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2018年1月23日火曜日

家族の喧嘩

題名のとおり、喧嘩というと、穏やかでないようですが。

もちろん、本人たちにとっては、穏やかではないんです。

でも、私は、毎回、心の中で、”またこの季節がやってきたか”と、微笑んでしまいます。

原因は、毎度のことながら、これ。




私たちは、基本、オリーブオイルをスーパーでは買わない話は、以前しているかと思います。http://milanoamici.blogspot.it/search/label/オリーブオイル

オリーブオイルの産地、ウンブリア州に本家がある主人の家族は、義父以外、ミラノ、モンツァに住んでいる、主人、義弟、叔母は、義父を通して、地元のウンブリア州、カンナーラのオリーブオイルを購入します。毎回、義父の知り合いのところで作っているオリーブオイルを直接購入。大抵、毎年11月にローマ近くで出張がある義弟が、ウンブリアに寄り、オリーブオイルを、私たち、ミラノ地方の親戚の分まで、持って帰ってきます。

前回、2年前は、義弟が指定した、オリーブオイルを作る農家でないところから、義父が買い、そのオイルが、とても苦すぎたことで、義弟と義父、大げんか。本当に真剣に喧嘩してるんです。しかも、クリスマスまで、ひきづります。クリスマスの食事会の話題、まだ、その問題のオリーブオイルでした。

そして、今回。去年の11月に、例年どおりに、義弟が、ウンブリアへ。

義弟の分のほか、義父が、“私たちに2缶、そしてミラノの叔母(義父の妹の1人)に1缶渡してほしい”とのことで、つまり、3缶持ってきました。

ちょうど、主人と義弟が、別件で喧嘩をしていて、数ヶ月口を聞かなかった時期だったので、普段なら、我が家まで届けてくれるところ、今回は、ミラノの叔母の家に私たちの分も持っていきました。

そして、主人は、義弟から携帯メッセージ。

“マリア叔母さんのところに、オリーブオイル置いてきたから、取りにいくように。”と。

そして、
“早く取りに行かないと、盗まれるから、気をつけるように”
と。

マリア叔母さんは、クリスマスやイースターのときは、必ずうちに来て食事します。
そして、普段の週末も、うちで食事することが少なくなく。
とても、主人のことを慕い頼っています。
私には、ほぼ毎日、電話があります。
それが、義弟が、私たちの分のオリーブオイルを叔母のところに置きに行ってから、マリア叔母さんからの連絡がこなくなったんです。

ちょっとずる賢い性格のある叔母を察し、主人が電話をすると、

“そうそう、オリーブオイル1缶あるから、いつでも取りにきて”と。

主人が、“ステーファノ(弟)がぼくたちには、2缶あると。そして、今パパに電話したら、ぼくたちに、2缶ってことで、ステーファノに渡したと言っていた!”と。

そして、叔母も負けずに、“いや、1缶だけだから。もう1缶は、妹にあげることになっているから“と言い張り、喧嘩。

もちろん、最後は、お決まりの汚い言葉を吐き、電話を切ります。

そこから、主人は、クリスマスまで、叔母からの電話には無視。
一切話しませんでした。そして、あまり関係のない、ちょっとおせっかいな性格のある弟のステーファノが、いつものように、叔母に電話をし、罵り、大げんか。叔母は、ウンブリアの義父に電話をし、さらに義父を巻き込み、喧嘩。

本人たち、本気なんです。毎回。

そして、結末は。

私たちのところに、2缶持ってきました。

私たちの1缶を盗んで、もう1人の妹に渡そうとしていましたが、その妹と別件で喧嘩をし、いつものように、利用され、恩を仇で返されるような扱い方をされ(これも毎度のことですが)、元日にうちで食事したときに、オリーブオイル、2缶、私たちのところに持ってきました。



このバッグにもう1缶入っているので、ご安心を。
ちょうど2缶入る、この叔母のバッグ、なかなか素敵なので、盗んでしまおうかと思っています。

なにはともあれ、やはり、ウンブリアのオリーブオイルは、濃厚で、少し苦味があり、香りが強く、美味。

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2017年6月9日金曜日

イタリアスーパーマーケットの東急ハンズ化



私たちが食べているパスタ。全粒粉パスタ。パスタインテグラーレです。

東京にいる頃、外人の友人たちが、日本の、"もの"、"種類"の豊富さで、特に、東急ハンズに、感動していました。大抵の外人の友人たちが、口を揃えて、"日本に行ったら、必ず東急ハンズには寄る!"と。

イタリアで、個人的に困ること。

文房具が高い。そして、質が悪い。

そして、ボールペンは、ルーマニア製などで、ほとんど書けなかったり。

その点、日本のボールペンは、書きやすい。

書けないことはないし、滑りがよい。

なので、日本から来る友人には、必ず、ボールペンを頼んでいます。

通訳の仕事でも、日本からくるクライアントに、日本製のペンを頂いたり。
ちなみに、職場で、イタリア人同僚からも、書きやすいと大絶賛で、盗まれたり!

