2016年4月21日木曜日

いちごのグラニータ - Granita Siciliana di fragole -


作っちゃいました。

コーヒーのグラニータ(http://milanoamici.blogspot.it/2016/04/blog-post_14.html)に続き、いちごのグラニータ!

とっても美味しいです。

ただ、先週末に作ったときは、お天気が悪く、少し涼しいぐらいだったので、グラニータ食べたあとは、ちょっと寒かったけど。

レシピ

イチゴ 500g
水   300g
砂糖     スプーン2杯〜3杯
レモン汁 少々
生クリーム

1. イチゴを洗い、半分に切る。
2. 水に砂糖を入れ沸かし、シロップをつくる。
3. イチゴをアルミ製の入れ物にいれ、冷ましたシロップ、レモン汁を加える
4. ハンドミキサーでなめらかにする。
5. 冷凍庫へ。
6. 最初は数時間放っておいて、少し凍りだしたら、再度ハンドミキサーでなめらかにする。
7. 1時間おきぐらいに、再度冷凍庫からだし、ハンドミキサーでなめらかにする。
8. グラニータになるまで、繰り返し、できあがり。

少し自己流にアレンジしているけど、参考にしたレシピ: http://spelucchino.blogspot.it/2010/06/granita-siciliana-alla-fragola.html

ミントウオーター - Acqua menta -

数日前、テレビのニュースで、ドイツで、ドイツだけで使用可能な5ユーロの硬貨が発行されるとのこと。。本当なんでしょうか。。
ユーロなのに、ドイツのみで可能って。。。意味がわかりません。

Buon lavoro "ブオン ラボーロ"とは、お仕事頑張ってね!という意味。
使用頻度は多いです。上司、同僚、家族、友人の間で隔たりなく使われます。
英語にはない、このフレーズ。イタリア語の中で、好きな言葉。

今朝は、久々に、"Buon lavoro!"と見送り、"普通"の生活が、少しずつ戻りそうな予感。

"普通"。

普通の生活ができているときは、何も感じなかったし、あるときは、普通の生活が、退屈に感じることもあったけど、ここ数年、というか、イタリアに来てから、普通にはあり得ないことが、次から次へと起こり。"普通"の生活に憧れてきた、ここ数年。

今週に入り、昨日まで、病院でのアポ、その他で、ストレスの多い日々でしたが、なんとか、切り抜け。

今日も、お天気がよいです。

暖かくなると、テーブルに登場するのが、Acqua menta (アックアメンタ)。ミントウオーターです。



このミントシロップをお水で薄めるだけ。
ミントシロップ、いくつかのブランドがありますが、このシロップは、お砂糖が入っていないタイプ。ちなみに、バールでも飲めます。確か、フランスにもあったような。以前、夏にパリに行ったときに、カフェで、この緑色の飲み物を飲んでる人を見たのを思い出します。







2016年4月17日日曜日

ヨーグルトで作る簡単パウンドケーキ - Torta soffice allo Yogurt -


イタリアの朝食は、コーヒー、カプチーノの他に、ビスコッティやブリオッシュ、甘いものを食べるだけなので、準備も簡単。

朝食、そしておやつにも最適、素朴なパウンドケーキを作りました。

バターが入っていないので、軽く仕上がります。
砂糖は、ブラウンシュガーを使っています。

そして、ヨーグルトが入っている容器(125g)を代わりに使って、計りなしでも作れるので、楽。レシピには、gと両方書いておきます。

材料

無糖ヨーグルト 1カップ(125g)
植物油      1カップ(125g)
砂糖      2カップ(250g)
小麦粉     3カップ(375g)
ベーキングパウダー 1袋(16g)
卵        3個

レシピ

1. ボールに砂糖と卵を入れ、白く、クリーム状になるまで泡立てる。
  ヨーグルトを加え、やさしく混ぜる。
  更に、植物油を加え、下から上に、すくうように、混ぜ合わせる
2.  次に、小麦粉とベーキングパウダーも加え、生地がなめらかになるまで混ぜる。
3.  バターと小麦粉をつけた24センチの型に、生地を流し、前もって180度に温めておいたオーブンに入れ、30〜35分。

