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2018年1月30日火曜日

イタリアらしくない病院の対応


昨日作った、りんごのケーキで、一息。

主人の健康問題に関してなどは、詳しく、別ブログ https://ameblo.jp/pianopianino/に書いていますが、昨日、再度検査のために行ってきました。

今回の手術についての病院は、普段のモンツァの病院ではなく、パビアの病院まで行っています。

イタリア、北と南では、病院事情が全く違うと言われています。

予約が、1年後だったりすることは、南だけでなく、私たちが普段いく、モンツァの病院でもあることですが、南では、病院の衛生問題も、よく問題になっていたり、医療レベルも、北と南では全く違うと言われています。
救急病院(プロントソッコルソ)に関しては、モンツァの病院でも、3ー4時間は軽く待たされますが。

私たちが普段、お世話になっているモンツァの病院は、イタリア全国でも優秀と有名とのことで、そして、4年前に、主人の命を助けてくれた病院でもあり、当時のプロフェッショナルな医師たち、看護師たちには本当に感謝しています。
ただ、退院後、検診や新たな入院などで、主に治療や医師たちの判断にちょっと疑問に思うことも少なくなかったのも事実。

そして、今回、以前パビアの病院の広報で働いていた従姉妹を通して、去年から、パビアの病院にお世話になることになり、何度か、行っていますが。

まず、時間どおり。

前回も、14時半からの診察で、ぴったり14時半から始まりました。
イタリアでは奇跡的です。
だいたい、20ー30分は、モンツァの病院でさえ、遅れるので、病院というと、駐車の場所がなく、駐車するスペースを探すだけでも時間がかかり、時間に少し遅れても、結局まだ待たされたりするのですが。ちなみに、眼科だけは、時間にうるさく、少し遅れるだけで、看護師に叱られますが!

そして、昨日のこと。
昨日の検査の予約は、12時10分でした。ちょっと出発が遅れてしまい、車をパビアまで走らせ、11時45分に、病院から電話。
なんと、そろそろ、病院に着く頃かと電話してきたんです。
そして、結局、駐車に時間がかかり、検査室に入ったのが、12時20分。
医師、3名が、首を長くして待っていました。

2週間ほど前の、プレリコーベロ(手術前の手続き、検査)の際も同じです。
朝7時半にくるように言われ、ほとんど待たされることがありませんでした。
以前、ミラノの某有名病院で手術をした際に、この同じ手続き、朝7時半に行って、
血液検査までは、すんなりしましたが、その後、午後の3時まで待たされたなんてことがあったので、今回も覚悟して、携帯の充電器や、雑誌など持参していたんですが、
今回のパビアの病院では、全く待たされることなく、朝11時に終了。

そして。

診察の際に、検査をするようになど指示があると、通常は、インペニャティーバという紙に書いてもらい、それをCUP (予約センター)で予約をし、2ー3ヶ月先の予約なんて、良い方法だったり。うちの場合は、いつも、緊急を要するもので、結局、ホームドクターのところに戻り、同じインペニャティーバでも、緊急のための緑のシールを貼ってもらい、再度予約センターに戻ったり。本当に、面倒で、ストレスがたまるばかりです。

が。

このパビアの病院は違うんです。

前回、心臓内科の医師との診察で、再度エコドプラーの検査をするように言われ、普段だったら、面倒な予約の作業を私がしないといけないところ、その場で、医師が予約。
もちろん、緊急を要するものとわかっているから、2ー3日後の予約を取ってくれました。
そして、病院側で必要な、患者側が提出するインペニャティーバは、病院側で準備してくれるとのこと。

その前も同じ。
去年から、腎臓内科、外科で、診察、検査を何度かしていますが、予約手続きというものをしたことがありません。

時間に正確、そして、予約手続きをすべてやってくれる、パビアの病院。

驚きました。

この病院、全国で有名な病院の一つと言われていますが、すべての患者にたいして、これだけ、サービスが行き届っているのか、政治家など知り合いが多く、強烈な性格の従姉妹の親戚ということで、これだけの待遇を受けているのか、なんだかよくわかりませんが、本当にありがたく感じるばかりです。

