2016年3月26日土曜日

明日はパスクア

明日のパスクア(イースター)は、トラディッショナルに、ラム。

一晩、レモン、オリーブオイル、塩胡椒、ニンニク、ローズマリーでマリネします。



プリモには、ラザニア。ラグー(ミートソース)も準備完了。

今日は、朝から、モンツァのチェントロ(中心街)やミラノに、仕事のためリサーチで
出かけましたが、街は、すっかりお祝いムード。
店内でも、"アウグーリ"(おめでとう)の言葉がたくさん飛び交い。

明日は珍しく、家族のみの食事なので、かなり手抜き。

ダイエットは、明後日から再開予定。

明日は、食べまくります。


2016年3月22日火曜日

チワワにムルタ(罰金)

今朝は、ベルギー、ブリュッセルでの連続テロのニュースと共に起き。。
ここ最近、度重なるヨーロッパでのテロ。
もちろん恐怖感もありますが、毎回恐怖より悲しみを大きく感じます。

さて、外は今日も春の陽気。

用事がありモンツァチェントロへ。
出かけるときは、いつもチワワのプーパも一緒。
イタリアは、他のヨーロッパの国に比べて、ペットフレンドリーだと思います。
ペットフレンドリーなホテルも、イタリアにはたくさんあります。
入店を断られる場合もたまにありますが、大体のバールやお店は、比較的、好意的に
犬連れでも受け入れてくれます。
格式高いレストランなどは断られるでしょうけど。
私はいつも超ローカルなトラットリア、ピッツェリアしか行かないなので、犬連れでも
文句言われません。

で、今朝も、いつものようにプーパを連れて出かけました。

大体、このように気持ちのよい天気になると、走っている警察の車や、道路で取締している警察をたくさん見かけます。ほとんどは、運転免許証のチェック、自動車保険をちゃんと払っているかのチェックで、よく止められます。私はここ2年で3回も止められました。。

今回は。。

車を道路の脇に停車し、まずは免許のチェック、そして保険のチェックと、いつものパターン。今回は、何も問題ないはずと思っていたら。

85ユーロの罰金取られました!!



それは、犬。。犬を車に乗せるときは、後部座席にケージのようなものを置き、その中に犬を入れておかないといけないのはわかっていたんですが。。大きい犬なら理解できるし、もちろん規則守ります。。っていうか、以前大型犬飼っていたときは、守っていました。
今回は、チワワ。うちのチワワ、小さいし、本当によく警官が、遠くから私たちの車を止めるときに、チワワが目についたと不思議です。それか、たまたま止めた私たちの車に犬が乗っていただけなのか。以前、止められたときも、チワワが乗っていたけど、吠えて大暴れだったけど、罰金取られなかったし。

こう天気がよいと、警官は、何が何でも罰金稼ぐために、大張り切りです。

警察を見つけたら、すばやく足元にチワワを隠すとか、今後の対策を考えないとです。









2016年3月21日月曜日

本物のオリーブオイル

これは、我が家で毎年買うオリーブオイルの缶。



ウンブリアはトスカーナに並び、オリーブオイルの産地。
イタリア、各地で、美味しく、特徴のあるオリーブオイルが作られていますが、
ウンブリアのオイルは、トスカーナのオイルに似ています。
味は、どちらかというとマイルド。

もちろん、その年の気候により、オリーブオイルの出来も変わります。
例えば、一昨年の夏は、雨、嵐ばかりで、悪天候により、オリーブがほぼ全滅で、売り物になるオイルがなく。私たちも買えずに、いつもスーパーで、買っていました。
その前の年は、とても苦みのあるオリーブオイルで、調理用にしか使えないぐらいでした。

私たち、そして、義弟やミラノの親戚たちも、毎年、ウンブリアのカンナーラから、オリーブオイルを、たくさんこの缶で買います。
義父の知り合いのところで作っているオリーブオイル。
今回のオイルは、美味しい。香りも強すぎず、とても上品な感じ。

ここ数年、このオリーブオイルが問題になっています。

去年、チュニジア、バルド国立博物館での銃乱射事件の後、観光業などを含め、経済的にも大打撃を受け、EUは、チュニジアのオリーブオイルの輸入量を増やしました。チュニジアのオリーブオイルは、イタリアのオリーブオイルに比べ、格安です。そのため、オリーブオイルメーカーは、チュニジアのオリーブオイルとイタリアのオリーブオイルを混ぜて、瓶のラベルには、100%メイドインイタリーとするんです。ギリシャのオイルも同じらしいです。多くは、チュニジア産らしいのですが。数年前は、オリーブオイルにひまわり油などを加えて混ぜて、Made in Italyとして、売られて問題にもなりました。
そして、同じ、イタリア産のオリーブオイル、生のオリーブから油分だけを取った、所謂一番絞り、Extra Vergine エクストラバージンオイルと、ラベルを偽り、実際には、搾りかすを入れて、売り物にしているケースは、かなり多いようです。

さて、世間のイタリア人たち、オリーブオイルをどれだけ理解しているのでしょうか。
スーパーでオリーブオイルを買う際、もちろん、100% Made in Italy、本物を買うように心がけていますが、どれが偽物かもわからないので、判断するのは難しいです。

