ラベル イタリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル イタリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年1月26日金曜日

イタリアでオンラインショッピング

年明け早々のこと。

新たに、乾燥機機能がある洗濯機を購入しました。

自宅の洗濯機が壊れたんです。

去年から、騙し騙しに使っていたんですが。

最初は、脱水機能がうまく働かず、脱水できず。
それは、洗濯機下部分にあるつまみを回し開けて、髪の毛や犬の毛、石灰などを取り除き、掃除し、なんとか、脱水してくれるようになったんですが、今度は、脱水の際の回転が、異常に早すぎ、ものすごい音で、洗濯機は踊り出し、洗濯機の上が異常に熱くなるってことが、2度続き、そして、ついに、水漏れ。

既に何年も使っていて、保証期間は超えているし、修理に来てもらって、高い修理代を払うより、思い切って、新たに買ってしまっても、あまり変わりないかと思い、購入することを決断。

家電って、いきなり壊れ、予想していなかった出費がかさみ、本当に気分がよいものではありません。でも、だからといって、洗濯機なしの生活はできないので、買わないわけにいかず、仕方ないです。

さて、どこで購入しようと考えたところ、まず誰もが思うように、家電のお店に出向き購入することを考えました。日本みたいに立派ではないけど、ビックカメラに近いチェーン店、メディアワールドがあります。数年前に、そこで食洗機を買い直しました。もちろん、家にある古い家電を引き取りにきてくれ、その際に、新品の設置もしてくれます。ただ、今の家から、少し不便なところにあるので、わざわざ行く気にもなれず。

そこで、“ePrice”というサイトがあります。
https://www.eprice.it/
基本、アマゾンのようなサイトなんですが、家電など、インストールや古い家電の引き取り、アマゾンではしてくれないサービスが、この”ePrice”にはあります。
今回、初めて知り、初めて利用しましたが、大満足。
主人が、”ヨーロッパのアマゾンのような位置付け“と最初言っていたんですが、今調べたら、どうもイタリア内だけみたいです。
つまり、本社がミラノで、イタリアの企業のようです。

これが、本当にこの国では珍しく、確実で正確、信頼性があり、大満足です。

値段も若干安く、そして、注文のやり方は、Amazonと同じ雰囲気。
そして、すぐに、”Fattura”(領収書)もメールで送られてきます。
注文した製品の到着日前日には、smsのメッセージでリマインダーがきます。
到着日には、到着予定時間もメッセージで送られ、そして、サイトから、GPSで、配送のトラックの追跡まで、できちゃうんです。
到着時間も、正確でした。
そして、まずは、水漏れしている古い洗濯機を引き取ってもらうために、家から搬出させたら、家の廊下が、水浸しになり、床掃除までしてくれちゃいました。
しっかり床掃除をしてくれたあと、新しい洗濯機の搬入。
それも、ただ設置するだけでなく、念のために、最初に、試しに、洗濯機を回し、テストまでやってくれ、問題がないのを確認して、作業終了。

この手の仕事は、大抵、外国人がやります。今回の作業員は、南米人でした。

普段、サービスや正確という言葉が存在しないのではと思ってしまうイタリアですが、年明け早々、気分がよく、新しい洗濯機購入という、突然の出費も気にならなくなりました。

****************************************************************

ブログランキング参加中です。応援していただけると嬉しいです。

それぞれ、クリックお願いします!
↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ ミラノ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
Grazie mille!

***************************************************************

2016年10月24日月曜日

イタリアで犬。いつでもどこでも一緒。



病院などに行くときに、どうしても家に置いていかないといけないときにする、不安げな顔。

先週、久しぶりに、美容院へ。

Monzaの行きつけの美容院まで。

主人がずっと行っている美容院で、経営者のダリオとお友達だから。
ちなみに、結婚式のときにも、ダリオにお願いしました。
結婚反対派のダリオ。結婚式当日まで、結婚なんかしなければいいのに!と、私も主人も説得されました。笑

ダリオは、ハンサムなゲイ。
おしゃべりがとても楽しいです。
主人は、ゲイについて偏見があり、大嫌いなのに、なぜか、いつもダリオのところに行きます。そして、最近も近くの行きつけのバールで、ダリオから珍しい葉巻を薦められ、それ以来、その葉巻をモンツァ、ミラノ中探したり。