そして、クリアファイル。

書類を整理するときに便利な、クリアファイル。

家でも、書類の整理に、必要。

イタリアで買うクリアファイルは、ヘナヘナしていて、柔らか過ぎ。なのに、高いので、日本のクリアファイルを知っている私は、イタリアで買う気になれず。
そうなると、家で、主人の仕事書類、病院関係の書類など、整理がつかなくなります。。

モンツァの文房具屋、入ると、ほんと、悲しくなります。
物が、少な過ぎ。
ペンにしても、ノートにしても、日本のように、種類は少ないし、あまり実用的に、安く買えるものがない。

イタリアで、文房具に入るときが、私が一番、日本を恋しく感じる瞬間です。

そして、本題。

我が家では、パスタインテグラーレ(全粒粉パスタ)を食べています。

我が家は、主人の健康問題のためですが、イタリア全体で、健康ブームのため、グルテンフリーやら、パスタもインテグラーレのものを食べる人が増えていたり。健康だけでなく、流行、おしゃれともなっています。

この話題は、尽きないので、また次回にしますが。

普段行く、スーパー、エッセルンガ。

最近、スーパーが、すごいことになっています。

パスタは、もちろん、普通のパスタ以外に、インテグラーレ、グルテンフリー、ファッロやシリアルでできたパスタなど。パスタだけでなく、小麦粉も同じ、何十種類もの小麦粉が陳列されています。もちろん、朝食に食べるビスコットや、クラッカーなども同じ。
そして、牛乳を飲まない人々のために、豆乳、アーモンドミルク、ファッロから作ったミルク、ココナッツミルクなどなど、ベジタリアーノ、ベガーノを意識させるものが、たくさん。

食には、敏感な、イタリア人。

スーパーは、まるで、東急ハンズや伊東屋のペン売り場を思い出すような状態。

イタリア人の大きな関心事は、やはり、食であって、文房具には、まったく関心がないのでしょうか。

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2017年6月7日水曜日

イタリアでアパート探し


数日降り続いていた雨がやみ、今日は朝から晴れています。

来月の引っ越し先となるアパートへ、今朝、行ってきました。

そう。決まったんです!

アパート!


新居キッチンからの眺め。

物件探しのところで、ブログを放置してしまっていましたが、ほんと、この物件探しも
超ストレスでした。

そう、それは、パスクアの数日前。つまり、4月中旬。

今すぐ近所の町に、ATTICO(屋根裏部屋風の)の素敵な物件を見て、一目惚れして、即決。

その場で、エージェントの人に、契約まで話しを進めてほしいと言ったところ、そのエージェントの人が、"了解しました。大家さんが、現在休暇中で、パスクアが終わったら戻ってくるので、それまでお待ちください"と。

そして、図面だけでも先に欲しかったので、依頼すると、すぐにメールするとのこと。

まず、その図面のメール、送られてきませんでした。

そして、パスクアが終わっても、全く連絡なし。

こちらから連絡しても、中々、電話にすら出ず。

そうこうしているうちに、イタリア解放記念日、4月25日、メーデーの5月1日の前後の連休近くになり、ようやく電話連絡がくると、大家さんが、休暇をのばして、5月1日の週まで戻ってこないとのこと。

そして、ようやく、連休後、エージェントから連絡くる気配はなく、こちらから何度も、エージェントの担当者の携帯へ電話しても、返事なし。

普段忍耐力のある私は、こういう、理不尽なことには、本当に頭にくるタイプ。

逆に、普段忍耐力、ゼロの主人が、こういう状況では、とても呑気。

で、そんな主人と喧嘩。

そして、主人も頭にきて、エージェントのオフィスに直接電話。

担当者はもちろんいつものごとくいなかったので、その電話に出た同僚か上司にあたる人へ、怒り散らし、文句。

すると、その電話応対した人、"私が責任もって、状況調べて、連絡いたします"

と。

信じられないことに、その人からの電話連絡すら、なかったんです!

日本では、絶対にあり得ない!

この対応の悪さ。

5月中旬に、再度、物件探し。

そして、今回契約した物件も、一目惚れ物件。

契約まで、早かったです。審査など含め、1週間ほどでした。

今回のエージェントの人は、連絡も密に取れて、信頼できます。

ここから、15キロほど離れた、やはりモンツァ地方の小さな町。

ただ。。この物件は、新築で、契約後に、床工事など取りかかるとのことだったのですが、契約したのは、5月中旬で、今日、新居を見にいったところ、まだ床工事が始まってさえいなかった。

エージェントの人曰く、引っ越し予定の7月1日までには、ガス以外、すべて工事完了予定とのこと。ガスは、引っ越し後、最初の5日は、使えない予定らしい。。

やはり、ここはイタリア。

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2017年3月19日日曜日

ここはイタリア

ちょっと、ドタバタとしています。。

そんな中での、日常について、書くネタを頭の中に保存しつつ、3月も後半にさしかかってしまいました。

ほぼ春です。桜も咲いています。

やはり、天気が良く、気温が上がるだけでも、少し、気持ちも軽くなります。

主人のCT検査について。
1月末に、腫瘍の疑いがあるとのことで、至急、一ヶ月以内に検査をするようにと言われ、結局、3月中旬しか、空きがなく。(参照: http://milanoamici.blogspot.it/2017/01/blog-post_28.html
予定されていた、検査日の一週間前に、病院から電話。
CT検査の機械が壊れたから、1週間後に予約がずらされました。

ただでさえ、検査日まで、悶々と不安、心配を抱えながら、日々過ごしていたのに、機械が壊れたとのことで、また一週間ずらされ。

あり得ない。。

更に、日常でのイタリアっぽいこと。

数日前、主人が、近所のガソリンスタンドへ。

洗車、そして車の前のライトが、ずっと切れたいたので、新たに替えてもらいました。

まず、洗車をするいつも感じ悪い、おじさん。
洗車が終わり、言われた金額を現金で払うと、渡した現金、そのままおじさんのポケットの中に。
そして、ライト代は、レジで払うようにと。
で、いつもの、レジのルーマニア人のお姉さんのところに、やはり現金で払いに行くと、"レシート、今出せないから"と、その現金もルーマニア人のお姉さんのポケットの中に。