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このブログとは別に、日常のプライベートの思いを綴るブログ
Piano pianino https://ameblo.jp/pianopianino/
も書いています。
また、料理、食に関してなど、カテゴリーにわけて、整理し始めています。
どうぞ、よろしくお願いします。

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2018年1月22日月曜日

腰痛の週末

この薬、腰痛に効きます。

以前、ぎっくり腰になったときに、ヴォルタレンの錠剤を飲んで、すぐに治ったんですが、ヴォルタレンは、ホームドクターからリチェッタという、所謂処方箋を書いてもらわないと、薬局で買えないので、何か他に、腰痛に効く薬がないか薬局で尋ねると、これを勧められました。
昨夜、どうしても、痛くて、寝る前に2錠飲み、朝起きたら、すっきり痛みは消えていました。腰痛だけでなく、頭痛や歯痛などにも効くみたいです。

昨日、日曜から、サッカー、セリエAの試合が再開しました。
昼間から、午後、そして夜まで、家では、サッカー観戦。

ほぼ、家にいました。

私は、興味がないので、他の部屋で、テレビを見たり、雑誌を読んだり。

そして、私は腰痛に悩まされていました。

先週の金曜日に病院に行った話は、他のブログで書いていますが、(https://ameblo.jp/pianopianino/entry-12346129195.htmlここ長年使っているヴィトンのバッグが壊れて、そのまま使うのは、みっともないので、このリュック主人は、リュックが好きで、リュック集めでもしているようです。
病院に行く前日、病院で長く待たされることを想定し、そして、座るところがないことも想定し、患者や、付き添いで年配の方がたに席を譲ることも想定し、立ちっぱなしになることも想定し、リュックが楽かもと思い、このリュックに決定。こうしてリュックやカバンを手にすると、私が出かけるのではと思い、焦り、リュック、カバンから離れません。



このリュックに入れる中身は、ここ1ー2年の、主人のカルテが入っているファイル。



もうボロボロです。


毎回、あらゆる診察の際に持参しますが、これが、ほんと重い。
主人の複雑な数々の病気で過去の診察で医師が毎回書く書類、つまりカルテ、ここ数年の検査、年に何度は入退院を繰り返し、その際の検査結果など、すべてが入っています。医師との面談の際に、医師が見たい書類をすぐに渡せるように、家に忘れてきた!なんてことがないようにしないといけません。それでも、今時、緊急の場合は、家に帰り、写メを撮って、携帯メッセージやEメールで送ることもありますが。

今、何気に重さを測ってみると、1,5キロありました。

今回は、麻酔医から、4年前に危篤状態になったとき、そして、退院して、リハビリ施設に移ってからの資料もみたかったらしく。。さすがに、それは、持っていなかったので、口頭で説明しました。

ちなみに、その頃からの病院のカルテを合わせると、分厚いバインダーになります。いつでも、医師に見せられるように、時系列、そしてそれぞれの科ごとにわけています。

イタリアでは、健康管理のために、ファイリングの能力も必要のようです。

腰痛の原因は、この重たいファイルを半日病院で持ち歩いていたのと、次の日に、最近太りに太ったプーパを、彼女のお気に入りのいつものヴィトンのバッグに入れて、出歩いていたからのようです。

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2017年3月29日水曜日

ポカポカ陽気と手術のこと


お昼食べ終わり、庭で日向ぼっこ。

日焼けするぐらいの日差しです。

チワワのプーパも、写真のとおり、日光浴。

私たちの住んでいるところは、田舎で、ミラノや東京都内のような大都市独特の騒音や、騒がしさはありません。

近くに、モンツァ公園があります。とはいえ8キロぐらい離れていますが。

モンツァ公園は、F1のサーキット場があり、もちろん9月のシーズンのときは、賑やかになり、予選、本選と、車の走行音が、我が家まで、聞こえます。
今日も、イベントか何かをやっているのか、ブンブンと、音が聞こえてきます。

