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2016年12月15日木曜日

マフィン、そして病院、主人のこと



お菓子作りがしたくなり、マフィン。

お菓子作りをしていると、ワンコたちが、私の周りでウロウロするので、ジャマで落ち着かないけど!

やはり、手作りお菓子は、ワンコたちも大好き。

主人が退院して、数日がたち、日々、健康を取り戻し、昨日は、メトロ(会員制、特に飲食業の人々にポピュラーな卸売り市場)まで、買い物。広いメトロ内でも、歩き回ることができ、体力的にも、少しずつ回復してきているみたいで、ほっとしています。

先月に引き続き、今月の入院騒動。

先月入院したとき以来、ある抗生物質での治療も、毎日していて、先月退院後も、毎日、土日も含め、病院のデイホスピタルで、点滴による抗生物質治療を欠かさずしていました。もちろん、病院の医師の指示で。

先月退院してから、今月入院するまで、10日ほどの間、この抗生物質の点滴のあと、やたらと、疲れを感じ、身体に力が入らず、寝ていることが多く。歩くこともできなくなっていました。看護師に話しても、きっと抗生物質の影響だからと。いつまで、抗生物質を続けないといけないのか聞いても、医師の許可がでるまで、とのことで、そのまま、医師、看護師の言うことを信じていました。

そして、今回の入院。

診断は、肺に水が溜まり、軽い心不全とのことでしたが。

先日、退院後、またいつものように、抗生物質治療のために、デイホスピタルへ行くと。

Malattie Infettive(感染症科)の、えらいドットーレに、探されていました。

主人が、病院へ到着すると、抗生物質の点滴の準備をやめるようにと、看護師たちへ指示が入り。

また、何か新たに深刻な健康問題が見つかったのかと、恐る恐るドットーレの部屋に入ると。

今回の入院の原因は、日々長期間にわたって、投与していた抗生物質だとのこと。

今回、入院したとき、呼吸の数値が77%と、心筋梗塞起こして、何があってもおかしくない状態だったとのこと。

そして、この抗生物質、ただでさえ強く、普通の健康状態の人でさえ、1週間以上、しかも今回のように3週間も続けていたら、身体が耐えられなくなるのに、ただでさえ、腎臓病、糖尿病、白血病、そして、心臓にも問題がある、主人に3週間以上も、この抗生物質治療させるのは、あり得ないと。
この抗生物質が原因で、腎臓が更に弱まり、水が溜まり、心不全を起こしたと。
数々の病気を抱えながらも、今回の状態に耐えた主人の身体力に感心され、そして、本当に運がよかったとも言われました。

元々、この抗生物質治療も含め、治療、検査の指示など与えていたのは、先月から引き続き、今回の入院でも同じドットレッサ。

ちなみに、入院当時、このドットレッサのこと、(そのときは)無意味にも、主人は毛嫌いしていて、ドットレッサと喧嘩することもよくあり。。本人に向かって、ストロンツァ!(下品なことばで、決して、お医者様に向かって発する言葉ではないです)と叫んだりしていましたが、今考えてみると、主人、間違ってなかったのかもと、私も思ってしまいます。

私たち、患者サイドは、素人だから、病院のお医者様の言っていることを信じます。
そして、指示に従います。(主人は、従わないこともあるけど。)

私たちがいつもお世話になる、このモンツァの病院には、2年前に命を助けてもらったし、その後も度重なる入院、そして治療でお世話になっています。病院は、イタリア国内でも優秀と言われています。そのことは、今まで、体感、実感しています。

でも、今回のようなことがあると、何を信じていいのかわからなくなります。

わからなくなりますが、私たちは素人だから、やはり、病院のお医者様のおっしゃることを信じ、指示に従うしかありませんが。

昨日朝、腎臓内科で、このドットレッサと診察があったのですが、主人は病院にはちゃんと行ってくれたものの、このドットレッサとの診察は拒否。上のドットーレに診てもらい、散々文句言ったらしいです。(診察のときにいつもいるドットーレのうちの1人。ちなみに、腎臓内科での診察では、毎回3人ぐらいドットーレがやってきます。主人のケースだけかもしれませんが。笑)

ま、とにもかくにも、一番大事なのは、今、主人が元気を取り戻しつつあるということ。

クリスマスショッピング、そしてクリスマスの準備!と浮かれてしまいますが、クリスマス前に、病院の予約や検査、診察など、まだまだあるので、しっかり終わらせておかないとです。来週始めに、まとめてやってしまいます。

