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2016年10月14日金曜日

アーティチョークのオムレツ - Frittata con i carciofi -

今日も冷たい雨。

気温もぐっと下がっています。現在10度。

寒い季節の大好きな食べ物。

カルチョーフィ。アーティチョークです。

昨夜は、カルチョーフィをたっぷり使い、フリッタータ(オムレツ)を作りました。



写真では、美味しさが伝わらないのが残念。。

ようやく降っている雨。

これだけ雨が降れば、ポルチーニも美味しくなっているかな。

明日は、ポルチーニ、買いにいこうっと。


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#アーティチョーク #オムレツ #美味しい

2016年10月7日金曜日

ブロッコリーのパスタ - Orecchiette ai broccoli -

朝晩、大分肌寒くなってきました。

今日は、スカールの去勢手術の日。。
昨夜、8時以降は食べれず、水は24時までとのことで、今朝、8時20分に、動物病院へ。ドットレッサに預け、主人はスカールに申し訳なく、罪悪感を感じ。。私も、手術をするアレンジをドットレッサとしてから、数日前までは、スカールがかわいそうに思い、主人と同じ気持ちでしたが。。
既に、プーパを妊娠させていること、そしていずれベアの生理が始まることを考えると、やはり仕方ない、やむ負えない決断かと思います。
夕方には、家に連れて帰ってこれるので、今夜は、スカールの大好物のウインナーやチーズを準備しておこうと思います。


昨夜は、ブロッコリーのパスタを作りました。パスタは、耳たぶの形をした、オレッキエッテを使います。(耳=orecchioオレッキオ)


南イタリア、プーリア州の郷土料理です。
クラシカルなレシピでの材料は、ブロッコリー、もちろんオリーブオイルの他に、アンチョビ、ペコリーノ、ペペロンチーノを使いますが、我が家で、主人と2人での食事のときは、健康のことを考え、ペコリーノは使いません。友人たちとの食事の場合は、ペコリーノでなく、私の好みでパルミジャーノで代用しています。又、ペペロンチーノでなく、胡椒を使っています。そして、普段、私は、健康のために、パスタを茹でるお湯に塩を使わないので、アンチョビの量を少し多めにしています。
あと、最初にニンニクでオリーブオイルに香りを出すときも、ニンニクはお好みかと思います。ニンニク好きの人は、みじん切りをしてもよいでしょうし、もしくは、潰したニンニクを入れてもいいかと思います。我が家は、あまりニンニクが好きではなく、香りがほのかに残る程度が好みなので、ニンニクは潰さずに、1かけらを丸ごと、オリーブオイルと共に熱し、香りをつけ、そして、その後適当なタイミングで、取り除きます。

料理は、それぞれの健康、そしてお好みに合わせて、アレンジ。
オリジナルで、美味しく食べるのが一番かと思います!

レシピ

1. ブロッコリーを洗い、適当な大きさに切る。

2. パスタを茹でるお湯を鍋に沸かす。

3. もう1つのお鍋に、オリーブオイル、ニンニクを入れ、香りをつけ、(ペペロンチーノを入れる場合は、このタイミングで)アンチョビも投入し、アンチョビをオイルに溶かす。

4. 2のお湯が沸いたら、ブロッコリーを入れ、ブロッコリーを10分程茹でる。

5. 10分後、パスタを同じお鍋に入れる。

6. 3の鍋に、パスタを茹でてるお湯をスプーン2−3杯(オイルの量による)入れ、オイルと混ぜ、パスタソースとする。

7. パスタが茹で終わったら、ブロッコリーと共に、ザルで水切りをし、6に投入し、混ぜる。

8. チーズを入れる場合は、このタイミングで、火を消してから混ぜ合わせる。

9. お好みで、塩こしょうをして、できあがり。

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2016年9月14日水曜日

2016年夏 その2 フェッラゴスト

今更の話題だけど、8月15日、今年のフェッラゴストの祝日は、外食!

いつもは、我が家で、ミラノの叔母と一緒に食事するのですが、今年のフェッラゴストは、義父がごちそうしてくれるとのことで(主人が、無理矢理そう言わせたから、自発的でなく)、久々の外食(つまり、料理、後片付けする必要がない!!)を、密かに心待ちにしていた私。

今年2月にウンブリアでの1ヶ月半程の同居、そして、7月から始まった、我が家での同居を通して、義父を分析した結果、

義父=アル中、1人でいられない病、Super自分勝手、Superケチ、一生バカンス気分 etc

イタリア語で、"超"と強調したいときに、Super(イタリア語的には、スーペル)を前につけます。

義父は、本当に運の良い人で、若い頃、仕事にも恵まれ、今では倒産したけど、当時は有名だった、イタリアのバイクメーカーで、それなりの地位もあり、モンツァ、ミラノの銀行のお偉い方々とは、テニス仲間だったり、お友達が多く。
55歳に、仕事を辞め、それ以来、ペンシオーネ(年金)を、2400ユーロ、毎月もらっています。すべてのお年寄りの方が、こんなに高額の年金をもらえるはずはなく。
とにかく、運がいいというか。お金に困った事のない人。