ダリオは、4匹犬を飼っていて、美容院の別室からいつも犬がキャンキャン吠える声が聞こえます。チワワ2匹、ピンチャー、そして、マルチーズ。

私が美容院に行くときは、チワワのプーパも一緒。

膝の上で、おとなしくしているか、周りに吠えまくるか、ダリオに抱かれているか、プーパも、ダリオや他の美容師との会話にも参加。

イタリアは、犬にとって、比較的、フレンドリーな国です。

もちろん、場所やお店にもよりますが。

私たちは、チワワのプーパに関しては、バール、レストラン、お店など、どこにでも連れていきます。コムーネなどの役所関係も。旅行先のホテルも、必ず、ワンコOKのホテルを探し、このようなホテルだと、ワンコに対しても、大概フレンドリー。

ダリオの個人的見解では、リグーリア州は、犬に対して、とても寛大だと。
スーパーでも、犬連れオッケー。しかも、鞄の中に入れていなくても、スーパー内、リード付けて、店内歩かせられるそう。逆に、サルデーニャは、あまりフレンドリーでなかったとか。

北と南でも違うみたいです。
比較的、北は、ワンコも人間と同様に近く扱われ、人権でなく、犬権を尊重されているみたいです。それは、ベアの犬種のフレンチマスティフの救助活動をする団体の責任者が一度家に来たときに、話していました。シチリアなど、特に南で多く、捨てられたり、愛情なく育てられ、精神的に病んでしまう犬たちに新しいファミリーを探す団体で、ミラノやイタリア北部での新しいファミリーを探していると。
もちろん、南でも、ハッピーに過ごすワンコたちも、たくさんいるんでしょうけど。

去年から、チェーンスーパーConad(コナッド)では、ワンコもスーパー内に入れるようになりました。それは、飼い主が買い物中に、待たされるワンコたちが抱えるストレスを考慮してのこと。

イタリアは、動物に対して、とても優しい国です。

ちなみに、数年前、スペインのバルセロナに行ったときは、ちょっと大変でした。

当時、まだ、6ヶ月だったプーパを連れて行ったのですが。

ホテルは、もちろん、"ワンコ可"のところを予約。

ある朝、ホテルのレストランで朝食中、他に一カップル、外国人旅行者も朝食を取っていました。そのとき、鞄の中のプーパが吠え出し。

即、そのカップル、ホテルにクレーム。

そして、ホテルは、私たちにクレーム。

その後、まだ数日ホテル滞在していたのですが、レストランで朝食取らないでくれと。

ワンコ可、そして、朝食付きのはずなのに。

バルセロナ。。

レストランやタクシーも、断られることが多かったです。。

話しを変え。

土曜の午後に、ベアのトリミング(Toelettatura)に行ってきました。

夏にマルティーノを連れていった、近所まで。

とても丁寧で、フレンドリー、そして、安いので、常連です。

マルティーノのときは、カット、髭そり(?)もあったからか、25ユーロ。
今回、ベアは、20ユーロでした。

安い。

ベアは、初めてのトリミングだったので、緊張気味。






1時間ほどで終わり、すっかり毛並みがきれいに、そしてふわふわに、シャンプーの香りで、私たちは大満足。

本人(犬)は、疲れ果て、家に帰ると、爆睡していました。

****************************************************************

ブログランキング参加中です。応援していただけると嬉しいです。

それぞれ、クリックお願いします!
↓ ↓ ↓


↓ ↓ ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ ミラノ情報へ
にほんブログ村

Grazie mille!

****************************************************************

2016年10月21日金曜日

ミラノでの運転

最近、スマートフォンを片手に運転している若者が増えています。

電話で話しているのでなく、メッセージを送っている風、もしくは、Facebookか何かを見ている感じ。

危ないです。

そんなことを考えていた矢先に。

2年前に運転免許を取得した、姪(義弟の娘)が、先週末、自宅近所で、事故を起こしました。

エアーバッグに助けられ、打撲程度で済んだらしいのですが、車は使い物にならなくなったとか。相当のスピードだったみたいです。

原因は。

スマートフォンをいじっていて、前方を見ず。本人としては、家の近所ということもあって、油断もあったのかと思います。"STOP"のところで、2台止まっていたところ、かなりのスピードで、追突しました。

昨日朝、モンツァ走行中、左折していけないところで、運転する中年女性の車が左折し、自転車と衝突。自転車、自転車に乗っていた若者の女性が車の上に転がる現場を目の当たりにしました。

