2016年4月14日木曜日

おうちでグラニータシチリアーナ

大分暖かくなってきました。

庭のジャスミンの花のつぼみが少しずつふくらみ始め、早く咲いて、庭中がジャスミンの香りでいっぱいになるのを心待ちに。

シチリアでは、既に30度を越しているとのこと。

昨日、コーヒーのグラニータを作ってみたところ、とっても美味しくできて、これから、夏にかけてのデザートにぴったり。ゲストが家に来たときにも喜ばれるメニューだと思います。



シチリア風コーヒーのグラニータ

材料
水 300CC
コーヒー 300CC
ブラウンシュガー 70−80g

生クリーム

レシピ
1. 水を小鍋にいれて、沸騰させ、ブラウンシュガーを入れ、溶かし、シロップを作る。

2. コーヒーを作る

3. "1"と"2"を冷ましたら、混ぜ、アルミ製の入れ物に入れる。

4. 冷凍庫に入れ、数時間、30分ごとに、スプーンでかき混ぜて、グラニータになれば、できあがり。

材料も作り方もとても簡単。ただ30分ごとに、かきまぜるのが面倒だけど。
アルミ製の入れ物は、できれば、平べったい方が、すぐに凍り、時間も短縮されるけど、うちにあったのが、深めのものしかなく、朝11時半に冷凍庫に入れ始め、最初の数時間は、まだまだ液体状で、午後3時半過ぎぐらいからようやく凍り始めてきた。夕食のデザートにちょうど間に合うぐらい、時間がかかってしまったが、すべて、入れ物の大きさ、深さ、コーヒーの量次第。

できあがる前に、生クリームをミキサーでかき混ぜ、食べる20分前に約10分、生クリームも冷凍庫に入れ、残りの10分は、冷凍庫から出しておく。
生クリームも、今回は砂糖をスプーン2杯入れたけど、コーヒーに砂糖が入っているから、生クリームは、砂糖なしでもよいかも。

参考にしたレシピ: http://www.dissapore.com/grande-notizia/la-ricetta-perfetta-granita-al-caffe/コーヒーの量を多めにし、砂糖を少なめにして、あとはバニラがなかったから、バニラなしと、参考にしたレシピから、更にアレンジしましたが、十分に美味しいグラニータになりました。






2016年4月13日水曜日

東京、そしてマリンディに向けて

月曜に、半年振りの血液内科のドットーレとの診察。

主人は、2013年11月に、慢性リンパ性白血病(Leucemia linfatica cronica)と診断された。
そのとき、心不全を起こしかけて1週間入院したときにした血液検査で、たまたま発見された。このタイプの白血病は、アジア人に少ないらしく、欧米人に多いらしい。
急性と違い、ゆっくりと進行、または悪性として一生進行しない場合もあるらしい。
だから、定期的な検診、診察、そして、早期に治療するのが大事で、今まで、半年おきに検診をしてきた。
今までは、進行していず、問題がなかったから、半年おきの検診で済んだ。

でも、毎回毎回、心臓内科や腎臓内科などと違い、血液内科と眼科は、一番嫌な診察。

先日の血液検査の結果と共に、病院へ。

名前を呼ばれ、私たちの番になり、部屋に通された。何人も先生がいて、どの先生に当たるか、わからない。今回はドットレッサ(女性の先生)。

一言で言うと、今回、悪化していると告げられた。
特に、3月にウンブリアで具合が悪くなり、ヘモグロビンの数値が下がり、義父との一件で、急遽モンツァに戻ることになり、再度救急病院(血液内科、その他お世話になっている同サンジェラルド病院)に行き、その際に、輸血をして、その後は、体調が楽になったことを説明し、すべての書類を見せた。