参考にしたレシピ http://cucina.robadadonne.it/ricetta/torta-allo-yogurt/


2016年4月14日木曜日

おうちでグラニータシチリアーナ

大分暖かくなってきました。

庭のジャスミンの花のつぼみが少しずつふくらみ始め、早く咲いて、庭中がジャスミンの香りでいっぱいになるのを心待ちに。

シチリアでは、既に30度を越しているとのこと。

昨日、コーヒーのグラニータを作ってみたところ、とっても美味しくできて、これから、夏にかけてのデザートにぴったり。ゲストが家に来たときにも喜ばれるメニューだと思います。



シチリア風コーヒーのグラニータ

材料
水 300CC
コーヒー 300CC
ブラウンシュガー 70−80g

生クリーム

レシピ
1. 水を小鍋にいれて、沸騰させ、ブラウンシュガーを入れ、溶かし、シロップを作る。

2. コーヒーを作る

3. "1"と"2"を冷ましたら、混ぜ、アルミ製の入れ物に入れる。

4. 冷凍庫に入れ、数時間、30分ごとに、スプーンでかき混ぜて、グラニータになれば、できあがり。

材料も作り方もとても簡単。ただ30分ごとに、かきまぜるのが面倒だけど。
アルミ製の入れ物は、できれば、平べったい方が、すぐに凍り、時間も短縮されるけど、うちにあったのが、深めのものしかなく、朝11時半に冷凍庫に入れ始め、最初の数時間は、まだまだ液体状で、午後3時半過ぎぐらいからようやく凍り始めてきた。夕食のデザートにちょうど間に合うぐらい、時間がかかってしまったが、すべて、入れ物の大きさ、深さ、コーヒーの量次第。

できあがる前に、生クリームをミキサーでかき混ぜ、食べる20分前に約10分、生クリームも冷凍庫に入れ、残りの10分は、冷凍庫から出しておく。
生クリームも、今回は砂糖をスプーン2杯入れたけど、コーヒーに砂糖が入っているから、生クリームは、砂糖なしでもよいかも。

参考にしたレシピ: http://www.dissapore.com/grande-notizia/la-ricetta-perfetta-granita-al-caffe/コーヒーの量を多めにし、砂糖を少なめにして、あとはバニラがなかったから、バニラなしと、参考にしたレシピから、更にアレンジしましたが、十分に美味しいグラニータになりました。






2016年4月13日水曜日

東京、そしてマリンディに向けて

月曜に、半年振りの血液内科のドットーレとの診察。

主人は、2013年11月に、慢性リンパ性白血病(Leucemia linfatica cronica)と診断された。
そのとき、心不全を起こしかけて1週間入院したときにした血液検査で、たまたま発見された。このタイプの白血病は、アジア人に少ないらしく、欧米人に多いらしい。
急性と違い、ゆっくりと進行、または悪性として一生進行しない場合もあるらしい。
だから、定期的な検診、診察、そして、早期に治療するのが大事で、今まで、半年おきに検診をしてきた。
今までは、進行していず、問題がなかったから、半年おきの検診で済んだ。

でも、毎回毎回、心臓内科や腎臓内科などと違い、血液内科と眼科は、一番嫌な診察。

先日の血液検査の結果と共に、病院へ。

名前を呼ばれ、私たちの番になり、部屋に通された。何人も先生がいて、どの先生に当たるか、わからない。今回はドットレッサ(女性の先生)。

一言で言うと、今回、悪化していると告げられた。
特に、3月にウンブリアで具合が悪くなり、ヘモグロビンの数値が下がり、義父との一件で、急遽モンツァに戻ることになり、再度救急病院(血液内科、その他お世話になっている同サンジェラルド病院)に行き、その際に、輸血をして、その後は、体調が楽になったことを説明し、すべての書類を見せた。