お金のことに関して言えば、

毎朝私が買う新聞代も、私たち負担。
彼のみが毎食食べる、高価な生ハムも私たち負担。
スーパーでの食料品の買い出しも、95%、私たち負担。

普通のワインの3倍はするアルコールゼロのワインのみ、義父は喜んで支払。

スーパーの買い出しに、義父も、無理矢理連れて行くのですが、レジで並び始めると、颯爽と逃げます。あからさまに。払うのが嫌だから、スーパーの外へと逃走。

そして、金銭的以外のことより。

1人でいられない性格だから、主人と私だけで出かけるということができません。プライベートの時間がありません。
近所の肉屋、しまいには、プーパ(チワワ)のワクチン接種のために動物病院に行くのさえ、義父もついてきます。

つまり、ウザい。 

家にいても、いちいち面倒。

昨夜のこと。

我が家には、一階だけで、テレビが3つ。キッチンダイニング、リビング、そして庭。

サッカーの試合を見るのにも、義父は、リビングで観る!と。

性格が真逆な叔母、そして主人は、外の空気が気持ちいいから庭で観戦しようと。

ちなみに、ミラノに住む独身の叔母は逆に1人の時間が必要!!と言っているのに、ほぼ毎晩、我が家に無理矢理来させ、義父の話し相手。私たちだけでは大変だから、叔母も巻き込んでます。

義父は、"みんなで"、リビングで観たかったのに、誰もリビングでは観たくなく、機嫌悪くなり、怒り出し。
ま、結局、私たちは、庭に移動し、義父は、ふくれて、1人でリビングで観戦。
庭で、私は、叔母に、日常での義父のこと、ぶちまけてました。

細かいことを言ったら、キリがなく、本が書けるぐらい。

金銭的なことに、特に、愛する家族、友人には、寛大、大雑把な私たちなのですが。言い換えれば、お金を負担することは、その人に対する愛情、気持ちの表しなので、見返りは期待しないのですが、ずる賢く、自分がお金を払わず、リスペクト、感謝がまったくなく、好き放題することができる状況を作り、私たちを利用し、奴隷のように扱う義父にはうんざり。2月のウンブリアでの同居は、義父の家での同居だったから、更にストレスが溜る一方だったけど、ここは、我が家だから、私たちのペースで生活できるかと思いきや。

我が家。
私たちの家。
義父の家でないのに、すべてが、義父のペース。
私たちの家なのに、全くリラックスできない環境になっています。

この2ヶ月、アルコールゼロワインを飲み。
つまり、アルコールには全く口をつけず、すっかり健康体に戻った、義父。
その一方、主人は、ただでさえ病気をたくさん抱えているのに、休む暇もなく、できるだけストレスがかからない生活を送らないといけないのに、ようやく上手く回り始めている仕事もあるのに、義父に朝から晩まで振り回され、最悪。(イタリア語では、こういうとき、"悪夢"、インクボ、といいます。)

このイタリア生活で学んだこと。
とにかく、不満、ストレスは、溜めないこと。わがままなぐらいに、どれだけ大変な思いをしているかを、周囲にアピールすること。そうじゃないと、損するのみ。
そして、私の場合、主人の性格が、ある程度溜めて溜めて、後で、大爆発するので、私が日々、特に唯一義父に強く言える叔母に爆発しています。
2月の同居で、主人が無理して溜め込んで、最終的に肺炎になりかけた経験をまた繰り返したくないので。

義父との日常について話し始めたら、本題から逸れてしまいましたが、

とにかく、このドケチな義父が、フェッラゴストにおごってくれる!と。
ただ単に、自分が、山のレストランで、フンギポルチーニが食べたかっただけなんですが。今年の2月の、私たちの結婚記念日の食事にも、ついてきて、そのときに行った山のレストランが気に入り。

ベルガモを超え、ミネラルウオーターで有名なサンペレグリーノを目指し。



わかりづらいけど、奥の赤い建物は、Trussardiのアウトレット!いつも通り過ぎるのみで、一度は行ってみたいと思ってます。TrussardiのCEO&ミッシェルフンジガー(スイス人のモデル、司会者などでイタリアでも活躍)は、ベルガモに大豪邸を持っていたり、ベルガモも、リッチな人々が少なくないです。