今朝は、主人の診察のため、病院に行ってきました。

ようやく、CT検査後の診察。(参照 http://milanoamici.blogspot.it/2017/03/blog-post.html

腎嚢胞のようなものがあり、腫瘍の疑いもあるからと、去年暮れごろに、言われ、
手術して、取り除くべきかどうかを判断するために、検査をしてきましたが(とはいえ、やった検査は、CT検査だけですが、イタリア独特の段取りの悪さや、いちいち予約するのに時間がかかったり、そして今回は、検査の機械が壊れていたりと、緊急のはずが、のびのびになり、ようやく今日の診察)
やはり、医師から、手術をして摘出するべきとのこと。
腫瘍かどうかは、摘出してから、検査するらしいです。
ただの腎嚢胞かもしれないけど、どちらにせよ、摘出したほうがよいと。
手術、入院は、5日ですむらしいです。
摘出するかどうか本人が決心したら、また病院探し。。
本人、決心はしていますが、今週は仕事に集中したいらしく、来週に入ってから、実際に病院を探したり始めることになると思います。
この手の手術は、普段のモンツァの病院より、ミラノのいくつかの病院の方が優秀とのこと。
もちろん、本人も私も、がっくりと、気が落ちました。

12月に、腫瘍らしきものがあり、そのときから、摘出手術をすることになるだろうとは言われていたので、今朝、医者から言われたことは、想定はしていて、ある程度、覚悟はしていたのですが。

そして、もう1つ、想定内ではあったけど、再度、今日言われたこと。

手術自体は、そう大変なことではないけど、主人は、既に重度の腎臓病、そして、糖尿病、慢性リンパ性白血病を患っているから、この手の手術でも、リスクはあります、と。
そして、手術が成功して、退院しても、ほぼ、透析治療も確実らしいです。

3年前に生死をさまよった、あの時期がまたフラッシュバックしました。。
(3年前のことは、こちらでさらっと書いています。http://milanoamici.blogspot.it/2017/01/blog-post_17.html

当たり前だけど、一番辛いのは、本人。

落ち込んで、ナーバスになっていました。

3年前も乗り越えられたのだから、今回も乗り越えられると、信じ、前に進むのみ。

実は、こんな時期に、主人の仕事の関係もあり、モンツァ、ミラノから離れることにもなりそうで、気持ちがドタバタしています。

こんなときだからこそ、明るく、将来に希望を持って、毎日を過ごし、一歩一歩、前進するしかない。

この診察のあとに、栄養士とのアポもありました。再度、食事を見直さないといけず、腎臓病の今後の悪化を防ぐため。

この、栄養士が、とても明るい先生で、続けられそうな食事制限、ダイエットなので、私も、勉強しながら、楽しくやっていこうと思っています。

病院から家に帰る車中、ローマ近郊在住の友人、マッシモから、仕事依頼のための電話。

主人が、手術の話しをすると、マッシモが、

"僕の妹も、数日前に手術して腎臓1つ摘出して、今日退院なんだよー!腫瘍だか、メロンみたいな大きさだったらしいけど、君のは、3センチだったら、全然大したことないから!ちなみに、従兄弟も、先週、手術したよ!だから、心配するな!"

と。

マッシモ。

ミラノやモンツァの人々と違う、ローマ独特の明るさをもつ、マッシモ。

診察後、落ち込んでいる、ちょうどいいタイミングで、電話してくれ、私は笑わせてもらい、少なくとも、私は少し明るくなれ、これから、困難に立ち向かうための、勇気と冷静さをもらえたようです。

それにしても、この心地よい日差しと、たまに吹く穏やかな風が、心地よいです!

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2017年3月21日火曜日

CT検査、そしてスカール


いつも、お腹が空いているベア。

ベアは、元気です。

ちなみに、チワワのプーパも元気。

私も元気。(少なくとも身体的には)

我が家の女性群は、みんな元気です。

気持ちを上げるために、ブログのレイアウト、替えてみました!

