳しくは、後日。
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同じ若年性更年期障害(POF)を抱える、イタリア人20代〜30代の女性たちのフォーラム、意見交換のサイトなどを、以前は、よくネットで読みあさりました。症状について、服用している薬、その薬の副作用についてなど、そして、精神的な気持ちの焦りなどを綴ってる人もたくさんいて、"私1人ではないんだ。"と、共感しながら、前向きな気持ちになりました。ある女性の話しで印象的なのは、30代前半の女性。10年間付き合っていた彼と結婚。彼は、ずっと子供が欲しかったのですが、彼女は、結婚後、若年性更年期障害に。つまり、子供が産めない状態になってしまい、それを知った彼とは、その後離婚を余儀なくされ。その他、ある女性は、子供を産んだ数年後に、若年性更年期障害。
ホルモン補充療法で処方される薬、ピルも、人によりさまざま。
人工的に、薬という形で、ピルを毎日服用するのも、もちろん抵抗がありましたが、
毎日、気持ちよく生活するために、そして、美しく歳を重ねていくためには、自分に無理をせずに、自分の身体の変化を受け入れ、必要ならば、薬に助けてもらい、そして、定期的に、血液検査や婦人科検診をするのがよいのではと、この約7年を通して、感じました。
イタリアに来た当初処方されたのは、Klairaというピル。数年、飲んでいましたが、その当時から、髪が大量に抜け、去年、再度、婦人科で検診の際に、脱毛の問題も話し、飲んでいるピルのせいではないだろうけど、とりあえず、薬を変えてみました。今は、Femoston 2/10。それでも、大量に抜け、禿げかけてきて、焦り、皮膚科に行くも、無意味で、脱毛専門の優秀な先生をネットで探しだし、今年、初めて診察に行き、今治療中。
髪の治療は、まだまだ、時間がかかるけど、気持ちは落ち着いてきました。
また、詳しくは、後日。
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