そして、レストランに到着。レストランの写真がないけど、外から見ると、飾り気のない建物。中はシンプルで、小綺麗。この日のように、祝日でない限り、週末でも、空いているのですが、この日は、大混雑。

ポルチーニ茸のパスタ。


お腹いっぱいだったけど、セコンドは、お魚のフリットをみんなでシェア。


順序が逆になってしまいましたが、前菜に戻り、私は、魚介のサラダ。


主人と義父の前菜は、ポレンタ、サラミ、そして、ポルチーニ茸。これ一人分の前菜。


ちなみに、ただでさえ、お腹が弱い義父は、ポルチーニを食べ過ぎ、その後、トイレに駆け込み。笑

これから、秋にかけ、更にポルチーニが美味しくなる季節ですが、今度は、いつ行けることやら。。

祝日の食事の際には、前もって予約しておいは方がよいです。

Da Aldo
Via Guglielmo Marconi 68
24010
Algua

Tel 034597103

https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g2464979-d2461752-Reviews-Da_Aldo-Algua_Province_of_Bergamo_Lombardy.html


2016年7月13日水曜日

トマトソース - il sugo di pomodoro




トマトが安かったので、大量に買い、トマトソースを作りました。

瓶詰めにし、冷凍しておけば、いつでも、美味しいトマトソースが食べれます。

レシピは、単純。

1. トマトを洗う

2. 鍋の沸騰したお湯にトマトを入れ、湯むき。

3. 別鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れ、香りをつける。

4. トマトを加える。

5. ローリエを加える。

6. 時々、木のスプーンでかき混ぜながら、まだ固形状態のトマトをスプーンで潰す。

7. ニンニクは、早い時点で、取り除く。

8. 2時間ほど火にかける。

9. できあがり。

あとは、好みで塩胡椒。

生のトマトは、ニンニクよりタマネギの方が相性がよいから、タマネギを入れてもよいだろうけど、我が家は、タマネギ嫌いがいるので、ニンニクで。ニンニクも強すぎると、嫌がるので、悪魔でも、香り程度に。

あとは、ひたすら煮込むだけ。


自家製トマトソースは、やはり美味。

パスタ、そしてリゾットだけでなく、魚や肉にも使えます。

2016年7月6日水曜日

私のランチ

以前、主人は、ミラノやモンツァで働いていたので、お昼には、一旦家に戻り、ランチを一緒に食べて、また午後3時頃から、オフィスに戻っていましたが、今の仕事は、30キロほど離れたところなので、朝家を出ると、夕方過ぎまで戻りません。ランチは食べず、家に戻ってから、アペリティーボのように、フルーツや野菜を食べています。

まだまだ我が家でのダイエットは継続中で、夜2人での食事のときは、パスタ、お米を食べなくなりました。

私はというと。夜は、主人と同様に、野菜中心で、軽めのディナー。
昼は、最近はまっている、黒いお米。



これにノンオイルのツナ缶をまぜ、粒マスタードで和えます。


見た目は悪いのですが、中々美味です。

海老とも合う、このお米。海老好きの私ですが、海老はカロリーが多いから、ツナ缶。

そして、今日は、ほんと、久々に、パスタを食べました。

De Ceccoの全粒粉パスタ。


De Ceccoの全粒粉パスタは、美味。これで、アーリオ オーリオ ペペロンチーノ(唐辛子、ニンニク、オリーブオイル)を作りました。


来週後半から、義父との生活なので、ランチは義父に合わせて作ることになるため(分けて作るのは面倒!)、全粒粉パスタや玄米など、食べられなくなる!

今のうちに、1人の時間を、満喫しておきまーす。

パスタ食べたら、眠くなってしまったから、お昼寝でもしようかな。

2016年6月7日火曜日

カンノーリ シチリアーニ!!

先週の土曜日のミラノ散策。

今回は、Corso Magenta,そしてVia Meravigli 。

Duomo近辺に比べると、落ち着いていて、歩きやすい。
チビ犬にとっても、歩きやすい。

お店も、中心部によくある、ブランドやチェーン店はなく、上品でセンスがよくセレクトされた、ランジェリー、水着を扱うお店や、万年筆のお店、芸能人、有名人も来るペットショップ "Prince & Princess" http://www.princeandprincess.it

土曜の夕方にも関わらず、何故か閉まっているお店も少なくなく。。
私自身は、あまり気にならなかったけど、主人は、景気のよく華やかだった以前のミラノを知っているだけに、"寂しすぎる"と。