やはり、健康は、大事。

無事、元気に、のんびり家族でクリスマスを過ごせることが、一番のプレゼント。

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2016年12月8日木曜日

再入院





抹茶豆乳ラテで、ちょっと一息。

(レシピというほどではないけど。豆乳を小鍋に入れ、火にかけながら、抹茶を適当に、豆乳がきれいな緑になるまで入れ、かき回しながら温める。砂糖もお好みで。)

ずっとドタバタとしていて、中々ブログが書けず。

主人が、数日前から再入院。

医者達から、"セカンドハウスへようこそ!"みたいなことまで言われ、病院で少し笑いをとっていましたが。

初日は、私も2年前を思い出すほど、心配、そして不安な状態。

ようやく落ち着きました。

落ち着くと、主人は、看護師、医師に、早く家に返せ!と、相変わらず、いつものパターン。病状も、主人に聞いても、いまいちなので、私が直接、ドットレッサたちに聞かないと、本当のことがわからず、そして、ドットレッサたちも、主人に話しても拉致があかないから、私に話したく、探されています。電話も来たし。

もう、子供以下。

病状は、簡単に言うと軽い心不全。前回、入院していたときの感染の影響、そして元々腎不全を患っているから、肺にたくさん水が溜ってしまい、呼吸もできず。

2年前に、テラピアインテンシーバ(ICU)、そして普通病棟に移っても、医師達から、口を揃えて、言われ続けたこと。

"以前の健康は戻らないし、普通の生活ができるのは、ほぼ難しいから"

この言葉は、私、日々、頭のすみにあります。

本人は、ずっと仕事をしてきた人で、2年前に仕事を失って、その後、去年まで鬱にもなっていました。今年は、ようやく、自分のあった仕事を見つけ、ようやく、私たちに普通の生活ができるようになったかと思っていましたが。

数々抱える病気についての現実は、変えることができないので、今回のように、入院があることは、いつも覚悟して、病気とうまく付き合っていかないといけないと、改めて思いました。

本人が、入院して、一番焦ることは、仕事について。
会社員として働いているわけではなく、プロフェッショナルな仕事をしているので、仕事がある間は、稼ぎも多いのですが、仕事ができない状態になると、何の補償もなく。そして、イタリア独特な色々な事情もあり。

今回は、本当に思いました。
何か、私も、自分のペースでできることを考えないとと。

見つけること、そして、うまくいかせることは、そう簡単ではないけど。

先週は、通訳の仕事で、一週間ドタバタしていて、主人の体調について、少し放ったらかしにしていたのも事実。

今回は、いつも以上に、色々と考えさせられます。

昨日、ミラノは、聖人、サンタンブロージョの祝日で、今日は、聖母受胎祭。ポンテ、連休にして、旅行に出る人も多く。

クリスマスツリー。

去年までのツリーやデコレーション、この夏に、断捨離で、すべて捨てたから、今年は買うつもりが、ドタバタと、病院通いばかりで、家では何もクリスマスの準備できてません。

そういう気分にもまだなれないから、退院してから、一気にやってしまおうっと。

クリスマスソングを聞く気にもなれず。

昨日から、少し体調がよくなった主人。病院中で、"家に帰る!"と大暴れしているので、雑誌やらミラノ風リゾットでも持っていくことにします。

ところで。

最近、インスタグラムを始めました。(https://www.instagram.com/pupaescar/)
お気軽に、フォローよろしくお願いします。
基本、SNS系、疎いんですが、あることをきっかけに、Facebookのアカウントは持っていますが、あまり積極的には参加せず、色々と疑問に思いながらも、ほぼ放ったらかしにしていますが、私には、インスタグラムは、Facebookより合っているみたい!

