2016年7月8日金曜日

近所のアグリツーリズモ

La Camilla 

ずっと以前から行きたいと思っていた、近所のアグリツーリズモ。

年に一度、フラメンコを観ながらパエリアを食べる会、"Serata Andalusa"がこの時期にあり、今年初めて、行ってきました。

感想は。

一言で言うと、とても素敵な夜を過ごしました。

夜8時からのはずの、この会。

8時半頃から、ようやくアペリティーボの準備。





大きな敷地内で、数々のアペリティーボ。アペリティーボの内容もスペイン風。
サングリアや食べ物は、スペイン風オムレツ、野菜の酢漬け、ミートボールのようなものや、その他、飽きる事がありませんでした。そして、お皿が空くと、次から次に、新たなお料理が運ばれていて、アペリティーボだけでも満足。

そして、その後は、テーブルにつき、前菜の生ハムやチーズの盛り合わせ、プリモのパエリア、デザート。

どれも、とっても美味しかったです。

イタリアでパエリアを外食で食べると、イタリア風リゾットのように、お米がべちゃべちゃになっている場合が多いのですが、このパエリアは、とても美味しかったです。
量もたくさんあり、ウェイターがしつこいぐらい、おかわりしないか聞きにきていました。

ワイン、水も込みで、1人40ユーロ。

帰り際に、メロンの食後酒も一杯いただき。初めて飲んだけど、美味しかった。

フラメンコの踊りのレベルは、残念ながら、低かったんですが、食事、そして雰囲気が最高だったので、大満足。

近場で、こんなにゆったりした雰囲気で食事ができて、犬連れでも安心なので、今後もまた行きたいと思います。

この季節のよい時期は、月に一度、アペリティーボのイベントがあったり、日曜日のブランチもあります。

あと、大晦日などのイベントにも使えそう。

La Camilla 
Via Dante Alighieri 267
Concorezzo (MB)
20863



2016年7月7日木曜日

家族



庭のオリーブの木を見上げながら。

基本、イタリアの生活について、そして美しく美味しいイタリア、日常生活を交え、書いていますが、自分の日本の家族についても、書かずにはいられなくなったので、少しずつ、書いていくことにします。

まずは、今日感じたこと。

愛とは。

本物の愛とは。

日本に住む妹とチャットで両親の話を聞いていると、本当に虚しくなってくる。

自分の脳みそ、内臓が、地面に落ちる感覚。

私が子供の頃の母は、美しく、優しく、頭がよく。

それが覆されたのは、いつからだろうか。

彼女の心に大きくて深い傷があることは確か。

ずっとずっと前から。

ある時期を境に、彼女の本性が、娘たちに見えるようになり。

娘たちを心身共に傷つけ続ける彼女。

鬱、共依存、嫉妬。

本人は、辛いのだろうが、病気という実感がなく、病院に連れていくことすらできない。

歳を重ねるごとに、状況はひどくなっているとのこと。

そして、私は、父のこと以上に、将来がある、妹、姪、甥のことが心配。

私は、自分自身を守るために、母から離れた。父も母に感化され、狂うこともあり、

彼らから離れた。

彼らを相手に、戦うことに疲れたから。

逃げることの大事さを学び、自分自身の人生を大事にしてよいことを優先した。

もしかして、もしかして、私や妹のように、今、辛く苦しんでいるかもしれないから、

気が向いたときに、少しずつ、書いていこうと思う。

彼らのことを考えること、過去を思い出すこと、そして書くことは、かなりのエネルギーが必要で、そう簡単でないから。

それと、今は、書く事が、気持ちの切り替えをしてくれるのかな。

東京にいるときは、仕事柄、日々子供たちと接していて、子供たちの笑顔、そして音楽が、私を前向きにさせ、そしてまた前を向いて歩くことができた。

そして、イタリアの家族。

イタリアの家族も、色々と問題があるけど、なんだかんだいって、愛が根底にある。健康的な愛が。

喧嘩するときは、その場で、言いたい放題言って、数ヶ月連絡を取らないなんてことがあったとしても、知らないうちに仲直り。

義父と、来週からの同居。

ウンブリアでの同居より、ここモンツァの私たちの家での同居は楽なはず。

でも、今の生活より、面倒なのは確か。

でも、義父にしても、親戚にしても、人間として、当たり前かもしれないけど、基本的なレベル以上に、人を思いやる気持ちがあるから、私は、何が起こっても驚かないし、どんなこと言われたとしても、許せる。

