2015年7月1日水曜日

料理、そしてイタリア料理とイタリア人

私は、イタリア料理が大好き。
東京にいる頃は、美味しいイタリアンレストランを発掘し、友人たちと週に何度か楽しんでいた時期もありました。
日本には、そして東京のイタリアンレストランは、レベルが高いと思います。
イタリアに住んでみると、特に実感し、改めて思います。
日本のイタリア料理は、とっても繊細。

実際にイタリアに住んでみると。

もちろん人に依るでしょうが、ほとんど外食をしなくなりました。
特に、不景気になってからは。
日本人に比べると、外食は少ないと思います。
友人と会うときは、家でランチやディナーに招待する方が多いです。
そのおかげで、料理だけは、少し上達しているのではと思います。

それにしても、美味しいイタリア料理。
アンティパストの、生ハムやサラミ、そしてパスタ、ピザ、セコンドのお肉料理にお魚料理。パスタも食べるけど、パンを食べる量が半端じゃないです。
そして、生ハムにしても、パスタにしても、セコンド料理にしても、塩分がすごいです。
パスタを茹でるお湯には、しっかり塩を入れます。そしてパスタに絡めるソースにも更に塩を加えたり、プラス、チーズも入っていたり。
とにかく、イタリア人は塩分が大好き。
常に思うのですが、この塩分が高いイタリア料理が、イタリア人に心臓疾患を起こしています。高血圧、そして心筋梗塞を起こした人の話し、身近でたくさん耳にします。ちなみに、主人も、2年前に、心不全で数日入院。更に血圧も高く、今では10種類以上の薬を飲みながら、生活しています。
先日も、主人の大親友で幼なじみ、私にとっても、大事な友人であるダリオが、心筋梗塞を起こしかけて、ICUに運ばれたり。
彼ら、今では、健康志向に"彼らなりに"、食事制限に励んでいます。
主人は、医者から、塩分制限されており、我が家では、塩分はゼロ、もしくは微量しか使いません。たまに食べるパスタを茹でるときの塩の量も半分に減らしました。
もちろん、大好きなサラミも一切食べなくなり。
でもかわいそうなので、友人たちが食事に来たり、クリスマスなどの行事での食事会では、もちろんサラミや生ハムなど、塩分が多いのもテーブルに出します。
私のイタリア人の友人とも、よく健康と食事について話しをするのですが、彼女は、なんとパスタを茹でるお湯にさえ塩を入れないとのこと。

イタリア料理自体、塩分たっぷりなので、人それぞれ、健康に美しく、年を取るために、意識して工夫をする必要があります。

料理とは。料理とは愛情だと思います。
1人で暮らしている頃は、ほとんど料理をしなかったけど、それは嫌いだからでなく、面倒だから。たくさんの人が思うことと思いますが。
義母は8年前に亡くなっているので、私は会ったことがありません。
残念ながら。
主人は以前よく、"マンマが作ってくれたxxxが食べたい!"と言っていて、義母がいれば、電話して、そして直接教えてもらえたのにと何度思ったことか。
結局、主人にレシピをなんとなく聞いて、更にネットで調べたりしながら、作ってみて、マンマの味に近づけられることもあれば、まったく違う料理になって、喧嘩することも
美味しいレストランもたくさんあるけど、結局、家で食べるのが、一番落ち着いて、そして健康には良いと思います。

もちろん、特別な日や旅行に行ったときなどの外食はやはり楽しいですけどね。




全粒粉パスタとバカンスシーズン、そして最近のイタリア人の健康志向

暑い。。
毎日30度超えています。当分、この暑さは続くようです。
それに、今日は7月1日。これからが夏本番。

さて、スーパーで買い物していて、最近気になること。
バカンスシーズンに入りつつありますが、イタリア人の海好きは有名ですよね。
ミラネーゼだと、週末、日帰りで、簡単に行ける場所といったら、リグーリア。
私たちも、3年前までは、バイクで(車の渋滞を避けるため)日帰りで海に
リグーリア地方に行っていました。ここ数年は、主人の健康問題のため、バイク
を諦め、海に行くような体調でもなく、海に行けずに、というより休暇なしで、
ここ数年来ています。今年も、多分、休暇は無理かもー。
と、家庭の事情は、少しずつ別ブログで書く事にして。
ビキニ、水着になるために、イタリア人も、ダイエットをします。
パスタ食べずに、サラダだけ食べるとか。
ランチをフルーツだけで済ませるとか。
この時期のたくさんの雑誌では、ダイエット特集が組まれていることが多いです。
もちろん、ジムに行く人も多い。