見た目で、このトロピカルな感じが気に入り、替えてみましたが、後で、読みづらかったり、使い勝手が悪そうなようんだったら、また替えてみます。

今日は、朝から、病院。。

明日、腎臓内科での診察で、宿題で渡されていた、いつもの血液検査。そして、ようやくCT検査。(詳しくは以前の記事で。http://milanoamici.blogspot.it/2017/01/blog-post_28.html
専門家から、エコだけでは、腫瘍と判断できないと言われていて、CT検査をするようにとのことで、ようやく今日の検査でしたが、待たされている間、CT検査をするところのドットレッサがやってきて、主人の今までの病歴、検査歴を見たと。で、前回のエコで、はっきりしているわけだし、文章にして渡したはずだから、CT検査なんかする意味なんかないから、早く切るようにと。。"つまり、腫瘍ですか"と主人が聞くと、あっさり、そうだとのこと。前回、専門家のUrologoとの診察のときは、エコだけでは、わからないし、血尿が出ていないのは、良いサインだと言われ、私たちは、少し楽観的になれたのが。。

とりあえず、そうは言われても、CT検査をしました。

明日は、腎臓内科の医師との診察。

そして、翌日は、ホームドクターに、緊急を示すボッリーノベルデ(緑のシール)を貼ったインペニャティーバを作ってもらい、72時間以内に、Urologoと診察をすることになります。

検査待ちの間、というより、数日前からナーバスな主人。そして、検査前に、ドットレッサから言われたこともあり、落ち込み。。もちろん、私も落ち込みますが、落ち込んでも仕方ないので、ここは、早く治療するしかないと思っています。

そして、家に戻ると。

いつも、吠えまくって喜ぶスカールが、全く吠えず。

後ろ足に、何かが刺さり、出血はそれほどしていないけれど、歩けない状態。。

刺さっているものが、縫い針より太く、状態をよく見るために、足を触るだけで、かじろうとします。

スカール、齧るときは、私たちにさえ、本気で齧るので、無理に触って、齧られて、私も、救急病院に行くような騒ぎになっては、大変なので、今から、動物病院へ。。

ほんと、次から次へと災難。。

泣きたくなります。。

とはいえ、かなり気持ちは前向きになれているので、頑張ります!

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2017年1月21日土曜日

Vivere - 生きる

最近のイタリア。

中央イタリア地震、雪崩により、ホテルが被害に遭い、ホテルオーナー、従業員たち、そして宿泊客が巻き込まれました。亡くなった方もいます。最初は絶望的かと言われていたのですが、昨日、2日目にして、子供4人、そして大人も、何人か救助され、まだ、救助活動は続いています。

救助されている映像は、本当に感動的です。

生き延びたことを喜ぶ家族、友人たち。その一方、まだ見つからないかと、焦る家族たち。そして、亡くなった方々の家族たち。

このホテルの雪崩だけでなく、大雪によって、未だに電気がない地区もあります。

昨日朝、"生きている人々がいる"との報道で、イタリア中が、救助報道に釘付けだった頃。

私たちは、腎臓内科での検診のため、病院にいました。
今回は、普通の検診だけでなく、前回、腎臓嚢胞の疑いがあるとのことで、エコ検査もしていたため、その結果を聞く事になっていました。
結果、端的に言うと、嚢胞でなく、腫瘍のようだとのこと。
緊急に、専門家(Urologo)に診てもらい、診断をしてもらうようにと。判断、そして、どのぐらいの危険度か、そして、手術についてなど、具体的なことを聞く必要があると。
既に持っている、重度の腎不全、白血病、その他の病気をおいておいて、今、一番プライオリティーが高いのは、この腫瘍について、診てもらい、治療法を決めることだと。