私は、結婚後、姓を変えた。主人の名前に。
イタリアでは、通常、結婚しても、女性は姓が変わりません。
旧姓のまま。
私は、自分の旧姓自体は、嫌いではないので、結婚後苗字を変えるかどうか悩みました。
ちょうど、同時期に、妹が、離婚をし、旧姓に戻り、そのことに対して、母が嫌みを言い続けたり、妹に対する、精神的虐待がエスカレートし、そんなことにも怒りを感じ、そして、数々の親の許せない言動を思いめぐらせると、同じ姓でいるのは、吐き気がするので、私は姓を変えました。
イタリアで、正式的に、旦那と同じ姓に変えるのはあり得ないので、インターナショナルな感覚を持っていないイタリア人には、理解しがたく、面倒なときもありますが。
まずは、ミラノの日本領事館で、姓の変更をしましたが、日本人職員から、散々、イタリアの身分証明書などその他のイタリア側の変更手続きが、超面倒よと脅されましたが、そうでもないです。というか、そう神経質に、一度に、全部変えようとしなければ。

義父は、自分勝手なところ、たくさんあるけど、ウンブリアで孤独。
孤独。
孤独ほど、辛いものはないと思う。
そして、特に歳を取れば一層。

今回の同居。

私たちにも、色々な意味で、余裕ができてきたから、義父との同居が受け入れられる。

私は、自分の親に、親孝行がしたくてもできないから、義父の同居は、喜んで(というと語弊あるか。。笑)受け入れました。

これだけは言っておく。

私がこうして、生きているのは、両親のおかげ。

育てくれたことには、とても感謝している。

ベアだけでなく、義父も一緒のこの家。もしかしたら、義父の犬も連れて来るのかもしれないし、どうなることやら。

当たり前かもしれないけど、自分の家は、愛がいっぱいで、仕事や外から帰ったときに、誰もが落ち着ける場所、そして、一番安全な場所にしたい。

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2016年7月6日水曜日

私のランチ

以前、主人は、ミラノやモンツァで働いていたので、お昼には、一旦家に戻り、ランチを一緒に食べて、また午後3時頃から、オフィスに戻っていましたが、今の仕事は、30キロほど離れたところなので、朝家を出ると、夕方過ぎまで戻りません。ランチは食べず、家に戻ってから、アペリティーボのように、フルーツや野菜を食べています。

まだまだ我が家でのダイエットは継続中で、夜2人での食事のときは、パスタ、お米を食べなくなりました。

私はというと。夜は、主人と同様に、野菜中心で、軽めのディナー。
昼は、最近はまっている、黒いお米。



これにノンオイルのツナ缶をまぜ、粒マスタードで和えます。


見た目は悪いのですが、中々美味です。

海老とも合う、このお米。海老好きの私ですが、海老はカロリーが多いから、ツナ缶。

そして、今日は、ほんと、久々に、パスタを食べました。

De Ceccoの全粒粉パスタ。


De Ceccoの全粒粉パスタは、美味。これで、アーリオ オーリオ ペペロンチーノ(唐辛子、ニンニク、オリーブオイル)を作りました。


来週後半から、義父との生活なので、ランチは義父に合わせて作ることになるため(分けて作るのは面倒!)、全粒粉パスタや玄米など、食べられなくなる!