そして、最近スーパーで買い物していて、気になること。
別に、このバカンスシーズン前だけに限らないのですが、ここ数年、気になることがあります。スーパーで、他人のショッピングカートを覗いてみると、私のショッピングカートの中身と似ているようなのがちらほら。
というのは、ヨーグルト、牛乳は低脂肪、豆乳、全粒粉パスタ、大量の野菜、お肉は、鶏肉のみ、魚を買っている人を見受けます。このイタリアでも、健康志向の人々が増えつつあるみたいです。特に、全粒粉パスタを買う人々は増えている気がします。

我が家では、最近は、パスタもほとんど食べないのですが、ランチ私1人のときは、全粒粉パスタを食べることがあるので、家には常にあります。全粒粉パスタは、お腹にもたれません。味は、普通のパスタの方が断然美味しいですが、健康には良いし、歯ごたえがあって私は好きです。ちなみに、主人は好きではないので、パスタを食べるときは、普通のパスタを食べます。全粒粉パスタは、トマトソースと合わせたり、アーリオオーリオペペロンチーノ(にんにく、オリーブオイル、唐辛子)、シンプルに食べるのが一番美味しいような気がします。

イタリア料理自体、とても美味しく、その分カロリー、塩分が高いから、日々イタリア料理となると、健康的にはあまり良くないです。日本で、時々イタリア料理を思いっきり食べるぐらいがちょうど良いような気がします。
美味しい食材、パスタ、ピザがたくさんあるイタリア。
健康のために、工夫しながら食べているイタリア人も少なくありません。
次回は、健康とイタリア人、イタリア料理についてでも書いてみようかな。

諸事情のため、写真が取り込めず。取り急ぎ、文章のみ投稿しちゃいます。



2015年6月29日月曜日

ティラミス

久しぶりにティラミス作りました。

マスカルポーネチーズのカロリー、ものすごいので、普段はほとんど作りませんが。
やっぱり、美味しい。

私がティラミスを初めて食べたのは、イギリスで。20年以上前のこと。

同じ学校に通っていた、親友ロゼッラがティラミスを作ってくれました。

それはとっても美味しくて、ハッピーな気持ちになったのを覚えています!

ロゼッラの作るティラミス、そして今では彼女のレシピを受け継ぐ私のティラミスは、
お酒は入れません。(好みですが。。ロゼッラも当時ワインさえ飲まない人で、私はお酒好きだけど、ドルチェにリキュールを入れるのは好きではないので)

自分で言うのも何ですが、我が家で作るティラミスが一番美味しいので、レストランでティラミスをオーダーすることは滅多にないです。


とってもクリーミーで美味しいので、ぜひ試してみてください。

では、レシピ。

材料
マスカルポーネチーズ 250グラム
卵黄 2個分
卵白 2個分
砂糖 40グラム
濃いめのコーヒー 180CC
サボイアルディ(イタリアのフィンガービスケット)12本

1. まず始めに、コーヒーを作り、冷ましておきます。
2. ボールにマスカルポーネと卵黄を入れ混ぜます。
3. 別のボールに卵白と砂糖を入れ、ハンドミキサーでメレンゲを作ります。しっかり角が立つぐらい。(砂糖は少しずつ加える)
4. 2に3を数回に分けて加え、切るように混ぜ合わせます。
5. コーヒーにサボイアルディを1つずつ浸し、陽気に横に並べます。
6. 4でできたクリームを上に重ねます。
7. 5時間ほど冷蔵庫で冷やし、食べる間際にココアを振りかけます。

Buon appetito!

実は、我が家の犬達も大好き。気が狂ったように喜びます。




毎日バーベキュー


ミラノ、そして私たちが住むアルビアーテにも、真夏が訪れました。
ここ最近は、日々30度を越し、特に今日は暑い。
今週は、更に暑くなるらしいです。

ガスがまだ復旧せず、多分数日中とは思いますが。
この生活も慣れてきて、そう不便を感じなくなってきた。笑
毎日、家の庭で、バーベキュー。
準備中は、いつも炭火の良い匂いが。

私たちが住んでいる地域は、周りにも我が家のようなビラがあり、週末になると、この季節は、バーベキューの美味しそうな匂いでいっぱいになります。

火をおこして、準備をしていると、我が家の犬たちもすぐに、状況を把握し、普段食べるドッグフードなんて一切食べません。お肉が焼けるのをじーっとおとなしく待っています。










