そうなんです。
これ、電車の切符。
3枚。
大人2枚、犬1枚。
犬って大人の金額の半分取られます。
行きは、車。
帰りは、電車で帰ってきました。
現在、我が家には2台の車があります。
チンクエチェントとスマート。
チンクエチェントで行くつもりでしたが、自動車保険が数ヶ月ほど切れているので、スマート車で行くことにしました。
チンクエチェントで行ければよかったんですが。
だったらちゃんと保険払え!って感じでしょうが。
この辺の近所のスーパー、そしてミラノあたりまでは、普通に(とはいえ警察に遭遇しないように)運転しています。
ちなみに、イタリアでは30%以上の車が自動車保険払っていないとか。
ま、だからって、良い事ではないのですが。。
こういうところは、とってもイタリアーノな主人。
私も、すっかり慣れてしまいました。
数年前、ウンブリアで、自動車保険払わないのが警察にバレたことがあり、ちょっと大変なこともありました。
さすがの主人も、エルバまで行くのに、ピオンビーノでフェリーに乗せるときに、テロ対策もあり、チェックが厳しいのではと思い、ちゃんと自動車保険がかかっているスマートで。
うちの中古のスマート。とりあえず、荷物も大して入らないから、ヴィトンの旅行バッグに2人分の洋服を入れ、化粧品や薬などを入れたバッグ、プーパのトイレシートやら食べ物を入れるバッグ、そして、私の靴一足を詰め込み、出発。
ピオンビーノまでは、ミラノから400キロと、大した距離ではないけど、ちょうど連休で、渋滞を予想し、早朝出発。
それが、ミラノ抜けるまでに、2時間かかり、その後は、全く渋滞なく。
予約していたフェリーに乗れず、車中から、予約変更。
フェリー会社のメール、電話対応、早いです。
変更料、確か30ユーロぐらいかかりましたが。
無事、ピオンビーノに着き。
想定内としていた、テロ対策のチェック、全くなく!
この時期に、こんなに安全対策が緩くてよいの??と、ちょっと呆れてしまいました。
そして、無事、エルバに着き。
エルバって、カーブ、坂道ばかり。
エルバ到着後、ホテルまで向かうのに、5キロほど走らせたところで、エンジン故障。
予約していたホテル、少しビーチから離れていて、カーブ、上り坂が多く、スマート車、徐行運転で、上り。
と言うのは簡単だけど、車中、大げんか。
そして、なんとか、無事、ホテルに着き。
まず、修理の人を探すために、ホテルの人に状況を説明し。
でも、私たちが着いたの、金曜の夜。
そして、ちょうど、小さな休暇のときだから、次の日の土曜に見てもらう修理の人が見つからず。月曜まで待つようにと。
次の日、まだまだ楽観的だった私たち。
ホテルから15キロ離れた、近くのMarciana Marinaの海を見がてら、車の修理場を探しに。
1つ空いているところがあり、見てもらい、30ユーロ払い、何か部品を変えてもらい、
私たち、大喜び。
完治はしなくても、とりあえず、この休暇、そして、ミラノに帰るのには問題ないかと思いながら、車も動くようになり、走らせていたら、10分後。
また動かず。
止まりました。
煙もたくさん出し始め。
そこから、また、その状態で、修理してくれるところを探し。。。。
もちろん、大げんか。
プーパは、車酔いするし。
最悪。
そして、運良く、1件、開いているところ(というかお昼過ぎていて、責任者が、鍵閉めるところでした)を見つけ、状況を説明し。
というか、車から煙出ていたから、状況説明するもないのですが。
でも、実際修理できる人が月曜にならないといないとのことで、私たちは、一台他の車をレンタル。フィアットのパンダの新車を3日150ユーロと、良心的な値段で借りることができ。
そして、月曜。
最悪の自体、それなりに予想はしていたのですが。
そうです、エンジン、全く使えないものになっていました。
エンジンに関しては、今月旅行から帰ったら、モンツァで買い替えることにしていたんですが。。
そこまで、状態が悪いとは思わず。
また大げんか。
エンジンを探して注文するにも、そこはミラノでなくエルバ。
そして、次の日の火曜は、祝日。私たちがミラノに戻る日。
車は、修理のためエルバに置いていくしかなく。
じゃあ、どうやって、ミラノに帰るわけ?と。
車ばかり使っている私たちは、途方に暮れながら、更に大げんか。
まず、思いついたのは、レンタカー。
ピオンビーノからレンタカーしようと。
AVIS がピオンビーノにあり、電話すると、 1時間後にオフィスは締まり、翌日は休日のため、クローズとのこと。
そして、Hertzが、ピオンビーノではなく、少し離れている町にあるとのことで(名前忘れた)、電話すると、借りれる車がないと。
じゃあ、どうする?