素敵なアクセサリーのお店もあり、今回は、ショッピングが目的でなかったので、あまり真剣にウィンドーもチェックせずに、通り過ぎ。

そして、相変わらず、ゆるーくだけどダイエットをしている私。
見つけてしまいました。


それは、カンノーリシチリアーニの看板。
これは、入るしかないです。
ダイエットをまじめにやっている主人は、私のを一口食べたのみ。
私と違い、本当に、今回は、意志が固く。(その努力のため、先月からのFitbitダイエット続行で、9キロ減量成功。)

カリッとしていて、中のクリームは重たくも軽過ぎもせず、ちょうどよく。甘さも、パーフェクト。トッピングのピスタチオも濃厚で美味しかった!そして、もちろんオレンジピールも。

オススメです。

1つ3ユーロ。

あるサイトの記事で読んだところ、去年のミラノでのEXPOに出店していて、行列ができていたお店とのこと。

Ammu
Corso Magenta 12, Milano





2016年4月10日日曜日

かぼちゃの花のフリット - Fritti di fiori di zucca ripieni

ミラノの友人のバルバラが、子どもたちが大きくなったので、何かビジネスがやりたいと。お料理が大好きの彼女、今流行りの、"Street Food"がやりたいそうです。
そう、あのフードトラックを購入するつもりでいるらしく、手頃なのを探してます。
飲食関係のビジネスをするのに必要な資格、Recを取得するためにコースに通っていて、
準備を着々と進めているよう。そして、フードトラック、私たちの友人で、"唯一"まじめで好青年のルーマニア人、クリスチャンが、フードトラックを持っていて、前から売りたがっていたので、先日、バルバラにクリスチャンを紹介。近いうち、2−3日、トラックを借りて、トライアルをやる予定。
クリスチャン、副業として、このトラックで、ミラノ市内で、週に何日かお店を出していたのが、あるとき、マフィアから脅されたり、嫌がらせをされ、怖くなり、諦めることに。

この、フードトラックみたいなのでのサービス、飲食以外にも、最近は、ネイルサロンというか、ネイルトラックみたいなのも、ミラノ中心に出没してます。

毎月の店舗の賃料がかからないとはいえ、初期費用としてトラックを購入しないといけないわけだし、どちらも、良い点もあれば悪い点もあるような。

ストリートフードの話題、詳しくはまた次回にするとして。

さて、かぼちゃの花が美味しい季節。ストリートフードとしても売れそうな、かぼちゃの花のフリットを作りました。



お花の中に、モッツアレラとアンチョビを入れ、小麦粉に冷たい炭酸水を入れて衣をつけ、揚げるだけ。

口の中で、モッツアレラが溶けて、アンチョビの塩っけが混ざり、とても美味しい一品です。

前菜、アンティパストとしてでも、セコンドとしても使えます。





2016年4月9日土曜日

生ハムは冷凍保存

昨日に引き続き、今朝は主人が、仕事のアポイントのため、スーツを来て出かけた!

給料が支払われない職場を辞めたのが、去年の11月。それ以来、いっつも一緒。。
もちろん、一緒にいるのはよいけど。。
でも、きつい。。
主人は、私といっつも一緒にいたいらしいけど。
本人には言えないが、私は、性質上、自分1人の時間がないと生きられないタイプ。。
なので、今朝のように、出かけてくれると、嬉しい。
2年前、入院2日目に、急遽集中治療室に移され、呼吸ができず、口から管をいれられ、最初の数日は、主人がいないこの家に1人でいること、とても不安で、寂しくて、義弟に電話して、泣きわめいて、取り乱したこともあったけど、その後は、自分を取り戻し。たくさんの人から、家に1人でいること、怖くないかとか、夜は大丈夫?とか、心配してくれたけど、全く怖くなく、驚かれた。我が家も泥棒に入られたことが、過去2回あるし、車のガラスを壊され、ナビやステレオを盗まれたこともある。でも、大型犬、フレンチマスティフのオフェーリアから、ピンチャーのスカール、そしてチワワのプーパと一緒にいれば、安全。うちにあるセコムのようなセキュリティーシステムより信頼大。
だって、万が一、泥棒に入られ、セキュリティーのアラームが鳴ったとしても、すぐに警察が来るわけではないから、即時に守ってくれる犬とは違う。
ちなみに、亡くなったドーベルマンは、泥棒を齧り、病院送りにしてるし。

ウンブリアからミラノに戻ってきて、一ヶ月が経ち。
あまりにも非現実だったから、そう思うのか、ウンブリアにいたのが、遠い昔のよう。
つまり、ダイエットを再開して、一ヶ月。最初はゆるめのダイエットを、更に一週間前に、厳密ダイエットメニューでの食生活。一週間で、1.5キロ痩せ、順調。
昨夜は、ちょっとダイエットから外れ、前菜に、ミニピアディーナ。
私が、ときどき、無性に食べたくなる、ピアディーナ。
以前は、生地も自分で作っていたけど、最近は、市販でも美味しいので、今回は市販のピアディーナで、チーズのストラッチャテッラと生ハムをはさみ。