もちろん、主人は、大きなショックを受けていました。

私は、そのときは、ショック通り越し、何も考えられず、何も感じられず、周りからは、淡々としているように見られたと思います。

その後、1人になり、病院のCUP(予約センター)で、緊急に予約を入れるために、番号札を取ると、いつものように、前には100人以上の人が。時間が止まったかのように、呆然とただ立ち尽くしていたというのが、正しい表現かもしれません。
そんなときに、ミラノの友人から、メッセージが。気持ちが弱り、誰かに弱音を吐きたいと思ったときに、なぜかいつもタイミングよく、何気ないメッセージを送ってくる彼女。
思わず、診察のことを話しました。すると、張りつめていた緊張感、主人の前では、明るく、ポジティブにしないとと、強がっていたのが、切れ、涙が止まらなくなりました。

ようやく前に進めるかと思っていたのに、ここにきて、また、大きな困難が。

でも、ここでネガティブになっていても仕方ない。
前に進むには、この困難にも勝たないと。
絶対に乗り越えられることを信じて、立ち向かいます。

こんなことを決意しながら、涙流し、そして、テレビで、救助活動の様子、状況に涙流し。

昨日から、"生きること"、"命"について、考え、感じています。

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2016年5月13日金曜日

ダイエット再開のきっかけ

今週から、ダイエットを再開。
かなり、厳しくやっています。

主人は去年夏に、ミラノの病院のディエトロゴ(栄養士)のところに通い、本人の健康状態に合わせたダイエットメニューのもとで、ダイエットを開始し、最初の2ヶ月ほどは、まじめに遂行し、7キロ痩せ、その後、仕事のストレスなどで、ダイエットがゆるーくなってしまい、今年に入り、更にゆるくなり。
そして、先週、腎臓内科での診察で、血液検査、尿検査の結果が、若干悪化していることを指摘され、散々脅され、ダイエット、そして運動について、指摘されました。。
自分の身体、健康のことなのに、普段、ぜんぶ私に頼り切っていること、頭が悪いわけでないわけだから、薬の管理ぐらい自分でやれ!など、散々言われ。とにかく、意識改革をしないと、身体も反応しないと。逆に、私は、つまり、意識を変えれば、身体も変わることと理解しました。
私としては、普段私が感じていることをドットーレに言ってもらい、少しほっとしましたが、診察の後の本人は、診察で言われたことがわかっているのか、わかっていないのか、ちゃんと受け止めたのか、不明。その日の夜、今考え直さないと、今、自分の身体を見つめ直さないと、次のステップにあがれないことを、ロジカルに落ち着いて説明し。

10種類以上ある薬に関しては、相変わらず、私に任せっきりだけど、ダイエットに関しては、考え直すようになり。

そして、運動に関しては。若い頃は、テニスやサッカーをやったりと活発だったらしいけど、仕事が忙しくなり、そして、体調を崩し始めてからは、まったく動かなくなり。
更に、2年前の入院で、筋力が落ち、1分さえじっと座っていることができなく、その後、リハビリで、立ち、そして歩けるようになるまで、相当大変な努力をし、リハビリ後も、体調がまだまだ落ち着かず、運動がしたくても、身体がついていかずにいましたが、今回の腎臓内科の先生の言葉に拍車がかかり、ダイエット再開。







2016年4月13日水曜日

東京、そしてマリンディに向けて

月曜に、半年振りの血液内科のドットーレとの診察。

主人は、2013年11月に、慢性リンパ性白血病(Leucemia linfatica cronica)と診断された。
そのとき、心不全を起こしかけて1週間入院したときにした血液検査で、たまたま発見された。このタイプの白血病は、アジア人に少ないらしく、欧米人に多いらしい。
急性と違い、ゆっくりと進行、または悪性として一生進行しない場合もあるらしい。
だから、定期的な検診、診察、そして、早期に治療するのが大事で、今まで、半年おきに検診をしてきた。
今までは、進行していず、問題がなかったから、半年おきの検診で済んだ。

でも、毎回毎回、心臓内科や腎臓内科などと違い、血液内科と眼科は、一番嫌な診察。

先日の血液検査の結果と共に、病院へ。

名前を呼ばれ、私たちの番になり、部屋に通された。何人も先生がいて、どの先生に当たるか、わからない。今回はドットレッサ(女性の先生)。

一言で言うと、今回、悪化していると告げられた。
特に、3月にウンブリアで具合が悪くなり、ヘモグロビンの数値が下がり、義父との一件で、急遽モンツァに戻ることになり、再度救急病院(血液内科、その他お世話になっている同サンジェラルド病院)に行き、その際に、輸血をして、その後は、体調が楽になったことを説明し、すべての書類を見せた。