このガソリンスタンドのオーナー、他に所有するガソリンスタンドにいつもいるので、従業員を全く管理していないんです。

従業員たち、揃って、払われる現金を、堂々と、盗んでいるんです。

従業員や身内がお金を盗む、なんてことは、特にこの国では、よく耳にしますが、客の前で堂々と盗んでいる姿を見るのは、イタリア人の主人でさえ、びっくりしたようです。

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2017年1月28日土曜日

シュークリームと検査予約



お菓子作り、基本的にあまり得意でないんですが。

今朝、シュークリームを初めて作りました。

小さい頃、時々、母が作ってくれました。

やはり、なんでも、手作りは、美味しい。

膨らむか、そして、中がちゃんと空洞になるのか、心配だったのですが、初めてにしては、悪くない出来映え。

犬たちも喜んで食べていました。食べるのは、本当にあっという間。



スカールは、シュークリームの後、残っていた、カスタードクリームもぺろりと。

なんで、土曜の朝から、お菓子作りかというと。。

やはり、不安で、悶々としていると、手を動かして、何かが作りたくなり。

ジェラート作りも、続けています。

特にジェラートは、ジェラートマシーンを廻しているとき、早くないスピードで、グルグルと、最初液体が、少しずつジェラートに近づくのを見ているのが、癒しになります。笑

先週後半に、主人が専門医と診察。

既にやったエコ検査の結果だけでは、腫瘍かどうかわからないから、Risonanza Magnetica (多分、CT検査)を至急やるようにと。そして、その結果と共に、すぐに診察の予約をするようにと。1ヶ月以内にやるようにと。ただ、専門医との診察で、私たちが感じた印象はあまり悪くなく。少し希望が持てる感じでした。もちろん、検査をしてからでないとわからないけど、診察の後は、何故か気持ちが少し楽になり。
又、私自身、診察の前から、腫瘍ではないはずと、変な自信があり。でも、私は医者でないから、周りには言わなかったけど。専門医との診察で、更に私の予感は、外れていないかもと思ったり。そして、無意識にも、ポジティブに考えようとしている自分もいて。

とにかく、診察後、すぐに、CUP (予約センター)へ直行。
緊急と書かれた、検査などの予約に必要な紙(インペニャティーバ)と共に。
自分の番になり、"緊急"のはずが、3月14日しか空いていないと。
何度も聞き返したけど、2月は空きがないとのこと。
で、とりあえず、仕方なく、3月14日で予約。
昨日、Regione Lombardia (ロンバルディア州全体の予約センター。ここに電話をすると、ロンバルディアすべての病院の予約ができます)に電話。主人は、モンツァで検査がしたい旨を告げ、すると、2月の上旬で、ヴィメルカーテの病院に空きがあるけど、ちょっと特殊な検査だから、実際、病院に、主人がしなければいけない検査の設備があるか、予約センターでは、わからないから、直接ヴィメルカーテの病院に電話してくれと。
で、今朝。ヴィメルカーテの病院に電話。
土曜日で、担当者がいないから、わからないから、月曜日に電話してくれ、と。

"緊急"の検査予約が、相変わらず、グダグダな感じで、本当にイライラ。

早く、さっさと、この検査をして、もし、腫瘍なら腫瘍で、早く、治療に向けて、具体的な話しが聞きたいと思ってしまう。

私自身、ポジティブに考えられるときと、とてもネガティブに、落ち込んでしまうときの差が、激しく。。どちらにせよ、いつも、頭が、不安、心配、緊張で、張りつめられています。

そんなときは、何か、手を使ったり、何かクリエイティブなことをしているのが癒されます。

文章を書くのもその1つ。

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2016年12月16日金曜日

ネスプレッソ





2010年から使い続けていたネスプレッソマシーン。

2年前から、壊れていたのですが、騙し騙しに使い、今まで使っていました。

私たち家族のクリスマスプレゼントとして、新たにネスプレッソマシーンを昨日買いました。

ネスプレッソ。

私たちが買い始めた頃は、まだイタリアでも、それほど流行っていませんでした。

今では、大人気。

カプセルを売るネスプレッソの店舗も増え。

当時は、モンツァにはなく、ミラノも数店しかなかったのが、今では、ミラノでも店舗が増え、モンツァチェントロにも数年前から入っています。

ネスプレッソは、やはり美味しい。

コーヒー文化のイタリア。

コーヒーとはいえ、日本のどちらかというとアメリカンなコーヒーとは違い、エスプレッソが主流。

週末の朝のバールにいくと面白いのが、カウンターでそれぞれ飲み物を注文するときに、
カフェ(日本でいうとエスプレッソ)を注文する人々、そして、カッフェマッキアート(ミルク入りカフェ)、カップチーノ、ラッテマッキアート(カフェラッテ)、マロッキーノ(カフェにチョコレートを加え、ミルク、ココアパウダーを加えたもの)など、さまざま。それだけでなく、カップチーノだけど、ミルクの泡多めにして!だとか、逆に少なくして!だとか、カフェだけど、ぬるめでお願い!とか、自分の好みで注文するのも、よく見かけます。それに大して、バリスタは、てきぱきと対応し、素早く、注文に従います。レストラン、そしてバールでは、スピードがとても要求されます。

基本、のんびり、マイペース、テキトーなイタリアと思われがちでもあり、そういう傾向は、特に役所や、一概には言えないけどビジネスなど、イタリアで生活していると、イライラすることも多く。そんな中、バールやレストランでは、てきぱきと対応することが、とても重要と思われています。

さて、昨日、メディアワールド(電化製品店)に行き、コーヒーマシーンを買いました。
また、ネスプレッソと決めてはいたのですが、カプセル式のコーヒーマシーン、ネスプレッソの他に、ラバッツァ、そしてネスカフェがあります。ネスカフェも気になった主人。私は、絶対ネスプレッソ。店員に色々聞いてみると。ラバッツァとネスカフェのカプセルは、スーパーでも買える。ネスプレッソのカプセルは、ネスプレッソブティックで。(ここ数年、スーパーでもネスプレッソマシーン適応のカプセルが売られているけど、やっぱりネスプレッソ、オリジナルのカプセルの方が美味)そして、質については。ネスカフェは、不味いと。不味いというか、カプセルで、紅茶やカプチーノなどが楽しめ、イタリア人としては、邪道らしい。ラバッツァも質の点では悪くないけど、やはりコーヒーはネスプレッソとのこと。
主人は、それでも、チョコラートも飲めるネスカフェにも興味を持ち、ネスプレッソマシーンと両方買いたかったみたいですが、今回は、ネスプレッソだけ。ネスカフェもあると、また面白いかなとも思い、いずれ買うかも。

