2017年1月11日水曜日

女性として。

昨日、雪が降りました。

相変わらず、寒いです。

今朝起きたら、ふと、先日、83歳の叔母と語り合っていたときのことを思い出し、書きたくなりました。

女性として、働くということ。さらに家事について、などなど、自分たちの経験も含め、語り合っていました。

叔母は、以前、ミラノで所謂キャリアウーマンタイプでもあり、そして、母親の介護もしていたり。もちろん、バダンテ(老人介護)の女性を雇っていましたが、叔母自身、大変なこともなかったわけではないはず。去年夏に、義父との同居の際は、唯一、叔母が私たちの気持ちを理解してくれていました。

叔母は、料理を含み家事が苦手。独身で、自由人。いまだに、ローマに住む元カレから、電話やSMSが。若い頃付き合っていて、その彼は、叔母をふり、他の女性と結婚。そして、奥様と死別され、また7−8年前から、叔母にアタック中。叔母は興味ないようで、甥である主人が、あるとき、ローマの彼からの電話に出たり。

叔母といえば、食いしん坊。よく食べます。そしてよく飲んで、タバコも吸います。
さすがに、ここ数ヶ月前から、健康のために、かなり控えていますが。

彼女は、今まで働いてきた自分に対するプライドもあると同時に、家事がどれだけ大変かもよくわかっています。
"オフィスで働くほうが、ずーっと楽。そしてお給料までもらえるし。一方、主婦の仕事は、日々重労働なのに、お金もらえないし。"と。

もちろん、"外で働く"ということも大変なこと。比較をして、どちらが大変と順位をつけることはできないのでしょうが、叔母の言葉には、強く同感しました。

私は独身のとき、ずっと働いてきました。(日本では当然のことでしょうが。)
会社員、そして、フリーとして。
そして、イタリアで結婚して、現在、95%、主婦プラス看病が、私の仕事。
たまに通訳の仕事をする以外は、家にいます。
健康なのに、働いていない状態であることについて、ここ数年、もどかしさを感じていました。焦りも感じました。社会から取り残された感、そして自分のアイデンティティーを喪失した感覚にも陥りました。

当たり前ですが、独身のときは、ある意味自分勝手に、自由に行動できたのが、結婚後は、そうもいきません。

状況が違います。

今は、自分の状況で、何をすべきか、というより、今後のために、何を探すか、少し方向性がわかってきています。そして、現在の状況、現在の自分も受け入れることができます。"探す"とはいえ、焦ってではなく、じっくりと。もし、何も見つからなければ、それはそれで良いかと思います。

それは、現在の自分、現在の自分の状況に満足しているから。

更に、叔母が言っていたこと。

家にいて主婦や子育てだけをしていると、自分自身のことがどうでもよくなり、服装や美について、気にしなくなる人も多いけど、そうなってはダメ!と。
このことも、万国共通なんでしょうかね。
おしゃれや美に気を使うにも、お金もかかるし、ほんと、どうでもよくなる。
自分のためでなく、家族のこと、家のことにお金を回してしまい、自分にはあまり残らず。。なんてことがしょっちゅう。

以前から気をつけていることではあったけど、特にここ2年は、自分のことがどうでもよくなっていたのも事実。

まずは、無理せず、できる範囲で、始めてみています。

やはり、考えるだけでも楽しいし、オシャレしていると、気分が上がります。

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