イタリア国内でも、この状況なので、ヨーロッパ他国、日本やアメリカ、海外に輸出されているオリーブオイル、本物のイタリア産オリーブオイルはどれだけあるのか疑わしいところです。こんな状況の中でも、数週間前の新聞に、イタリア産(本当に本物かどうかは別として)オリーブオイルの輸出量が増えているとのこと。特に、日本、アメリカ、イギリスへ。

私たちは、本家が、ウンブリアにあり、そして義父が、ウンブリアに住んでいることから、毎年、簡単に本物のオリーブオイルが買えます。私たちが日々使うオリーブオイルは、100% Made in Italy の Extra Vergine のオイルです。先日、出張でミラノに来た、日本人のクライアントに、このオリーブオイルの缶を一缶、差し上げました。ちなみに、オリーブオイル、5リットルまでは、蓋がしっかりしてあれば、飛行機で持って行けるとのこと。お店やスーパーで売っているオリーブオイルとはまったく味が違い、味が濃く、オリーブの緑臭さもあり、美味しいと喜ばれました。

数日前に、テレビのニュースでもチュニジアのオリーブオイル問題について特集をしていましたが、今後は、チュニジアのオイルとの混合の場合は、ラベルに、記載するように、EUの食品法で決まったらしいです。
そして、100% Made in Italy 本物のエクストラバージンオイルの価格の相場は、1リットル、10ユーロとのことです。
ちなみに、私たちが今回買ったオリーブオイル5リットル、1缶、50ユーロ。値段的にも妥当で、本物のオリーブオイルであることが更に証明された感じでした。

さて今年のオリーブはどのようなオイルになるんでしょうね。
オリーブの収穫は、確か10月ぐらいから始まります。そして、一番搾りのオイルができあがり、大体11月末、12月に、私たちは購入。

先月、イタリア南部、バジリカータ州マテーラに住む友人が、オリーブオイル、やはり同じく5リットルの缶でプレゼントしてくれました。マテーラも、オリーブオイルの産地。
カンナーラのオイルとどのように違うのか、味わうのが、今から楽しみです。





イースターと家族

いよいよ、今週末はイースター。
イタリア語で、イースターは、パスクア。

大抵、パスクアの日って、お天気が悪いことが多いのですが。

今日も昨日のように、気持ちよく晴天。

今、iPhoneで天気予報をチェックしてみると。

予報によると。。やはり。。

土曜日までは、きれいにお日様のマークなのに、日曜日は雨らしい。。


イースターは、大体家族、親戚でお祝いします。以前は、義父の住むカンナーラに行っていましたが、もちろん今年は行くわけはなく。
大体、義弟家族の家に招待されますが、私たちはいつも断り、ミラノの83歳の叔母を招待するパターン。
イタリアというと、家族みんな仲良くてってイメージがあったけど、当たり前だけど、家族それぞれ違います。主人の家族も、まとまり悪く、よく喧嘩してます。
以前、義母が生きていた頃は、家族、親戚、仲良くて、クリスマスやイースター、みんな勢揃いして、楽しくお祝いをする、所謂イタリア家族の典型と言われるような家族のようだったみたいですが、義母が亡くなり、即、義父がポーランド女に血迷うようになってからは、状況が変わったようです。
とにもかくにも、さまざまな家族問題も、万国共通かと思います。
私の日本の家族関係は、もっと酷く残酷なので、主人の家族問題を見ていると、根底には、深い愛情を感じ取れて、微笑んでしまいますが。

3月になると、たくさんのコロンバや、卵の形をしたチョコレートがスーパーマーケットやパスティッチェリアに並びます。
クリスマス時期のパネトーネやパンドーロは、毎年買いますが、コロンバは今年初めて買いました。コロンバも、パネトーネと同じで、定番は、ドライフルーツが入っていますが、私はドライフルーツが嫌いなので、ドライフルーツの入っていないコロンバを。
ドライフルーツが入っていないものから、チョコチップ入り、チョコクリーム入り、レモンクリーム入りなど、最近は、いろんなタイプのコロンバがあります。
イースターの日のデザートで食べるだけでなく、イースター前も、朝食やおやつで食べたり。ちなみに、私たち(というか、ほとんど私1人で食べてる)は、今回2個目のコロンバ。






2016年3月20日日曜日

ロアーノでランチの後は

ロアーノでランチの後は、お店を出て、海を眺めながら、ベンチで休憩。



今回は海の写真が全くありませんが。。去年の記事もご覧下さい。
http://milanoamici.blogspot.it/2015/04/blog-post.html

