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2016年11月13日日曜日

ミネストラで一息。



ミネストラ。

ミネストラで身体を温め。

今、病院から戻り、少し休憩。

また数時間後には、病院へ。

不安。心配。

この感覚は、慣れることがない。

2年前の悪夢を思い出す。(少し以前に中途半端にも書いた、もう1つのブログにて。http://pianopianino3.blogspot.it)

特に、夜は、不安。
病院から、悪化したとの電話がかかってくるのではと、怖くなる。

ポジティブに、前向きにしているのも、疲れる。

主人が、ICUを出て、普通病棟に移っても、そして、退院しても、いつも言われていること。

"風邪1つでも危険だから"と。

そして、ICUのドットーレから、

"以前の身体には戻らないし、健康的に普通の生活はほとんど難しいと思ってほしい。退院できたとしても、生き続けるのは、簡単でないから。"

と言われたことは、いつも頭に焼き付いている。

11月。

11月は何かと悪い事が起こる月。

気をつけながらも、前向きに時間が過ぎるのを待ちながらも。

数日前から、主人の体調がよくなく、熱が40°を超え、金曜夜は、プロントソッコルソ。(救急病院)

夜8時半に着き、コディチェジャッロ(黄色コード。赤の 生命にかかわるほどではないが、重度。)のため、そして、運良く、あまり患者がいなかったので、すぐに診察をしてもらえた。が、その後、血液検査等で、結果が出るまで、いつものように1時間以上かかるので、結局、病院を出たのは、夜11時半。
ウイルス性の胃腸炎らしい。
ドットレッサは、入院させたかったが、主人が拒否。
抗生物質を処方され、ドットレッサから、"少しでも悪化したら、すぐに病院に戻るように"ということで、自宅療養のはずが。
次の日、朝、ビスコッティを1つ食べただけで、具合が悪くなり、また発熱。
そして、寒がり、震え。
毛布2枚、そして、煖炉をつけ、もちろん暖房も。
それでも、ガタガタと震え、しゃべることもできなくなり。

親戚は近くに住んでいるが、特に義弟は、様子を伺うために、電話をしてきたが、
結局、来てくれず。私、1人で車に乗せることはできない状態だったので、救急車を呼んだ。

この国で、救急車を呼ぶなんて、初めてのこと。そのときのことは、また状況が落ち着いてから、書くことにする。

また先日行った同じ救急病院に戻り。
クレアティニーナが、1日で悪化したとのことで、腎臓内科に入院。
そこで、ウイルス感染についても検査、そして治療することになった。

今日は、日曜なので、医者がいない。
又、昨日から続く、検査結果も含め、明日にならないと、状態はわからず。

明日を待つのみ。

また、穏やかな日常が戻ることを祈りながら。

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2016年3月21日月曜日

本物のオリーブオイル

これは、我が家で毎年買うオリーブオイルの缶。



ウンブリアはトスカーナに並び、オリーブオイルの産地。
イタリア、各地で、美味しく、特徴のあるオリーブオイルが作られていますが、
ウンブリアのオイルは、トスカーナのオイルに似ています。
味は、どちらかというとマイルド。

もちろん、その年の気候により、オリーブオイルの出来も変わります。
例えば、一昨年の夏は、雨、嵐ばかりで、悪天候により、オリーブがほぼ全滅で、売り物になるオイルがなく。私たちも買えずに、いつもスーパーで、買っていました。
その前の年は、とても苦みのあるオリーブオイルで、調理用にしか使えないぐらいでした。

私たち、そして、義弟やミラノの親戚たちも、毎年、ウンブリアのカンナーラから、オリーブオイルを、たくさんこの缶で買います。
義父の知り合いのところで作っているオリーブオイル。
今回のオイルは、美味しい。香りも強すぎず、とても上品な感じ。

ここ数年、このオリーブオイルが問題になっています。

去年、チュニジア、バルド国立博物館での銃乱射事件の後、観光業などを含め、経済的にも大打撃を受け、EUは、チュニジアのオリーブオイルの輸入量を増やしました。チュニジアのオリーブオイルは、イタリアのオリーブオイルに比べ、格安です。そのため、オリーブオイルメーカーは、チュニジアのオリーブオイルとイタリアのオリーブオイルを混ぜて、瓶のラベルには、100%メイドインイタリーとするんです。ギリシャのオイルも同じらしいです。多くは、チュニジア産らしいのですが。数年前は、オリーブオイルにひまわり油などを加えて混ぜて、Made in Italyとして、売られて問題にもなりました。
そして、同じ、イタリア産のオリーブオイル、生のオリーブから油分だけを取った、所謂一番絞り、Extra Vergine エクストラバージンオイルと、ラベルを偽り、実際には、搾りかすを入れて、売り物にしているケースは、かなり多いようです。

