ずっと、呼吸も苦しくなるような、猛暑がミラノでも続いていましたが、
昨日からようやく雨。というか、嵐。
少し気温が下がり、ほっとしてます。
実は、ここ数日、体調が悪く。
最近服用しはじめた、薬のせいかと思ったけど、多分、ただの夏バテ。
ここ数日、血圧が低く、頭はクラクラ。何もする気になれず、朝から寝てばかり。
そこで、近所の薬局に行き、いつもの薬剤師のおじさんに相談。
すると、これを薦められ。
カリウム(ポタッシオ)だけでなく、マグネシウム、ビタミンなどなど入っていて、エネルギーが湧いて来るからと。
1日一袋。水に溶かし。味は、オレンジ。
これが、効きます。
夏バテに、おすすめです。
2016年7月13日水曜日
ノンアルコールスプマンテ
義父が飼っている犬も一緒に我が家に同居かどうかという件で、一悶着あり
激しく喧嘩した後、数日後に、義父が、気持ちを変え、やはり来る事に。
すべて、想定内だったのですが、先が思いやられます。
今月末予定だった、私たちの5年ぶりの休暇は、もちろんキャンセル。。
計画通りに行くことなんて、ありません。
さて、ノンアルコールスプマンテのご紹介。
アルコール中毒の義父のために、見つけました。
こちら、ViniDocFriuli http://www.vinidocfriuli.it から購入。
配達も注文から2日以内で。Amazon並です。
そして、梱包も頑丈。配達されたとき、私外出していて、家には犬のみ。配達の人が、携帯に電話してきて、私が、カンチェッロ(門)の前に置いておいてと言ったら、門超えて、家の中に入れておくと。割れ物だからと言いかけたところで、電話切られ。。
どうやって、家の中に入れたのか、不明。ワインボトル6本入った段ボール、軽くないし、それに、鉄の門も、下も上も隙間がない。。
もし、ワインを無事に入れたとしても、犬、特に、いたずら盛りのベアが、段ボール開けて、しまいには、ワインも開けてるのではなんて、想像までしてしまい。
恐る恐る家に帰ると。
ワイン、無事でした。ほんと、どうやって家の中に入れたのか、不思議ですが。
これが、ノンアルコールスプマンテ。Isabella Spagnolo
数年前のVinitalyで、出展されていたと、記事で読みました。
当たり前だけど、しっかり冷やして飲むと、美味。
1本、7ユーロと、高いけど。。
主人もお酒は飲まないし、周囲にちらほらお酒を飲まない友人達が少なくないから、アペリティーボにも、使えそうです。
イタリアでアンチエイジング
もしかしたら、以前の私と同じように、1人で悩んでいる方もいるかもしれないから
少し書いてみます。
私は、37歳のときに、若年性更年期障害と診断されました。
それまで、病院にお世話になることは、ほとんどなく。更に、婦人科系についても、健康そのもので、何も悩んだこともなく、婦人科の病院にすら行ったことがなかった。
それが、20代後半以降、共依存、鬱の母、そんな母に感化されていく父について、本当に苦しみ、激しい戦いの日々を過ごし、私自身、精神が疲れ果てていた。戦いがエンドレスに繰り返され、私が日々感じていた怯え、恐怖感、そしてストレスが、少し時間が経ってから、若年性更年期障害として、身体に表れた。症状は、生理不順の他に、肌荒れ、脱毛。
自分の身体のリズムが壊れかけ、婦人科に通い始め、若年性更年期障害と診断された。
ショックだった。
自分を否定されたような、取り残されたような、そして女性として終わってしまったと感じた。
なかなか誰にも相談できず、自分自身の中で焦る中、いくつかの婦人科に行っても、診断は同じ。そして、どの病院の先生と話しても、いつも診察の後は、とても気持ちが落ち込むのみ。漢方も試したけど、効き目なし。そして、さまざまなセラピーにも通った。セラピー自体は良いと思われるものも、セラピストに知識がないのか、なかなか私の気持ちがわかってもらえず、気持ちが滅入る一方。
そんなときに、今の主人と出会い。主人は、当初から、私の子供が欲しいと、今まで誰からも言われたことがなく、そして女性として一番嬉しい言葉を言ってくれた。しかし、私のホルモン数値は、不妊治療が不可能なほど、ひどく。
私のこの問題を優しく受け止め、受け入れてくれたことに、感謝している。
5年前、イタリアに来て、初めて、病院の婦人科に診察に行き。