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2016年11月13日日曜日

ミネストラで一息。



ミネストラ。

ミネストラで身体を温め。

今、病院から戻り、少し休憩。

また数時間後には、病院へ。

不安。心配。

この感覚は、慣れることがない。

2年前の悪夢を思い出す。(少し以前に中途半端にも書いた、もう1つのブログにて。http://pianopianino3.blogspot.it)

特に、夜は、不安。
病院から、悪化したとの電話がかかってくるのではと、怖くなる。

ポジティブに、前向きにしているのも、疲れる。

主人が、ICUを出て、普通病棟に移っても、そして、退院しても、いつも言われていること。

"風邪1つでも危険だから"と。

そして、ICUのドットーレから、

"以前の身体には戻らないし、健康的に普通の生活はほとんど難しいと思ってほしい。退院できたとしても、生き続けるのは、簡単でないから。"

と言われたことは、いつも頭に焼き付いている。

11月。

11月は何かと悪い事が起こる月。

気をつけながらも、前向きに時間が過ぎるのを待ちながらも。

数日前から、主人の体調がよくなく、熱が40°を超え、金曜夜は、プロントソッコルソ。(救急病院)

夜8時半に着き、コディチェジャッロ(黄色コード。赤の 生命にかかわるほどではないが、重度。)のため、そして、運良く、あまり患者がいなかったので、すぐに診察をしてもらえた。が、その後、血液検査等で、結果が出るまで、いつものように1時間以上かかるので、結局、病院を出たのは、夜11時半。
ウイルス性の胃腸炎らしい。
ドットレッサは、入院させたかったが、主人が拒否。
抗生物質を処方され、ドットレッサから、"少しでも悪化したら、すぐに病院に戻るように"ということで、自宅療養のはずが。
次の日、朝、ビスコッティを1つ食べただけで、具合が悪くなり、また発熱。
そして、寒がり、震え。
毛布2枚、そして、煖炉をつけ、もちろん暖房も。
それでも、ガタガタと震え、しゃべることもできなくなり。

親戚は近くに住んでいるが、特に義弟は、様子を伺うために、電話をしてきたが、
結局、来てくれず。私、1人で車に乗せることはできない状態だったので、救急車を呼んだ。

この国で、救急車を呼ぶなんて、初めてのこと。そのときのことは、また状況が落ち着いてから、書くことにする。

また先日行った同じ救急病院に戻り。
クレアティニーナが、1日で悪化したとのことで、腎臓内科に入院。
そこで、ウイルス感染についても検査、そして治療することになった。

今日は、日曜なので、医者がいない。
又、昨日から続く、検査結果も含め、明日にならないと、状態はわからず。

明日を待つのみ。

また、穏やかな日常が戻ることを祈りながら。

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2016年10月26日水曜日

ヘルシー4種類の麦入りリゾットとヘルシー茄子のパルミジャーナ

来週火曜日、11月1日は祝日です。

Tutti i santi(諸聖人の日)となります。

そして、翌日の2日は、祝日ではないのですが、Giorno dei morti。

死者の日。

多くの人々が、亡くなった親族や友人を思い、お墓参りをします。

私たちは、この休日を利用し、小旅行へ。

いつものパターンの、ドタキャン!なんてことがなければいいのですが。

昨日のヘルシー夕食メニュー。

お米の他に4種類の麦が入ったリゾット。



美味しいです。

お米(Riso)の他に、小麦(Grano)、スペルト小麦(Farro)、オオムギ(Orzo)、からす麦(Avena)が入っています。

食物繊維たくさんで、身体によく、お米だけでないから、お腹にもたれません。

最近、健康ブームのイタリアでも流行っている食材の1つです。

そして、セコンドは、ヘルシー茄子のパルミジャーナ。


なぜ、ヘルシーかと言うと。

茄子のパルミジャーナは、元々シチリアなど南部のお料理。

"本来"は、下処理した茄子を揚げ、油を吸い取り、ラザニアを作るときのように、茄子、トマトソース、モッツァレラ、パルミジャーノを重ね、オーブンで焼きます。

とても美味です。

でも、揚げ物は、身体のために、できるだけ避けているので、我が家では、揚げずに、茄子をグリルします。



そして、トマトソースに使うオリーブオイルも少なめに、パルミジャーノはいれず、モッツァレラのみ。


それでも、美味しくできます。

重たくなく、茄子のうまみがしっかり味わえる仕上がりになります。





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#茄子のパルミジャーナ #ヘルシー #ヘルシーリゾット #スペルト小麦 #ダイエット