今年の1月の血液検査ではヘモグロビンが、9.7と下がり始め、腎臓内科で、鉄のサプリを新たに処方され、3月5日、ウンブリアでは、ヘモグロビンが7.6まで下がり、その後モンツア、サンジェラルド救急病院で、8.4で、輸血。そして先週の血液検査で、9.8。14.0〜18.0が平均らしいが、主人の年齢、そして主人が持っているすべての病気を踏まえ、10以上ないといけないらしい。ドットレッサ曰く、なぜヘモグロビンが7.6まで下がったか、そして未だに、低いのかを検証しないといけないとのこと。主人が持つ白血病が悪さをして、影響している可能性もあるから、 検査をする必要があると。骨髄穿刺(せんし)(伊 ago aspirato / aspirato midollare)をするようにとの指示。これについて、主人が拒否。本人は、痛みが伴う検査と認識があるらしく、そして、先週、ようやく、彼の本業で、仕事がもしかしたら、任されるかもしれず、この微妙な時期に、検査なんてしていられないと。心臓疾患も持っているから、心筋梗塞を起こす可能性もあるから、即骨髄穿刺をするようにと説明されても、主人は激しく拒否し、私も説得をしたが、本人の意志は固く。困り果て、ドットレッサが、血液内科で一番上の医師に電話をしだした。その後、検査を拒否した旨を書いた紙に主人がサイン。そして、1週間後に、また病院に戻り、血液検査をして、状態を見て、その検査結果次第で、輸血をする手配をすることになった。その際、また、骨髄穿刺の話しがでることになると思うが、月曜は、本人も相当びっくりして、心の準備も全くできていなかったから、思いっきり拒否をしたけど、来週までには、骨髄穿刺を受ける覚悟を決めることになるのではと。

今まで、病院で辛く、苦しんでいる姿を見て来ているのと、それに本人の性格上、本人が嫌と言っているときに、無理矢理説得しても逆効果なのはわかっているから、今回はこれでいいと思っている。ドットレッサからは、今週はできるだけ、安静にしているようにと言われた。あまりストレスを感じないように、私たちの普通の生活をしていれば、主人の体調に問題がないのはわかってるから、あまり病気の話しはせずに、楽しく、穏やかに、いつもの日常を過ごしている。月曜は、病院の後、ホームドクターのところにも、別件で行き、そのときに、骨髄穿刺を拒否した旨が書かれている書類を見せたら、ドクターからも、当然のことだが、骨髄穿刺の検査をするようにと念を押され、渋々ながらも、覚悟を決めはじめているような気がした。

そして、今朝。主人が自分から、骨髄穿刺の検査について、"自分は絶対にやらない"と駄々をこねはじめたから、さりげなく、麻酔もするし、ネットで色々と読んだら、そんなに痛みはないみたいと言っても、また子供のように拒否。

"もしかしたら悪化していなくて、化学療法までいかないかもしれないし、もし悪化していても、早めに治療すればいいだけだから。それに、ようやく仕事が入るってときに、ずっと働きたくても仕事がなくて苦しかったのに、検査せずに、悪化してから入院して治療では遅すぎる。また仕事も失うだろうし、今度こそは命を失うことになりかねない。1度経験しているわけだから、もう同じことは繰り返したくない。私に意地悪をしたいなら、検査せずに、したいようにすれば!私は、早く以前のように仕事してもらいたいし、そして、色んなところに休暇に連れていってもらわないと困る!いずれ日本にも一緒に行きたいし、それにケニアにも一度は行きたい!"と言ったら、本人、黙りはじめ。