毎日、ほぼ毎食後飲むコーヒーのためにお世話になった、このネスプレッソマシーン。
この6年の間、色々なことが起こり、そんなときに、いつも美味しいコーヒーを作ってくれたマシーン。あと1週間でお別れするのは、少し名残惜しい気もしますが、今後の新たな生活を共にする、新しいコーヒーマシーン。今から使うのが楽しみです。

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2016年11月4日金曜日

冒険的エルバ旅行、マザコンそしてパニック発作


そうなんです。

これ、電車の切符。

3枚。

大人2枚、犬1枚。

犬って大人の金額の半分取られます。

行きは、車。

帰りは、電車で帰ってきました。

現在、我が家には2台の車があります。

チンクエチェントとスマート。

チンクエチェントで行くつもりでしたが、自動車保険が数ヶ月ほど切れているので、スマート車で行くことにしました。

チンクエチェントで行ければよかったんですが。

だったらちゃんと保険払え!って感じでしょうが。

この辺の近所のスーパー、そしてミラノあたりまでは、普通に(とはいえ警察に遭遇しないように)運転しています。

ちなみに、イタリアでは30%以上の車が自動車保険払っていないとか。

ま、だからって、良い事ではないのですが。。
こういうところは、とってもイタリアーノな主人。
私も、すっかり慣れてしまいました。
数年前、ウンブリアで、自動車保険払わないのが警察にバレたことがあり、ちょっと大変なこともありました。

さすがの主人も、エルバまで行くのに、ピオンビーノでフェリーに乗せるときに、テロ対策もあり、チェックが厳しいのではと思い、ちゃんと自動車保険がかかっているスマートで。

うちの中古のスマート。とりあえず、荷物も大して入らないから、ヴィトンの旅行バッグに2人分の洋服を入れ、化粧品や薬などを入れたバッグ、プーパのトイレシートやら食べ物を入れるバッグ、そして、私の靴一足を詰め込み、出発。

ピオンビーノまでは、ミラノから400キロと、大した距離ではないけど、ちょうど連休で、渋滞を予想し、早朝出発。

それが、ミラノ抜けるまでに、2時間かかり、その後は、全く渋滞なく。

予約していたフェリーに乗れず、車中から、予約変更。

フェリー会社のメール、電話対応、早いです。

変更料、確か30ユーロぐらいかかりましたが。

無事、ピオンビーノに着き。

想定内としていた、テロ対策のチェック、全くなく!

この時期に、こんなに安全対策が緩くてよいの??と、ちょっと呆れてしまいました。

そして、無事、エルバに着き。

エルバって、カーブ、坂道ばかり。

エルバ到着後、ホテルまで向かうのに、5キロほど走らせたところで、エンジン故障。

予約していたホテル、少しビーチから離れていて、カーブ、上り坂が多く、スマート車、徐行運転で、上り。

と言うのは簡単だけど、車中、大げんか。

そして、なんとか、無事、ホテルに着き。

まず、修理の人を探すために、ホテルの人に状況を説明し。

でも、私たちが着いたの、金曜の夜。

そして、ちょうど、小さな休暇のときだから、次の日の土曜に見てもらう修理の人が見つからず。月曜まで待つようにと。

次の日、まだまだ楽観的だった私たち。

ホテルから15キロ離れた、近くのMarciana Marinaの海を見がてら、車の修理場を探しに。

1つ空いているところがあり、見てもらい、30ユーロ払い、何か部品を変えてもらい、

私たち、大喜び。

完治はしなくても、とりあえず、この休暇、そして、ミラノに帰るのには問題ないかと思いながら、車も動くようになり、走らせていたら、10分後。

また動かず。

止まりました。

煙もたくさん出し始め。

そこから、また、その状態で、修理してくれるところを探し。。。。

もちろん、大げんか。

プーパは、車酔いするし。

最悪。

そして、運良く、1件、開いているところ(というかお昼過ぎていて、責任者が、鍵閉めるところでした)を見つけ、状況を説明し。
というか、車から煙出ていたから、状況説明するもないのですが。

でも、実際修理できる人が月曜にならないといないとのことで、私たちは、一台他の車をレンタル。フィアットのパンダの新車を3日150ユーロと、良心的な値段で借りることができ。

そして、月曜。

最悪の自体、それなりに予想はしていたのですが。

そうです、エンジン、全く使えないものになっていました。

エンジンに関しては、今月旅行から帰ったら、モンツァで買い替えることにしていたんですが。。

そこまで、状態が悪いとは思わず。

また大げんか。

エンジンを探して注文するにも、そこはミラノでなくエルバ。

そして、次の日の火曜は、祝日。私たちがミラノに戻る日。

車は、修理のためエルバに置いていくしかなく。

じゃあ、どうやって、ミラノに帰るわけ?と。

車ばかり使っている私たちは、途方に暮れながら、更に大げんか。

まず、思いついたのは、レンタカー。

ピオンビーノからレンタカーしようと。

AVIS がピオンビーノにあり、電話すると、 1時間後にオフィスは締まり、翌日は休日のため、クローズとのこと。

そして、Hertzが、ピオンビーノではなく、少し離れている町にあるとのことで(名前忘れた)、電話すると、借りれる車がないと。

じゃあ、どうする?

最悪、電車。。

その前に、私、

"アルベルティーノ(近所の若者の友達)に、迎えにきてもらおう!"