2016年7月13日水曜日

夏バテ対策

ずっと、呼吸も苦しくなるような、猛暑がミラノでも続いていましたが、
昨日からようやく雨。というか、嵐。

少し気温が下がり、ほっとしてます。

実は、ここ数日、体調が悪く。

最近服用しはじめた、薬のせいかと思ったけど、多分、ただの夏バテ。

ここ数日、血圧が低く、頭はクラクラ。何もする気になれず、朝から寝てばかり。

そこで、近所の薬局に行き、いつもの薬剤師のおじさんに相談。

すると、これを薦められ。


カリウム(ポタッシオ)だけでなく、マグネシウム、ビタミンなどなど入っていて、エネルギーが湧いて来るからと。

1日一袋。水に溶かし。味は、オレンジ。

これが、効きます。

夏バテに、おすすめです。

イタリアでアンチエイジング

もしかしたら、以前の私と同じように、1人で悩んでいる方もいるかもしれないから
少し書いてみます。

私は、37歳のときに、若年性更年期障害と診断されました。

それまで、病院にお世話になることは、ほとんどなく。更に、婦人科系についても、健康そのもので、何も悩んだこともなく、婦人科の病院にすら行ったことがなかった。

それが、20代後半以降、共依存、鬱の母、そんな母に感化されていく父について、本当に苦しみ、激しい戦いの日々を過ごし、私自身、精神が疲れ果てていた。戦いがエンドレスに繰り返され、私が日々感じていた怯え、恐怖感、そしてストレスが、少し時間が経ってから、若年性更年期障害として、身体に表れた。症状は、生理不順の他に、肌荒れ、脱毛。
 
自分の身体のリズムが壊れかけ、婦人科に通い始め、若年性更年期障害と診断された。
ショックだった。
自分を否定されたような、取り残されたような、そして女性として終わってしまったと感じた。

なかなか誰にも相談できず、自分自身の中で焦る中、いくつかの婦人科に行っても、診断は同じ。そして、どの病院の先生と話しても、いつも診察の後は、とても気持ちが落ち込むのみ。漢方も試したけど、効き目なし。そして、さまざまなセラピーにも通った。セラピー自体は良いと思われるものも、セラピストに知識がないのか、なかなか私の気持ちがわかってもらえず、気持ちが滅入る一方。

そんなときに、今の主人と出会い。主人は、当初から、私の子供が欲しいと、今まで誰からも言われたことがなく、そして女性として一番嬉しい言葉を言ってくれた。しかし、私のホルモン数値は、不妊治療が不可能なほど、ひどく。
私のこの問題を優しく受け止め、受け入れてくれたことに、感謝している。

5年前、イタリアに来て、初めて、病院の婦人科に診察に行き。
再度、血液検査をし、もちろん、日本で診断されたのと同様、若年性更年期障害と言われた。でも、何かが違う。先生が、とても優しかった。私のような症状を持つ患者の気持ちがわかっているのか、"最近、あなたのような患者は増えているし、まだ若いんだから、何も心配する必要ないのよ。ただ、ある程度の年齢まで、ホルモンの補充として、毎日ピルを飲めばいいから"と。日本での診断のときに言われたことと、同じにも関わらず、気持ちがとても楽。もちろん一概には言えないだろうけど、私のような問題を抱える女性、そして更には、女性であれば必ず直面する問題について、日本に比べ、オープン。そして、患者側をおおらかに、リラックスさせる術を知っているような気がします。それは、回りくどい言い方からではなく、ストレートに説明することにもあるのかと思います。

同じ若年性更年期障害(POF)を抱える、イタリア人20代〜30代の女性たちのフォーラム、意見交換のサイトなどを、以前は、よくネットで読みあさりました。症状について、服用している薬、その薬の副作用についてなど、そして、精神的な気持ちの焦りなどを綴ってる人もたくさんいて、"私1人ではないんだ。"と、共感しながら、前向きな気持ちになりました。ある女性の話しで印象的なのは、30代前半の女性。10年間付き合っていた彼と結婚。彼は、ずっと子供が欲しかったのですが、彼女は、結婚後、若年性更年期障害に。つまり、子供が産めない状態になってしまい、それを知った彼とは、その後離婚を余儀なくされ。その他、ある女性は、子供を産んだ数年後に、若年性更年期障害。
ホルモン補充療法で処方される薬、ピルも、人によりさまざま。
人工的に、薬という形で、ピルを毎日服用するのも、もちろん抵抗がありましたが、
毎日、気持ちよく生活するために、そして、美しく歳を重ねていくためには、自分に無理をせずに、自分の身体の変化を受け入れ、必要ならば、薬に助けてもらい、そして、定期的に、血液検査や婦人科検診をするのがよいのではと、この約7年を通して、感じました。