ぼそっと、"ケニアは一度一緒に行ったじゃない。"と。

"ザンジバルは行ったけど、私が言ってるのは、マリンディ!あなただって、マリンディにまた行きたいでしょ?"と言ったら、

"うん。。"と。

マリンディとは、ケニアの1都市で、イタリアの芸能人や有名人、リッチな人々に人気のリゾート地。主人は、ある時期、マリンディ〜イタリア間で仕事をしていたから、マリンディには毎月のように行っていた時期があり、彼にとって、第二のふるさとのような場所。

来週の月曜日は、またヘビーな1日になるだろうけど、それまで、普通の日常を穏やかに過ごすことにする。

ザンジバルで買った海や自然がきれいな写真集でも、リビングに置いておこうっと。







2016年3月11日金曜日

再び、プロントソッコルソ(救急病院)

午後から、プロントソッコルソへ。

主人の肺炎は、抗生物質のおかげで、かなりよくなっているようだが、
相変わらず、エモグロビンが低いせいか、少し歩くだけで、息切れをしてしまい、疲労感が激しいらしく、家で寝ていることが多く。

2013年から、プロントソッコルソにお世話になることが多く、プロントソッコルソ→即入院となったのが、2度あるから、行きたがらず、不安で、昨夜は眠れなかったらしい。

朝、ゆっくり起きて、ゆっくり準備をし。
いつもお世話になっている、モンツァにあるサンジェラルド病院のプロントソッコルソに到着。
受付で、テッセラサニータリア(健康保険証のようなもの)を提示し、症状を説明し、血圧、体温、呼吸の検査。そこで、受付の人から、一枚の紙を渡される。
そこには、個人情報の他に、患者の重症度を示すトリアージが書かれている。
主人の場合、2度ほど、受付から、紙すら渡されず、ダイレクトに診察室に運ばたことがあり、そのときは、きっと重症度で一番上の赤、もしくは黄色のトリアージだったんだと思う。もちろん、その際は、即入院。
受付を終え、主人が、"何色?"と。
で、私、その紙を見ると、まず目に飛び込んだのが。
その紙には、誰が同伴したか、妻、夫、恋人、とかかかれているところがあり、
そこに、なんと!
"娘"と!!大笑い。主人は、怒り狂い、受付に戻り、文句を言いに。
年の差はある方だけど、普段は年齢の割には、若く見えるはずの主人。
体調悪いから、受付の人にそう映ったのか。それにしても、私と主人、全く似てないし、私がイタリア人ならともかく。。
とにかく、受付の後、笑える余裕があったのも、あまり大ごとにはならない要素かと。
それに、受付に文句を言いに行く余裕すらあったわけだから。
ちなみに、トリアージの色は緑。緑は、緊急を要さない色。
一番、軽症が、白。その次が、緑、そしてその上が、黄色、赤。
待合室に、それほど人がいなかったけど、皆、イライラしながら自分の番を待っていた。14時の段階で、11時から待ってると言ってる人もいた。
主人が、診察室に呼ばれたのは、1時間後。待ち時間としては、とても短い方。
まず、診察、心電図測ったり、血液検査、レントゲンなどをした。
でも、そこからが長かった。
アイスティーを飲みながら、ひたすら待ち。

呼ばれたのが、夕方17時半。しかも、アナウンスで、診察室に呼ばれたのではなく、ドットーレ(医者)が、待合室まで呼びにきた。血液検査の結果、やはり、まだエモグロビンの数値が低いとのことで、輸血を要すると。
血液の準備などあるから、輸血するまで、2時間ほど待ってとのこと。主人、ドットーレに歯向かっていましたが、もちろん待つしかなく。
今夜は、ラザニアを食べたいとちょうど話していたところだったから、主人を病院に置き、私は、スーパーマーケットまで行き、食材を買い、自宅に戻り、ラザニアを作り。そして、主人から、輸血、診察などすべて終わったと、夜7時半に電話が来て、チワワのプーパと共に、車を飛ばし、病院まで迎えに。
輸血後、大分気分が良いらしく、体調もかなり良くなっている様子。
顔色も、数時間前とはまったく違い。
まだ、肺炎の方も数日前より良くなってはいるものの、まだ完治していないとのことで、再度、抗生物質の処方箋をもらい、エアソル(吸入器)を自宅で使うようにと。
あと、10日後に、また血液検査をすることと。