生ハムは、1ヶ月半ほど前に、義父を連れて1週間ミラノにいたとき、義父のために買った生ハム。パルマ産の生ハム、たくさん買ったのに、口に合わなかったからか、それとも、他のモルタデッラが、ウンブリアより美味しいからか、モルタデッラばかり食べていて、生ハムはほとんど食べず。で、その残った大量の生ハムを冷凍保存。冷凍しても、あとで自然解凍すれば美味しく食べれます。



2016年3月31日木曜日

ベジタリアン

最近のイタリアの話題として、ベガーノ(Vegano)、つまりベジタリアンが増えているらしい。

昨夜も、某テレビ番組で、ベガーノについて、討論。

統計的に、肉の消費がここ5年で、5%減少しているとのこと。その理由としては、ベジタリアンの増加と共に、この不景気で、肉を買わない傾向があるとのこと。もちろん、肉より野菜の方が安いから。

ベジタリアンの意見としては、動物を殺してしまうのは残酷だからという意見から、肉、魚、乳製品を省き、野菜、果物のみを食べるベジタリアンの食生活の方が、健康に良く、長生きするからとの意見。

一方、ある病院の栄養学の先生は、人間は、元々大昔から、まずは狩りをして、そして農業を発達させてきたわけだから、バランスよく、肉、魚、野菜を食べるべきと。"魚からは、オメガ3を補える"と一例を言うと、ベガーノ派の医師が、"オメガ3は、Noci (ノーチ、クルミ)から摂れるからノーチを食べればいいんだ!"と感情的になり叫びまくり。

個人的には、菜食主義にする事で、長生きするとは思えないし、この討論で思い出すのは、義父。義父は、毎日アルコール依存症のため、たくさんのワインを飲まずにいられず、食事は、ワインのつまみ程度でいいらしい。つまり、ワインさえあれば、食事はどうでもいい。ただただ、パスタなどのプリモやメインのセコンドは飛ばしても、毎食忘れてはいけないのは、前菜の生ハム、そして食後のチーズ、パルミッジャーノ、そして果物の梨に、クルミ3個。クルミ2個でもダメ。本人曰く、利尿作用があり、腎臓にいいらしいから、薬みたいなものなんだと。クルミは食べても、他の野菜はほとんど食べず。温野菜はたまに食べるけど、生野菜は大嫌い。なのに、84歳で元気はつらつ。ちなみに、視力もアフリカ人並に良い。だから、私の中では、菜食主義が長生きするとは、一概には言えないと思う。余談だけど、さっきミラノの叔母から電話で、義父と電話で話したら、パスクア(イースター)時期に飲む赤ワイン、ウンブリア州カンナーラ産で非常に美味しいVernaccia ヴェルナッチャ、10リットル買って、既に5リットル飲みつくしたらしい。
ヴェルナッチャを味わえなかったのを残念と思うと同時に、義父は特に赤ワインは1杯でも飲むと下痢をして、下着、ベッドを汚しまくり大変なことになるので、パスクア前にミラノに戻ってきてよかったと、ほっとした。

話しは、"飲"でなく"食生活"に戻し。
私自身、小さい頃から、お肉をほとんど食べず、魚、野菜中心の生活。でも、たまには、お肉も美味しく食べ。イタリアに来て、最初の2年は、肉中心の生活に変わり。主人は、魚も好きだけど、魚は肉より高いし、もちろんお肉も大好きだから。そして、2年前の入院騒動以降、退院してきてからは、私たちの食生活は更に大きく変わりました。糖尿病、腎臓病、そして慢性リンパ性白血病を抱えている主人、去年からミラノの病院の栄養士のところにも通い、ダイエットのため、かなり小食になり、肉、魚、野菜、果物を"バランス良く"食べるようになりました。そしてランチで食べるパスタの量も70gと減らし。バランス良く食べると、身体が楽になるみたいで、自然とお肉を食べたい欲求がなくなるみたいです。お肉は、パスクアや祝日、そして友人や親戚が来たとき、あとは週に2−3回食べるのみ。お肉を食べたいと思わないときは、1週間以上、肉類を全く食べないこともあったり。

結局、食べた後に、身体の中から気持ちがいいと思うような食事が、一番健康に良いのではと。それは、人それぞれ、菜食主義を選ぶ人もいれば、毎食生ハムがないと生きて行けない人もいたり、それぞれのスタイルで良いのではと思う。

昨夜の一皿。Peperoni e zucchine ripieni (赤ピーマンとズッキーニの肉詰め)