イタリアに来た当初処方されたのは、Klairaというピル。数年、飲んでいましたが、その当時から、髪が大量に抜け、去年、再度、婦人科で検診の際に、脱毛の問題も話し、飲んでいるピルのせいではないだろうけど、とりあえず、薬を変えてみました。今は、Femoston 2/10。それでも、大量に抜け、禿げかけてきて、焦り、皮膚科に行くも、無意味で、脱毛専門の優秀な先生をネットで探しだし、今年、初めて診察に行き、今治療中。

髪の治療は、まだまだ、時間がかかるけど、気持ちは落ち着いてきました。

また、詳しくは、後日。

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2016年5月14日土曜日

モーダなダイエット

今週ずっと降り続けていた雨がやみ、穏やかな天気の土曜日。

ランチ前に、いつものように買い出しへ、近所のスーパー、エッセルンガへ。
土曜の朝のスーパーは、混んでいます。
普段は、1人で買い出しに行くところが、今日は主人と共に。
今週から始めたダイエット、fitbitのおかげで、すっかり健康志向になり。
というか、カロリーや栄養素について、マニアックに調べるようになってしまい、
もっぱら、最近の夫婦の会話は、野菜の話しや、栄養素の話しばかり。
周りから見ると、ちょっと狂っているんではと思われるほどかと、感じてます。
凝り出すと、とことん凝るのは、イタリア人独特な気質かなとも思いますが。

いざ、スーパーに着き、まず野菜売り場。
数字人間の主人は、ズッキーニは何カロリーで、低カロリーだから、買うだの、空豆は、カロリーいくつなんだろうと、スマートフォンで調べだし。
そして、すでに今日の夜のメニューまで前日の夜に決め、カロリー計算してあり、
今日の夜のメニューの一部、トマトをショッピングカートに入れたら、
主人、"トマトのパックに、何gのトマトが入ってるか調べたか?ディナーで、トマトサラダに300g使いたいんだ!"と。
私、"これ、900g入ってるから、大丈夫よ"と。

そして、お米売り場。
普段買う、リゾット用のお米ではなく、まずはディスカウントになっていたオーガニック玄米(Riso Integraleリーゾインテグラーレ)、そして、赤米、黒米、そしてお米にキノアが入っているものを、カートに。昨日既に、玄米、黒米は、血糖値があまり上がらないとリサーチ済み。カートに入れる前にも、お米が入っているそれぞれの箱のカロリー、栄養素を調べ。隣で、女性がやはり、私たちのように、黒米や玄米の箱を手に取り、スマートフォンで色々と調べ出していました。

次に、パスタ売り場。
今回の目的は、血糖値があがりにくいと、糖尿患者のために作られたパスタ。一箱2,9ユーロと普通のパスタの倍以上ですが、試しに一箱買ってみる事に。そして、以前もすでに試してある、全粒粉パスタ、そして亜麻の種子(英語でflax seed。イタリア語で、Semi di linoセーミディリーノ)が入ったパスタを購入。

イタリアでは、今健康ブーム。lattosio (英語でlactose。乳糖)フリーやグルテンフリー、たくさんのオーガニック食品があり、個々の志向、健康に合わせて、選択できます。
ベガーノ(ベジタリアン)もかなり増えた話しは、以前お話ししましたが(http://milanoamici.blogspot.it/2016/03/blog-post_31.html)、このベジタリアン、もしくは健康志向、身体のためなのか、それともただの流行のために、こだわっているのかと、また最近、テレビで議論されていました。
我が家は、もちろん健康のため。健康を取り戻すため、そしてゆくゆくは維持していくため。特に、タンパク質制限が最近の課題。卵は、多くても2個まで。牛乳は1日、50mlまで、チーズは、週二回、80g。それも、モッツアレッラかリコッタ。
あとは、豆類は、一切ダメ。
タンパク質制限の他には、塩は1日最大2g。調理では一切塩は使わず、グリッシーニも塩が入っていないものを選び、パンは、パーネトスカーナ(トスカーナ風パン)。ブルスケッタを作るときに使う、この種類のパンは、塩が入っていないから。
と、うちの食生活を話すと長くなるけど、最初は、本当にうんざりしていましたが、最近は、この健康ブームの流行で、まるで私たちもこのモーダ(流行)に乗り、いかにもセレブ、おしゃれな人々の一部になったかのようにも錯覚しちゃっています。