と。

30歳近い、車、運転好きの、暇人の若者。

私たちも、彼のマンマのために車貸してあげたり、数年前は、一緒に住むマンマと恋人が、電気代払えず、200ユーロぐらい貸してあげたこともあったり、最近では私たちは、庭の掃除をお願いしたり、お互い、何かあると、助け合っている仲。

だから、ピオンビーノまで来てくれるかと、私は99%、確信していたのが。

"マンマが危ないから、ダメって。"

30近いのにー!!!

さすが、マザコン。

マザコンについて、つい最近もテレビとかで話題になっていたところ。

不景気もあるから、就職できず、独立できずに、親と住む若者が多いけど、マンマたちも、テレビのインタビューに答えていて、"うちには30過ぎの息子がいて一緒に住んでいるけど、なんで外で1人で住まわさないといけないの。一緒に住んで何が悪いの?"と。
マンマもマンマで、息子も息子。

現実に戻り。。

アルベルティーノは迎えにきてくれない。。

じゃあ、電車。

電車しかなく。

電車で帰ってきました。

しかも、フレッチャロッサは、すべて満席。

というか、フレッチャロッサ、あまり関係なく。

ピオンビーノマリッティマ〜カンピリアマリッティマ

カンピリアマリッティマ〜ピサ。

ピサ〜ミラノ

乗り換え2回。

レジョナーレ(普通列車)でミラノまで。

ピサまでは、時間通り。

ピサからも、時間通りに出発して、イタリアの電車も改善されているじゃない!と思いきや。

駅名覚えていないけど、まだトスカーナ内で、電車が停まりました。

10分以上止まり、何かおかしいとみんなが思ったところ、

"運転手が、パニック発作起こして、今、救急車を呼び、あとは、代わりの運転手を待っているから、いつ発車するかわからない"

と。

Attacco di panico - パニック発作-って。。。。。

1時間半ほど、停まってました。

さすが、イタリア。

そのアナウンスの後、みんな、家族や恋人に電話やメッセージ連絡。

みんな、イライラ、呆れながら、家族達に、運転手がパニック発作になったから遅れている旨連絡。

23時20分にミラノチェントラーレに着くはずが、1時に到着。

そして、ミラノチェントラーレも、普段全く行くことのない私たち。

出口の表示が、いくつかあるのに、行ってみると、出口がほぼ閉鎖。

主人は、駅員に聞きつつ、怒鳴り出し!

難民問題のせいで、警備が厳しくなっているのか。

"開いている"出口にようやくたどり着き。

たくさんの警官がいました。

そこから、私たちは、タクシーに乗り。

友人の旦那さまが、タクシーの運転手をしているから、迎えに来てもらい、

無事、帰還。

ほんと、長い1日でした。

エルバ、あと一度、近いうちに、車を引き取りに行かないとです。

エルバまで、どうやって行くか、考えないと。。

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2016年10月6日木曜日

SUSHI

今朝は、プーパの入浴。

ネズミみたい。



セクシーショット。

プーパ、3年前に出産をしました。私たちとしては、予定外、想定外だったのですが。

4匹お腹の中にいて、出産して、家に仔犬たちと共に、連れて帰り、数時間後に、未熟児だった子の1匹が、亡くなってしまうという悲しい出来事もありましたが。。



ラッキーなことに、飼い主をすぐに見つけることもでき、それぞれ、愛情たっぷり、暮らしています。

チワワは、イタリアで(日本もでしょうか)人気のワンコ。仔犬を購入するには、1000ユーロ以上はかかります。ちなみに、プーパは、1200ユーロでした。

今回は、プーパの話しでなく、プーパの娘について。

この子。ほんと、マイペースで、よく食べる子でした。イタリアでは、生後2ヶ月までは、母犬が育てないといけないという決まりがあるので、それまでは、我が家で、プーパがちゃんと仔犬達を育てていました。
この子の新しいマンマ、当時大学生だった、ミラネーゼのクリスティーナや他の仔犬の新しいマンマたちも待ちきれず、何度も我が家に、仔犬達を見に来て、日々の成長する姿を、写真やビデオで、whattsappで送っていました。
で、あるとき、名前を決めてくれれば、新しい名前で呼び始めるからと、新しいマンマたちに伝えると、即、クリスティーナがメッセージして来ました。

"SUSHIに決めた!"

と。

スシって。。。つまり、寿司。お寿司のこと。笑ってしまいました。

イタリアでも、SUSHI、大人気です。オシャレでトレンドなSUSHI。

クリスティーナとしては、私が日本人だから、そして、SUSHI、流行で、かっこいいイメージだから、SUSHIにしたんでしょうが。

ま、イタリア語的に言うと、スーシーとなるので、響きは、可愛いかなと、意味もなく私が納得、妥協し。笑

ミラノに限らず、イタリアの町には、SUSHIレストラン、SUSHI Barがたくさんあります。SUSHIブームです。
スーパーのお惣菜コーナーや鮮魚売り場にも、パックに入った、握り寿司が陳列されています。最近では、私も、"妥協して"、スーパーのは、たまに買っています。家で友人たちが集まったときに、アペリティーボや前菜として、使えて便利。

 "妥協して"というのは。

イタリア在住の方々はよく状況がわかっていると思いますが。

ほとんどのSUSHIレストランは、Made in Japanではないんです。
大体が、中国人経営。だから、シャリの量が多く、握り方ももちろん、日本のお寿司のように繊細でなく。魚の鮮度も本当に大丈夫なんだろうか。。と思いながら、2−3回、ミラノのSUSHIレストランで食べたことがあります。
中華料理のお店で、SUSHIを出すところも少なくなく。

普段、日本食を食べないし、日本料理のお店に行く機会もないので、ミラノの日本食のお店に関しては、全く疎いのですが、数年前に、一度行った、お寿司やさん。これは、中国人が作るSUSHIレストランでなく、日本人が作るお寿司が食べれるお寿司屋さん、Basara http://basaramilano.it/en/。オススメです。お店の雰囲気もよく、しかも、リーズナブルでした。そして何より、私が嬉しいのは、ワンコ連れでも大丈夫。大型犬を連れて、お寿司食べてる人もいました!