2015年6月24日水曜日

チキンのオーブン焼き

一昨日から、新たな問題発生。

ガスが使えなくなりました。

今日は、水曜日。うまくいけば、金曜日に復旧予定らしいのですがここはイタリア。2月にも、お湯を沸かす給湯器に石灰がたまり、確か軽く10日は、お湯なし生活。

今回は、まずキッチンコンロが使えないので、調理できません。
そして、お湯もでないので、シャワー、お風呂に入れません。

この状態、嘆いていても仕方なく、何とかこの状態を切り抜けていくしかないです。
一昨日は、あまりにも唖然として、夕食は、宅配ピザ。でも、この近所のピザ、中々美味。久々に料理しなくていいと、ちょっとラッキーに感じちゃったり。写真撮っておけばよかった。
最近の主人は、朝から夜まで、仕事に出てます。
というのは、こちらイタリアでは、昼に自宅に戻って食べる人も少なくなく。
最近までは、お昼、一旦戻ってきて、食事をして、そしてちょっと昼寝をしてから、
午後3時頃に仕事に行くといったスタイルでしたが、最近は、朝から行きっぱなし。
ランチ抜きで仕事をする、以前の彼のスタイルに戻りました。
私としては、楽です!お昼作らなくてよいから。
こんなガス無しでも、美味しく楽しく食べたいので、昨夜は、チキンのオーブン焼き。
オーブンは唯一使えるので。

日本にいた頃は、お肉を調理するってことがほとんどなく。オーブンもあまり使ったことがありませんでしたが、こちらでは、肉料理もオーブンも必須。
友人や親戚のところで食べたり、作り方のコツなどを聞いたり(人によって様々)しながら参考にして、今では自分のレシピで。とっても簡単だけど。

1. まずは、180度でオーブンをあたためる。
2.  耐熱皿にオーブンシートを敷く。
3. チキンに塩こしょうをしながら、耐熱皿に並べる。
4. レモン汁をたっぷりチキンにふりかける。
5. じゃがいも(今回はパターテロッソを使用)を適当に切り茹でる。
茹でる際に、しっかり粗塩を入れる。じゃがいもを入れたお湯を沸騰させ、5−10分ぐらいしてから火を止め、じゃがいもをチキンの入った耐熱皿に加える。
6. 一かけらのにんにく(我が家はにんにくをあまり好まないので、風味のみ出したいので、つぶさずに)、ローズマリー、セージを加える。
7. オリーブオイルをチキンとじゃがいもにからませ、若干たっぷりめに入れる。
8. 白ワインをほんの少しだけいれる。(今までの経験上、ワインは少なめ、レモンを多めのほうが、美味しくできあがる)
9. オーブンへ投入。(うちのオーブンはとても強いので、アルミホイルを耐熱皿にかけ、できあがり10分前ぐらいに、こんがりとさせるために、アルミホイルを外す)
10. 1時間でできあがり。

それぞれの家庭のオーブンによって温度や時間は若干違うでしょうから、全く参考にならないかもしれないけど。
実は、昨夜、チキンと並行して、ペペローニのオーブン焼きを作っていたのですが、思い切り焦がしたので、次回、作ったときにご紹介します。とても美味しいです。

チキンと一緒にオーブンにぶちこんだのがよくなかったのか。。まだまだ、うちのオーブンとは仲良くなれていません。

チキンは、我が家の犬たちの大好物でもあり、骨もガリガリ食べます。
昨日は、人間、犬共々、チキンパーティーを楽しみました。

2015年6月23日火曜日

滞在許可証

イタリアで暮らすのに、我々外国人は、滞在許可証(ペルメッソディソッジョルノ)が必要です。イタリアでの手続き関係は、本当に時間がかかります。とにかく面倒でスムーズにいかないと、皆さん良く、ネット上でも言っていますが。

実は、私は、まったくストレスを感じずに、滞在許可証、イタリアの身分証明書、運転免許証(日本免許証からイタリアの免許証へ変更)、その他滞在許可証取得の際に必要だった役所での書類など、スムーズに、何の不安も問題もなく、イライラすることも、ストレスに感じることもなく、すべて取得しました。

それは、主人のおかげ。
主人は、以前、モンツァに比較的大きな会社を経営していたり、ミラノにチェーンストア、レストランやロカーレ(飲み屋)などその他様々なお店を経営していて、外国人を雇う機会が多く、滞在許可証やその他、外国人が必要な書類について、作成からすべて、とても詳しいのです。実は最近、ミラノで滞在許可証等の手続きの代行サービスを始めました。

ミラノ、ミラノ近郊在住の方で、イタリアの手続きをされる方、不安、ストレスに感じる前に、ご連絡ください。詳しくは、facebookで、Sportello Immigrazioneまで!
https://www.facebook.com/pages/Sportello-Immigrazione/1670540206514315?fref=ts
もちろん、こちらのブログでもぜひお問い合わせください。