今のうちに、1人の時間を、満喫しておきまーす。

パスタ食べたら、眠くなってしまったから、お昼寝でもしようかな。

2016年7月4日月曜日

ペットショップ

時系列が、バラバラになってしまいましたが。

土曜日の午前中、ブレラのジュエリーショップの友人のところで
(参照http://milanoamici.blogspot.it/2016/07/blog-post.html)、チワワ談義。
その日初対面だった、お店を手伝っている子もチワワを飼っているとのことで、
更にお互い、iPhone片手に、自分たちの子供(チワワ)の写真を見せ合い。
この友人のお店から、徒歩10分ぐらいのところにある、実はその日行く予定にしていたペットショップの話になり、そのお店に、私がずっと探していた、犬を入れるリュックが売っていて、今日知り合ったチワワのママもたまたまそのお店で買ったとのことで、写真を見せてくれ、早速、行って購入。

今日からセールとのこともあり、75ユーロが65ユーロになってました。

これ。



モトリーノ(バイク)や自転車でも、安心して一緒に移動できます。
色は元々、このグレーの他に、茶色とグリーンがあったみたいですが、お店にはこのグレーが最後だったみたい。でも、グレーで良かった。

そして、友人も話していたけど、このリュック、チワワたちにとっても心地が良いみたいで、プーパもすぐに気に入ってしまい、リュックの中から出たがらなくなってしまいました。(それはそれで、問題だけど)

お店には、たくさんのチワワサイズの可愛いお洋服や、アクセサリー、クーチャ(犬用ベッド)、そして、リュックのほかにも、小型犬を入れる可愛いバッグがたくさん売っています。とてもセレブっぽいお店。リュックを買ったら、お店のFacebookに載せるため、写真も撮り。



ブレラ地区、Via MadonninaからペットショップのあるVia Solferinoまでお散歩。暑く、ベア、少し歩かせすぎてしまい、石畳のところも多く、まだ仔犬のベアには、きつかったみたいで、それに気づいたのは、モンツァに戻ってきてから。その後、午後、夜、ずーっと爆睡していました。歩きすぎて、片足痛めてしまったけど、次の日には、元気に回復。
大きくても、まだまだ仔犬だから、気をつけないとと反省しました。

Bau per Miao
Via Solferino 25
Milano




最近の日常


ベア。なぜ、階段の狭いところで寝るんでしょう。

我が家、それなりに大きい家なのに。。

角や壁に胴体を向けて寝るのも好きみたい。

今日は、月曜日。平和で穏やかな1日です。そして、この午後の時間は、犬たちも静か。

週末は、ここ2週間続けて、来客が多く賑やかでした。

昨日は、叔母、従姉妹、従姉妹の子供たちが来て、家で食事。今回は、子供メニューで、ラザニア、そして、マクドナルドで、ポテトやチキンナゲットを買ってきたり、サラミ類やフォカッチャなど簡単に。




調理後は、到着してドタバタなのを予測し、オーブン入れる前に写真を取り。

あとはマフィンも作りました。



そして、久々、義父ネタ。

ネタというか。。昨日、急に、状況が変わり。10日後に、主人がウンブリアに住む義父を迎えに行き、この私たちの家で、同居になりそうです。というか、決まりみたい。
孤独な義父、病気など、緊急のことを考えると、ミラノで介護女性と住むか、私たちのところで一緒に住むのが一番いいのではとは、思っていたけど、こう事が早く進んでしまうと。。

ウンブリアでの同居とは、大分状況が違うけど、それでも、どうなることやら。

本当に、10日後に迎えに行って、そして、一緒に、ここで生活することになるのかも、あまりにも急すぎて、実感ないけど。

それでも、5年ぶりの休暇、今月末に行くつもりだったのを、すべてキャンセル。。。

ベア、そして更に義父。家の中が賑やかになる気配です。

新しいメンバー

新しい子が仲間入りしました。

2週間前から。



名前はベア。数日前にようやく3ヶ月になったばかりの、まだまだ仔犬。

主人が、いつものようにインターネットでブリーダーを探し。
ブリーダーは、ローマにほど近く、ViterboにあるMonterosi。
我が家から、560キロ。
先々週の土曜日の早朝、車でベアを迎えに行ってきました。
お昼頃、到着し、もちろん初対面のブリーダーのご夫妻、マッシモ&モニカにランチをごちそうになり。マッシモが調理担当ですが、とにかく、美味。そして、気さくで、飾りっ気なく、一緒におしゃべりしていて、楽しい人たち。モンツァやミラノの人々とは、全く違い、とてもロマーノな1日を大満喫。こんな美味しいパスタは初めてってぐらいでした。
ペコリーノロマーノをパスタを茹でたお湯でのばし、ソースにし、パスタ、マッケローニに絡め。歯ごたえもあり、ちょうどよいアルデンテ。そして、セコンドは、多分牛肉を小切れにしたのをフライにして、パンナ(生クリーム)で絡めたもの。
これも美味。
ピッツアもとても上手らしく。
次回伺ったときには、調理しているところ、しっかり見てレシピ教えてもらおうっと。