さて、世間のイタリア人たち、オリーブオイルをどれだけ理解しているのでしょうか。
スーパーでオリーブオイルを買う際、もちろん、100% Made in Italy、本物を買うように心がけていますが、どれが偽物かもわからないので、判断するのは難しいです。

イタリア国内でも、この状況なので、ヨーロッパ他国、日本やアメリカ、海外に輸出されているオリーブオイル、本物のイタリア産オリーブオイルはどれだけあるのか疑わしいところです。こんな状況の中でも、数週間前の新聞に、イタリア産(本当に本物かどうかは別として)オリーブオイルの輸出量が増えているとのこと。特に、日本、アメリカ、イギリスへ。

私たちは、本家が、ウンブリアにあり、そして義父が、ウンブリアに住んでいることから、毎年、簡単に本物のオリーブオイルが買えます。私たちが日々使うオリーブオイルは、100% Made in Italy の Extra Vergine のオイルです。先日、出張でミラノに来た、日本人のクライアントに、このオリーブオイルの缶を一缶、差し上げました。ちなみに、オリーブオイル、5リットルまでは、蓋がしっかりしてあれば、飛行機で持って行けるとのこと。お店やスーパーで売っているオリーブオイルとはまったく味が違い、味が濃く、オリーブの緑臭さもあり、美味しいと喜ばれました。

数日前に、テレビのニュースでもチュニジアのオリーブオイル問題について特集をしていましたが、今後は、チュニジアのオイルとの混合の場合は、ラベルに、記載するように、EUの食品法で決まったらしいです。
そして、100% Made in Italy 本物のエクストラバージンオイルの価格の相場は、1リットル、10ユーロとのことです。
ちなみに、私たちが今回買ったオリーブオイル5リットル、1缶、50ユーロ。値段的にも妥当で、本物のオリーブオイルであることが更に証明された感じでした。

さて今年のオリーブはどのようなオイルになるんでしょうね。
オリーブの収穫は、確か10月ぐらいから始まります。そして、一番搾りのオイルができあがり、大体11月末、12月に、私たちは購入。

先月、イタリア南部、バジリカータ州マテーラに住む友人が、オリーブオイル、やはり同じく5リットルの缶でプレゼントしてくれました。マテーラも、オリーブオイルの産地。
カンナーラのオイルとどのように違うのか、味わうのが、今から楽しみです。





2016年3月17日木曜日

イタリアでの公共料金

毎日、ランチ準備中、午後13時半頃になると郵便屋さんが、バイクでやってきます。

うちの番犬1号のスカールは、郵便屋が大っ嫌い。
人間でも好きな人はあまりいないかと思うけど。。
大体、公共料金や税金の請求書、その他諸々、うんざりする郵便物ばかりで、
楽しい知らせはまったくないから。
スカールは、うちの近辺に郵便屋が来ると、いつも狂ったように吠えます。
ちなみに、以前、郵便屋を齧ったことがあり、その後、治療費プラス数日間仕事ができなかった分の総計が書かれた請求書まで郵便受けに入っていたこともあります。

たった今、電気代の請求書を受け取りました。
イタリアに住むと、ほんと、日本では考えられない、信じがたい、理解しがたい、理不尽なことは日常茶飯事です。
公共料金もその1つ。
ほんと、ぼってるとしか思いません!
2年前、主人が3ヶ月入院していた時期、家には私1人。予想していたより、5倍近く請求されていて、怒り狂い。メーターチェックに来るところもあるらしいのですが、うちには、メーターチェック、今まで来たことがありません。メーターチェックせずに、適当に請求しているようです。イタリアにいくつかの電力会社、ガス会社がありますが、詐欺とよくニュースでもやっています。(しかし、いつになっても改善されない。それがイタリア。。)

メーターチェック以外にも、この電気代、ガス代の請求書、毎月、定期的に来るわけではありません。あるときは、一ヶ月分の請求だったり、その次は、2ヶ月分の請求だったり。

で、今回受け取ったのは、3ヶ月分。2015年11月27日〜2016年2月26日分。

なんと、851,70ユーロ!!!



あり得ない!

この請求書の裏には、明細が載っているのですが、よく見ると、
実際に使った電気料は、241,50ユーロ。これは、まだ、納得できる数字。
そして、メーターの管理代として、410,12ユーロも!!
メーターの管理代って意味がわからないし、あり得ない。


今から、電気会社にクレームの電話します!