大麦のサラダ

夏になるとよく作るのが、大麦(オルツォ)やスペルと小麦(ファッロ)のサラダ。
レストランにもよくメニューに出て来ます。
ビタミンB1や食物繊維、銅など栄養たっぷりです。そして、お米のように重たくないので、大好きな食材。

少し多めに作り、冷蔵庫に入れておけば、数日美味しく食べれます。

混ぜる具は、お好みで。

今回は、ツナ、エビ、きゅうりのピクルス、トマト、そしてたっぷりのイタリアンパセリ。味付けは、オリーブオイル、コショウで。
我が家では、健康のために、塩をほとんど使わないようにしています。もちろん、友人達が食事に来る場合は、ちゃんと塩を使いますが。
普段は、微量、もしくはゼロ。
また、我が家で使っている塩のお話しは、次回にしますね。

話しをオルツォのサラダに戻し。オルツォを茹でる際に、塩を入れるので、茹であがり、具とまぜるときの味付けでは、塩は使いません。

この季節にぴったりで美容健康にもよく、美味。お試しください。









2015年6月22日月曜日

ミニパスタ

我が家では、主人と私だけの食事の場合、パスタを控える代わりに、ミネストラ、つまりスープを飲むことが多い。

スープは、骨付きのお肉と野菜をじっくり煮た、ブロードや、固形上のスープを簡単に使うことも多い。
あとは、色々な野菜を入れたスープや豆類のスープ。

そのときに入れるのが、このミニパスタ(パスティーナ)。
他にもたくさんの種類のミニパスタがあるけど、我が家では大抵、この2種類をいつも常時しています。日本では売っているのかしら。






2015年6月21日日曜日

もう1つのブログ

思い立って、もう1つ新しくブログを立ち上げました。
このミラノアミーチとは、内容を変え。

Piano pianinoです。
日記のような感じで書いています。
http://pianopianino3.blogspot.it


バジリコソースのパスタ

バジリコソースは、イタリア語でペストと呼ばれています。
元々は、リグーリア州の郷土料理。
リグーリア州の都市は、ジェノバ。
だからか、日本では、バジリコソースのこと、ジェノベーゼと呼んだりします。
まるで、ミートソースをボロネーゼと言うように。
ミートソースは、また別の機会にご紹介するとして。

ペストのパスタは、我が家では、手作り。
手作りとはいえ、とても簡単。
バジリコとペコリーノチーズ(うちではパルミジャーノで代用)、松の実、にんにく(にんにくもお好みで。我が家では、にんにくをほとんど食べないので、にんにくなし)
、そしてオリーブオイルを適量入れ、ハンドミキサーにかけるだけ。

バジリコは、このように束になってスーパーに売っています。画面上から香りもお伝えできればいいのですが。

ちなみに、にんにくについても後日お話ししますが、にんにくが嫌いなイタリア人も少なくなく、市販のペストは、にんにくが入っているのとにんにくが入っていないのが選べたり。

そして、このペストに絡めて食べるパスタは、トロフィエというパスタ。

簡単で美味しいので、家に友人がきたときによく作る一品です。


2015年6月19日金曜日

体調の悪いときは

先月から歯医者に通いだし、3回の通院で数日前に治療終了。
4年イタリアに住んでいて、病院について、そしてこの国の医療システムについては
かなり詳しいのですが、歯医者だけは、体験したことがなく。
10年以上前に、虫歯で詰めたところが、また痛みだし。去年あたりから、
たまに痛くなっていたのを、なんとなく放っておいたのが。。
先月、夜も眠れないほど痛く。
結局、歯医者に行くことに。
日本のように健康保険が効かないので、とても高いです。
それもあって、今まで、歯医者は避けていたのですが。

まず初診で、レントゲンを撮り、診てもらい、治療の方向性が決まりました。
その問題の歯を以前治療した際に、うまく処置がされていなかったとか、まず言われ。
この歯、日本、それともイギリスで治療したのか、ちょっと思いを巡らしたり。
で、結局、神経を抜くことに。
これが、毎回とても痛く。初診のときも、治療してもらっているとき、痛過ぎて足を若干バタバタしました。で、そんな治療中に、話しかけてくるドットレッサ(女性医師)。治療中、もちろん、口開けて、いくつかの器具が入って、治療されていながら、イエス、ノーで答えられない質問されても、ほんと困ります。
3回で治療が終わるからとのことで、治療後は、治療費全部の見積もりをもらい、
今回は、500ユーロちょっと。日本の歯の治療考えたら、本当にぞっとする金額ですが、こちらでは普通らしい。イタリア人の主人は、まったく驚かず、逆にほっとしてました。