今年の1月の血液検査ではヘモグロビンが、9.7と下がり始め、腎臓内科で、鉄のサプリを新たに処方され、3月5日、ウンブリアでは、ヘモグロビンが7.6まで下がり、その後モンツア、サンジェラルド救急病院で、8.4で、輸血。そして先週の血液検査で、9.8。14.0〜18.0が平均らしいが、主人の年齢、そして主人が持っているすべての病気を踏まえ、10以上ないといけないらしい。ドットレッサ曰く、なぜヘモグロビンが7.6まで下がったか、そして未だに、低いのかを検証しないといけないとのこと。主人が持つ白血病が悪さをして、影響している可能性もあるから、 検査をする必要があると。骨髄穿刺(せんし)(伊 ago aspirato / aspirato midollare)をするようにとの指示。これについて、主人が拒否。本人は、痛みが伴う検査と認識があるらしく、そして、先週、ようやく、彼の本業で、仕事がもしかしたら、任されるかもしれず、この微妙な時期に、検査なんてしていられないと。心臓疾患も持っているから、心筋梗塞を起こす可能性もあるから、即骨髄穿刺をするようにと説明されても、主人は激しく拒否し、私も説得をしたが、本人の意志は固く。困り果て、ドットレッサが、血液内科で一番上の医師に電話をしだした。その後、検査を拒否した旨を書いた紙に主人がサイン。そして、1週間後に、また病院に戻り、血液検査をして、状態を見て、その検査結果次第で、輸血をする手配をすることになった。その際、また、骨髄穿刺の話しがでることになると思うが、月曜は、本人も相当びっくりして、心の準備も全くできていなかったから、思いっきり拒否をしたけど、来週までには、骨髄穿刺を受ける覚悟を決めることになるのではと。

今まで、病院で辛く、苦しんでいる姿を見て来ているのと、それに本人の性格上、本人が嫌と言っているときに、無理矢理説得しても逆効果なのはわかっているから、今回はこれでいいと思っている。ドットレッサからは、今週はできるだけ、安静にしているようにと言われた。あまりストレスを感じないように、私たちの普通の生活をしていれば、主人の体調に問題がないのはわかってるから、あまり病気の話しはせずに、楽しく、穏やかに、いつもの日常を過ごしている。月曜は、病院の後、ホームドクターのところにも、別件で行き、そのときに、骨髄穿刺を拒否した旨が書かれている書類を見せたら、ドクターからも、当然のことだが、骨髄穿刺の検査をするようにと念を押され、渋々ながらも、覚悟を決めはじめているような気がした。

そして、今朝。主人が自分から、骨髄穿刺の検査について、"自分は絶対にやらない"と駄々をこねはじめたから、さりげなく、麻酔もするし、ネットで色々と読んだら、そんなに痛みはないみたいと言っても、また子供のように拒否。

"もしかしたら悪化していなくて、化学療法までいかないかもしれないし、もし悪化していても、早めに治療すればいいだけだから。それに、ようやく仕事が入るってときに、ずっと働きたくても仕事がなくて苦しかったのに、検査せずに、悪化してから入院して治療では遅すぎる。また仕事も失うだろうし、今度こそは命を失うことになりかねない。1度経験しているわけだから、もう同じことは繰り返したくない。私に意地悪をしたいなら、検査せずに、したいようにすれば!私は、早く以前のように仕事してもらいたいし、そして、色んなところに休暇に連れていってもらわないと困る!いずれ日本にも一緒に行きたいし、それにケニアにも一度は行きたい!"と言ったら、本人、黙りはじめ。

ぼそっと、"ケニアは一度一緒に行ったじゃない。"と。

"ザンジバルは行ったけど、私が言ってるのは、マリンディ!あなただって、マリンディにまた行きたいでしょ?"と言ったら、

"うん。。"と。

マリンディとは、ケニアの1都市で、イタリアの芸能人や有名人、リッチな人々に人気のリゾート地。主人は、ある時期、マリンディ〜イタリア間で仕事をしていたから、マリンディには毎月のように行っていた時期があり、彼にとって、第二のふるさとのような場所。

来週の月曜日は、またヘビーな1日になるだろうけど、それまで、普通の日常を穏やかに過ごすことにする。

ザンジバルで買った海や自然がきれいな写真集でも、リビングに置いておこうっと。







2016年4月10日日曜日

ミラノでシチリア気分

昨日、主人が、iPhoneでFacebookを見ていて、"Renzi(イタリア現首相)にメッセージを送るにはどうするんだ"と。

"えーっと、Matteo Renziのページに入って、そこから送れるんでは"と答えながら、Facebookを見ると、掲載されてある各記事には、コメントとして送れるみたいで、そう説明すると、"そうじゃなく、直接送りたい!"とのこと。

私もよくわかってないけど、"それは無理なはず。なんて書きたいの?"というと、

"ヴァxxxxxxxxxxx!(英語でいうF*** y**のような言葉)"と送ってやりたいんだと。(笑)

この手のイタリア語の汚い単語の量の多いし、英語よりずっと多い。そして、日常でもふつーに、友人や家族の間で、たくさん使われます。最初、ほんとびっくりしたけど。

レンツィ首相、以前はフィレンツェ市長として、業績上げ、この方が、首相になって、イタリアも良い方向に変わるのではと思いきや。言うことばかり、大きい割には、何も実現していないから、嘘つき、ピノキオと呼ばれてます。