タンパク質制限、そして塩ゼロにし、野菜中心のダイエットが始まり、もちろんお肉もお魚も食べてもいいはずなのに、肉類は食べる気がせず、ベガーノになっています。

2016年3月31日木曜日

ベジタリアン

最近のイタリアの話題として、ベガーノ(Vegano)、つまりベジタリアンが増えているらしい。

昨夜も、某テレビ番組で、ベガーノについて、討論。

統計的に、肉の消費がここ5年で、5%減少しているとのこと。その理由としては、ベジタリアンの増加と共に、この不景気で、肉を買わない傾向があるとのこと。もちろん、肉より野菜の方が安いから。

ベジタリアンの意見としては、動物を殺してしまうのは残酷だからという意見から、肉、魚、乳製品を省き、野菜、果物のみを食べるベジタリアンの食生活の方が、健康に良く、長生きするからとの意見。

一方、ある病院の栄養学の先生は、人間は、元々大昔から、まずは狩りをして、そして農業を発達させてきたわけだから、バランスよく、肉、魚、野菜を食べるべきと。"魚からは、オメガ3を補える"と一例を言うと、ベガーノ派の医師が、"オメガ3は、Noci (ノーチ、クルミ)から摂れるからノーチを食べればいいんだ!"と感情的になり叫びまくり。

個人的には、菜食主義にする事で、長生きするとは思えないし、この討論で思い出すのは、義父。義父は、毎日アルコール依存症のため、たくさんのワインを飲まずにいられず、食事は、ワインのつまみ程度でいいらしい。つまり、ワインさえあれば、食事はどうでもいい。ただただ、パスタなどのプリモやメインのセコンドは飛ばしても、毎食忘れてはいけないのは、前菜の生ハム、そして食後のチーズ、パルミッジャーノ、そして果物の梨に、クルミ3個。クルミ2個でもダメ。本人曰く、利尿作用があり、腎臓にいいらしいから、薬みたいなものなんだと。クルミは食べても、他の野菜はほとんど食べず。温野菜はたまに食べるけど、生野菜は大嫌い。なのに、84歳で元気はつらつ。ちなみに、視力もアフリカ人並に良い。だから、私の中では、菜食主義が長生きするとは、一概には言えないと思う。余談だけど、さっきミラノの叔母から電話で、義父と電話で話したら、パスクア(イースター)時期に飲む赤ワイン、ウンブリア州カンナーラ産で非常に美味しいVernaccia ヴェルナッチャ、10リットル買って、既に5リットル飲みつくしたらしい。
ヴェルナッチャを味わえなかったのを残念と思うと同時に、義父は特に赤ワインは1杯でも飲むと下痢をして、下着、ベッドを汚しまくり大変なことになるので、パスクア前にミラノに戻ってきてよかったと、ほっとした。

話しは、"飲"でなく"食生活"に戻し。
私自身、小さい頃から、お肉をほとんど食べず、魚、野菜中心の生活。でも、たまには、お肉も美味しく食べ。イタリアに来て、最初の2年は、肉中心の生活に変わり。主人は、魚も好きだけど、魚は肉より高いし、もちろんお肉も大好きだから。そして、2年前の入院騒動以降、退院してきてからは、私たちの食生活は更に大きく変わりました。糖尿病、腎臓病、そして慢性リンパ性白血病を抱えている主人、去年からミラノの病院の栄養士のところにも通い、ダイエットのため、かなり小食になり、肉、魚、野菜、果物を"バランス良く"食べるようになりました。そしてランチで食べるパスタの量も70gと減らし。バランス良く食べると、身体が楽になるみたいで、自然とお肉を食べたい欲求がなくなるみたいです。お肉は、パスクアや祝日、そして友人や親戚が来たとき、あとは週に2−3回食べるのみ。お肉を食べたいと思わないときは、1週間以上、肉類を全く食べないこともあったり。

結局、食べた後に、身体の中から気持ちがいいと思うような食事が、一番健康に良いのではと。それは、人それぞれ、菜食主義を選ぶ人もいれば、毎食生ハムがないと生きて行けない人もいたり、それぞれのスタイルで良いのではと思う。

昨夜の一皿。Peperoni e zucchine ripieni (赤ピーマンとズッキーニの肉詰め)




2016年3月11日金曜日

再び、プロントソッコルソ(救急病院)