そして、今日読んだ新聞の記事。

ミラノで、"SUSHI食中毒ブーム"とのこと。
特にマグロと青魚らしいです。
今年1月から8月までで、38件、SUSHI食中毒で、病院に入院されたケースが、ASL(保健所)に通報されたと。
その記事には、SUSHIは、日本料理のうちの1つであり、と紹介されていますが、
ここイタリア、そしてミラノでは、たくさんのSUSHIレストランが"Made in Japan"でなく、中国人やもしくは他のアジアの人々が作る、本物でないSUSHIレストランで氾濫していて、イタリアでは通用している現実が残念です。

この食中毒問題のSUSHIは、お寿司でなく、SUSHIだったに違いないと思わずにはいられません。


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2016年8月10日水曜日

イタリアの配達業者に怒り狂い

今日は、主人が運転手で、義父をウンブリアのカンナーラに連れて行き、早朝出発。
明日、ミラノに戻ってきてしまいますが、その間、私は、1人。

久しぶりに1人!

ようやく満喫し始め、ゆったりとブログを更新する時間もできました。

今朝は、家の掃除をいつもより入念に。この暑さの中、掃除すると、汗だく。そして、犬、4匹の散歩を2回。更に、今日は、義父のワインが届く日。

イタリアでも、オンラインショッピングが普及しているここ近年。
郵便、配達事情が悪い、このイタリアでさえ、Amazonは、素早く、確実に配達してくれます。そして、先日、日本の友人のために注文した、トリュフのソース、ウンブリアのある会社のサイトから、注文したのですが、休暇シーズンのため、先月、注文したところ、中々到着せず、本社に電話をして問い合わせたところ、オンラインショップの責任者が、休暇中とのことで、到着が遅れていましたが、電話をした翌々日に、到着しました。
と、やはり、どうしても、この時期は、オンラインショッピングも、ヨーロッパらしい時間の流れ。先週金曜日、ローマのある革製品のお店で、やはりオンラインで、バッグを買い、月曜(一昨日)に、発送とのことで、発送の際に、トラッキング番号を教えてくれると、先週の金曜日に言っていたのですが、月曜になっても、連絡なく、昨日、メッセージを送ってみると、ちょっと手違いがあり、今から発送しますとのこと。メッセージだけでなく、お店の人から、謝りの電話があり、更に、ローマの配送業者からも、丁寧に電話がありました。そして、物は、今日到着。

大体、オンラインショッピングは、通常、クレジットカード、もしくはPayPalで支払い、注文をするのですが、このワインだけは、別。

ワイン。
義父が飲む、ノンアルコールのスプマンテ。
気に入ってしまい、毎食1本、飲んでいます。
このワインが、高く、一本7ユーロ。
1日、2本、毎日飲みます。
アルコールが入っていないのに、気分よく飲んでいる義父。
アルコール依存とは、また違う問題なのか、高齢のため、アルコール云々がわからないのか、それとも、精神安定剤や睡眠薬も常用しているから、薬で、酔っている感覚が既にあるから、このノンアルコールスプマンテでも満足なのか、いまいちわからないのですが、とにかく、どんな理由にせよ、アルコールなしでいてくれることは、ご本人だけでなく、私たちの生活にとっても、よいこと。
で、このワイン、今までは、私たちが払ってあげていましたが、もうこれ以上払えないし、それに、ドケチの義父には、自分のものぐらい自分で払ってもらわないと困るので、今回は、義父が払うことに。ワイン、そして自分の犬に関しては、いくらでもお金を費やすのは、苦でないらしく、話してみると、すんなりと払うと。
いつも買うサイトの責任者に電話をし、義父の事情を説明し、1ヶ月分、60本のワインを購入したいから、ディスカウントをしてもらうように頼み、10%安くしてもらいました。
そして、問題は、支払い方法。
PayPal、銀行振込、もしくは着払い。
義父は、クレジットカードを持っていないので(以前持っていたけど、いつも酔っぱらい状態で、町を歩くので、財布をどこかに置きっぱなしにし、紛失し、それからは持っていないらしい)、そして、銀行振込は、日本と違い、時間がかかり、そして、義父の銀行はウンブリア、そして、もちろん、ネットバンキングなんてできないので、残るは、着払いのみ。私たちは、お金に関して、かなり寛大すぎ(というか、義父、親戚が、ケチで、ずる賢しい)るから、お金を立て替えることさえ、嫌気が差し、この支払いは、着払いでしてもらうことに。ちなみに、着払いだと、プラス5,50ユーロの手数料。ワインのためだと、手数料も気にならないらしく、数日前から、390ユーロを私が保管。このワイン配達にかかるトータル料金、383,50ユーロ。

私が知る限りでも、配達業者、いくつかありますが、このワインをいつも配達する業者の配達担当者は、黒人の若い男性。今までは、特に問題もなかったのですが、今日は、ほんと、怒り狂いました。

オンラインでトラッキングしてみると、一昨日の月曜に着くようになっていたのが、月曜は、1日、義父が家にいたにも関わらず、配達されず、不在になっていて、なぜか、今日に変更になっていました。(以前、クリスマス時期の配達も同じで、配達の人が、休んでいたのか、さぼっていたのにも関わらず、不在を理由に配達に来なかったことがあるのを思い出しました)

で、今朝のこと。

ピンポーンと、いつもの黒人のお兄ちゃん。

犬が4匹いるので、普段は、門越しから渡してもらうか、段ボール1−2個だと、門の外に置いておいてもらい、あとで、私が中に入れるんですが、今日は、ワイン60本。

私 "門開けるから、家の中に段ボール運んで!"