2016年3月7日月曜日

再出発、そして日常

ミラノに戻り、やはり我が家は落ち着く。
この家も、色々と問題があり、解決していかないと行けないが。

私の携帯が使えなくなったり、今度はこの家に戻ってきて、ネットがつながらず、
携帯は昨日解決したが、ネットはまだつながらない。ここ2−3日に解決すればよいのだが。

今、再度、出発点に発ち、色々と思うこと、そして、義父との短い同居生活について、書き留めておこうと思う。あとで、ブログにアップすることにする。

昨夜、ようやく、携帯がつながり、先日、病院まで付き添ってくれた、親戚のロベルタにお礼のメッセージを送った。そして、義父が相変わらず飲み過ぎて、大騒ぎして、私たちは、耐えられず、即ミラノに戻ったことを知らせた。ロベルタは、既に昨日朝、去年暮れまで数ヶ月、義父の住み込み介護をしていたウクライナ人に、義父の家の前で会ったので、私たちがミラノに戻ったことは知っていた。

今週末の流れ。
土曜一日中、私たちは病院→義父は家で1人ワインを飲む→私たち帰宅後一緒にディナー→食事中もワイン→そして大げんか。義父、私たちに、出て行け!などその他罵倒→主人、耐えられず、キレ出した。そして、一瞬呼吸困難。→ミラノにすぐ戻るしかないと、決断。→夜11時、カンナーラを去る→翌早朝4時にミラノ到着→義父は、私たちの同居前に2ヶ月ほど、義父のお世話を住み込みでしていた、ウクライナ人に電話。→即、ウクライナ人が義父宅に戻る。→そして、義父の以前までの日常が戻り、私たちのミラノでの日常も取り戻される。

ロベルタからは、ミラノに戻って正解だと言われた。義父は、もう手に負えないからと。
私たち以上に、義父のことをわかっている。そして、彼女も、介護で色々と苦労、経験していて、先日病院で数時間待たされている間、同居についてなど、アドバイス、そして、義父とのことでアドバイスをもらっていたところだった。

とにかく、ロベルタから、主人の健康のためには、ミラノに戻って正解と言われ、私が突発に下した決断が間違っていなかったと更に確信した。

2016年3月6日日曜日

急遽、ミラノへ

昨日は長い1日でした。 
朝、フォリーニョの病院へ主人を連れて行くため、まずは、義父のランチの準備のため、買いだし。メインは、いつも通り、生ハムにパルミッジャーノ。生ハム(とワイン)さえあれば、生きていけるらしい。  
バタバタと家に戻るとき、隣に住む従兄弟の奥さん、ロベルタに会った。ロベルタから、主人の様子を聞かれ、歩くのも呼吸が荒くなり今から病院に行く旨を話すと、一緒に付き添ってくれると。知らない土地で、まずは初めての病院、勝手もわからず、歩くこともきつい病人を連れて行くのは、初めてではないが、心細い。今回は、ロベルタに一緒に来てもらい、本当に有り難かった。朝11時に病院に入り、緊急と書かれた紙を持っていたにもかかわらず、受付、検査、診察と全て完了して、病院を出たのが、午後4時半。また月曜日に病院に来るようにと言われたが。

私達が病院にいる間、義父は、ワインを飲んでいたらしく、私達が帰り、少し口調がアグレッシブになっていたことから、すぐにわかった。ディナーで、更に3杯飲み、酔っ払い。叫び出し、主人に罵声をあげ、たまりかねた主人もキレ出し。義父は、うちから出て行け!と。その他、色々と汚い言葉を放ち。私達も我慢できず、すぐに荷造りを始め、即、車に乗り、夜11時に実家を出た。そして、朝4時にミラノへ到着。大げんかのとき、ただでさえ、具合が悪く、呼吸苦しいのに、更に、呼吸が荒くなる主人を見て、やはり同居は無理で、ミラノに戻ろうと、一瞬に決断できた。

2016年3月4日金曜日

少し安心

直接病院に行くつもりでいたが、急遽、ホームドクターに往診に来てもらった。
義父のホームドクターであるが、主人とほぼ同い年のドクターで、小さいとき、
よくサッカーをして遊んだ仲らしい。
私たちは、既に、ドクターのいる診療所に、数回、リチェッタ(処方箋)を頼みに
行っているので、私も既に面識がある。

ここ最近、少し歩くだけで、呼吸が荒くなり、ただの大風邪なのか、また3年前のように心不全なのかと、特にここ数日、不安だったが、診察によると、心臓、肺は特に問題ないようだとのこと。浮腫もないから、腎不全から来る問題でもないようで、1ヶ月半前にやった血液検査の結果を見せたら、きっとエモグロビンが低すぎるのではとのこと。