去年かな?NHKのようなRAIの視聴料を国民に支払いを義務づけるために、各電気料金の中に、この視聴料も含めることにしたときは、さすが(皮肉)と思ったけど。電気料金は、誰もが嫌でも払わざる負えないものだから、そこに視聴料も入れてしまえば、私たちは払わざる負えないし。

今日は初夏のように気持ちのよい天気。

ランチの後、ミラノのシチリアンバールに、この季節初めて行きました。
シチリアのカンノーリやその他の甘いもの、そしてグラニータが楽しめます。
私は、イチジクのグラニータ。もちろん、クリームつき。(3ユーロ)


ミラノには、他にもシチリアのお菓子が売っているお店がたくさんありますが、ここは格別。
シチリア、本物の味。


今日は、持ち帰りで、甘いものを。


ちなみに、アランチーニ(お米の中にモッツアレッラやラグーが入っていた揚げ物)も
とても美味しいです。

Eoliana
Via Ortica, 1
Milano
https://it-it.facebook.com/PasticceriaEolianaMilano

かぼちゃの花のフリット - Fritti di fiori di zucca ripieni

ミラノの友人のバルバラが、子どもたちが大きくなったので、何かビジネスがやりたいと。お料理が大好きの彼女、今流行りの、"Street Food"がやりたいそうです。
そう、あのフードトラックを購入するつもりでいるらしく、手頃なのを探してます。
飲食関係のビジネスをするのに必要な資格、Recを取得するためにコースに通っていて、
準備を着々と進めているよう。そして、フードトラック、私たちの友人で、"唯一"まじめで好青年のルーマニア人、クリスチャンが、フードトラックを持っていて、前から売りたがっていたので、先日、バルバラにクリスチャンを紹介。近いうち、2−3日、トラックを借りて、トライアルをやる予定。
クリスチャン、副業として、このトラックで、ミラノ市内で、週に何日かお店を出していたのが、あるとき、マフィアから脅されたり、嫌がらせをされ、怖くなり、諦めることに。

この、フードトラックみたいなのでのサービス、飲食以外にも、最近は、ネイルサロンというか、ネイルトラックみたいなのも、ミラノ中心に出没してます。

毎月の店舗の賃料がかからないとはいえ、初期費用としてトラックを購入しないといけないわけだし、どちらも、良い点もあれば悪い点もあるような。

ストリートフードの話題、詳しくはまた次回にするとして。

さて、かぼちゃの花が美味しい季節。ストリートフードとしても売れそうな、かぼちゃの花のフリットを作りました。



お花の中に、モッツアレラとアンチョビを入れ、小麦粉に冷たい炭酸水を入れて衣をつけ、揚げるだけ。

口の中で、モッツアレラが溶けて、アンチョビの塩っけが混ざり、とても美味しい一品です。

前菜、アンティパストとしてでも、セコンドとしても使えます。





2016年4月9日土曜日

新しいアイロン!

アイロンを新調しました!



それも、エッセルンガ(北イタリア中心に拡がるチェーンスーパーマーケットで、質がよく物も豊富で、お気に入りのスーパー)の、カードのポイントで、無料で。このポイントだけは、たくさん貯まっていて、今月中旬に、期限が切れるらしいので。

過去数年使っていたアイロンが、去年暮れに壊れ。家庭の経済状況が悪い中、アイロンは、日本にいたとき以上に、必要なので、必要経費として、購入するしかなく。アイロンは、大きくわけると、2つのタイプがあります。日本でよく売っているタイプの他に、ごっつい台(水を入れて、スチームを作る)もついているタイプ。