2016年3月26日土曜日

明日はパスクア

明日のパスクア(イースター)は、トラディッショナルに、ラム。

一晩、レモン、オリーブオイル、塩胡椒、ニンニク、ローズマリーでマリネします。



プリモには、ラザニア。ラグー(ミートソース)も準備完了。

今日は、朝から、モンツァのチェントロ(中心街)やミラノに、仕事のためリサーチで
出かけましたが、街は、すっかりお祝いムード。
店内でも、"アウグーリ"(おめでとう)の言葉がたくさん飛び交い。

明日は珍しく、家族のみの食事なので、かなり手抜き。

ダイエットは、明後日から再開予定。

明日は、食べまくります。


2016年3月16日水曜日

ピッツォッケリ(そば粉のパスタ)

ピッツォッケリとは、ヴァルテッリーナ地方の郷土料理です。
ヴァルテッリーナはロンバルディア地方の北、スイスの手前の連なる山地。
ソンドリオやアプリカなどは、スキーリゾート地で有名。

ピッツォッケリは、そば粉のパスタ。
つまり、"基本"は、日本の蕎麦と同じ。
形は、平べったく、短いきしめんみたいな感じ。


茹で方は、普通のパスタや、お蕎麦と同じ。

我が家では、一年に2−3回ぐらいしか登場しませんが、下手にお店で食べるより、
美味しくできるので。
昨日、一年ぶりぐらいに作りました。

ざっとレシピ。

1. 鍋にパスタ等を茹でるためにお湯を沸かし、まずは小さめに切ったじゃがいもを入れ、10分ほど茹で、更にパスタ、細かく切ったヴェルザ(キャベツ)を入れ、パスタが茹で上がるまで放置。

2. 別の鍋に、バターとにんにく一片を入れ、にんにくの香りが出るまで炒める。(炒め後、ニンニクを取り除くこと)

3. フォンティーナチーズをたっぷりおろしておく。

4. パスタがゆであがったら、キャベツ、ジャガイモ共に、水を切り、用意してあったニンニク風味のバター、フォンティーナチーズを加え、チーズが溶けるまでかきまぜ、胡椒を加え、出来上がり。





 















たまに食べたくなるピッツォッケリ。
赤ワインとピッタリです!

2016年3月11日金曜日

ラザニア

ラザニアは、よく行くミラノの大衆食堂的なトラッテリアで美味しく食べれるから、
普段、自宅ではあまり作らない。
それに、ラザニアは、ミートソースの他に、ベシャメルソースもたっぷり入っていて、
カロリーが高いから。
ベシャメルソース、イタリアでは、市販のものでも、美味しくできるけど、
私は、あまり市販のものは好きではないので、自分で作っている。
私の母も、いつも自分で作っていたから。

ただ、やはり、ヘルシーに食べるように心がけてる我が家では、
ベシャメルソースは、バターを使わず、オリーブオイルで。
オリーブオイルのみで、軽く仕上がり、美味しくできます。
お好みで、バターとオリーブオイル半々にするのも、美味しいかと思います。

私のベシャメルソースの分量は、

オリーブオイル 80グラム
小麦粉 80グラム
牛乳 1リットル

です。

ラグー(ミートソース)も色々なレシピがあります。
以前は、伝統的なレシピで、バターを使って、ひき肉の他に、パンチェッタを使っていたが、美味しいけど、重たい。。きっと、若者の友達が来たときには、このレシピで作るだろうけど、普段、2人の食事のときは、できるだけ、軽めに。
今日は、シンプルに、タマネギ、セロリ、人参のみじん切りをオリーブオイルで炒め、ひき肉を加え、トマトソースで煮込んだ。
他のレシピとして、よく作るのは、ひき肉の他に、サルシッチャもいれて、トマトソースで煮込む。これも、深い味になり美味しい。




2016年3月8日火曜日

イチゴとクレーマ

この季節のドルチェは、イチゴが定番。
イタリアの他の家庭もきっと同じだと思うが。
数週間前、NYから友人夫妻が来たときにも、このイチゴをデザートに。
翌日、義父が、義弟夫妻のところにディナーに行った際も、デザートはイチゴとクレーマ
だったらしい。

クレーマとは、クリームのこと。大抵、マスカルポーネチーズのみで作るのが、一般。
ティラミスで作る際に作るマスカルポーネのクリームのレシピ。
我が家は、最近、マスカルポーネと生クリーム、1:1の量で、クレーマを作っている。
マスカルポーネだけでも、もちろん美味しいが、とにかく、マスカルポーネは、カロリーが高い!だから、マスカルポーネに生クリームを加えることで、とてもデリケートに、多少ライトな感じに仕上がる。以前、親戚が、我が家に食事に来た際に、手作りティラミスを持ってきてくれて、そのときのクリームが、マスカルポーネと生クリームを合わせてあり、とても美味しくて、それ以来、定番となっている。