今年の1月の血液検査ではヘモグロビンが、9.7と下がり始め、腎臓内科で、鉄のサプリを新たに処方され、3月5日、ウンブリアでは、ヘモグロビンが7.6まで下がり、その後モンツア、サンジェラルド救急病院で、8.4で、輸血。そして先週の血液検査で、9.8。14.0〜18.0が平均らしいが、主人の年齢、そして主人が持っているすべての病気を踏まえ、10以上ないといけないらしい。ドットレッサ曰く、なぜヘモグロビンが7.6まで下がったか、そして未だに、低いのかを検証しないといけないとのこと。主人が持つ白血病が悪さをして、影響している可能性もあるから、 検査をする必要があると。骨髄穿刺(せんし)(伊 ago aspirato / aspirato midollare)をするようにとの指示。これについて、主人が拒否。本人は、痛みが伴う検査と認識があるらしく、そして、先週、ようやく、彼の本業で、仕事がもしかしたら、任されるかもしれず、この微妙な時期に、検査なんてしていられないと。心臓疾患も持っているから、心筋梗塞を起こす可能性もあるから、即骨髄穿刺をするようにと説明されても、主人は激しく拒否し、私も説得をしたが、本人の意志は固く。困り果て、ドットレッサが、血液内科で一番上の医師に電話をしだした。その後、検査を拒否した旨を書いた紙に主人がサイン。そして、1週間後に、また病院に戻り、血液検査をして、状態を見て、その検査結果次第で、輸血をする手配をすることになった。その際、また、骨髄穿刺の話しがでることになると思うが、月曜は、本人も相当びっくりして、心の準備も全くできていなかったから、思いっきり拒否をしたけど、来週までには、骨髄穿刺を受ける覚悟を決めることになるのではと。

今まで、病院で辛く、苦しんでいる姿を見て来ているのと、それに本人の性格上、本人が嫌と言っているときに、無理矢理説得しても逆効果なのはわかっているから、今回はこれでいいと思っている。ドットレッサからは、今週はできるだけ、安静にしているようにと言われた。あまりストレスを感じないように、私たちの普通の生活をしていれば、主人の体調に問題がないのはわかってるから、あまり病気の話しはせずに、楽しく、穏やかに、いつもの日常を過ごしている。月曜は、病院の後、ホームドクターのところにも、別件で行き、そのときに、骨髄穿刺を拒否した旨が書かれている書類を見せたら、ドクターからも、当然のことだが、骨髄穿刺の検査をするようにと念を押され、渋々ながらも、覚悟を決めはじめているような気がした。

そして、今朝。主人が自分から、骨髄穿刺の検査について、"自分は絶対にやらない"と駄々をこねはじめたから、さりげなく、麻酔もするし、ネットで色々と読んだら、そんなに痛みはないみたいと言っても、また子供のように拒否。

"もしかしたら悪化していなくて、化学療法までいかないかもしれないし、もし悪化していても、早めに治療すればいいだけだから。それに、ようやく仕事が入るってときに、ずっと働きたくても仕事がなくて苦しかったのに、検査せずに、悪化してから入院して治療では遅すぎる。また仕事も失うだろうし、今度こそは命を失うことになりかねない。1度経験しているわけだから、もう同じことは繰り返したくない。私に意地悪をしたいなら、検査せずに、したいようにすれば!私は、早く以前のように仕事してもらいたいし、そして、色んなところに休暇に連れていってもらわないと困る!いずれ日本にも一緒に行きたいし、それにケニアにも一度は行きたい!"と言ったら、本人、黙りはじめ。

ぼそっと、"ケニアは一度一緒に行ったじゃない。"と。

"ザンジバルは行ったけど、私が言ってるのは、マリンディ!あなただって、マリンディにまた行きたいでしょ?"と言ったら、

"うん。。"と。

マリンディとは、ケニアの1都市で、イタリアの芸能人や有名人、リッチな人々に人気のリゾート地。主人は、ある時期、マリンディ〜イタリア間で仕事をしていたから、マリンディには毎月のように行っていた時期があり、彼にとって、第二のふるさとのような場所。

