2015年7月1日水曜日

料理、そしてイタリア料理とイタリア人

私は、イタリア料理が大好き。
東京にいる頃は、美味しいイタリアンレストランを発掘し、友人たちと週に何度か楽しんでいた時期もありました。
日本には、そして東京のイタリアンレストランは、レベルが高いと思います。
イタリアに住んでみると、特に実感し、改めて思います。
日本のイタリア料理は、とっても繊細。

実際にイタリアに住んでみると。

もちろん人に依るでしょうが、ほとんど外食をしなくなりました。
特に、不景気になってからは。
日本人に比べると、外食は少ないと思います。
友人と会うときは、家でランチやディナーに招待する方が多いです。
そのおかげで、料理だけは、少し上達しているのではと思います。

それにしても、美味しいイタリア料理。
アンティパストの、生ハムやサラミ、そしてパスタ、ピザ、セコンドのお肉料理にお魚料理。パスタも食べるけど、パンを食べる量が半端じゃないです。
そして、生ハムにしても、パスタにしても、セコンド料理にしても、塩分がすごいです。
パスタを茹でるお湯には、しっかり塩を入れます。そしてパスタに絡めるソースにも更に塩を加えたり、プラス、チーズも入っていたり。
とにかく、イタリア人は塩分が大好き。
常に思うのですが、この塩分が高いイタリア料理が、イタリア人に心臓疾患を起こしています。高血圧、そして心筋梗塞を起こした人の話し、身近でたくさん耳にします。ちなみに、主人も、2年前に、心不全で数日入院。更に血圧も高く、今では10種類以上の薬を飲みながら、生活しています。
先日も、主人の大親友で幼なじみ、私にとっても、大事な友人であるダリオが、心筋梗塞を起こしかけて、ICUに運ばれたり。
彼ら、今では、健康志向に"彼らなりに"、食事制限に励んでいます。
主人は、医者から、塩分制限されており、我が家では、塩分はゼロ、もしくは微量しか使いません。たまに食べるパスタを茹でるときの塩の量も半分に減らしました。
もちろん、大好きなサラミも一切食べなくなり。
でもかわいそうなので、友人たちが食事に来たり、クリスマスなどの行事での食事会では、もちろんサラミや生ハムなど、塩分が多いのもテーブルに出します。
私のイタリア人の友人とも、よく健康と食事について話しをするのですが、彼女は、なんとパスタを茹でるお湯にさえ塩を入れないとのこと。

イタリア料理自体、塩分たっぷりなので、人それぞれ、健康に美しく、年を取るために、意識して工夫をする必要があります。

料理とは。料理とは愛情だと思います。
1人で暮らしている頃は、ほとんど料理をしなかったけど、それは嫌いだからでなく、面倒だから。たくさんの人が思うことと思いますが。
義母は8年前に亡くなっているので、私は会ったことがありません。
残念ながら。
主人は以前よく、"マンマが作ってくれたxxxが食べたい!"と言っていて、義母がいれば、電話して、そして直接教えてもらえたのにと何度思ったことか。
結局、主人にレシピをなんとなく聞いて、更にネットで調べたりしながら、作ってみて、マンマの味に近づけられることもあれば、まったく違う料理になって、喧嘩することも
美味しいレストランもたくさんあるけど、結局、家で食べるのが、一番落ち着いて、そして健康には良いと思います。

もちろん、特別な日や旅行に行ったときなどの外食はやはり楽しいですけどね。




全粒粉パスタとバカンスシーズン、そして最近のイタリア人の健康志向

暑い。。
毎日30度超えています。当分、この暑さは続くようです。
それに、今日は7月1日。これからが夏本番。

さて、スーパーで買い物していて、最近気になること。
バカンスシーズンに入りつつありますが、イタリア人の海好きは有名ですよね。
ミラネーゼだと、週末、日帰りで、簡単に行ける場所といったら、リグーリア。
私たちも、3年前までは、バイクで(車の渋滞を避けるため)日帰りで海に
リグーリア地方に行っていました。ここ数年は、主人の健康問題のため、バイク
を諦め、海に行くような体調でもなく、海に行けずに、というより休暇なしで、
ここ数年来ています。今年も、多分、休暇は無理かもー。
と、家庭の事情は、少しずつ別ブログで書く事にして。
ビキニ、水着になるために、イタリア人も、ダイエットをします。
パスタ食べずに、サラダだけ食べるとか。
ランチをフルーツだけで済ませるとか。
この時期のたくさんの雑誌では、ダイエット特集が組まれていることが多いです。
もちろん、ジムに行く人も多い。

そして、最近スーパーで買い物していて、気になること。
別に、このバカンスシーズン前だけに限らないのですが、ここ数年、気になることがあります。スーパーで、他人のショッピングカートを覗いてみると、私のショッピングカートの中身と似ているようなのがちらほら。
というのは、ヨーグルト、牛乳は低脂肪、豆乳、全粒粉パスタ、大量の野菜、お肉は、鶏肉のみ、魚を買っている人を見受けます。このイタリアでも、健康志向の人々が増えつつあるみたいです。特に、全粒粉パスタを買う人々は増えている気がします。

