2016年10月3日月曜日

スーパーマーケット



10月に入ったのに、太陽が眩しく、まだまだサングラスが手放せないです。

秋晴れというより、春のような感じ。

この週末のニュース。

スーパー、エッセルンガの創立者、そして経営者でもあったCaprotti氏の死去。
来週91歳の誕生日を迎える前に、旅立たれました。
エッセルンガは、ミラネーゼにとって、日常生活で一番身近な存在。
きっと、ミラノ、北イタリア在住の日本人の方々にとっても同じことと思います。

若い頃、アメリカで学び、一旦イタリアに戻るものの、再度、アメリカに旅立ち、アメリカの大手スーパーを参考に、1957年、イタリアでスーパーを開業。

現在では、150以上の店舗があり、年間7miliardiユーロ(ミリアルドが英語だとビリオンだから、70億のはず。。)の売り上げ。そして、従業員数、29000人。

エッセルンガは清潔感があり、スーパーの中も明るく、洗練した雰囲気があります。
そして、重要な、質と値段。
野菜、果物共に、他のチェーンスーパーに比べると、断然新鮮で美味しい!
夏は、特に、スイカが美味しいです。
値段は、少し高めですが、他のスーパーで安い腐った果物や、まずい野菜を買って、即捨てることを考えると、エッセルンガは、信頼性があります。

ちなみに、スーパーに関して、私は、エッセルンガ以外は行きません。
ってぐらい、エッセルンガファン。

でも、多くのミラネーゼが、私と同じように思っています。

エッセルンガのポイントカードで、ポイントを貯めて、カタログから好きな商品を選べたり、または、現金化できるのも、魅力で、人気です。

カプロッティ氏。実は、私たちが住むアルビアーテ出身。
この近所に、大豪邸があります。
近年このアルビアーテに住んでいたのかは知らないけど。

カプロッティ氏のような、ビジネスリーダーが亡くなるのは、本当に残念です。
最近、このエッセルンガ、フランス系某大手スーパー、もしくは、米系に売却されるのでは、なんていう、嫌な噂もあります。

そして、家族問題、遺産相続問題などで、数年前から裁判沙汰になっています。

Made in Italyのスーパー、そして私たちが住むこのアルビアーテ出身のカプロッティが作ったエッセルンガ、今のまま、ずっと、私たちの大好きなエッセルンガでいてほしいと願ってしまいます。

ちなみに、今朝は、お葬式が行われたようです。
喪に服し午前中は、すべての店舗が休業。

昨日、買い物に行くと、レジの女性たちが、お葬式に参列するだの、おしゃべりしていました。

エッセルンガを作りあげ、そして、ここまで大きく成長させたカプロッティ氏。ミラネーゼのみに限らず、たくさんの人々に愛されたエッセルンガを作られたカプロッティ氏に、哀悼の意を表すとともに、感謝の気持ちでいっぱいになります。

安らかなるご冥福をお祈りいたします。

さて、話しはガラッと変わり。

私たちの週末は、スカールの去勢手術と思っていたら、勘違いで、血液検査のみ。

今は、血液検査の結果待ちです。


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2016年9月28日水曜日

マクドナルドデビュー

先日、義父がマルティーノと共に、ウンブリアに帰りました。

運転できるぐらいまで元気になった義父、1人で、ミラノ〜ウンブリア間、500キロを
運転して、無事帰りました。

しかし、問題は、その後。

どうも、家に到着する前に、地元のワイナリーに立ち寄り、ワイン購入。

もちろん、ミラノの私たちや親戚には、ワインを飲んだとは言いませんが。
昨夜、家の階段から落ちたらしく、また、昼、叔母が電話すると、口が回っていなかったらしく。そして、主人が昼時に電話しても、主人の電話には出ず。

やはり、今回、たくさんの嘘、本人なりの理由を作り、ウンブリアに急に帰ったのは、ワイン飲みたいだけの理由でした。

今回の同居の結論。

"それぞれが、自分自身の家にいるべき。"= 同居は無理。

さて、話しは代わり。

先週土曜日に、ベアとプーパを連れて、動物病院へ。
今回の目的はいくつかあり。

プーパもですが、ベアは、動物病院に着くと、病院に入りたがらず。



待合室でも。


椅子の下に隠れ。自分は小さなネズミでもなったかのように、主人の足元の後ろに隠れ。


そして、私たちの番になり、診察室へ。

まずは、プーパのお腹にある、おできを診てもらいました。
プーパが出産時に、除去したはずのおできが、またできたので、診てもらったのですが、脂肪の塊とのことで、何の心配もないとのこと。
一安心です。
ただ、体重を測ってもらい、ほぼ、妊婦(犬)時の体重、2,6キロにまでなっていて、ダイエットをするように言われてしまいました。また、胴体が太りすぎて、胴体のラインがなく、長方形で、"タボリーノ"(小さいテーブル)と呼ばれてしまいました。