若"犬が怖いから、無理"

私"今、入ってこないように、奥に閉じ込めるから"

若"オッケー"

ちゃんと、家の中に、段ボールを運んでくれ、

私"暑い中、ありがとう。"

と、冷たいスプライトと、そして着払いのために用意していた、390ユーロを渡すと

状況が一変。

若"お釣りなんか持っていない!"

と始まりました。

私"お釣りないって、言われても、困るし、私も今、これしかない"

若"お金ちゃんと準備してもらってないの先にわかっていれば、物、渡さなかった"

と言い放ち、態度が傲慢に。こちらも怒りだし、

私"お金、準備していなかったのは、そちらでしょう!ちょっと待って、今、探すから!"

そして、私は、財布の中や引き出しを見て、細かいお金を探すものの、全くなく。探している間に、またドアベルを鳴らし、大声で、私に向かい、

若"シニョーラ、他にたくさん配達しないといけなくて、シニョーラだけのために、こんなに時間かけられない!"

と。で、私。

私"今から、車飛ばして、近くのバールまで行って、お金崩してくるから、待って!"

若"そんな時間ない!!"

私"信じがたい!カスタマーに対する態度じゃないでしょ!あとで、本社にクレームするから!"

といい放ち、家にある小銭をかき集め、数えてる間も、家のベルを押しまくり、

"シニョーラ、僕には時間がないんだー!"と。

近所の人々も聞こえていたはず。

犬は吠えまくるは、連続的に、家のベルを鳴らし、怒鳴るり散らし。

超焦りと、怒りで、一杯になりながら、

私"黙ってくれないと、ちゃんと数えられないでしょうが!!"

と言いながら、13,50ユーロ分を、全部小銭で、釣りのないように、渡してやりました。

で、渡された方は、

若"こんなに、小銭ばかりだと、数えきれない。。近所のバールに行って、両替してもらって、もし、足りないようだったら、また戻ってくる"

と言い放ち、ようやく、去っていきました。

その後、戻ってきていないので、足りなかったはずはなく、ちょうどか、多分、少し多かったぐらいかと思います。

配達業者。着払いのための、おつり、持っていないって。。

ちなみに、彼、3ユーロしか持っていませんでした。

会社側は、もしかしたら、配達の兄ちゃんに、お金を持たせるのは、安全でないという理由もあるのかもしれないけど、信じがたいです。本当に。

それに、5ユーロの支払いに100ユーロ札を渡したわけでなく、おつり、7ユーロ程度のものなのに。

配達業者。スピードは、かなり向上している気がするけど、まだまだ改善するところ、たくさんあります。

日本の、きめ細かなサービス、そして宅急便のお兄ちゃんが懐かしくなりました。

今後、毎月の60本のワイン注文の際は、義父にちゃんとお釣りがないように、お金を準備してもらわないと困ります。



黒人兄ちゃんが去って、主人に電話してぶちまけ、少し落ち着いて、地下室に2箱運んだところで、"ブログのネタになるかも!"と思い、一撮。




2016年4月9日土曜日

イタリアで運転デビュー

昨夜は嵐。

うちのジンクスとして、洗車をした直後は、雨が降るらしい。
ここ3年お世話になっている、我が家の車、チンクエチェント。色は特注で、マットの黒。この3年、苦楽を共にした私のチンクエチェント。今となっては、愛着を感じてます。

運転デビューしたのは、最近ではないけど。。

究極の方向音痴な私。。家の中でも迷うぐらい。私の頭の、GPS装置が壊れているというより、元々GPS装置が存在しないので、もちろん道を覚えるという学習能力すらなく、改善しようがない。。。運転自体は、車がオートマであれば、大好き!主人や周囲のイタリア人から言わせると、運転も上手らしい。でもでも、方向音痴だから、車に乗って、自分が到着したいところに到着しない可能性がほとんど。別に強がっているわけでもなんでもなく、毎回、人に説明するのが面倒だけど、究極方向音痴=自分がどこに到着しようとしているのかわからない。=自分自身が怖い=運転が怖い。どれだけ方向音痴なのか理解されにくいから、もう面倒だから、運転自体が怖いってことにしてます。

免許は、日本で大学のときに取得。日本では、身分証明書としてのみ使い、つまり、ペーパードライバー。都内に住んでいれば、電車やバスの方が便利だから、一生運転することはないだろうと、自分の将来設計の中に、運転は、省かれていたが。。

ここは、イタリア。しかも、ミラノチェントロなら、メトロやバスがあるけど、私が住んでいるのは、ど田舎。近くのバス停まで行くにも、車が必要。スーパーに買い物に行くにも、近所のファルマチア(薬局)に行くにも、車。
まだ、主人が元気だった頃は、運転手代わりに使えていたけど、入院して以来、そうも行かず。まずは、具合の悪い主人を病院に連れて行くことから始まり、買い物やら、ASL (保険事務所)やら、CAF (社会保険事務所)やら、当時、毎週末必ず食事に誘われ、うちよりど田舎に住み、たくさんのカーブのある山道を超えないとたどり着かない、義弟の家にも、私が運転。

最近、ようやく、以前のように、主人を運転手として使えるようになり。
でもでも、いつも、緊急事態にのみ、私が運転する羽目になるので、普段も、運転するようにしてます。

とにかく、運転していると、短気、せっかちなドライバーが多く、意味なく、クラクションを鳴らされることもよくあります。最初の頃は、クラクション鳴らされると、焦り、怖じけていたけど、今となっては、まったく動じなくなったし。強気でいないと行けないみたいです。それにしても、なぜ、みんな急いでいるんでしょうかね。車、シューマッハ並に飛ばして、追い越しても、結局、信号で止まらないといけなくて、私の車追い越しても、結局信号赤で、私の前で止まるパターンよくあるし。