我が家では、最近は、パスタもほとんど食べないのですが、ランチ私1人のときは、全粒粉パスタを食べることがあるので、家には常にあります。全粒粉パスタは、お腹にもたれません。味は、普通のパスタの方が断然美味しいですが、健康には良いし、歯ごたえがあって私は好きです。ちなみに、主人は好きではないので、パスタを食べるときは、普通のパスタを食べます。全粒粉パスタは、トマトソースと合わせたり、アーリオオーリオペペロンチーノ(にんにく、オリーブオイル、唐辛子)、シンプルに食べるのが一番美味しいような気がします。

イタリア料理自体、とても美味しく、その分カロリー、塩分が高いから、日々イタリア料理となると、健康的にはあまり良くないです。日本で、時々イタリア料理を思いっきり食べるぐらいがちょうど良いような気がします。
美味しい食材、パスタ、ピザがたくさんあるイタリア。
健康のために、工夫しながら食べているイタリア人も少なくありません。
次回は、健康とイタリア人、イタリア料理についてでも書いてみようかな。

諸事情のため、写真が取り込めず。取り急ぎ、文章のみ投稿しちゃいます。



2015年6月29日月曜日

ティラミス

久しぶりにティラミス作りました。

マスカルポーネチーズのカロリー、ものすごいので、普段はほとんど作りませんが。
やっぱり、美味しい。

私がティラミスを初めて食べたのは、イギリスで。20年以上前のこと。

同じ学校に通っていた、親友ロゼッラがティラミスを作ってくれました。

それはとっても美味しくて、ハッピーな気持ちになったのを覚えています!

ロゼッラの作るティラミス、そして今では彼女のレシピを受け継ぐ私のティラミスは、
お酒は入れません。(好みですが。。ロゼッラも当時ワインさえ飲まない人で、私はお酒好きだけど、ドルチェにリキュールを入れるのは好きではないので)

自分で言うのも何ですが、我が家で作るティラミスが一番美味しいので、レストランでティラミスをオーダーすることは滅多にないです。


とってもクリーミーで美味しいので、ぜひ試してみてください。

では、レシピ。

材料
マスカルポーネチーズ 250グラム
卵黄 2個分
卵白 2個分
砂糖 40グラム
濃いめのコーヒー 180CC
サボイアルディ(イタリアのフィンガービスケット)12本

1. まず始めに、コーヒーを作り、冷ましておきます。
2. ボールにマスカルポーネと卵黄を入れ混ぜます。
3. 別のボールに卵白と砂糖を入れ、ハンドミキサーでメレンゲを作ります。しっかり角が立つぐらい。(砂糖は少しずつ加える)
4. 2に3を数回に分けて加え、切るように混ぜ合わせます。
5. コーヒーにサボイアルディを1つずつ浸し、陽気に横に並べます。
6. 4でできたクリームを上に重ねます。
7. 5時間ほど冷蔵庫で冷やし、食べる間際にココアを振りかけます。

Buon appetito!

実は、我が家の犬達も大好き。気が狂ったように喜びます。




毎日バーベキュー


ミラノ、そして私たちが住むアルビアーテにも、真夏が訪れました。
ここ最近は、日々30度を越し、特に今日は暑い。
今週は、更に暑くなるらしいです。

ガスがまだ復旧せず、多分数日中とは思いますが。
この生活も慣れてきて、そう不便を感じなくなってきた。笑
毎日、家の庭で、バーベキュー。
準備中は、いつも炭火の良い匂いが。

私たちが住んでいる地域は、周りにも我が家のようなビラがあり、週末になると、この季節は、バーベキューの美味しそうな匂いでいっぱいになります。

火をおこして、準備をしていると、我が家の犬たちもすぐに、状況を把握し、普段食べるドッグフードなんて一切食べません。お肉が焼けるのをじーっとおとなしく待っています。










2015年6月24日水曜日

チキンのオーブン焼き

一昨日から、新たな問題発生。

ガスが使えなくなりました。

今日は、水曜日。うまくいけば、金曜日に復旧予定らしいのですがここはイタリア。2月にも、お湯を沸かす給湯器に石灰がたまり、確か軽く10日は、お湯なし生活。

今回は、まずキッチンコンロが使えないので、調理できません。
そして、お湯もでないので、シャワー、お風呂に入れません。

この状態、嘆いていても仕方なく、何とかこの状態を切り抜けていくしかないです。
一昨日は、あまりにも唖然として、夕食は、宅配ピザ。でも、この近所のピザ、中々美味。久々に料理しなくていいと、ちょっとラッキーに感じちゃったり。写真撮っておけばよかった。
最近の主人は、朝から夜まで、仕事に出てます。
というのは、こちらイタリアでは、昼に自宅に戻って食べる人も少なくなく。
最近までは、お昼、一旦戻ってきて、食事をして、そしてちょっと昼寝をしてから、
午後3時頃に仕事に行くといったスタイルでしたが、最近は、朝から行きっぱなし。
ランチ抜きで仕事をする、以前の彼のスタイルに戻りました。
私としては、楽です!お昼作らなくてよいから。
こんなガス無しでも、美味しく楽しく食べたいので、昨夜は、チキンのオーブン焼き。
オーブンは唯一使えるので。