午後から、プロントソッコルソへ。

主人の肺炎は、抗生物質のおかげで、かなりよくなっているようだが、
相変わらず、エモグロビンが低いせいか、少し歩くだけで、息切れをしてしまい、疲労感が激しいらしく、家で寝ていることが多く。

2013年から、プロントソッコルソにお世話になることが多く、プロントソッコルソ→即入院となったのが、2度あるから、行きたがらず、不安で、昨夜は眠れなかったらしい。

朝、ゆっくり起きて、ゆっくり準備をし。
いつもお世話になっている、モンツァにあるサンジェラルド病院のプロントソッコルソに到着。
受付で、テッセラサニータリア(健康保険証のようなもの)を提示し、症状を説明し、血圧、体温、呼吸の検査。そこで、受付の人から、一枚の紙を渡される。
そこには、個人情報の他に、患者の重症度を示すトリアージが書かれている。
主人の場合、2度ほど、受付から、紙すら渡されず、ダイレクトに診察室に運ばたことがあり、そのときは、きっと重症度で一番上の赤、もしくは黄色のトリアージだったんだと思う。もちろん、その際は、即入院。
受付を終え、主人が、"何色?"と。
で、私、その紙を見ると、まず目に飛び込んだのが。
その紙には、誰が同伴したか、妻、夫、恋人、とかかかれているところがあり、
そこに、なんと!
"娘"と!!大笑い。主人は、怒り狂い、受付に戻り、文句を言いに。
年の差はある方だけど、普段は年齢の割には、若く見えるはずの主人。
体調悪いから、受付の人にそう映ったのか。それにしても、私と主人、全く似てないし、私がイタリア人ならともかく。。
とにかく、受付の後、笑える余裕があったのも、あまり大ごとにはならない要素かと。
それに、受付に文句を言いに行く余裕すらあったわけだから。
ちなみに、トリアージの色は緑。緑は、緊急を要さない色。
一番、軽症が、白。その次が、緑、そしてその上が、黄色、赤。
待合室に、それほど人がいなかったけど、皆、イライラしながら自分の番を待っていた。14時の段階で、11時から待ってると言ってる人もいた。
主人が、診察室に呼ばれたのは、1時間後。待ち時間としては、とても短い方。
まず、診察、心電図測ったり、血液検査、レントゲンなどをした。
でも、そこからが長かった。
アイスティーを飲みながら、ひたすら待ち。

呼ばれたのが、夕方17時半。しかも、アナウンスで、診察室に呼ばれたのではなく、ドットーレ(医者)が、待合室まで呼びにきた。血液検査の結果、やはり、まだエモグロビンの数値が低いとのことで、輸血を要すると。
血液の準備などあるから、輸血するまで、2時間ほど待ってとのこと。主人、ドットーレに歯向かっていましたが、もちろん待つしかなく。
今夜は、ラザニアを食べたいとちょうど話していたところだったから、主人を病院に置き、私は、スーパーマーケットまで行き、食材を買い、自宅に戻り、ラザニアを作り。そして、主人から、輸血、診察などすべて終わったと、夜7時半に電話が来て、チワワのプーパと共に、車を飛ばし、病院まで迎えに。
輸血後、大分気分が良いらしく、体調もかなり良くなっている様子。
顔色も、数時間前とはまったく違い。
まだ、肺炎の方も数日前より良くなってはいるものの、まだ完治していないとのことで、再度、抗生物質の処方箋をもらい、エアソル(吸入器)を自宅で使うようにと。
あと、10日後に、また血液検査をすることと。

それにしても、午後から夜にかけて、相当時間がかかったけど、輸血できて、本人の体調もよくなり、気持ちも落ち着いたので、やはり行ってよかった。そして、本人を待たせてる間に、私が家に帰って、ラザニアを作る余裕があったのも、不思議な感覚と共に、幸せに感じた。今までは、本人をプロントソッコルソに置いて、私1人で帰るときは、いつも、即入院のパターンで、家に、下着や入院セットを急いでパッキングして、再度病院に戻っていたから。





2016年3月4日金曜日

少し安心

直接病院に行くつもりでいたが、急遽、ホームドクターに往診に来てもらった。
義父のホームドクターであるが、主人とほぼ同い年のドクターで、小さいとき、
よくサッカーをして遊んだ仲らしい。
私たちは、既に、ドクターのいる診療所に、数回、リチェッタ(処方箋)を頼みに
行っているので、私も既に面識がある。