と、ここまでは、前書きなのですが。

3日前に、3回の治療を終え。でも、まだ痛いんです。。
大好きなパスタ、食べれません。
ま、ダイエットと健康のために、パスタは元々控えているのですが。

こんなときは、お米。
日本で体調の悪いとき、おかゆを食べるように、イタリアでも、リゾットを食べます。
でも、普段食べるリゾットとは違い、シンプルに。塩、オリーブオイルとパルミジャーノをかけて。あ、そういえば、パスタも食べることもあります。パスタビアンカ(白いパスタ)。パスタにオリーブオイルかけたり。あとは、バター絡めたり。
でも、今回は、歯痛で、噛めないので、リゾット。
一昨日から、オリーブオイルとパルミジャーノのリゾットばかりで、飽きました。
昨夜は、バージョンを変え、トマトのリゾットに。
これは、体調の悪いときじゃなくても、うちでたまに食べるメニュー。
トマトは、生のトマトを煮てソースにしてもいいですし、または瓶詰めのトマトソースを使っても。今回は、瓶詰めのトマトソースで。とても簡単、シンプルで美味しいです。

具合が悪くても、食事は、少しでも美味しく食べたいですよね。






2015年6月18日木曜日

やっぱりこれ!メロンと生ハム

この暑い季節の前菜は、やっぱりこれ!メロンと生ハム。
夏の定番です。
準備も、切って並べるだけで、ちゃんとした前菜になるので、この季節に、友人や親戚が家に食事に来たときには、欠かせません。


もちろん、家庭や生活スタイルにもよるでしょうから、一概には言えませんが、日本に比べて、外食する機会は少ないです。私は、日本では、友人と会うとなると、大抵外食で、"何食べる?どこのレストラン行く?"とまずは、美味しいレストラン探し。イタリアで暮してからは、友人や親戚が我が家に来て食事することがほとんど。イタリアに来て、料理について、そしてイタリア家庭料理について、それを通して見る、東京のイタリアンレストランについてなど、個人的に感じることも多く。また次回にでも、書いてみます。

もちろん、ミラノやモンツァの美味しいお店も、紹介していきますね。忘れなければ、ちゃんと写真も撮って、載せます。

2015年6月16日火曜日

ピクニック

公園の中の温泉でのランチは、家から持参しました。ピクニックバッグ、クーラーバッグを準備して。クーラーバッグには、水、ワイン、お米のサラダ、そしてフルーツ。

夏の暑い季節になると、イタリアでは、冷たいパスタや冷たいお米のサラダをよく食べます。そして、ピクニックにも、持参する定番の一品。


お米に、オリーブ、ウインナー、コーン、ゆで卵、ツナ、ピクルスをオリーブオイル、塩コショウで混ぜ合わせます。もちろん、具は、何を入れても。お好みで。


公園の中の温泉-Villa Dei Cedri

ミラノから車で1時間半ほど。ベローナ方面に向かい、ガルダ湖近くにある温泉に、ある週末行ってきました。
ここは、残念ながら、ペットは入れず。

公園の中には、いくつもの温泉施設があります。私たちは、屋外にある温泉。屋内にもあり、また、ジムや、フィジオテラピア(リハビリ)もできます。専門の医師もいたり、つまり健康センターのような感じ。
屋外の温泉の温度は、33度〜34度との設定。私たちが行ったときは、天気が良く、まるで海に入る感覚。でも、お湯は生暖かく、不思議な感じ。もちろん、健康、美容にも良い。




お昼は、公園内のレストランは高いので、ランチはうちから持参。ランチについては、別ブログで書きます。

Villa dei Cedri
Via Madonna 23, Cola' di Lazise
http://www.villadeicedri.it


2015年6月15日月曜日

アスパラガス、卵、そしてカラスミ

普段食べているものを気づいたときに、写真に撮っておいたので、ブログのネタに。

春先から初夏にかけて美味しい、アスパラガス。この時期は、スーパーで毎回買います。アスパラガスは、栄養が豊富で、免疫力を高め、利尿作用があります。高血圧にも良いらしい。そして、健康に良い以上に、美味しい!