再度、血液検査をし、もちろん、日本で診断されたのと同様、若年性更年期障害と言われた。でも、何かが違う。先生が、とても優しかった。私のような症状を持つ患者の気持ちがわかっているのか、"最近、あなたのような患者は増えているし、まだ若いんだから、何も心配する必要ないのよ。ただ、ある程度の年齢まで、ホルモンの補充として、毎日ピルを飲めばいいから"と。日本での診断のときに言われたことと、同じにも関わらず、気持ちがとても楽。もちろん一概には言えないだろうけど、私のような問題を抱える女性、そして更には、女性であれば必ず直面する問題について、日本に比べ、オープン。そして、患者側をおおらかに、リラックスさせる術を知っているような気がします。それは、回りくどい言い方からではなく、ストレートに説明することにもあるのかと思います。
同じ若年性更年期障害(POF)を抱える、イタリア人20代〜30代の女性たちのフォーラム、意見交換のサイトなどを、以前は、よくネットで読みあさりました。症状について、服用している薬、その薬の副作用についてなど、そして、精神的な気持ちの焦りなどを綴ってる人もたくさんいて、"私1人ではないんだ。"と、共感しながら、前向きな気持ちになりました。ある女性の話しで印象的なのは、30代前半の女性。10年間付き合っていた彼と結婚。彼は、ずっと子供が欲しかったのですが、彼女は、結婚後、若年性更年期障害に。つまり、子供が産めない状態になってしまい、それを知った彼とは、その後離婚を余儀なくされ。その他、ある女性は、子供を産んだ数年後に、若年性更年期障害。
ホルモン補充療法で処方される薬、ピルも、人によりさまざま。
人工的に、薬という形で、ピルを毎日服用するのも、もちろん抵抗がありましたが、
毎日、気持ちよく生活するために、そして、美しく歳を重ねていくためには、自分に無理をせずに、自分の身体の変化を受け入れ、必要ならば、薬に助けてもらい、そして、定期的に、血液検査や婦人科検診をするのがよいのではと、この約7年を通して、感じました。
イタリアに来た当初処方されたのは、Klairaというピル。数年、飲んでいましたが、その当時から、髪が大量に抜け、去年、再度、婦人科で検診の際に、脱毛の問題も話し、飲んでいるピルのせいではないだろうけど、とりあえず、薬を変えてみました。今は、Femoston 2/10。それでも、大量に抜け、禿げかけてきて、焦り、皮膚科に行くも、無意味で、脱毛専門の優秀な先生をネットで探しだし、今年、初めて診察に行き、今治療中。
髪の治療は、まだまだ、時間がかかるけど、気持ちは落ち着いてきました。
また、詳しくは、後日。
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同じ若年性更年期障害(POF)を抱える、イタリア人20代〜30代の女性たちのフォーラム、意見交換のサイトなどを、以前は、よくネットで読みあさりました。症状について、服用している薬、その薬の副作用についてなど、そして、精神的な気持ちの焦りなどを綴ってる人もたくさんいて、"私1人ではないんだ。"と、共感しながら、前向きな気持ちになりました。ある女性の話しで印象的なのは、30代前半の女性。10年間付き合っていた彼と結婚。彼は、ずっと子供が欲しかったのですが、彼女は、結婚後、若年性更年期障害に。つまり、子供が産めない状態になってしまい、それを知った彼とは、その後離婚を余儀なくされ。その他、ある女性は、子供を産んだ数年後に、若年性更年期障害。
ホルモン補充療法で処方される薬、ピルも、人によりさまざま。
人工的に、薬という形で、ピルを毎日服用するのも、もちろん抵抗がありましたが、
毎日、気持ちよく生活するために、そして、美しく歳を重ねていくためには、自分に無理をせずに、自分の身体の変化を受け入れ、必要ならば、薬に助けてもらい、そして、定期的に、血液検査や婦人科検診をするのがよいのではと、この約7年を通して、感じました。
イタリアに来た当初処方されたのは、Klairaというピル。数年、飲んでいましたが、その当時から、髪が大量に抜け、去年、再度、婦人科で検診の際に、脱毛の問題も話し、飲んでいるピルのせいではないだろうけど、とりあえず、薬を変えてみました。今は、Femoston 2/10。それでも、大量に抜け、禿げかけてきて、焦り、皮膚科に行くも、無意味で、脱毛専門の優秀な先生をネットで探しだし、今年、初めて診察に行き、今治療中。
髪の治療は、まだまだ、時間がかかるけど、気持ちは落ち着いてきました。
また、詳しくは、後日。