ここ最近、少し歩くだけで、呼吸が荒くなり、ただの大風邪なのか、また3年前のように心不全なのかと、特にここ数日、不安だったが、診察によると、心臓、肺は特に問題ないようだとのこと。浮腫もないから、腎不全から来る問題でもないようで、1ヶ月半前にやった血液検査の結果を見せたら、きっとエモグロビンが低すぎるのではとのこと。

明日、病院ですぐに診てもらえるように、緊急と書かれた、インペニャティーバを書いてもらい、緊急で、明日血液検査。

そして、近々、ワクチン注射の話しも出て、肺炎予防のワクチン接種をすることを薦められた。
このワクチンは、一生に一度やればいいらしく、このウンブリアでは、保険適応で、無料で受けられるとのこと。ミラノ、私たちが住むモンツァのあるロンバルディアでも、きっと無料なのではと言われたが、調べておかないと。
私たちは、まだ、住所登録、日本でいう住民票がロンバルディア州にあるので、ウンブリアでは今すぐに受けられず、ロンバルディアに帰ったときに、受けるように、調べてみるつもり。

明日朝、私と主人は病院へ。
ドクターが去り、義父の一言。
"病院、何時に終わるかわからないだろうけど、ランチ、何食べればいいの。プロッシュート(生ハム)はある?"と。
"プロッシュート、明日の分はない!"と私。
"じゃあ、買っておいて。"と義父。
どんな状況でも、食べることしか考えていない、そして、プロッシュートは欠かせないことに、呆れてしまう。




2015年7月1日水曜日

全粒粉パスタとバカンスシーズン、そして最近のイタリア人の健康志向

暑い。。
毎日30度超えています。当分、この暑さは続くようです。
それに、今日は7月1日。これからが夏本番。

さて、スーパーで買い物していて、最近気になること。
バカンスシーズンに入りつつありますが、イタリア人の海好きは有名ですよね。
ミラネーゼだと、週末、日帰りで、簡単に行ける場所といったら、リグーリア。
私たちも、3年前までは、バイクで(車の渋滞を避けるため)日帰りで海に
リグーリア地方に行っていました。ここ数年は、主人の健康問題のため、バイク
を諦め、海に行くような体調でもなく、海に行けずに、というより休暇なしで、
ここ数年来ています。今年も、多分、休暇は無理かもー。
と、家庭の事情は、少しずつ別ブログで書く事にして。
ビキニ、水着になるために、イタリア人も、ダイエットをします。
パスタ食べずに、サラダだけ食べるとか。
ランチをフルーツだけで済ませるとか。
この時期のたくさんの雑誌では、ダイエット特集が組まれていることが多いです。
もちろん、ジムに行く人も多い。

そして、最近スーパーで買い物していて、気になること。
別に、このバカンスシーズン前だけに限らないのですが、ここ数年、気になることがあります。スーパーで、他人のショッピングカートを覗いてみると、私のショッピングカートの中身と似ているようなのがちらほら。
というのは、ヨーグルト、牛乳は低脂肪、豆乳、全粒粉パスタ、大量の野菜、お肉は、鶏肉のみ、魚を買っている人を見受けます。このイタリアでも、健康志向の人々が増えつつあるみたいです。特に、全粒粉パスタを買う人々は増えている気がします。

我が家では、最近は、パスタもほとんど食べないのですが、ランチ私1人のときは、全粒粉パスタを食べることがあるので、家には常にあります。全粒粉パスタは、お腹にもたれません。味は、普通のパスタの方が断然美味しいですが、健康には良いし、歯ごたえがあって私は好きです。ちなみに、主人は好きではないので、パスタを食べるときは、普通のパスタを食べます。全粒粉パスタは、トマトソースと合わせたり、アーリオオーリオペペロンチーノ(にんにく、オリーブオイル、唐辛子)、シンプルに食べるのが一番美味しいような気がします。

イタリア料理自体、とても美味しく、その分カロリー、塩分が高いから、日々イタリア料理となると、健康的にはあまり良くないです。日本で、時々イタリア料理を思いっきり食べるぐらいがちょうど良いような気がします。
美味しい食材、パスタ、ピザがたくさんあるイタリア。
健康のために、工夫しながら食べているイタリア人も少なくありません。
次回は、健康とイタリア人、イタリア料理についてでも書いてみようかな。

諸事情のため、写真が取り込めず。取り急ぎ、文章のみ投稿しちゃいます。



化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...