イチゴのこのデザートも、評判が良いので、レシピという程でもないけど、どの国でも、イチゴさえあれば、簡単にできるデザートなので、載せておく。


1. イチゴを洗う。

2. イチゴを切る。切り方は好みで。私は、いつもスライス。

3. オレンジを絞る。(大体イチゴ500グラムでオレンジ2個分)

4. イチゴに絞り立てオレンジジュースを加え、砂糖をスプーン2杯加える。(砂糖もお好みで)

5. スプーンで適当にかきまぜ、冷蔵庫で冷やす。

6. 最低一晩冷やす。
上の写真は、昨夜に準備して今日のお昼のイチゴの様子。フレッシュオレンジジュースに浸かり、更に、イチゴからの汁がでて、既に美味しいが、夜の方がもっと美味しいと思う。

クリームのレシピ
1. 生クリームを泡立てる。

2. 角が立つぐらい泡立ったら、砂糖をスプーン2杯加える。(クリーム250CC。砂糖の量はお好みで。我が家はいつも甘さひかえめ)

3. マスカルポーネチーズを少しずつ加えながら、更に泡立て器で泡立てる。というかかきまぜる。

4. なめらかに、マスカルポーネと生クリームがなじんだら、できあがり。




2015年6月29日月曜日

ティラミス

久しぶりにティラミス作りました。

マスカルポーネチーズのカロリー、ものすごいので、普段はほとんど作りませんが。
やっぱり、美味しい。

私がティラミスを初めて食べたのは、イギリスで。20年以上前のこと。

同じ学校に通っていた、親友ロゼッラがティラミスを作ってくれました。

それはとっても美味しくて、ハッピーな気持ちになったのを覚えています!

ロゼッラの作るティラミス、そして今では彼女のレシピを受け継ぐ私のティラミスは、
お酒は入れません。(好みですが。。ロゼッラも当時ワインさえ飲まない人で、私はお酒好きだけど、ドルチェにリキュールを入れるのは好きではないので)

自分で言うのも何ですが、我が家で作るティラミスが一番美味しいので、レストランでティラミスをオーダーすることは滅多にないです。


とってもクリーミーで美味しいので、ぜひ試してみてください。

では、レシピ。

材料
マスカルポーネチーズ 250グラム
卵黄 2個分
卵白 2個分
砂糖 40グラム
濃いめのコーヒー 180CC
サボイアルディ(イタリアのフィンガービスケット)12本

1. まず始めに、コーヒーを作り、冷ましておきます。
2. ボールにマスカルポーネと卵黄を入れ混ぜます。
3. 別のボールに卵白と砂糖を入れ、ハンドミキサーでメレンゲを作ります。しっかり角が立つぐらい。(砂糖は少しずつ加える)
4. 2に3を数回に分けて加え、切るように混ぜ合わせます。
5. コーヒーにサボイアルディを1つずつ浸し、陽気に横に並べます。
6. 4でできたクリームを上に重ねます。
7. 5時間ほど冷蔵庫で冷やし、食べる間際にココアを振りかけます。

Buon appetito!

実は、我が家の犬達も大好き。気が狂ったように喜びます。




2015年6月24日水曜日

チキンのオーブン焼き

一昨日から、新たな問題発生。

ガスが使えなくなりました。

今日は、水曜日。うまくいけば、金曜日に復旧予定らしいのですがここはイタリア。2月にも、お湯を沸かす給湯器に石灰がたまり、確か軽く10日は、お湯なし生活。

今回は、まずキッチンコンロが使えないので、調理できません。
そして、お湯もでないので、シャワー、お風呂に入れません。

この状態、嘆いていても仕方なく、何とかこの状態を切り抜けていくしかないです。
一昨日は、あまりにも唖然として、夕食は、宅配ピザ。でも、この近所のピザ、中々美味。久々に料理しなくていいと、ちょっとラッキーに感じちゃったり。写真撮っておけばよかった。
最近の主人は、朝から夜まで、仕事に出てます。
というのは、こちらイタリアでは、昼に自宅に戻って食べる人も少なくなく。
最近までは、お昼、一旦戻ってきて、食事をして、そしてちょっと昼寝をしてから、
午後3時頃に仕事に行くといったスタイルでしたが、最近は、朝から行きっぱなし。
ランチ抜きで仕事をする、以前の彼のスタイルに戻りました。
私としては、楽です!お昼作らなくてよいから。
こんなガス無しでも、美味しく楽しく食べたいので、昨夜は、チキンのオーブン焼き。
オーブンは唯一使えるので。