そして、ベアは、ただ体重測定のみ。



体重測定も嫌がり、体重計に乗っけるのも一苦労。

ほぼ6ヶ月に近づいたベア。先月の体重測定では、22,1キロだったのが、今回は、31,8キロ。どれだけ成長するんだか。2年は成長期らしいので、まだまだ、成長します。

あとは、スカールの去勢手術の予約。
早かれ遅かれ、ベアの生理はまだ始まると、スカールのことが厄介。
既に、ベアにまとわりつき、まだまだ子供なのに、色々と教え込んでいるスカール。
3年前には、プーパを妊娠させていて、チワワとピンチャーの間にできる仔犬たちは、すぐに新しい飼い主が見つかったけど、出産を含め、すべてのことをベアに置き換えてみると、想像するだけで、ぞっとします。
そして、ベアについては、いずれ、もしかしたら、仔犬を産ませたいとも考えているので、今回、スカールの去勢手術をすることに決めました。
手術は、今週の土曜日。動物病院が開く前、朝早くに、連れて行き、手術の前に、血液検査などするようです。手術はすぐに終わるらしく、その日の夕方には、退院できるとのこと。

病院の後、私たちが向かったのは。

マック!

ベアにとっては、初めてのマクドナルドでした。

マクドナルドもIT化が進み、今までのように、列に並んで、カウンターで注文するのではなく、大きな画面、まるで、巨大iPadのような、タッチパネルで、各自注文します。このシステム、導入して間もないみたいで、店員に手伝ってもらいながら、注文。

マックで、ワンコが大好きな、マックチキンナゲットも大量に買い。

病院の後、マックでほっとするベア。




私たちが注文したポテトやナゲット達がテーブルに運ばれてきても、何がなんだか理解できていない様子で、初めてのマックチキンナゲットも、10秒ほどまずは観察。



そして、食べ始め。


美味しい!とわかると、20ピース入りのナゲット、あっという間になくなっていました。


ちなみに、プーパも同じ。ベアばかりで、プーパの写真がない。。

食後は、もらったマックの無料券で、ソフトクリーム。

このソフトクリーム、とても美味しかったです。

日本のソフトクリームと同じ感じで、普段、イタリアのジェラートばかりだからか、日本が懐かしく感じた一時でした。

半分以上、ベアが食べていたけど。




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2016年9月22日木曜日

兄弟

スカールとマルティーノは兄弟です。

マルティーノは、2008年生まれ。

スカールは、2009年生まれ。

マンマは、元祖プーパ(ピンチャー)。2010年冬に、天国に旅立ちました。

見ての通り、パパは違います。笑

マルティーノ。思いのほか、珍しく、かわいく写りました。



マルティーノは、産まれて、義父の元彼女のポーランド女が仔犬を欲しがり、ウンブリアの義父のところに引き取られました。

スカールは、主人の息子のマテオが突然交通事故で亡くなり、ちょうどお葬式の日に産まれたのが縁で、他の人に譲ることができず、そのまま一緒にいます。


2人とも、超甘えん坊。

スカールに関していえば、女好き。そして、キス魔。
私の友人たち(女性)が、日本から泊まりにくると、ベッドに一緒に入りたがります。
そして、部屋から追い出し、扉を閉めると、扉の前でずっと待っています。

iPhoneを向けて写真を撮るとき、いつもやる、彼なりのポーズ。


マルティーノが義父と共にやってきて、スカールと対面したときは、マルティーノ、相当攻撃的になり、スカールと喧嘩ばかり。

最近かなり落ち着いたけど、それでも、たまに、どうでもいいことで喧嘩してます。

兄弟関係。

人間だけでなく、犬も同じみたい。


この距離感。

兄弟関係を表してるよう。

最近の問題は、ベアを巡り、三角関係。

マルティーノは、いつもベアの後ろにつきまとい。ベアは、まだ5ヶ月の仔犬。発情期までまだ約5ヶ月はあるものの、マルティーノは、ベアにまたがってます。
マルティーノは、ベアの恋人気分。いつもべったり。
ベアとしては、ただのお友達。
そして、基本、ベアに興味がまったくないスカールも、最近では、ベアといちゃつき。スカールは、ただ単に、"やりたい"だけ。
マルティーノとベアはいつも陰で、私たちの目を盗み、こっそりいちゃついていますが、スカールがベアといちゃついているときは、マルティーノが怒りまくり、吠えるので、私としては、わかりやすく。