お腹も一杯になり、飲んだ白ワインでほろ酔い気分で、日差しを浴びていると特に、ジェラートが食べたくなります。

で、近くのジェラテリアへ。

私が食べたのは、ピスタチオとカラメル風、無花果(イチジク)入りリコッタチーズのアイス。中々美味しいジェラテリアでした。


Gelateria Dario
Corso Roma 110,
17025 Loano

お店の外で、またベンチに座りながら、ぼーっとジェラートを食べ。


ジェラートの後は、この小さな町を散策。



ミラノからもカンナーラからも離れ、久しぶりに、気持ち的にのんびりできた、1日でした。

一年ぶりのロアーノ

先週金曜から、大分気温があがり、春らしくなってきています。
寒くどんよりした天気から一転して、急に明るく、暖かくなる、この春の始めが大好きです。気持ちも明るく、前向きになります。

昨日、土曜日は、リグーリア地方の海岸、Loanoロアーノに行ってきました。
大体年に1−2度行く、定番のスポット。
去年は、パスクエッタ(イースターの次の日の月曜日)に行きましたが、今回は、イースターの一週間前とあり、人がほとんどいない!ので、大分ゆっくり、のんびりできました。車の渋滞もなく、ロアーノがミラノからこんなに近くに感じたのは始めてでした。
来週パスクエッタ、そして更に気温があがり、夏が終わるまでのシーズン中は、渋滞なしで行くことは、ほとんど無理なので。
ロアーノは、ミラノの人々やトリノの人々がたくさん来るようです。
夏になると、ホテルに泊まる人もいますが、1ヶ月や2ヶ月、海辺のアパートを借りてバカンスを楽しみます。

ちょうどランチ時の到着だったので、到着前に車中で、トリップアドバイザ−でレストランリサーチ。そして、一軒、行ってみたいレストランを見つけ、電話。まず、電話しても誰もでません。既に12時半だったし、先月行った人のコメントが載っていたから、別にまだシーズンオフで休みではないはず。直接、お店まで行ってみると。お店は、予約で一杯。
まず、予約してあるか聞かれ、予約するために1時間前から電話したことを言うと、
準備時、営業時は、電話に出ないとのこと。。こじんまりとした、かわいらしいお店で、既に食事している人々のテーブルを見ると、やはり美味しそう。でも、いくら満席で、忙しくしていても、電話に出ないって、高飛車で感じが悪いとしか思えません。ネットでのコメントを読むと、店員さんも感じが良いとたくさんの人が書いていたけど。
ロアーノは小さな海岸町で、それにたくさんレストランがあるので、断られても、たくさん歩いて他を探さないといけないわけではないから、私たちにはぴったりの街でもあります。主人は、まだまだ歩くのが不自由で、更に、最近、少し歩くだけで、ふくらはぎがパンパンに腫れて痛いとかで、すぐに疲れてしまいますが、ロアーノは、海岸沿いに、ベンチもたくさんあり、特に昨日は、人も少なく、そして日差しもぽかぽかと暖かく、とても気持ちのよい時間が過ごせました。

で、結局、私たちが入ったレストラン。とても家庭的で、素朴で、美味しい!大満足のランチでした。価格設定も、一皿10ユーロ前後とリーズナブル。ペットフレンドリーでもあるお店なのが、チワワのプーパにもわかるのか、比較的お店の中で、おとなしくしてました。


アンティパストに、私は、温かい(火の通った)魚の前菜盛り合わせ。


主人は、魚介のサラダ。


そして、プリモは、リグーリアといえば、ペスト(バジリコソース)のパスタ。
ジャガイモとインゲン豆が入った、クラシックで伝統的なソースでした。
パスタはもちろんトロフィエ。


セコンドには、フリットをシェア。


お店の人も感じがよく、また次回も行きたいお店です。外観は、入り口が小さく、お店の名前が入った看板がなく、ただリストランテとあるだけ。



Ristorante "DA CARLETTO"
Corso Roma, 76
17025 LOANO (SV)
Tel 019 666 253





パスタのこと

パスタは世界中で愛されている食べ物の1つ。
嫌いな人っているのかしら。

パスタは色々なブランドがあり、そして様々な種類があります。
私が普段買っているのは、美味しいパスタで有名なナポリ、グラニャーノのGarofalo ガローファロ、DE CECCO デ チェッコ、もしくは、Voiello ヴォイエッロ。

パスタの種類には2種類あって、新しいブランドを挑戦するときもいつもチェックするのが、ブロンズ製の型(ダイス)で作ってあるかどうかということ。ブロンズ製の型で作るのが、伝統的な作り方で、パスタ自体は少し粗いのですが、その方がソースによく絡みます。ガローファロ、デチェッコ、ヴォイエッロもブロンズ製の型で作られたパスタです。


逆に、バリッラのパスタは、テフロン製のダイスで作られているため、パスタの表面は滑らか。そして、個人的には、バリッラのパスタは、胃がもたれます。。ちなみに、以前、イタリア人の友達も同じことを言っていて、話しが盛り上がりました。

ブロンズ製かどうかというのは、パスタが入っている袋に"TRAFILATA AL BRONZO"と書かれています。

最近、新しく発見した美味しいパスタ。"RUMMO"と"GRANO ARMANDO DE MATTEIS"。
歯ごたえがあり、もちもちしていて、美味しいです。先週、早速、この2つのブランドのパスタ達を買いだめしておきました。



RUMMOのリガトーニで作った、トマトとオリーブのパスタ。



化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...