こんな感じ。



で、以前まで持っていたのは、このごっつい、プロフェッショナルなタイプ。ワイシャツなんかも、プロ並に、きれいに仕上がります。以前(も)持っていたのは、ドイツのメーカー、Rowenta。近くのメディアワールド(電化製品のチェーン店)に行くと、このプロフェッショナルのタイプで、そしてこのRowentaのメーカーのは、なんと200ユーロ以上!8年以上前に、主人が購入したときは、もっと高かったはず。当時は、経済的にまったく不自由がなかったから、どんなに高くても、買えたけど。。
たかが、アイロンごときに、お金をかけていられる余裕なんかない。
でも、アイロンは、必要不可欠。
以前、お手伝いさんがいた頃は、アイロンかけももちろん、お手伝いさんの仕事。
ワイシャツはもちろん、パンツやシャツの下着から、靴下、タオルと、なんでもアイロンがかかっていました。ちなみに、タイツやストッキングも。
最初はびっくりしたけど、一度、すべてに、ピシッと、アイロンがかかっていると、洋服箪笥に入れたときも、きれいで、気持ちがよく。今となっては、お手伝いさんは雇う余裕がないから、アイロンかけも私がしていますが、下着にアイロンがかかっていないと気持ち悪くて、結局、全部かけてます。さすがに、タイツやストッキングはかけないけど。
最初の頃は、中々上手にかけられなかったワイシャツも、今となっては、上達。
と、イタリア生活最初の2年は、全く家事をせずに来た私でも、今では、なんとか主婦しています。(たまに、以前来ていたお手伝いさんに電話して、掃除の仕方やら、細かいことを聞いたり、大掃除のときには、ヘルプで来てもらうけど)

そして、去年末に、急遽買った、アイロン。名の知れないメーカーで、一応プロフェッショナルタイプだったけど(主人と店の人から、アイロンはプロフェッショナルタイプでないとダメと、説得され。)、40ユーロと格安だったから、購入。
これが、まったく使えず。シワがほとんど伸びず。アイロンがけが趣味と化していたのが、ほんと、嫌な仕事の1つとなっていました。

昨日、調達したアイロンは、プロフェッショナルのタイプでないけど、前もって、Amazonで調べて、コメントチェックしたら、悪くなさそうだったので、これに決まり。義父の家で生活していたとき、義父の家にあったのは、日本のアイロンのような、普通のタイプで、一見、使えなそうだったけど、ブランドは、Rowenta。使ってみると、我が家のより、ずっと有能で、アイロンがけがまた楽しく感じたので、今回、普通のタイプに変えることに決断。

アイロンを調達して、嬉しくなる自分。すっかり、イタリアで主婦している感じです。


生ハムは冷凍保存

昨日に引き続き、今朝は主人が、仕事のアポイントのため、スーツを来て出かけた!

給料が支払われない職場を辞めたのが、去年の11月。それ以来、いっつも一緒。。
もちろん、一緒にいるのはよいけど。。
でも、きつい。。
主人は、私といっつも一緒にいたいらしいけど。
本人には言えないが、私は、性質上、自分1人の時間がないと生きられないタイプ。。
なので、今朝のように、出かけてくれると、嬉しい。
2年前、入院2日目に、急遽集中治療室に移され、呼吸ができず、口から管をいれられ、最初の数日は、主人がいないこの家に1人でいること、とても不安で、寂しくて、義弟に電話して、泣きわめいて、取り乱したこともあったけど、その後は、自分を取り戻し。たくさんの人から、家に1人でいること、怖くないかとか、夜は大丈夫?とか、心配してくれたけど、全く怖くなく、驚かれた。我が家も泥棒に入られたことが、過去2回あるし、車のガラスを壊され、ナビやステレオを盗まれたこともある。でも、大型犬、フレンチマスティフのオフェーリアから、ピンチャーのスカール、そしてチワワのプーパと一緒にいれば、安全。うちにあるセコムのようなセキュリティーシステムより信頼大。
だって、万が一、泥棒に入られ、セキュリティーのアラームが鳴ったとしても、すぐに警察が来るわけではないから、即時に守ってくれる犬とは違う。
ちなみに、亡くなったドーベルマンは、泥棒を齧り、病院送りにしてるし。

ウンブリアからミラノに戻ってきて、一ヶ月が経ち。
あまりにも非現実だったから、そう思うのか、ウンブリアにいたのが、遠い昔のよう。
つまり、ダイエットを再開して、一ヶ月。最初はゆるめのダイエットを、更に一週間前に、厳密ダイエットメニューでの食生活。一週間で、1.5キロ痩せ、順調。
昨夜は、ちょっとダイエットから外れ、前菜に、ミニピアディーナ。
私が、ときどき、無性に食べたくなる、ピアディーナ。
以前は、生地も自分で作っていたけど、最近は、市販でも美味しいので、今回は市販のピアディーナで、チーズのストラッチャテッラと生ハムをはさみ。



生ハムは、1ヶ月半ほど前に、義父を連れて1週間ミラノにいたとき、義父のために買った生ハム。パルマ産の生ハム、たくさん買ったのに、口に合わなかったからか、それとも、他のモルタデッラが、ウンブリアより美味しいからか、モルタデッラばかり食べていて、生ハムはほとんど食べず。で、その残った大量の生ハムを冷凍保存。冷凍しても、あとで自然解凍すれば美味しく食べれます。