明日、病院ですぐに診てもらえるように、緊急と書かれた、インペニャティーバを書いてもらい、緊急で、明日血液検査。

そして、近々、ワクチン注射の話しも出て、肺炎予防のワクチン接種をすることを薦められた。
このワクチンは、一生に一度やればいいらしく、このウンブリアでは、保険適応で、無料で受けられるとのこと。ミラノ、私たちが住むモンツァのあるロンバルディアでも、きっと無料なのではと言われたが、調べておかないと。
私たちは、まだ、住所登録、日本でいう住民票がロンバルディア州にあるので、ウンブリアでは今すぐに受けられず、ロンバルディアに帰ったときに、受けるように、調べてみるつもり。

明日朝、私と主人は病院へ。
ドクターが去り、義父の一言。
"病院、何時に終わるかわからないだろうけど、ランチ、何食べればいいの。プロッシュート(生ハム)はある?"と。
"プロッシュート、明日の分はない!"と私。
"じゃあ、買っておいて。"と義父。
どんな状況でも、食べることしか考えていない、そして、プロッシュートは欠かせないことに、呆れてしまう。




また再び

主人の体調がずっとよくなく、風邪かと思い、1週間抗生物質を飲んでいたが、
全く治る気配はなく。
2週間前にモンツァに一時帰ったときに、病院に無理矢理連れて行くべきだったと
本当に後悔。
心臓疾患や、白血病やら、たくさんの病気を抱えているから、風邪1つにしても危険と言われている。
今年から始まった、義父との生活、共同生活ってそう簡単でなく、家の中が寒過ぎ、免疫力があまりない主人は、すぐに風邪を引いてしまう。
ちなみに、義父は、アルコール依存症だから、いつも体温が高いのと、異常なほどのケチのため、特に夜、義父がワインを飲んだあとは、家全体の暖房を切ってしまう。

今日、病院に連れて行かないといけないが、病院リサーチ中。

ミラノの叔父がこのカンナーラに来た際に、心筋梗塞を起こしかけ、運ばれた病院が、
フォリーニョの病院らしいので、そこに連れて行くつもりだが、どうなることやら。
まずは住所を調べるところから始めないと。

モンツァの病院は、主人のすべての病気の主治医がいて、主人の病歴などすべて把握されている。そして、私自身、いろんな意味で、モンツァの病院は慣れている。2年前、危篤状態に陥って、3ヶ月、一日2回の面会に通ったから。
モンツァの病院は、イタリア内でもとても優秀で有名で、主人の命を助けてくれた医者たちがいるので、信頼できるが、果たして、このあたりの病院はどうなんだろうか。

イタリアは、南と北では、カルチャーが違うところがある。それぞれの特色、特徴などもある。病院に関しても同じ。もちろん、一概に言えないだろうが、北の病院の方が優秀とされている。しかも、しつこいようだが、私たちが、運良く、モンツァに住んでいたから、何かあると、すぐに、モンツァの病院に行っていたが、イタリア全国から患者が集まってきていた。このウンブリアの病院にも、優秀で信頼できる先生がいることを、本当に今は心から望むばかり。

日本とは、医療システムが全く違い、最初は戸惑うことも多かったけど、今では慣れてしまった。

大体、風邪など、大したことがない場合は、病院へは行かない。薬局に行って、薬を買うのみ。そして、本当に病院で診てもらいたい場合は、まず、ホームドクターのところに行き、インペニャティーバという指定の紙に、何科での何のための病院のアポを取りたいのかを簡単に書いてもらい、病院に予約しに行く。病院での予約は、もちろん科にもよるが、6ヶ月待ちなど、普通にあり得る。白血病の検診で、6ヶ月後の次回の検診までに、エコグラフィーを取っておくようにと主治医から宿題をもらい、エコの予約にいったら、1年半後の予約になると言われた。

今日、病院に行くのは、緊急。我が家では、緊急がほとんど。緊急の場合は、プロントソッコルソという病院の救急に行く。モンツァの病院でさえ、3−4時間待ちは当たり前。
私も、去年、胃が痛くて耐えられず、救急に行ったら、夜9時に到着し、受付をして、永遠と待たされ、診察が終わり、病院を出たのが、夜中の1時半。
こんなことは、北ですら、珍しいことでもないので、今回行く、このウンブリアの病院はどうなんだろうか。。
家には、食べることと飲むことしか考えていない義父もいるし、どうなることやら。

化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...