今更の話題だけど、8月15日、今年のフェッラゴストの祝日は、外食!
いつもは、我が家で、ミラノの叔母と一緒に食事するのですが、今年のフェッラゴストは、義父がごちそうしてくれるとのことで(主人が、無理矢理そう言わせたから、自発的でなく)、久々の外食(つまり、料理、後片付けする必要がない!!)を、密かに心待ちにしていた私。
今年2月にウンブリアでの1ヶ月半程の同居、そして、7月から始まった、我が家での同居を通して、義父を分析した結果、
義父=アル中、1人でいられない病、Super自分勝手、Superケチ、一生バカンス気分 etc
イタリア語で、"超"と強調したいときに、Super(イタリア語的には、スーペル)を前につけます。
義父は、本当に運の良い人で、若い頃、仕事にも恵まれ、今では倒産したけど、当時は有名だった、イタリアのバイクメーカーで、それなりの地位もあり、モンツァ、ミラノの銀行のお偉い方々とは、テニス仲間だったり、お友達が多く。
55歳に、仕事を辞め、それ以来、ペンシオーネ(年金)を、2400ユーロ、毎月もらっています。すべてのお年寄りの方が、こんなに高額の年金をもらえるはずはなく。
とにかく、運がいいというか。お金に困った事のない人。
お金のことに関して言えば、
毎朝私が買う新聞代も、私たち負担。
彼のみが毎食食べる、高価な生ハムも私たち負担。
スーパーでの食料品の買い出しも、95%、私たち負担。
普通のワインの3倍はするアルコールゼロのワインのみ、義父は喜んで支払。
スーパーの買い出しに、義父も、無理矢理連れて行くのですが、レジで並び始めると、颯爽と逃げます。あからさまに。払うのが嫌だから、スーパーの外へと逃走。
そして、金銭的以外のことより。
1人でいられない性格だから、主人と私だけで出かけるということができません。プライベートの時間がありません。
近所の肉屋、しまいには、プーパ(チワワ)のワクチン接種のために動物病院に行くのさえ、義父もついてきます。
つまり、ウザい。
家にいても、いちいち面倒。
昨夜のこと。
我が家には、一階だけで、テレビが3つ。キッチンダイニング、リビング、そして庭。
サッカーの試合を見るのにも、義父は、リビングで観る!と。
性格が真逆な叔母、そして主人は、外の空気が気持ちいいから庭で観戦しようと。
ちなみに、ミラノに住む独身の叔母は逆に1人の時間が必要!!と言っているのに、ほぼ毎晩、我が家に無理矢理来させ、義父の話し相手。私たちだけでは大変だから、叔母も巻き込んでます。
義父は、"みんなで"、リビングで観たかったのに、誰もリビングでは観たくなく、機嫌悪くなり、怒り出し。
ま、結局、私たちは、庭に移動し、義父は、ふくれて、1人でリビングで観戦。
庭で、私は、叔母に、日常での義父のこと、ぶちまけてました。
細かいことを言ったら、キリがなく、本が書けるぐらい。
金銭的なことに、特に、愛する家族、友人には、寛大、大雑把な私たちなのですが。言い換えれば、お金を負担することは、その人に対する愛情、気持ちの表しなので、見返りは期待しないのですが、ずる賢く、自分がお金を払わず、リスペクト、感謝がまったくなく、好き放題することができる状況を作り、私たちを利用し、奴隷のように扱う義父にはうんざり。2月のウンブリアでの同居は、義父の家での同居だったから、更にストレスが溜る一方だったけど、ここは、我が家だから、私たちのペースで生活できるかと思いきや。
我が家。
私たちの家。
義父の家でないのに、すべてが、義父のペース。
私たちの家なのに、全くリラックスできない環境になっています。
この2ヶ月、アルコールゼロワインを飲み。
つまり、アルコールには全く口をつけず、すっかり健康体に戻った、義父。
その一方、主人は、ただでさえ病気をたくさん抱えているのに、休む暇もなく、できるだけストレスがかからない生活を送らないといけないのに、ようやく上手く回り始めている仕事もあるのに、義父に朝から晩まで振り回され、最悪。(イタリア語では、こういうとき、"悪夢"、インクボ、といいます。)
このイタリア生活で学んだこと。
とにかく、不満、ストレスは、溜めないこと。わがままなぐらいに、どれだけ大変な思いをしているかを、周囲にアピールすること。そうじゃないと、損するのみ。
そして、私の場合、主人の性格が、ある程度溜めて溜めて、後で、大爆発するので、私が日々、特に唯一義父に強く言える叔母に爆発しています。
2月の同居で、主人が無理して溜め込んで、最終的に肺炎になりかけた経験をまた繰り返したくないので。
義父との日常について話し始めたら、本題から逸れてしまいましたが、
とにかく、このドケチな義父が、フェッラゴストにおごってくれる!と。
ただ単に、自分が、山のレストランで、フンギポルチーニが食べたかっただけなんですが。今年の2月の、私たちの結婚記念日の食事にも、ついてきて、そのときに行った山のレストランが気に入り。
ベルガモを超え、ミネラルウオーターで有名なサンペレグリーノを目指し。
わかりづらいけど、奥の赤い建物は、Trussardiのアウトレット!いつも通り過ぎるのみで、一度は行ってみたいと思ってます。TrussardiのCEO&ミッシェルフンジガー(スイス人のモデル、司会者などでイタリアでも活躍)は、ベルガモに大豪邸を持っていたり、ベルガモも、リッチな人々が少なくないです。
そして、レストランに到着。レストランの写真がないけど、外から見ると、飾り気のない建物。中はシンプルで、小綺麗。この日のように、祝日でない限り、週末でも、空いているのですが、この日は、大混雑。
ポルチーニ茸のパスタ。
お腹いっぱいだったけど、セコンドは、お魚のフリットをみんなでシェア。
順序が逆になってしまいましたが、前菜に戻り、私は、魚介のサラダ。
主人と義父の前菜は、ポレンタ、サラミ、そして、ポルチーニ茸。これ一人分の前菜。
ちなみに、ただでさえ、お腹が弱い義父は、ポルチーニを食べ過ぎ、その後、トイレに駆け込み。笑
これから、秋にかけ、更にポルチーニが美味しくなる季節ですが、今度は、いつ行けることやら。。
祝日の食事の際には、前もって予約しておいは方がよいです。
Da Aldo
Via Guglielmo Marconi 68
24010
Algua
Tel 034597103
https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g2464979-d2461752-Reviews-Da_Aldo-Algua_Province_of_Bergamo_Lombardy.html
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