イタリア、事故が本当に多いです。

事故での渋滞、特に、普段使うValassinaでも、しょっちゅうあります。春や夏は、更に事故が増える気がします。

さて。

ミラノでの運転について。

ミラノ中心街、Area Cと言われるエリアは、交通規制があり、Area C内に入るときには、5ユーロ払うことが義務づけられています。平日、月〜金まで、時間帯は、7時半〜19時半です。

支払い方法は、最近、テレパス(日本のETCみたいなもの)でも、支払えるみたいですが、通常は、このチケットを、タバッキ(タバコやさん)やエディーコラ(新聞、雑誌スタンド)で買います。



このチケットの裏に、コインなどでスクラッチする部分があり、そこにPINナンバーが明記されてあり、そのPINナンバーと車のナンバーを、電話、もしくは、SMSで登録し、支払いが完了となります。運転した日、もしくは、翌日までに登録しないといけません。

何が面倒かというと。

最近、このArea Cのチケット売る、タバッキやエディーコラが少なくなってます!

主人は、2年前に、身体障害者との認定を受けていて、ミラノでの車両登録がされていて、登録されている車での移動だと、Area C内での走行も無料なのですが、最近は、都心では駐車に便利な、スマート車で移動することが多く、通常のように、Area Cを払わないといけなく。

ミラノでの用事が終わって、その後、1時間以上、このArea Cのチケットを求め、ミラノ中のタバッキをハシゴするのが、いつものパターン。タバッキを見つけても、駐車する場所がなかったり、ようやく駐車して、タバッキに行っても、Area Cのチケットが売っていない。見つけるまで、永遠とタバッキ、チケットを探し続け。ほんと、ストレスです。

今週は、2日、ミラノ、正確に言うと、Area C内に行く予定があったので、最初の日に、苦労して、ようやくみつけたタバッキで、チケットを2枚買っておきました。

ちなみに、Viale Monzaのあるタバッキには、確実に売っているようです。

たかが、5ユーロのチケット。。購入して、そして、登録作業をしないと、後日、ムルタ(罰金)の通知が送られてきます。たしか、100ユーロぐらいかと思います。

Area C内は、監視カメラがあり、車のナンバーから、所有者を割り出されます。

罰金徴収に関しては、正確に、律儀に、やってきます。

たまに、20年以上も住んでいない、ゴミの税金の請求も、ミラノのコムーネからいまだに送られてくるけど。


****************************************************************

ブログランキング参加中です。応援していただけると嬉しいです。




にほんブログ村 海外生活ブログ ミラノ情報へ
にほんブログ村

Grazie mille!

****************************************************************
#運転 #ミラノ #イタリア


2016年7月13日水曜日

夏バテ対策

ずっと、呼吸も苦しくなるような、猛暑がミラノでも続いていましたが、
昨日からようやく雨。というか、嵐。

少し気温が下がり、ほっとしてます。

実は、ここ数日、体調が悪く。

最近服用しはじめた、薬のせいかと思ったけど、多分、ただの夏バテ。

ここ数日、血圧が低く、頭はクラクラ。何もする気になれず、朝から寝てばかり。

そこで、近所の薬局に行き、いつもの薬剤師のおじさんに相談。

すると、これを薦められ。


カリウム(ポタッシオ)だけでなく、マグネシウム、ビタミンなどなど入っていて、エネルギーが湧いて来るからと。

1日一袋。水に溶かし。味は、オレンジ。

これが、効きます。

夏バテに、おすすめです。

ノンアルコールスプマンテ

義父が飼っている犬も一緒に我が家に同居かどうかという件で、一悶着あり
激しく喧嘩した後、数日後に、義父が、気持ちを変え、やはり来る事に。
すべて、想定内だったのですが、先が思いやられます。

今月末予定だった、私たちの5年ぶりの休暇は、もちろんキャンセル。。

計画通りに行くことなんて、ありません。

さて、ノンアルコールスプマンテのご紹介。

アルコール中毒の義父のために、見つけました。

こちら、ViniDocFriuli http://www.vinidocfriuli.it から購入。

配達も注文から2日以内で。Amazon並です。

そして、梱包も頑丈。配達されたとき、私外出していて、家には犬のみ。配達の人が、携帯に電話してきて、私が、カンチェッロ(門)の前に置いておいてと言ったら、門超えて、家の中に入れておくと。割れ物だからと言いかけたところで、電話切られ。。
どうやって、家の中に入れたのか、不明。ワインボトル6本入った段ボール、軽くないし、それに、鉄の門も、下も上も隙間がない。。
もし、ワインを無事に入れたとしても、犬、特に、いたずら盛りのベアが、段ボール開けて、しまいには、ワインも開けてるのではなんて、想像までしてしまい。

