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2018年1月23日火曜日

家族の喧嘩

題名のとおり、喧嘩というと、穏やかでないようですが。

もちろん、本人たちにとっては、穏やかではないんです。

でも、私は、毎回、心の中で、”またこの季節がやってきたか”と、微笑んでしまいます。

原因は、毎度のことながら、これ。




私たちは、基本、オリーブオイルをスーパーでは買わない話は、以前しているかと思います。http://milanoamici.blogspot.it/search/label/オリーブオイル

オリーブオイルの産地、ウンブリア州に本家がある主人の家族は、義父以外、ミラノ、モンツァに住んでいる、主人、義弟、叔母は、義父を通して、地元のウンブリア州、カンナーラのオリーブオイルを購入します。毎回、義父の知り合いのところで作っているオリーブオイルを直接購入。大抵、毎年11月にローマ近くで出張がある義弟が、ウンブリアに寄り、オリーブオイルを、私たち、ミラノ地方の親戚の分まで、持って帰ってきます。

前回、2年前は、義弟が指定した、オリーブオイルを作る農家でないところから、義父が買い、そのオイルが、とても苦すぎたことで、義弟と義父、大げんか。本当に真剣に喧嘩してるんです。しかも、クリスマスまで、ひきづります。クリスマスの食事会の話題、まだ、その問題のオリーブオイルでした。

そして、今回。去年の11月に、例年どおりに、義弟が、ウンブリアへ。

義弟の分のほか、義父が、“私たちに2缶、そしてミラノの叔母(義父の妹の1人)に1缶渡してほしい”とのことで、つまり、3缶持ってきました。

ちょうど、主人と義弟が、別件で喧嘩をしていて、数ヶ月口を聞かなかった時期だったので、普段なら、我が家まで届けてくれるところ、今回は、ミラノの叔母の家に私たちの分も持っていきました。

そして、主人は、義弟から携帯メッセージ。

“マリア叔母さんのところに、オリーブオイル置いてきたから、取りにいくように。”と。

そして、
“早く取りに行かないと、盗まれるから、気をつけるように”
と。

マリア叔母さんは、クリスマスやイースターのときは、必ずうちに来て食事します。
そして、普段の週末も、うちで食事することが少なくなく。
とても、主人のことを慕い頼っています。
私には、ほぼ毎日、電話があります。
それが、義弟が、私たちの分のオリーブオイルを叔母のところに置きに行ってから、マリア叔母さんからの連絡がこなくなったんです。

ちょっとずる賢い性格のある叔母を察し、主人が電話をすると、

“そうそう、オリーブオイル1缶あるから、いつでも取りにきて”と。

主人が、“ステーファノ(弟)がぼくたちには、2缶あると。そして、今パパに電話したら、ぼくたちに、2缶ってことで、ステーファノに渡したと言っていた!”と。

そして、叔母も負けずに、“いや、1缶だけだから。もう1缶は、妹にあげることになっているから“と言い張り、喧嘩。

もちろん、最後は、お決まりの汚い言葉を吐き、電話を切ります。

そこから、主人は、クリスマスまで、叔母からの電話には無視。
一切話しませんでした。そして、あまり関係のない、ちょっとおせっかいな性格のある弟のステーファノが、いつものように、叔母に電話をし、罵り、大げんか。叔母は、ウンブリアの義父に電話をし、さらに義父を巻き込み、喧嘩。

本人たち、本気なんです。毎回。

そして、結末は。

私たちのところに、2缶持ってきました。

私たちの1缶を盗んで、もう1人の妹に渡そうとしていましたが、その妹と別件で喧嘩をし、いつものように、利用され、恩を仇で返されるような扱い方をされ(これも毎度のことですが)、元日にうちで食事したときに、オリーブオイル、2缶、私たちのところに持ってきました。