この状況で、ベアに発情期が来てしまっては、もちろん間違いが起こっては困ります。相当のストレスは、すぐ予測できること。ちなみに、数年前、スカールは、チワワのプーパを妊娠させています。チワワだから、仔犬の引き取り手も簡単に見つかったけど、ベアとスカール、もしくはベアとマルティーノの子なんて、想像しただけでも、気持ち悪い!

ベアは、いずれ、もしかしたら、ちゃんとしたハスバンドを私たちが見つけて、仔犬を産ませることも少し考えているので、今回は、スカールの不妊手術の手配をしようかと思っています。

マルティーノとベア。ベアは、まだまだ子供。



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義父の決断

義父、セストサンジョバンニに住む3つ下の妹のところに、ランチに出かけました。
車で。
同居生活から、2ヶ月。
当初は、アルコール、そして安定剤の乱用で、足元もフラフラ、そして頭もボケていて、
先は長くないのではと感じさせるほどでしたが、この2ヶ月、本物のワインから、アルコールゼロのスプマンテのみを飲み続け、すっかり元気になりました。
頭もしっかりしていて、運転まで普通にできるようになりました。
叔母に話しを聞くと、ここ4−5年の、義父の運転は、本当に恐ろしかったらしいです。
運転中に寝ることもあったり。ちなみに、今年の2月、私たちがウンブリアにいる間も、車を何度も家の車庫や近所でぶつけたり。

すっかり、元気になったのに。

この時点まできて、本物のワインが飲みたくなったらしく、私たちの家、そしてミラノの親戚の家でも、本物のワインは飲めないので、ウンブリア、カンナーラに帰ると。

もちろん、本物のワインが飲みたいから帰る!とは言いませんが。

発端は、数日前のこと。

ある個人的な問題で、主人が、至急弁護士を頼み、解決させないといけないことがあり、カンナーラの義父の家の隣に住む親戚で、ウンブリア(?)で相当優秀で有名と言われるピエトロに頼みたく、ピエトロに電話しないとと言い出したとき、義父が、"ピエトロに話しがしたいなら、じゃあ、この週末、カンナーラ帰ろう!"と。
毎月、15日置き感覚で、この夏、ミラノ-ウンブリア間、片道、500キロを運転させられ、カンナーラまで、義父のどうでもいい用事で、付き合わされ、しかも、弁護士のピエトロとは、もちろん、電話、メールで話しが解決することだから、わざわざ行く必要もないから、主人は、激しく、義父の提案を拒否。

すると、1人で帰ると。

ちなみに、2週間程前、ウンブリア戻ったときに、本人の車を、自分で運転して、我が家まで来ているので、自分の車で、1人で帰るとのこと。

しかも、数日間でなく、もう我が家には戻ってくる気がないようで、自分のワンコも連れて、そして、カンナーラ帰ってから、自分のお世話をしてくれる、東欧人の住み込み介護女(バダンテ)を探し始めてます。

アルコールを口にせず、ようやく頭もしっかりしてるこの時点で、この決断。
なんだか、虚しい。

しかも、私たちには、名目上、カンナーラの家、泥棒に入られてないだろうかとか、庭の手入れをしないと、とかの理由で、帰りたいと言っていたけど、セストに住む叔母には、"アルベルト(主人)の家で、彼らと住むのは居心地が悪い。自分は家族でなく、客のような感じだ"と言っているらしく、更に叔母も、私のことを"彼女は最近いつも怒ってる"と。私は、理解してくれていると信じていた叔母に愚痴を聞いてもらっていただけなのに、そう言われ、主人は、叔母にもキレ出し、ヴァッファンクーロ!(最上級の罵り言葉)と叫び叔母との電話を切った。

ちなみに、先週末、義父が、義弟の家にランチに行ったときにも、私たちと住むのは居心地が悪いと既に言っていたようで、さすがの義弟は、ワインが飲みたくなったんだろうとの理解でした。

とのことで、日曜日、カンナーラに1人で車で帰るらしい。

しかし、カーナビも使えない、っていうか持っていないし、まず、ミラノから、高速の入り方などわかるんだろうか。20年前ぐらいまでは、ミラノ-ウンブリア間、何度も往復していたらしいけど、今となっては、以前自分が住んでいたモンツァの家の近所も覚えてないらしいし。