来週の月曜日は、またヘビーな1日になるだろうけど、それまで、普通の日常を穏やかに過ごすことにする。

ザンジバルで買った海や自然がきれいな写真集でも、リビングに置いておこうっと。







2016年4月10日日曜日

ミラノでシチリア気分

昨日、主人が、iPhoneでFacebookを見ていて、"Renzi(イタリア現首相)にメッセージを送るにはどうするんだ"と。

"えーっと、Matteo Renziのページに入って、そこから送れるんでは"と答えながら、Facebookを見ると、掲載されてある各記事には、コメントとして送れるみたいで、そう説明すると、"そうじゃなく、直接送りたい!"とのこと。

私もよくわかってないけど、"それは無理なはず。なんて書きたいの?"というと、

"ヴァxxxxxxxxxxx!(英語でいうF*** y**のような言葉)"と送ってやりたいんだと。(笑)

この手のイタリア語の汚い単語の量の多いし、英語よりずっと多い。そして、日常でもふつーに、友人や家族の間で、たくさん使われます。最初、ほんとびっくりしたけど。

レンツィ首相、以前はフィレンツェ市長として、業績上げ、この方が、首相になって、イタリアも良い方向に変わるのではと思いきや。言うことばかり、大きい割には、何も実現していないから、嘘つき、ピノキオと呼ばれてます。

去年かな?NHKのようなRAIの視聴料を国民に支払いを義務づけるために、各電気料金の中に、この視聴料も含めることにしたときは、さすが(皮肉)と思ったけど。電気料金は、誰もが嫌でも払わざる負えないものだから、そこに視聴料も入れてしまえば、私たちは払わざる負えないし。

今日は初夏のように気持ちのよい天気。

ランチの後、ミラノのシチリアンバールに、この季節初めて行きました。
シチリアのカンノーリやその他の甘いもの、そしてグラニータが楽しめます。
私は、イチジクのグラニータ。もちろん、クリームつき。(3ユーロ)


ミラノには、他にもシチリアのお菓子が売っているお店がたくさんありますが、ここは格別。
シチリア、本物の味。


今日は、持ち帰りで、甘いものを。


ちなみに、アランチーニ(お米の中にモッツアレッラやラグーが入っていた揚げ物)も
とても美味しいです。

Eoliana
Via Ortica, 1
Milano
https://it-it.facebook.com/PasticceriaEolianaMilano

かぼちゃの花のフリット - Fritti di fiori di zucca ripieni

ミラノの友人のバルバラが、子どもたちが大きくなったので、何かビジネスがやりたいと。お料理が大好きの彼女、今流行りの、"Street Food"がやりたいそうです。
そう、あのフードトラックを購入するつもりでいるらしく、手頃なのを探してます。
飲食関係のビジネスをするのに必要な資格、Recを取得するためにコースに通っていて、
準備を着々と進めているよう。そして、フードトラック、私たちの友人で、"唯一"まじめで好青年のルーマニア人、クリスチャンが、フードトラックを持っていて、前から売りたがっていたので、先日、バルバラにクリスチャンを紹介。近いうち、2−3日、トラックを借りて、トライアルをやる予定。
クリスチャン、副業として、このトラックで、ミラノ市内で、週に何日かお店を出していたのが、あるとき、マフィアから脅されたり、嫌がらせをされ、怖くなり、諦めることに。

この、フードトラックみたいなのでのサービス、飲食以外にも、最近は、ネイルサロンというか、ネイルトラックみたいなのも、ミラノ中心に出没してます。

毎月の店舗の賃料がかからないとはいえ、初期費用としてトラックを購入しないといけないわけだし、どちらも、良い点もあれば悪い点もあるような。

ストリートフードの話題、詳しくはまた次回にするとして。

さて、かぼちゃの花が美味しい季節。ストリートフードとしても売れそうな、かぼちゃの花のフリットを作りました。



お花の中に、モッツアレラとアンチョビを入れ、小麦粉に冷たい炭酸水を入れて衣をつけ、揚げるだけ。

口の中で、モッツアレラが溶けて、アンチョビの塩っけが混ざり、とても美味しい一品です。

前菜、アンティパストとしてでも、セコンドとしても使えます。





化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...