恐る恐る家に帰ると。

ワイン、無事でした。ほんと、どうやって家の中に入れたのか、不思議ですが。



これが、ノンアルコールスプマンテ。Isabella Spagnolo
数年前のVinitalyで、出展されていたと、記事で読みました。

当たり前だけど、しっかり冷やして飲むと、美味。

1本、7ユーロと、高いけど。。

主人もお酒は飲まないし、周囲にちらほらお酒を飲まない友人達が少なくないから、アペリティーボにも、使えそうです。

2016年6月7日火曜日

今年のジャスミン

先週は、フランスやドイツで大洪水があり、北イタリアも豪雨の日々でした。
昨日の朝まで、ぱっとしない天気だったのですが、
今朝からは、 快晴。

この時期の雨続きは、珍しい気がする。
日本の梅雨を思い出しました。
先週、気温は、ぐっと下がりましたが。

この季節、1年の中で、好きな時期の季節。
それは、ジャスミンの花が咲く時期だから。
ジャスミン(Gelsomino ジェルソミーノ)の香りが、庭中に拡がります。

と言いたいところなんですが。。
今年は、なぜか、香りが弱い。。
先日、義姉とも話していて、やはり、義姉の家のジャスミンも香りが弱く。
今年は、どうしちゃったんでしょう。
花は、例年並に、たくさん咲いているけど、香りが残念な、今年のジャスミン。

我が家のみでなく、イタリアの多くの家庭の庭には、たくさんジャスミンを増やし、囲いにしているところが多く、人気の花です。

このジャスミンの香り、そして清楚なお花たちが咲く、イタリアでのこの季節、私にとっては、日本で桜が咲いて、ワクワクと楽しくなる気持ちに似ているかも。




2016年3月14日月曜日

K-WAY

週末は、日差しがあって春らしい陽気だっのに、今日は、涼しい。

こんな日は、K-WAYのコートが活躍します。

K-WAYは、元々フランスのレインコートのブランド。今では、イタリアのスポーツウェアブランドKappaの傘下となっています。

イタリアでこのK-WAY、流行っています。流行っているといっても、ここ数年の話しではなく、何十年も前から。
ジョギングをするときに着たり、別にスポーツをしなくても、ジーンズやパンツに合わせて、K-WAYのコートを羽織ったり。
女性、男性、そしてキッズ用もあるので、家族で、揃えるのもかわいい。

私が持っているのはグレー


ちなみに、Amazonイタリアのサイトで、35ユーロで購入。コンパクトに折りたたみもできるので、旅行に持って行くにも便利。

日本では、通販で購入可能のようです。
まずは、ホームページをご覧ください。
http://k-way.jp 日本語
http://www.k-way.com/# イタリア語








2016 春夏ファッション 1

ミラノも大分気温が上がり、外にいるのが心地よく感じるようになりました。
家の前の桜のつぼみも少し膨らみ始めています。
こうして、季節が変わり始めると気になるのが、ファッションのトレンド。
テレビやネット、雑誌での情報をまとめてみると。

まず、色は、Rosa Quarzo。淡いピンク。
このロマンチックでかわいらしい淡いピンクのワンピースや、靴、バッグ、もしくは
スポーティーに、スポーツシューズやパンツにこの色にするのもよいでしょう。
合わせる色として、ベーシックに白や薄いグレー、更にピンク同系色でもいいし、黄色をアクセントとするのもオシャレ。シルバーと合わせるのもシンプル。


そして、こんなマルチカラーのストライプも流行。

又、赤と白のストライプも。


まだまだ、ワードローブに加えたくなるような今年の春夏ものがたくさんあるので、
またご紹介します。

2016年3月9日水曜日

今年のサンレモとマエストロ

今更だが。。

毎年2月に開催されるサンレモ音楽祭。
たくさんの国民が注目している音楽祭である。
私も、そのうちの1人。
毎年、話題性に富み、サンレモが開催されている間は、
友人達の間でも、前の晩のサンレモで、どの歌が良かっただの、この歌手が好きだの、
歌手や司会者達のドレスや髪型を批評し合う。
この時期に、美容院に行くとやはり、美容師との会話は、"昨夜のサンレモ、観た?"から
始まる。
サンレモのある夜は、テレビに釘付け。(RAI 1)