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トマトソース - il sugo di pomodoro
瓶詰めにし、冷凍しておけば、いつでも、美味しいトマトソースが食べれます。
レシピは、単純。
1. トマトを洗う
2. 鍋の沸騰したお湯にトマトを入れ、湯むき。
3. 別鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れ、香りをつける。
4. トマトを加える。
5. ローリエを加える。
6. 時々、木のスプーンでかき混ぜながら、まだ固形状態のトマトをスプーンで潰す。
7. ニンニクは、早い時点で、取り除く。
8. 2時間ほど火にかける。
9. できあがり。
あとは、好みで塩胡椒。
生のトマトは、ニンニクよりタマネギの方が相性がよいから、タマネギを入れてもよいだろうけど、我が家は、タマネギ嫌いがいるので、ニンニクで。ニンニクも強すぎると、嫌がるので、悪魔でも、香り程度に。
あとは、ひたすら煮込むだけ。
自家製トマトソースは、やはり美味。
パスタ、そしてリゾットだけでなく、魚や肉にも使えます。
2016年7月8日金曜日
近所のアグリツーリズモ
La Camilla
年に一度、フラメンコを観ながらパエリアを食べる会、"Serata Andalusa"がこの時期にあり、今年初めて、行ってきました。
感想は。
一言で言うと、とても素敵な夜を過ごしました。
夜8時からのはずの、この会。
8時半頃から、ようやくアペリティーボの準備。
大きな敷地内で、数々のアペリティーボ。アペリティーボの内容もスペイン風。
サングリアや食べ物は、スペイン風オムレツ、野菜の酢漬け、ミートボールのようなものや、その他、飽きる事がありませんでした。そして、お皿が空くと、次から次に、新たなお料理が運ばれていて、アペリティーボだけでも満足。
そして、その後は、テーブルにつき、前菜の生ハムやチーズの盛り合わせ、プリモのパエリア、デザート。
どれも、とっても美味しかったです。
イタリアでパエリアを外食で食べると、イタリア風リゾットのように、お米がべちゃべちゃになっている場合が多いのですが、このパエリアは、とても美味しかったです。
量もたくさんあり、ウェイターがしつこいぐらい、おかわりしないか聞きにきていました。
ワイン、水も込みで、1人40ユーロ。
帰り際に、メロンの食後酒も一杯いただき。初めて飲んだけど、美味しかった。
フラメンコの踊りのレベルは、残念ながら、低かったんですが、食事、そして雰囲気が最高だったので、大満足。
近場で、こんなにゆったりした雰囲気で食事ができて、犬連れでも安心なので、今後もまた行きたいと思います。
この季節のよい時期は、月に一度、アペリティーボのイベントがあったり、日曜日のブランチもあります。
あと、大晦日などのイベントにも使えそう。
La Camilla
Via Dante Alighieri 267
Concorezzo (MB)
20863
2016年7月7日木曜日
家族
基本、イタリアの生活について、そして美しく美味しいイタリア、日常生活を交え、書いていますが、自分の日本の家族についても、書かずにはいられなくなったので、少しずつ、書いていくことにします。
まずは、今日感じたこと。
愛とは。
本物の愛とは。
日本に住む妹とチャットで両親の話を聞いていると、本当に虚しくなってくる。
自分の脳みそ、内臓が、地面に落ちる感覚。
私が子供の頃の母は、美しく、優しく、頭がよく。
それが覆されたのは、いつからだろうか。
彼女の心に大きくて深い傷があることは確か。
ずっとずっと前から。
ある時期を境に、彼女の本性が、娘たちに見えるようになり。
娘たちを心身共に傷つけ続ける彼女。
鬱、共依存、嫉妬。
本人は、辛いのだろうが、病気という実感がなく、病院に連れていくことすらできない。
歳を重ねるごとに、状況はひどくなっているとのこと。
そして、私は、父のこと以上に、将来がある、妹、姪、甥のことが心配。
私は、自分自身を守るために、母から離れた。父も母に感化され、狂うこともあり、
彼らから離れた。
彼らを相手に、戦うことに疲れたから。
逃げることの大事さを学び、自分自身の人生を大事にしてよいことを優先した。
もしかして、もしかして、私や妹のように、今、辛く苦しんでいるかもしれないから、
気が向いたときに、少しずつ、書いていこうと思う。