以前は、茹でたアスパラガスに目玉焼きを乗せていた、いわゆる定番の食べ方をしていましたが、一ヶ月ぐらい前にテレビのニュース番組の料理コーナーで、このレシピを見て、即トライ。普段のアスパラガスがオシャレな一皿に変身。カラスミの塩っけが、卵に絡み美味。美味しく、健康に、おしゃれに食べれる一品です。

作り方は簡単。

1. アスパラガスを茹でて。テレビのレシピでは、茹でた後、フライパンで炒めていたけど、我が家では、健康のために炒めず。

2. ラップにオリーブオイルをさらっとかけ、その上に卵を割り、ラップの上にのせ、包み、先をしっかり閉じ。沸騰したお湯に入れ、約5分。(卵の大きさや好みにもよるので、時間はお好みで)

3. ラップから、卵を取り出し、お皿に飾ったアスパラガスの上に乗せる。

4. 最後に、カラスミをふりかけ、オリーブオイルをかけ、出来上がり。

ブログ

イースター以降ほったらかしにしていたブログ。熱しやすく冷めやすい性質でもあるのですが、ここ数ヶ月、普段以上に、家族のこと、生活のこと、自分のことなど、悶々と悩んだり、自分の中で、もがいていたり。で、中々ブログに向かえず。

ミラノの観光スポットや素敵スポットをお伝えするつもりで始めたブログ。始める前から、想定内ではあったけど、なんとか頑張れるのではと思い、始めてみたけど、やはり、我が家の生活スタイルを考えると、そんな余裕はなく。

でも、また書いてみることにします。自分のペースで。そして、内容は、観光、ミラノに限定せず。普段の生活のことなど。

数週間前に、日本に住む友人から、ブログを更新していないことを言われ、ブログについて、ちょっと褒められて嬉しかったのもあり。

庭で日光浴。

2015年4月8日水曜日

海でイタリアンバカンス - ロアーノ、リグーリア

パスクエッタ(イースター翌日)の典型的な過ごし方は、山にピクニックに行ったり、
バーベキューをしたり、散歩に出かけたり。

ミラノから200キロ。車で約2時間で、ロアーノに到着。

ロアーノはリグーリア州にあるリゾート地。

夏になると、リゾートを楽しむ人々でいっぱいですが、パスクエッタの日も、ロアーノで散策を楽しむ人で溢れていました。

今年のイースター当日は、例年のようにイタリア全国的に天気が悪く。
翌日、パスクエッタは、お天気がよく、早朝にミラノを出発。



カバッリーノビアンコという名前のビーチ。トリップアドバイザ−でも評価が高く。
久しぶりにミラノから離れ、太陽の光を浴び、海を眺め、のんびりと。



ランチには、海辺のレストランで、アンティパストに、イカの黒墨煮、プリモに魚介のパスタを堪能。夢中になりすぎ、相変わらず、写真を撮り忘れました。

ジェノバの近くでもあり、パスタでジェノベーゼと言えば、バジリコのソース。イタリア語では、ペスト。ペストが有名で、このロアーノでも、ペストを売っているお店がたくさんあります。今回は、散策が中心だったので、小さな街の中には入らず。次回は、街の中についても、ちゃんとレポートしますが、基本、私たちは、ファリナータ(ジェノバ発祥のフォカッチャのようなトルタサラータ)を食べながら、街を歩きます!
レストランや、フォカッチャ屋、パン屋、お肉屋さんの他にも、センスのよい、靴屋や洋服屋もあるので、ショッピングも楽しめます。ウインドーショッピングだけでも十分に楽しめる、かわいらしい街です。

ロアーノには、たくさんホテルもありますが、夏になるとアパートを借りて、長いバカンスを楽しむイタリア人も多いです。





2015年3月30日月曜日

バーベキューシーズン到来!

今日から夏時間になりました。
日本とイタリアの時差は、7時間になります。

今日は、日曜日。朝は日差しもあり、気持ちのよい天気。

我が家の庭で、今年初のバーベキュー。
近所のお友達を呼び。
春、そして夏には、週末になるとよくバーベキューをやります。
炭火とお肉の良い香りが広がります。


豚のスペアリブと鶏肉をオリーブオイル、にんにく、レモン汁、ハーブ(ローズマリー、オレガノ、マジョラム)とでマリネして、一晩寝かせました。

そして、サルシッチャに串焼き。
更にチーズ。トミーノというピエモンテのチーズ。火を通して食べるチーズ。
クリーミーでとても美味。
我が家でのバーベキューには、欠かせません。


今日は、お昼過ぎから少し涼しくなってきてしまい、まだバーベキューをするには、早過ぎたみたいですが、先週から春らしい陽気になり、昨日近所のスーパー、エッセルンガで買い出しに行ったところ、私たちのように、バーベキューのためのお肉やアペリティーボのドリンクやワイン、ビールなどを買っている人々がたくさんいました。