日本にいた頃は、お肉を調理するってことがほとんどなく。オーブンもあまり使ったことがありませんでしたが、こちらでは、肉料理もオーブンも必須。
友人や親戚のところで食べたり、作り方のコツなどを聞いたり(人によって様々)しながら参考にして、今では自分のレシピで。とっても簡単だけど。

1. まずは、180度でオーブンをあたためる。
2.  耐熱皿にオーブンシートを敷く。
3. チキンに塩こしょうをしながら、耐熱皿に並べる。
4. レモン汁をたっぷりチキンにふりかける。
5. じゃがいも(今回はパターテロッソを使用)を適当に切り茹でる。
茹でる際に、しっかり粗塩を入れる。じゃがいもを入れたお湯を沸騰させ、5−10分ぐらいしてから火を止め、じゃがいもをチキンの入った耐熱皿に加える。
6. 一かけらのにんにく(我が家はにんにくをあまり好まないので、風味のみ出したいので、つぶさずに)、ローズマリー、セージを加える。
7. オリーブオイルをチキンとじゃがいもにからませ、若干たっぷりめに入れる。
8. 白ワインをほんの少しだけいれる。(今までの経験上、ワインは少なめ、レモンを多めのほうが、美味しくできあがる)
9. オーブンへ投入。(うちのオーブンはとても強いので、アルミホイルを耐熱皿にかけ、できあがり10分前ぐらいに、こんがりとさせるために、アルミホイルを外す)
10. 1時間でできあがり。

それぞれの家庭のオーブンによって温度や時間は若干違うでしょうから、全く参考にならないかもしれないけど。
実は、昨夜、チキンと並行して、ペペローニのオーブン焼きを作っていたのですが、思い切り焦がしたので、次回、作ったときにご紹介します。とても美味しいです。

チキンと一緒にオーブンにぶちこんだのがよくなかったのか。。まだまだ、うちのオーブンとは仲良くなれていません。

チキンは、我が家の犬たちの大好物でもあり、骨もガリガリ食べます。
昨日は、人間、犬共々、チキンパーティーを楽しみました。

2015年6月23日火曜日

滞在許可証

イタリアで暮らすのに、我々外国人は、滞在許可証(ペルメッソディソッジョルノ)が必要です。イタリアでの手続き関係は、本当に時間がかかります。とにかく面倒でスムーズにいかないと、皆さん良く、ネット上でも言っていますが。

実は、私は、まったくストレスを感じずに、滞在許可証、イタリアの身分証明書、運転免許証(日本免許証からイタリアの免許証へ変更)、その他滞在許可証取得の際に必要だった役所での書類など、スムーズに、何の不安も問題もなく、イライラすることも、ストレスに感じることもなく、すべて取得しました。

それは、主人のおかげ。
主人は、以前、モンツァに比較的大きな会社を経営していたり、ミラノにチェーンストア、レストランやロカーレ(飲み屋)などその他様々なお店を経営していて、外国人を雇う機会が多く、滞在許可証やその他、外国人が必要な書類について、作成からすべて、とても詳しいのです。実は最近、ミラノで滞在許可証等の手続きの代行サービスを始めました。

ミラノ、ミラノ近郊在住の方で、イタリアの手続きをされる方、不安、ストレスに感じる前に、ご連絡ください。詳しくは、facebookで、Sportello Immigrazioneまで!
https://www.facebook.com/pages/Sportello-Immigrazione/1670540206514315?fref=ts
もちろん、こちらのブログでもぜひお問い合わせください。


大麦のサラダ

夏になるとよく作るのが、大麦(オルツォ)やスペルと小麦(ファッロ)のサラダ。
レストランにもよくメニューに出て来ます。
ビタミンB1や食物繊維、銅など栄養たっぷりです。そして、お米のように重たくないので、大好きな食材。

少し多めに作り、冷蔵庫に入れておけば、数日美味しく食べれます。

混ぜる具は、お好みで。

今回は、ツナ、エビ、きゅうりのピクルス、トマト、そしてたっぷりのイタリアンパセリ。味付けは、オリーブオイル、コショウで。
我が家では、健康のために、塩をほとんど使わないようにしています。もちろん、友人達が食事に来る場合は、ちゃんと塩を使いますが。
普段は、微量、もしくはゼロ。
また、我が家で使っている塩のお話しは、次回にしますね。

話しをオルツォのサラダに戻し。オルツォを茹でる際に、塩を入れるので、茹であがり、具とまぜるときの味付けでは、塩は使いません。

この季節にぴったりで美容健康にもよく、美味。お試しください。









化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...