彼らのことを考えること、過去を思い出すこと、そして書くことは、かなりのエネルギーが必要で、そう簡単でないから。
それと、今は、書く事が、気持ちの切り替えをしてくれるのかな。
東京にいるときは、仕事柄、日々子供たちと接していて、子供たちの笑顔、そして音楽が、私を前向きにさせ、そしてまた前を向いて歩くことができた。
そして、イタリアの家族。
イタリアの家族も、色々と問題があるけど、なんだかんだいって、愛が根底にある。健康的な愛が。
喧嘩するときは、その場で、言いたい放題言って、数ヶ月連絡を取らないなんてことがあったとしても、知らないうちに仲直り。
義父と、来週からの同居。
ウンブリアでの同居より、ここモンツァの私たちの家での同居は楽なはず。
でも、今の生活より、面倒なのは確か。
でも、義父にしても、親戚にしても、人間として、当たり前かもしれないけど、基本的なレベル以上に、人を思いやる気持ちがあるから、私は、何が起こっても驚かないし、どんなこと言われたとしても、許せる。
私は、結婚後、姓を変えた。主人の名前に。
イタリアでは、通常、結婚しても、女性は姓が変わりません。
旧姓のまま。
私は、自分の旧姓自体は、嫌いではないので、結婚後苗字を変えるかどうか悩みました。
ちょうど、同時期に、妹が、離婚をし、旧姓に戻り、そのことに対して、母が嫌みを言い続けたり、妹に対する、精神的虐待がエスカレートし、そんなことにも怒りを感じ、そして、数々の親の許せない言動を思いめぐらせると、同じ姓でいるのは、吐き気がするので、私は姓を変えました。
イタリアで、正式的に、旦那と同じ姓に変えるのはあり得ないので、インターナショナルな感覚を持っていないイタリア人には、理解しがたく、面倒なときもありますが。
まずは、ミラノの日本領事館で、姓の変更をしましたが、日本人職員から、散々、イタリアの身分証明書などその他のイタリア側の変更手続きが、超面倒よと脅されましたが、そうでもないです。というか、そう神経質に、一度に、全部変えようとしなければ。
義父は、自分勝手なところ、たくさんあるけど、ウンブリアで孤独。
孤独。
孤独ほど、辛いものはないと思う。
そして、特に歳を取れば一層。
今回の同居。
私たちにも、色々な意味で、余裕ができてきたから、義父との同居が受け入れられる。
私は、自分の親に、親孝行がしたくてもできないから、義父の同居は、喜んで(というと語弊あるか。。笑)受け入れました。
これだけは言っておく。
私がこうして、生きているのは、両親のおかげ。
育てくれたことには、とても感謝している。
ベアだけでなく、義父も一緒のこの家。もしかしたら、義父の犬も連れて来るのかもしれないし、どうなることやら。
当たり前かもしれないけど、自分の家は、愛がいっぱいで、仕事や外から帰ったときに、誰もが落ち着ける場所、そして、一番安全な場所にしたい。
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2016年7月6日水曜日
私のランチ
以前、主人は、ミラノやモンツァで働いていたので、お昼には、一旦家に戻り、ランチを一緒に食べて、また午後3時頃から、オフィスに戻っていましたが、今の仕事は、30キロほど離れたところなので、朝家を出ると、夕方過ぎまで戻りません。ランチは食べず、家に戻ってから、アペリティーボのように、フルーツや野菜を食べています。
まだまだ我が家でのダイエットは継続中で、夜2人での食事のときは、パスタ、お米を食べなくなりました。
私はというと。夜は、主人と同様に、野菜中心で、軽めのディナー。
昼は、最近はまっている、黒いお米。
これにノンオイルのツナ缶をまぜ、粒マスタードで和えます。
見た目は悪いのですが、中々美味です。
海老とも合う、このお米。海老好きの私ですが、海老はカロリーが多いから、ツナ缶。
そして、今日は、ほんと、久々に、パスタを食べました。
De Ceccoの全粒粉パスタ。
De Ceccoの全粒粉パスタは、美味。これで、アーリオ オーリオ ペペロンチーノ(唐辛子、ニンニク、オリーブオイル)を作りました。
来週後半から、義父との生活なので、ランチは義父に合わせて作ることになるため(分けて作るのは面倒!)、全粒粉パスタや玄米など、食べられなくなる!
今のうちに、1人の時間を、満喫しておきまーす。
パスタ食べたら、眠くなってしまったから、お昼寝でもしようかな。
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