久々のバーベキューに興奮してしまい、写真をほとんど取れず。。
おしゃべり、ワイン、そして食べるのに夢中になって、ほとんど写真がありません。

今回は、さらっとご紹介まで。

夏にかけて、何度もバーベキューすることになるので、再度ブログに書かせていただきます。

イタリア人は、バーベキューが大好き。イタリアで、バーベキューを体験してみませんか。

2015年3月27日金曜日

アートなレストラン

昨日、友人とThe Smallというレストランに行ってきました。
素敵な空間で美味しいお食事を食べ、とても幸せな気分。

まずは、このお店、一日前に予約をしないといけません。
トリップアドバイザ−を見るとおり、とても人気なお店なんですが、
満席になる可能性があるから予約が必要なのではなく、お客さんが来るとき(予約が
入っているとき)だけ、お店を開けるからです。
私たちが行ったのは、昨日、木曜日のランチでしたが、満席でした。
夜はお店の中のライトが暗めで、雰囲気がある感じとか。
お昼でも、十分素敵でしたが。
お店の経営者のようなカメリエーレ(ウェイター、接客)をする若い男性。
とても感じがよかったです。
お店の雰囲気は、東京白金にあるパトリスジュリアンのお店をちょっと思い出してました。お店を入ると、中は、アンティークショップにいるような気分。


私たちが入店したときは、モーツアルトやショパンなど、クラシック音楽がかかっていました。途中、ポップスに変わりましたが。お店のお兄さんの気分で音楽が決まるようです。

食器類も1つ1つ、欲しくなるような、そして我が家での食事や友人や親戚達がきたときのもてなしの食事の参考になります。

まずは、ランチョンマット。フローリングのロールをカットしてそして中も手作りデザインのよう。グラスも、かわいい。ここまででも、食事前に既にわくわく。


前菜に、牛のカルパッチョが、タッジャスカオリーブ(リグーリアでしか採れないオリーブ)とバルサミコ酢で和えてあり、そしてたっぷりの生のミントと食べます。
ミントとの相性がとてもよく、美味。カルパッチョも分厚く、新鮮。一番美味しかったです。

プリモは、ポルチーニ茸のクリームソース、タリオリーニ。タリオリーニとはきしめんのようなパスタ。パスタ自体は、手打ちのパスタのようで美味しかったです。クリームソースは、健康のことを考えて、普段我が家ではほとんど作らないので、少し重かったけど、朝食食べていなかったので、完食しました。

そしてセコンドを外し、ドルチェ。チョコレートのトルタ。
中にアプリコットが入っていました。トルタもクリームもリキュールが強く、大人の味。
私は、ドルチェにリキュールを入れるのは、あまり好まないので、私には大人過ぎました。


そして、コーヒー。カップもアンティーク調。

非日常の空間で夢のような時間で、機嫌良く帰宅しました!

The Small
Via Nicolò Paganini 3
20131 Milano

Tel +39 02 20240943

2015年3月24日火曜日

滞在許可証更新 @ Questura di Milano

昨日、滞在許可証(Permesso di soggiorno)の更新のために、ミラノのクエストゥーラまで行ってきました。
2年前は、モンツァの中心街に住んでいたから、モンツァの警察に行けばよかったのが、
今回はアルビアーテ(モンツァとレッコの間)に住んでいるから、モンツァでなく、ミラノのクエストゥーラまで。

主人は、去年まで、パン屋や美容院、バールやパブなどを経営していて、外国人をたくさん雇っていたことがあるので、滞在許可証の取得やら、この手のことは詳しく。
ミラノのクエストゥーラで、数年前、6−7時間待たされた、なんていう経験もしていて、昨日は待たされるの覚悟して行ったんですが。

まず、滞在許可証更新のために、2月下旬に、郵便局で"kit"という封筒に入った申請書を入手。その申請書に必要事項を記入し、パスポートのコピーや、私は今までの就労のステイタスから、家族に変更するために、結婚証明書やその他の書類も同封しました。申請書の記入も、すべて主人任せ。多分10分もかからずに、書き終えてました。
そして、送付のために郵便局へ。送付のための手続きが完了と同時に、ミラノのクエストゥーラでのアポイントが書かれた一枚の紙が渡され。私は、昨日、3月23日14時57分。57分って。。細かいことなど全く気にしないイタリア人社会で、アポイントが14時57分って。前回の滞在許可証のアポイントも同じだったけど、分刻みの時間指定。でも、実際、もちろん時間どおりに呼ばれるわけでなく。しかも、笑えるのが、この分刻みの時間指定をしておいて、実際にクエストゥーラに行くと、銀行のようにまずは番号札をもらわないといけなくて。つまり、早いもの勝ち。分刻みの時間指定なんて、全く関係ないんです!!結局、やっぱり大雑把でいい加減なイタリア。4年住んで、すっかり慣れてしまいました。しかも、昨日、私の番号は、321。私たちが到着したときに呼ばれていた番号は、308。想像していた状況より遥かに人が少なく、イライラもせずに自分たちの番を待ち。たったの1時間しか待たされませんでした。
私たちの番になって、すべて順調に行き、指紋採取をして、サインをして、終了。
15日〜20日で、SMSで、新しい滞在許可証の受け取りの日時を知らせてくれるそう。
前回も、モンツァの警察でも同じプロセスだったけど、結局、SMSでお知らせなんか来なくて、実際に警察に行って聞いてみたら、既に新しい滞在許可証が出きていたって結末でしたが。
イタリア在住の方々のブログを読むと、滞在許可証の手続き、書類のこと、実際でのクエストゥーラでのやりとりなど、苦労されている方々多いようですが、私はまったくそのような経験がなく。