最悪、電車。。
その前に、私、
"アルベルティーノ(近所の若者の友達)に、迎えにきてもらおう!"
と。
30歳近い、車、運転好きの、暇人の若者。
私たちも、彼のマンマのために車貸してあげたり、数年前は、一緒に住むマンマと恋人が、電気代払えず、200ユーロぐらい貸してあげたこともあったり、最近では私たちは、庭の掃除をお願いしたり、お互い、何かあると、助け合っている仲。
だから、ピオンビーノまで来てくれるかと、私は99%、確信していたのが。
"マンマが危ないから、ダメって。"
30近いのにー!!!
さすが、マザコン。
マザコンについて、つい最近もテレビとかで話題になっていたところ。
不景気もあるから、就職できず、独立できずに、親と住む若者が多いけど、マンマたちも、テレビのインタビューに答えていて、"うちには30過ぎの息子がいて一緒に住んでいるけど、なんで外で1人で住まわさないといけないの。一緒に住んで何が悪いの?"と。
マンマもマンマで、息子も息子。
現実に戻り。。
アルベルティーノは迎えにきてくれない。。
じゃあ、電車。
電車しかなく。
電車で帰ってきました。
しかも、フレッチャロッサは、すべて満席。
というか、フレッチャロッサ、あまり関係なく。
ピオンビーノマリッティマ〜カンピリアマリッティマ
カンピリアマリッティマ〜ピサ。
ピサ〜ミラノ
乗り換え2回。
レジョナーレ(普通列車)でミラノまで。
ピサまでは、時間通り。
ピサからも、時間通りに出発して、イタリアの電車も改善されているじゃない!と思いきや。
駅名覚えていないけど、まだトスカーナ内で、電車が停まりました。
10分以上止まり、何かおかしいとみんなが思ったところ、
"運転手が、パニック発作起こして、今、救急車を呼び、あとは、代わりの運転手を待っているから、いつ発車するかわからない"
と。
Attacco di panico - パニック発作-って。。。。。
1時間半ほど、停まってました。
さすが、イタリア。
そのアナウンスの後、みんな、家族や恋人に電話やメッセージ連絡。
みんな、イライラ、呆れながら、家族達に、運転手がパニック発作になったから遅れている旨連絡。
23時20分にミラノチェントラーレに着くはずが、1時に到着。
そして、ミラノチェントラーレも、普段全く行くことのない私たち。
出口の表示が、いくつかあるのに、行ってみると、出口がほぼ閉鎖。
主人は、駅員に聞きつつ、怒鳴り出し!
難民問題のせいで、警備が厳しくなっているのか。
"開いている"出口にようやくたどり着き。
たくさんの警官がいました。
そこから、私たちは、タクシーに乗り。
友人の旦那さまが、タクシーの運転手をしているから、迎えに来てもらい、
無事、帰還。
ほんと、長い1日でした。
エルバ、あと一度、近いうちに、車を引き取りに行かないとです。
エルバまで、どうやって行くか、考えないと。。
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