このバッグにもう1缶入っているので、ご安心を。
ちょうど2缶入る、この叔母のバッグ、なかなか素敵なので、盗んでしまおうかと思っています。

なにはともあれ、やはり、ウンブリアのオリーブオイルは、濃厚で、少し苦味があり、香りが強く、美味。

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2016年11月9日水曜日

カボチャとベーコンのパスタと今年のオリーブオイル事情 - pasta con zucca e pancetta


朝起きて。

トランプ氏が、アメリカ大統領選において、勝利したとのこと。
イタリアでも朝から大騒ぎです。
テレビのニュース番組のタイトルは、どの番組も"アメリカショック!"みたいな。
そんな中、イタリアの政治家、サルビーニが喜びのインタービューをしていたり。
企業家であるトランプ氏。
そういう意味では、ベルルスコーニみたい。
とにかく、今後の政治、経済、国際問題の動向に目が離せません。

さて、アメリカのニュースで、イタリアも大騒ぎの中、中央イタリアの余震は、まだまだ続いているみたいで、現地の人々は、とても怖く、不安な思いをしていることかと思います。寒さもありますし。お年寄りも多いことでしょうし。

私たちが2週間前にエルバに行っていた連休、ミラノの義弟夫婦と叔母、義父の住むウンブリアへ。ちょうど、カンナーラでも揺れを感じる地震があったあとだったのと、せっかくの連休、わざわざ行っても、義父のことで嫌な思いをするだけだから、行かないほうがいい!なんて私たちが言っていたにも関わらず、彼らは、ウンブリアへ。義弟は、毎日、義父の家着いて、帰る日まで、あらゆることで喧嘩。叔母曰く、"ヴァッファンクーロ"(英語でいうFxxx yxxのような言葉)をあらゆるソースを使って義父に言っていたと、とてもイタリア語的な言い回しで言っていました。

ウンブリアのオリーブオイル、ミラノまで私たちの分も持ってきてくれました。
しかし、今回のオリーブオイル、今年採取されたオリーブオイルではなく。
ニュースや新聞でも騒がれていましたが、今年のオリーブ、ハエの影響で、ほぼ全滅。
なので、今年の絞り立てのオイルでなく、去年のオリーブオイルを購入。
義父、去年のオリーブオイルの缶、1缶5リットルのを、今回、30缶も買ったらしく。
30缶も買って、どうするんでしょうか。。
うちは、4缶。去年のオイルであり、そして知り合いを通して、1缶、40ユーロで購入しました。

昨日、カボチャソースとパンチェッタ(ベーコン代用可)のパスタを作りました。

とても美味しかったです。

レシピは簡単。

基本的に、カボチャのポタージュを作る要領。

レシピ

1. みじん切りにした、タマネギ、人参、セロリを炒め、小さく切ったカボチャを加え、さらっと炒め続け、水を加え、カボチャが柔らかくなるまで煮る。

2. 火をとめ、ハンドミキサーでなめらかにする。

3. 好みで少量の牛乳を加える。

4. 味付けは、塩こしょう、もしくはペペロンチーノ。
我が家は、塩抜き、ペペロンチーノのみ。
ちなみに、カボチャとペペロンチーノの辛み、合います。

5. 別の鍋に、ニンニクとオリーブオイルを熱し、ニンニクの香りが出たら、パンチェッタを一緒に炒める。

6. 次に、カボチャソースを、パスタの量に合わせて、加え、煮る。

7. 最後に、茹で上がったパスタに加え、できあがり。

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2016年3月21日月曜日

本物のオリーブオイル

これは、我が家で毎年買うオリーブオイルの缶。



ウンブリアはトスカーナに並び、オリーブオイルの産地。
イタリア、各地で、美味しく、特徴のあるオリーブオイルが作られていますが、
ウンブリアのオイルは、トスカーナのオイルに似ています。
味は、どちらかというとマイルド。