カンナーラに帰る!と、本人の意志は固く。ためらいもなく、逆に清々しさを感じてしまう。

ワイン飲みたさに。

飲めば、また、すぐに、フラフラになり、歩けもしなくなり、頭も働かなくなるのに。そして、体調も悪くなるのに。
今回が、最後のチャンスのはずなのに。
そして、食事に関しても、住み込みの東欧人女たちは、賃金のために、一緒にいるだけで、食事すらほとんど作らず、ワインさえあれば満足な義父に、ワインだけ与え。そして、更に精神安定剤の服用もまた再開するだろうし。(この2ヶ月、本人が飲んでいると思っているいつもの安定剤、私がこっそり捨てて、中に水を入れてる)

今、頭がしっかりしているのに、この決断をした義父のことを本当に残念に思う。

それにしても、義弟にしても、叔母たちにしても、誰1人とも、引き止めようとしないのも、笑える。


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2016年9月21日水曜日

モンツァでアペリティーボ

アペリティーボをしに、よく行くこのお店。


モンツァにあります。

見ての通り、魚屋さんとトラットリアをミックスさせたお店。
とはいえ、スタンド席が、いくつかあるのみですが、夜になると、食事をする客で一杯になります。ここ数日前まで、心地よい日差しもあり、天気が良かったので、まだ、店の外のオープンスペースで食事することもできました。


アペリティーボは、1杯のスプマンテとちょっとしたおつまみ程度の魚料理で、10ユーロ。生ガキを注文することもできます。普段私たちが、アペリティーボをしに行くお店に比べれば、少し高めですが、大好きなお店です。


PESCHERIA Fish & Wine
Via Vittorio Emanuele II 29 C
Monza
Tel 039326051


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2016年9月20日火曜日

ウンブリアからのお土産

2週間前、義父と主人が、4日間、ウンブリアに行っていました。

そのときのお土産!

まずは、パスタ。

タリアテッレとレモンのラビオリ。



帰ってきた日の夜、早速、レモンのラビオリをトリュフのソースで。



このレモンのラビオリが、本当に美味しい。
中に、リコッタとレモンの皮が入っていて、このレモンの皮の量が程よく、
レモンの皮の固さも歯ごたえがあり、そして、ちょうどいい加減のレモンの香りが口の中に広がります。

トリュフのソースは、これ〜。


GIULIANO TARTUFI
もちろん、ウンブリアの会社。
大好きなメーカーです。トリュフの香りが強く、そして上品。
このトリュフソース、日本から時々来るクライアントに一度プレゼントしたら、とても喜ばれ、また頼まれました。
普通の茹でたパスタに、このトリュフソースをティースプーンで一杯とオリーブオイルで混ぜて食べるだけでも美味しいです。



パスタは、サンタマリアのMargio'という生パスタのお店で。本当にオススメです。

そして、甘いブリオッシュなどは、いつもの行きつけ、フォリーニョにあるパスティッチェリア Merendoni から。http://milanoamici.blogspot.it/2016/03/blog-post_88.html
帰ってくる日、朝6時に発つ前に、主人が朝5時にパスティッチェリアに行ったら、大勢の人でにぎわっていたらしいです。若者たちが多く、みんなディスコなどで踊り、楽しんだあとに、お腹空かせて、パスティッチェリアに。
主人は、お店にあるもの、全部、買い占めてきたらしいです。
それが、これ。



ミラノでは、味わえない、素朴で美味しいブリオッシュ。


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2016年夏 その3

新学期が始まる前日、夏休み最終日に、ずっと放っておいた夏休みの絵日記や宿題をやっている気分で、書いています!

8月31日は、プーパの誕生日でした。5歳になりました。

お祝いに、大好物のポッロ(ポッロとは、チキン)!

チキンの丸焼きを買いに、ミラノまで。

もちろん、家の近所のスーパーでもよかったのですが、特別にその日は、ミラノまで。


道の真ん中にあって、いつも大勢の人で混んでいます。このお店の売りは、出来立てチキンの丸焼き。その他、色々な種類のお惣菜も売っています。





GIANNASI
Piazza Bruno Buozzi / Corso Lodi 15

家に帰り。

骨がついている部分が大好きなプーパ。

堪能して、食べ尽していました。



もちろん、他のワンコたちも、この日は大満足。

チキンは、ワンコの大好物です。

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化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...