それにしても、午後から夜にかけて、相当時間がかかったけど、輸血できて、本人の体調もよくなり、気持ちも落ち着いたので、やはり行ってよかった。そして、本人を待たせてる間に、私が家に帰って、ラザニアを作る余裕があったのも、不思議な感覚と共に、幸せに感じた。今までは、本人をプロントソッコルソに置いて、私1人で帰るときは、いつも、即入院のパターンで、家に、下着や入院セットを急いでパッキングして、再度病院に戻っていたから。





2016年3月4日金曜日

また再び

主人の体調がずっとよくなく、風邪かと思い、1週間抗生物質を飲んでいたが、
全く治る気配はなく。
2週間前にモンツァに一時帰ったときに、病院に無理矢理連れて行くべきだったと
本当に後悔。
心臓疾患や、白血病やら、たくさんの病気を抱えているから、風邪1つにしても危険と言われている。
今年から始まった、義父との生活、共同生活ってそう簡単でなく、家の中が寒過ぎ、免疫力があまりない主人は、すぐに風邪を引いてしまう。
ちなみに、義父は、アルコール依存症だから、いつも体温が高いのと、異常なほどのケチのため、特に夜、義父がワインを飲んだあとは、家全体の暖房を切ってしまう。

今日、病院に連れて行かないといけないが、病院リサーチ中。

ミラノの叔父がこのカンナーラに来た際に、心筋梗塞を起こしかけ、運ばれた病院が、
フォリーニョの病院らしいので、そこに連れて行くつもりだが、どうなることやら。
まずは住所を調べるところから始めないと。

モンツァの病院は、主人のすべての病気の主治医がいて、主人の病歴などすべて把握されている。そして、私自身、いろんな意味で、モンツァの病院は慣れている。2年前、危篤状態に陥って、3ヶ月、一日2回の面会に通ったから。
モンツァの病院は、イタリア内でもとても優秀で有名で、主人の命を助けてくれた医者たちがいるので、信頼できるが、果たして、このあたりの病院はどうなんだろうか。

イタリアは、南と北では、カルチャーが違うところがある。それぞれの特色、特徴などもある。病院に関しても同じ。もちろん、一概に言えないだろうが、北の病院の方が優秀とされている。しかも、しつこいようだが、私たちが、運良く、モンツァに住んでいたから、何かあると、すぐに、モンツァの病院に行っていたが、イタリア全国から患者が集まってきていた。このウンブリアの病院にも、優秀で信頼できる先生がいることを、本当に今は心から望むばかり。

日本とは、医療システムが全く違い、最初は戸惑うことも多かったけど、今では慣れてしまった。

大体、風邪など、大したことがない場合は、病院へは行かない。薬局に行って、薬を買うのみ。そして、本当に病院で診てもらいたい場合は、まず、ホームドクターのところに行き、インペニャティーバという指定の紙に、何科での何のための病院のアポを取りたいのかを簡単に書いてもらい、病院に予約しに行く。病院での予約は、もちろん科にもよるが、6ヶ月待ちなど、普通にあり得る。白血病の検診で、6ヶ月後の次回の検診までに、エコグラフィーを取っておくようにと主治医から宿題をもらい、エコの予約にいったら、1年半後の予約になると言われた。

今日、病院に行くのは、緊急。我が家では、緊急がほとんど。緊急の場合は、プロントソッコルソという病院の救急に行く。モンツァの病院でさえ、3−4時間待ちは当たり前。
私も、去年、胃が痛くて耐えられず、救急に行ったら、夜9時に到着し、受付をして、永遠と待たされ、診察が終わり、病院を出たのが、夜中の1時半。
こんなことは、北ですら、珍しいことでもないので、今回行く、このウンブリアの病院はどうなんだろうか。。
家には、食べることと飲むことしか考えていない義父もいるし、どうなることやら。

化粧品の衝動買い

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