もちろん、その年の気候により、オリーブオイルの出来も変わります。
例えば、一昨年の夏は、雨、嵐ばかりで、悪天候により、オリーブがほぼ全滅で、売り物になるオイルがなく。私たちも買えずに、いつもスーパーで、買っていました。
その前の年は、とても苦みのあるオリーブオイルで、調理用にしか使えないぐらいでした。

私たち、そして、義弟やミラノの親戚たちも、毎年、ウンブリアのカンナーラから、オリーブオイルを、たくさんこの缶で買います。
義父の知り合いのところで作っているオリーブオイル。
今回のオイルは、美味しい。香りも強すぎず、とても上品な感じ。

ここ数年、このオリーブオイルが問題になっています。

去年、チュニジア、バルド国立博物館での銃乱射事件の後、観光業などを含め、経済的にも大打撃を受け、EUは、チュニジアのオリーブオイルの輸入量を増やしました。チュニジアのオリーブオイルは、イタリアのオリーブオイルに比べ、格安です。そのため、オリーブオイルメーカーは、チュニジアのオリーブオイルとイタリアのオリーブオイルを混ぜて、瓶のラベルには、100%メイドインイタリーとするんです。ギリシャのオイルも同じらしいです。多くは、チュニジア産らしいのですが。数年前は、オリーブオイルにひまわり油などを加えて混ぜて、Made in Italyとして、売られて問題にもなりました。
そして、同じ、イタリア産のオリーブオイル、生のオリーブから油分だけを取った、所謂一番絞り、Extra Vergine エクストラバージンオイルと、ラベルを偽り、実際には、搾りかすを入れて、売り物にしているケースは、かなり多いようです。

さて、世間のイタリア人たち、オリーブオイルをどれだけ理解しているのでしょうか。
スーパーでオリーブオイルを買う際、もちろん、100% Made in Italy、本物を買うように心がけていますが、どれが偽物かもわからないので、判断するのは難しいです。

イタリア国内でも、この状況なので、ヨーロッパ他国、日本やアメリカ、海外に輸出されているオリーブオイル、本物のイタリア産オリーブオイルはどれだけあるのか疑わしいところです。こんな状況の中でも、数週間前の新聞に、イタリア産(本当に本物かどうかは別として)オリーブオイルの輸出量が増えているとのこと。特に、日本、アメリカ、イギリスへ。

私たちは、本家が、ウンブリアにあり、そして義父が、ウンブリアに住んでいることから、毎年、簡単に本物のオリーブオイルが買えます。私たちが日々使うオリーブオイルは、100% Made in Italy の Extra Vergine のオイルです。先日、出張でミラノに来た、日本人のクライアントに、このオリーブオイルの缶を一缶、差し上げました。ちなみに、オリーブオイル、5リットルまでは、蓋がしっかりしてあれば、飛行機で持って行けるとのこと。お店やスーパーで売っているオリーブオイルとはまったく味が違い、味が濃く、オリーブの緑臭さもあり、美味しいと喜ばれました。

数日前に、テレビのニュースでもチュニジアのオリーブオイル問題について特集をしていましたが、今後は、チュニジアのオイルとの混合の場合は、ラベルに、記載するように、EUの食品法で決まったらしいです。
そして、100% Made in Italy 本物のエクストラバージンオイルの価格の相場は、1リットル、10ユーロとのことです。
ちなみに、私たちが今回買ったオリーブオイル5リットル、1缶、50ユーロ。値段的にも妥当で、本物のオリーブオイルであることが更に証明された感じでした。

さて今年のオリーブはどのようなオイルになるんでしょうね。
オリーブの収穫は、確か10月ぐらいから始まります。そして、一番搾りのオイルができあがり、大体11月末、12月に、私たちは購入。

先月、イタリア南部、バジリカータ州マテーラに住む友人が、オリーブオイル、やはり同じく5リットルの缶でプレゼントしてくれました。マテーラも、オリーブオイルの産地。
カンナーラのオイルとどのように違うのか、味わうのが、今から楽しみです。





化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...