ゲストも毎年豪華。
今年は、歌手のLaura Pausini, Eros Ramazzotti, 女優のNicole Kidmanなど。
そして、ピアニスト、指揮者、作曲家である、マエストロEzio Bossoが登場した。

サンレモの観客も、そして自宅でテレビで観ている人々も、このEzio Bossoの魅力に
引き込まれていった。

イタリアでは、あまり知られていない音楽家だった、Ezio Bosso。
サンレモの舞台に、車椅子で登場したときは、誰もがまず思ったことは、
"この人、誰?"だったに違いない。
しかし、彼の発する言葉に、それぞれが引き込まれ、彼の純粋な感情、シンプルだけど、深い言葉、そして、フレンドリーな人柄に、感動した。
オーケストラのメンバーで、感動を隠しきれず、涙する人もいた。
次の日、各メディアでも大きく取り上げられ、インターネット上、Facebookなどソーシャルメディアでも、高く評価され、Ezio Bossoの美しい言葉と音楽に、そして人柄に感動したことを、わかち合った。演奏後、スタンディングオーベーション。その際、彼は言った。
"音楽とは人生と同じ。人生で、1人で生きて行けないのと同じで、音楽も、"みんな"で作り上げるものなんだ。"と。

もちろんすべてイタリア語だが、サンレモの様子を。司会者との会話は、イタリア語がわからなくても、彼自身の人柄が画面を通してでも伝わるような気がする。司会者とのやりとりのあとに、ピアノ演奏があるので、ぜひ。
http://www.rai.tv/dl/RaiTV/programmi/media/ContentItem-306e05f7-a102-42fb-bf8b-dfeca642a88c.html

彼は、イタリア、トリノ生まれ。
2011年にイタリア語でSLA、日本語でいう筋萎縮性側索硬化症と診察された。脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つである。

彼は、自分の病気について話すことを好まない。2011年に、SLAにかかり、それ以来、すべてのことに時間がかかる、スローな人間になったと。日々、自分の身体に向き合い、理解する時間を必要をすると。また、ピアノの演奏法も変わった。筋肉の問題の影響で、指の力が十分にないため、自分のピアノの鍵盤をすべて、作り替え、キータッチを軽くした。でも、自分には、ピアノの鍵盤を撫でることができるから嬉しいと付け加えた。ネガティブのことをポジティブに変えようとする力があり、実際に変えてしまう強さを持つ、このマエストロに、魅力を感じる。

彼の音楽も、彼の言葉、人柄と同様。
繊細、力強さ、本物、純粋さを1つ1つの音、旋律から感じとれる。

彼の音楽、そして言葉に、私も励まされる。

サンレモ直後に書かれている記事を読んでみて、まず印象に残っていることは。

自分の病気について、病気と呼ばず、"事故"や"地震"と呼ぶ。
人それぞれの人生には、今までたどって来た様々な歴史(出来事)がある。
それは、良い事、悪い事ということで括るのではない。しかし、それぞれの出来事に、色がある。 それは、悲しみ、絶望、陽気であったりする。
僕が一番嫌で、避けたいのは、"つまらない"ことだ。
だから、この病気(地震)は、全く自分を飽きさせない、と。
そして、彼の地震については、恐ろしい経験であるが、素晴らしいこともないわけでないと述べた。
更に、未来について聞かれると、未来については考えないと。いつも、一日の終わりのことだけ考えている、未来について考えるのは、とても怖いと。

すべて同感である。いつも、自分の気持ちの中で思っていたことであり、彼のこの言葉で、私も確信が持て、一歩一歩、ゆっくりでも前に進むための勇気が持て、笑顔になれる。

彼自身は、ロンドン在住。彼のピアノは、トリノ在住とのこと。トリノのバローロ宮殿に、彼のピアノは住んでいるとのこと。そこで、年に2回、無料で彼のレッスンが受けられるそうだ。子供たちからプロの音楽家まで、様々な音楽家が集まるらしい。一度、ぜひ受けてみたい。

Ezio Bosso
http://www.eziobosso.com/it/

化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...