とっても素敵なブリーダーです。



ベアのようなDoug de bordeaux(フレンチマスティフ)の他にAlano (グレード デーン)やシーズーなどを扱っていて、ブリーダーとしてだけでなく、犬も安心して一緒に泊まれる宿泊施設、そして、もちろん犬と一緒に入れるプールもあります。

最初からメスが欲しく、ベアに決めていたのですが、ベアと同じ日に産まれた兄弟のチェーザレもいて、実際に会うと、主人はチェーザレの方が気に入っていたようですが、私は、オスよりメスの方が好みなので、主人を説得し、ベアにしました。モニカからは、チェーザレも一緒に引き取って!と言われたけど、大型犬2匹は大変。。
ベアは、1000ユーロで購入しました。
オスのチェーザレは、1200ユーロとのこと。

ちなみに、今月、グレードデーンの仔犬たちが産まれるそう。
妊婦のAlano Blu(グレードデーン)や他の犬達も見せてくれましたが、Alano Blu、美し過ぎます。更に欲しくなってしまう。。

日帰りで、往復で、1120キロはきつかったけど、ベアとの出会い、そしてマッシモ&モニカとの出会い、充実した1日でした。

http://www.circolocinofiloitaliano.it

Circolo Cinofilo Italiano
Via G. Belloni 33, Monterosi
(VT)

帰りの車中。


2016年7月2日土曜日

夏のサンダル

この2週間の間、新しい子が、私たちの家族に仲間入りしたり、私自身、去年からたまにお仕事させていただいている、通訳で家をあけることが多く、家のことやら、ドタバタとしていて、ここ数日、ようやく落ち着いたところ。

新しい子の話は、また後日、ゆっくりするとして。

ミラノ、今日から夏のセールです!

昨日、今日と友人が経営するアクセサリーのお店でイベントがあるということで、久々に、行ってきました。カプリ風サンダルの職人(と言っても、素敵な女性)が来て、さまざまな色、デザインを選び、実際に、足底になる部分を足に合わせ、オリジナルの靴を作ってくれます。つまり、オーダーメイド。それも、15分とかでできてしまうので、おしゃべりしたり、お店の中のアクセサリーを見ていれば、すぐに、靴は出来上がり。



友人が作るジュエリーにしても、このサンダルにしても、ほんと、質が高く、センスがよく、メイドインイタリー、そしてイタリア人の職人技の素晴らしさ、そして美を追求する情熱を強く感じます。

ちなみに、友人の経営するジュエリーのお店は、こちら。http://www.titabijoux.com/it/index.html


今日も、普段と同様、ジュエリーも欲しかったのですが、今日の目的は、サンダル。
なので、ジュエリーは、あまり真剣に見ず、ひたすらりおしゃべりして、気を紛らし。

サンダル、買ってしまいました。値段は、170ユーロ〜200ユーロ。手頃とはいえない値段ですが、それだけの価値はあると思います。まず、センスがよい!どれも素敵すぎて、選べない。洋服に合わせて何足も欲しいところですが、もちろんそうもいかないから、どんな洋服にも合わせられる感じで、これに決めました。



そして、履き心地は、とても良いです。私の足は、細く、この手のサンダルは、フィット感ゼロで、歩くたびに、サンダルが脱げそうになり、足裏と指に力を入れて歩かないといけないのですが、私の足の形に合わせて作られたこのサンダルは、履き心地が気持ちよく。
あと、ヒールの高さも2種類から選べ、歩きやすく少し高めの2,5cm。

ちなみに、オンラインで買えます。サイトのさまざまな色、デザインのサンダル、見ているだけでも、ワクワクしてきます。

Dea Sandals Capri http://www.deasandals.com/it/

化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...