イタリアで運転デビュー

昨夜は嵐。

うちのジンクスとして、洗車をした直後は、雨が降るらしい。
ここ3年お世話になっている、我が家の車、チンクエチェント。色は特注で、マットの黒。この3年、苦楽を共にした私のチンクエチェント。今となっては、愛着を感じてます。

運転デビューしたのは、最近ではないけど。。

究極の方向音痴な私。。家の中でも迷うぐらい。私の頭の、GPS装置が壊れているというより、元々GPS装置が存在しないので、もちろん道を覚えるという学習能力すらなく、改善しようがない。。。運転自体は、車がオートマであれば、大好き!主人や周囲のイタリア人から言わせると、運転も上手らしい。でもでも、方向音痴だから、車に乗って、自分が到着したいところに到着しない可能性がほとんど。別に強がっているわけでもなんでもなく、毎回、人に説明するのが面倒だけど、究極方向音痴=自分がどこに到着しようとしているのかわからない。=自分自身が怖い=運転が怖い。どれだけ方向音痴なのか理解されにくいから、もう面倒だから、運転自体が怖いってことにしてます。

免許は、日本で大学のときに取得。日本では、身分証明書としてのみ使い、つまり、ペーパードライバー。都内に住んでいれば、電車やバスの方が便利だから、一生運転することはないだろうと、自分の将来設計の中に、運転は、省かれていたが。。

ここは、イタリア。しかも、ミラノチェントロなら、メトロやバスがあるけど、私が住んでいるのは、ど田舎。近くのバス停まで行くにも、車が必要。スーパーに買い物に行くにも、近所のファルマチア(薬局)に行くにも、車。
まだ、主人が元気だった頃は、運転手代わりに使えていたけど、入院して以来、そうも行かず。まずは、具合の悪い主人を病院に連れて行くことから始まり、買い物やら、ASL (保険事務所)やら、CAF (社会保険事務所)やら、当時、毎週末必ず食事に誘われ、うちよりど田舎に住み、たくさんのカーブのある山道を超えないとたどり着かない、義弟の家にも、私が運転。

最近、ようやく、以前のように、主人を運転手として使えるようになり。
でもでも、いつも、緊急事態にのみ、私が運転する羽目になるので、普段も、運転するようにしてます。

とにかく、運転していると、短気、せっかちなドライバーが多く、意味なく、クラクションを鳴らされることもよくあります。最初の頃は、クラクション鳴らされると、焦り、怖じけていたけど、今となっては、まったく動じなくなったし。強気でいないと行けないみたいです。それにしても、なぜ、みんな急いでいるんでしょうかね。車、シューマッハ並に飛ばして、追い越しても、結局、信号で止まらないといけなくて、私の車追い越しても、結局信号赤で、私の前で止まるパターンよくあるし。

モンツァ、ミラノに行くために必ず使う幹線国道のような、スーパーストラーダ、バラッシーナ。3車線で、ほとんどが時速100キロ以上飛ばしています。今週は、毎日、事故。そして渋滞。春になり、みんな、飛ばすのか。そして、運転中にスマートフォンを使っての事故なのか。ほんと、毎日事故。2−3日前なんか、午前中も午後も。そして、行きも帰りも事故。モンツァの警察、救急車、救急病院は、大忙しでした。

普通の道より、スーパーストラーダやアウトストラーダ(高速)の運転の方が、落ち着いて、そして運転が楽しい。フィレンツェあたりのアウトストラーダは、カーブが多く山道でちょっとまだ怖いけど(でも、去年、新道路ができ、山道を通らずに、しかも時間が短縮されて便利)ウンブリアからミラノに帰るとき、毎回、ボローニャから我が家までの240キロは私が担当。ほんと、鍛えられました。でも、運転は鍛えられたけど、もちろん解決しない、私の究極方向音痴のため、自分が怖い病は、治るわけではないから、何も改善せず。。ナビは、私のベストフレンドなので、いざとなれば、どこにでも行けます!(多分)



私が住む、のどかに見えるアルビアーテ。テロ対策なのか、カラビニエーリ(警察)の車が多く、数日前、また止められました。コントロールというより、今回は、私の車、後ろから追いかけてきて、止められた。。。。コムーネ(市役所)に用事があって行っただけなのに。。









化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...