日本にいた頃は、お肉を調理するってことがほとんどなく。オーブンもあまり使ったことがありませんでしたが、こちらでは、肉料理もオーブンも必須。
友人や親戚のところで食べたり、作り方のコツなどを聞いたり(人によって様々)しながら参考にして、今では自分のレシピで。とっても簡単だけど。

1. まずは、180度でオーブンをあたためる。
2.  耐熱皿にオーブンシートを敷く。
3. チキンに塩こしょうをしながら、耐熱皿に並べる。
4. レモン汁をたっぷりチキンにふりかける。
5. じゃがいも(今回はパターテロッソを使用)を適当に切り茹でる。
茹でる際に、しっかり粗塩を入れる。じゃがいもを入れたお湯を沸騰させ、5−10分ぐらいしてから火を止め、じゃがいもをチキンの入った耐熱皿に加える。
6. 一かけらのにんにく(我が家はにんにくをあまり好まないので、風味のみ出したいので、つぶさずに)、ローズマリー、セージを加える。
7. オリーブオイルをチキンとじゃがいもにからませ、若干たっぷりめに入れる。
8. 白ワインをほんの少しだけいれる。(今までの経験上、ワインは少なめ、レモンを多めのほうが、美味しくできあがる)
9. オーブンへ投入。(うちのオーブンはとても強いので、アルミホイルを耐熱皿にかけ、できあがり10分前ぐらいに、こんがりとさせるために、アルミホイルを外す)
10. 1時間でできあがり。

それぞれの家庭のオーブンによって温度や時間は若干違うでしょうから、全く参考にならないかもしれないけど。
実は、昨夜、チキンと並行して、ペペローニのオーブン焼きを作っていたのですが、思い切り焦がしたので、次回、作ったときにご紹介します。とても美味しいです。

チキンと一緒にオーブンにぶちこんだのがよくなかったのか。。まだまだ、うちのオーブンとは仲良くなれていません。

チキンは、我が家の犬たちの大好物でもあり、骨もガリガリ食べます。
昨日は、人間、犬共々、チキンパーティーを楽しみました。

2015年6月23日火曜日

大麦のサラダ

夏になるとよく作るのが、大麦(オルツォ)やスペルと小麦(ファッロ)のサラダ。
レストランにもよくメニューに出て来ます。
ビタミンB1や食物繊維、銅など栄養たっぷりです。そして、お米のように重たくないので、大好きな食材。

少し多めに作り、冷蔵庫に入れておけば、数日美味しく食べれます。

混ぜる具は、お好みで。

今回は、ツナ、エビ、きゅうりのピクルス、トマト、そしてたっぷりのイタリアンパセリ。味付けは、オリーブオイル、コショウで。
我が家では、健康のために、塩をほとんど使わないようにしています。もちろん、友人達が食事に来る場合は、ちゃんと塩を使いますが。
普段は、微量、もしくはゼロ。
また、我が家で使っている塩のお話しは、次回にしますね。

話しをオルツォのサラダに戻し。オルツォを茹でる際に、塩を入れるので、茹であがり、具とまぜるときの味付けでは、塩は使いません。

この季節にぴったりで美容健康にもよく、美味。お試しください。









2015年6月21日日曜日

バジリコソースのパスタ

バジリコソースは、イタリア語でペストと呼ばれています。
元々は、リグーリア州の郷土料理。
リグーリア州の都市は、ジェノバ。
だからか、日本では、バジリコソースのこと、ジェノベーゼと呼んだりします。
まるで、ミートソースをボロネーゼと言うように。
ミートソースは、また別の機会にご紹介するとして。

ペストのパスタは、我が家では、手作り。
手作りとはいえ、とても簡単。
バジリコとペコリーノチーズ(うちではパルミジャーノで代用)、松の実、にんにく(にんにくもお好みで。我が家では、にんにくをほとんど食べないので、にんにくなし)
、そしてオリーブオイルを適量入れ、ハンドミキサーにかけるだけ。

バジリコは、このように束になってスーパーに売っています。画面上から香りもお伝えできればいいのですが。

ちなみに、にんにくについても後日お話ししますが、にんにくが嫌いなイタリア人も少なくなく、市販のペストは、にんにくが入っているのとにんにくが入っていないのが選べたり。

そして、このペストに絡めて食べるパスタは、トロフィエというパスタ。

簡単で美味しいので、家に友人がきたときによく作る一品です。


化粧品の衝動買い

この悶々とする普段の日常については、こちらのブログ、“ピアノピアニーノ”  https://ameblo.jp/pianopianino/ に書いていますが。 週末、久々のミラノでの衝動買い。 化粧品! ミラノは週末によく行っていても、あまりゆっくりショッピン...