モンツァ、ミラノに行くために必ず使う幹線国道のような、スーパーストラーダ、バラッシーナ。3車線で、ほとんどが時速100キロ以上飛ばしています。今週は、毎日、事故。そして渋滞。春になり、みんな、飛ばすのか。そして、運転中にスマートフォンを使っての事故なのか。ほんと、毎日事故。2−3日前なんか、午前中も午後も。そして、行きも帰りも事故。モンツァの警察、救急車、救急病院は、大忙しでした。

普通の道より、スーパーストラーダやアウトストラーダ(高速)の運転の方が、落ち着いて、そして運転が楽しい。フィレンツェあたりのアウトストラーダは、カーブが多く山道でちょっとまだ怖いけど(でも、去年、新道路ができ、山道を通らずに、しかも時間が短縮されて便利)ウンブリアからミラノに帰るとき、毎回、ボローニャから我が家までの240キロは私が担当。ほんと、鍛えられました。でも、運転は鍛えられたけど、もちろん解決しない、私の究極方向音痴のため、自分が怖い病は、治るわけではないから、何も改善せず。。ナビは、私のベストフレンドなので、いざとなれば、どこにでも行けます!(多分)



私が住む、のどかに見えるアルビアーテ。テロ対策なのか、カラビニエーリ(警察)の車が多く、数日前、また止められました。コントロールというより、今回は、私の車、後ろから追いかけてきて、止められた。。。。コムーネ(市役所)に用事があって行っただけなのに。。









2016年3月22日火曜日

チワワにムルタ(罰金)

今朝は、ベルギー、ブリュッセルでの連続テロのニュースと共に起き。。
ここ最近、度重なるヨーロッパでのテロ。
もちろん恐怖感もありますが、毎回恐怖より悲しみを大きく感じます。

さて、外は今日も春の陽気。

用事がありモンツァチェントロへ。
出かけるときは、いつもチワワのプーパも一緒。
イタリアは、他のヨーロッパの国に比べて、ペットフレンドリーだと思います。
ペットフレンドリーなホテルも、イタリアにはたくさんあります。
入店を断られる場合もたまにありますが、大体のバールやお店は、比較的、好意的に
犬連れでも受け入れてくれます。
格式高いレストランなどは断られるでしょうけど。
私はいつも超ローカルなトラットリア、ピッツェリアしか行かないなので、犬連れでも
文句言われません。

で、今朝も、いつものようにプーパを連れて出かけました。

大体、このように気持ちのよい天気になると、走っている警察の車や、道路で取締している警察をたくさん見かけます。ほとんどは、運転免許証のチェック、自動車保険をちゃんと払っているかのチェックで、よく止められます。私はここ2年で3回も止められました。。

今回は。。

車を道路の脇に停車し、まずは免許のチェック、そして保険のチェックと、いつものパターン。今回は、何も問題ないはずと思っていたら。

85ユーロの罰金取られました!!



それは、犬。。犬を車に乗せるときは、後部座席にケージのようなものを置き、その中に犬を入れておかないといけないのはわかっていたんですが。。大きい犬なら理解できるし、もちろん規則守ります。。っていうか、以前大型犬飼っていたときは、守っていました。
今回は、チワワ。うちのチワワ、小さいし、本当によく警官が、遠くから私たちの車を止めるときに、チワワが目についたと不思議です。それか、たまたま止めた私たちの車に犬が乗っていただけなのか。以前、止められたときも、チワワが乗っていたけど、吠えて大暴れだったけど、罰金取られなかったし。

こう天気がよいと、警官は、何が何でも罰金稼ぐために、大張り切りです。

警察を見つけたら、すばやく足元にチワワを隠すとか、今後の対策を考えないとです。









2016年3月17日木曜日

イタリアでの公共料金

毎日、ランチ準備中、午後13時半頃になると郵便屋さんが、バイクでやってきます。

うちの番犬1号のスカールは、郵便屋が大っ嫌い。
人間でも好きな人はあまりいないかと思うけど。。
大体、公共料金や税金の請求書、その他諸々、うんざりする郵便物ばかりで、
楽しい知らせはまったくないから。
スカールは、うちの近辺に郵便屋が来ると、いつも狂ったように吠えます。
ちなみに、以前、郵便屋を齧ったことがあり、その後、治療費プラス数日間仕事ができなかった分の総計が書かれた請求書まで郵便受けに入っていたこともあります。

たった今、電気代の請求書を受け取りました。
イタリアに住むと、ほんと、日本では考えられない、信じがたい、理解しがたい、理不尽なことは日常茶飯事です。
公共料金もその1つ。
ほんと、ぼってるとしか思いません!
2年前、主人が3ヶ月入院していた時期、家には私1人。予想していたより、5倍近く請求されていて、怒り狂い。メーターチェックに来るところもあるらしいのですが、うちには、メーターチェック、今まで来たことがありません。メーターチェックせずに、適当に請求しているようです。イタリアにいくつかの電力会社、ガス会社がありますが、詐欺とよくニュースでもやっています。(しかし、いつになっても改善されない。それがイタリア。。)

メーターチェック以外にも、この電気代、ガス代の請求書、毎月、定期的に来るわけではありません。あるときは、一ヶ月分の請求だったり、その次は、2ヶ月分の請求だったり。

で、今回受け取ったのは、3ヶ月分。2015年11月27日〜2016年2月26日分。

なんと、851,70ユーロ!!!



あり得ない!

この請求書の裏には、明細が載っているのですが、よく見ると、
実際に使った電気料は、241,50ユーロ。これは、まだ、納得できる数字。
そして、メーターの管理代として、410,12ユーロも!!
メーターの管理代って意味がわからないし、あり得ない。


今から、電気会社にクレームの電話します!


化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...