もし、滞在許可証の手続きでお困りの方がいましたら、kitの記入など代行致します。
お気軽にご連絡ください。






2015年3月23日月曜日

Cannoncino - カンノンチーノ

ポルタロマーナ、厳密に言うとCorso Porta Roma の角にある
パスティッチェリア、"Panarello"。元々ジェノバのお店で、ミラノには5店舗あります。
ポルタロマーナは、好きなエリアの1つ。
バールも併設していて、朝食に食べるブリオッシュやパスティッチーニ、そしてトルタ(ケーキ)など、たくさんありますが、Panarelloといったら、カンノンチーノ。筒状のパイ生地の中にカスタードクリームがたっぷり。イタリアでカスタードクリームというと、私はレモンの香りやリキュールが強すぎたりして、中々美味しいカスタードに出会ってきていないのですが、ここのカスタードは美味。パイ生地も外側が適度にカリっとしていて、中はふわふわ。そして上にはお砂糖がかかっていて。大きさも、大きくもなくちょうどいい。でもいつも1つ食べて、もう1つ食べたくなるけど、自分にストップをかけ。

ここのカプチーノも美味しい。

そして、いつも持ち帰りで買うのが、ビスコッティ。Biscotti del legaccio。

少し固めで、さくさくと歯ごたえがあります。味はそれほど甘くないので、いくつでも食べれてしまう。
当分、家での朝食が楽しめます。

Piazza San Nazaro in Brolo 15
(angolo Corso di Porta Romana)



Corso Vercelli - コルソ ヴェルチェッリ

ミラノでチェントロ(中心街)から少し離れた、ショッピングストリート。
コルソ ヴェルチェッリ。
高級有名ブランドが勢揃いするモンテナポレオーネまでいかないけど、
洗練されたセンスの良いお店がたくさん。
土曜の昨日は、昼時に行ったからか、あまり人がいなく、落ち着いてショッピングを楽しみました。





私個人的に、お勧めブランドをいくつかご紹介。

婦人服

TWIN-SET エレガントでフェミニンなデザインが多い。都内に住んでいた頃と違い、普段はパンツばかりの生活。そして、家には3匹の犬がいるから、綺麗なレースのトップスやデリケートな素材の洋服は着れず、家族のイベントや特別な日に外食するときのためなどに、お世話になる程度のブランドなので、私としては、普段は、もっぱらウインドーを眺めて楽しんでいます。

NADINE       ベーシックなトップスやカジュアルなパンツ、スパッツから、エレガントなワンピースが多い。ミラノチェントロのほとんどの主要ショッピングストリートに入っているブランド。

McKenzy      クラシカルで上質のニットや シャツがお勧め。ミラノに初めて来たとき、冬でとても寒く、ピンクのニットを買ったことをいつも思い出します。紳士服もあります。

リネン
ZUCCHI      タオルやバスローブ、テーブルクロスなど、シンプルなデザインなものが多く、店内を見ているだけでもわくわくします。





はじめまして

はじめまして。

北イタリア、ミラノから30キロ程離れたモンツァとレッコの間のアルビアーテに住んで、4年になります。ミラノを中心に、北イタリアの魅力をお届けしていきます。

日本では、10年間、外資系会社勤務後、都内のインターナショナルスクールにて、ピアノを教えていました。現在は、近所の子供たちに自宅でレッスンしています。

プライベートな話しをすると長くなるので割愛しますが、日常で、自分にできることはないかと、日々悶々と考えながら、このブログにたどり着きました。

ミラノの観光スポット、美味しいお店やファッションなどを、ご紹介していきます。
又、普段のゆっくりと前に進む日常で見つけた、素敵なお店や場所をお伝えしながら、何年後かにこのブログを見返してみて、自分たちの思い出になればと思います。

そして、イタリア旅行をご検討の際に、参考、そしてご提案をさせていただきたく思います。



化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...