朝晩、涼しくなりました。
日中は、気持ちのよい日差しがあり、清々しい秋の陽気です。
日々、日常に追われ、義父と生活することで、年を取ること、そして、義父の依存症についてなど、考えさせられます。そして、私の母を思い出します。
依存症。
義父の依存。
まずは、アルコール。ワイン限定。
食事の際には、ワインがないとダメ。
以前は、毎食、ワイン2本は飲んでいたらしい。
ここ数年は、ワインをスパークリングウオーターで薄め、冷蔵庫で、キンキンに冷やし、毎食、ボトル一本。
そして、今回、私たちとの同居で、我々がネットで見つけた、ノンアルコールスプマンテ。(http://milanoamici.blogspot.it/2016/07/blog-post_12.html)
これを、毎食一本ずつ、ここ2ヶ月飲み続けています。
つまり、ここ2ヶ月、義父は本物のワイン、本物のアルコールを口にしていません。
先週一度だけ、アペリティーボで、スプマンテを一杯飲んだきり。
2ヶ月前、義父が、我が家に来た当時は、ワイン、そして、それなりの量の安定剤の服用で、頭もおかしく、声は弱々しく、私の名前も間違って呼んだり、足もふらついていて、見ていられない状態でしたが、このノンアルコールスプマンテのおかげで、元気になりました。とりあえず、このノンアルコールスプマンテで、満足な、義父。
でも、偽物でも、ワインがないと食事ができない義父。
そして、もう1つの依存は。
1人でいられないということ。
人に対する依存。共依存の1つかと思われます。
前回にも書きましたが、この2ヶ月、私と主人の自由な時間、プライベートの時間は、ありません。
それでも、義父の、1人でいられない依存症は、私の母に比べれば、まだまだかわいく。
私の母は、鬱の他に、共依存でもあります。それもかなり深刻です。本人が全く認識していないから、更に問題ですが。
それは、私が、20代後半の頃、始まりました。
私が子供の頃は、美しく、心優しく、そして聡明で、頭の良かった母。
学校で問題があると、すぐに、母に相談し、私の気持ちを一番にわかってくれて、いつも私の味方であった母。
それが、母の弟が交通事故で亡くなり、実家の年老いた両親の世話をする頃から、次第に、ゆっくりでないスピードで、母が狂い出しました。
娘たちがそれぞれ自分の道を行くことを不快に思う母。
娘たちの幸せを喜べない母。
具体的に言うと、私が仕事をすること、友達と会うことなど、すべての行動が気に入らず、朝、家を出る前に、感情的になられ、殴られたこと、何度あることか。
そのときの、痛みは、一生忘れません。
叩かれた痛みは耐えられます。そして、肉体的痛みは、時間が経てば治りますが、叩かれているときの、感情、虚しさ、やるせなさなども含め、心にできた傷は、一生残ります。
父に対しても同じです。
父は、母が狂うのが怖く、母に同調することでしか生きて行けず。
父も、次第に、母の共依存に巻き込まれ、感化され。
父に騙され、会いに行き、暴力を振るわれたこと、一生忘れません。
こうして、あの時代を思い出すこと、書く事には、相当のエネルギーが必要ですが、書きたい気分なので、書きます。
多分、友人も含め、読んでる方々には、理解不能かもしれませんが、ご了承ください。
私は、病んでいる父と母に、楽に、楽しく生きてもらいたく、試行錯誤で、色々な手を尽くしましたが、結局無意味に終わりました。疲れ果てました。私自身、彼らとの戦いに、身も心も疲れ果て、必死で、彼らから逃げました。
歪んだ愛情、本物でない愛情を無理強いされ、私が父と母を思う気持ちをないがしろにされ、途方に暮れ、本物の愛というものがわからなくなっていました。
そんなとき、上智大学のイグナチオ教会に、自然と足が向き、毎週、ガラルダ神父の聖書のクラスで癒され、教会の掲示板で目にした、愛のクラスを受講したこともありました。
そのクラスは、10名近くのクラスで、ほぼ周りの人々は常連の方ばかり。中年のご夫婦や独身女性など。当時、私が一番若かったかと思います。又、イグナチオで結婚式を控えた若いカップルもたまに受講していました。
私が初めて受講した日。
周りは、みんな友人同士なので、私が教室に入ると、少し不思議な空気を感じました。
そして、すぐに、ガラルダ神父が入られ、新メンバーの私の顔を見ると、優しいお声で、"自己紹介お願いします。君はどうしてこのクラスに来たの?"と。ガラルダ神父の暖かい口調、そして、優しい目を見た瞬間に、私、泣き崩れました。大の大人にも関わらず、大泣き。初対面、そして、他の人達の前で。
結局、そのときは、頭もほぼ真っ白で、自己紹介すらろくにできない状態でしたが、周りの方々の温かさに触れ、少しずつ、自分の問題を説明し、そのとき、ガラルダ神父だけでなく、特に、毎週いらしていた、中年のご夫婦には、お世話になり、今でも忘れません。
このイタリアの地で、毎週日曜日にガラルダ神父を思い出します。
毎週日曜、バチカンのローマ法王をテレビで生中継で放送されています。
今のパーパ フランチェスコ(ローマ法皇のことを、イタリア語で、パーパと呼びます)の優しい語り口調、そして、わかりやすく、シンプル、庶民的なところ、ガラルダ神父を思い出さずにはいられません。)
又、当時、ネットで色々と調べ、母の問題が、共依存ということがわかり、父と母に楽に楽しく生きてもらいたいがために、共依存、家族問題専門の、心理カウンセリングにも通いました。その際のカウンセラーの方にも助けられました。父と母のために通い出したカウンセリングが、結局は、私のためとなりました。父と母を変えることは何もできませんでしたが、私自身が間違っていない事、それまで精一杯父と母自身に誠実に対応したこと、そして、私自身は、自由であることを確信することができ、その後、前に進むための強さを、カウンセラーからもらいました。
母は、暴力だけでなく、精神的虐待で、私や妹の自信、心をズタズタにしてきました。
義父の依存は、暴力的なことは全くないので、まだ楽ですが、根本の問題は同じかと思います。
母も義父も、大きな孤独を抱えています。
人はそれぞれ孤独ですが、孤独とどう向き合うか。
生きることをどう楽しむかは、年を重ねるごとに、課題となります。
重たい事をたくさん書いてしまったので、気分を変え。
最近のベア。そして、後ろには、ベアに恋するマルティーノ。いつも、べったり。
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2016年9月20日火曜日
2016年9月14日水曜日
2016年夏 その2 フェッラゴスト
今更の話題だけど、8月15日、今年のフェッラゴストの祝日は、外食!
いつもは、我が家で、ミラノの叔母と一緒に食事するのですが、今年のフェッラゴストは、義父がごちそうしてくれるとのことで(主人が、無理矢理そう言わせたから、自発的でなく)、久々の外食(つまり、料理、後片付けする必要がない!!)を、密かに心待ちにしていた私。
今年2月にウンブリアでの1ヶ月半程の同居、そして、7月から始まった、我が家での同居を通して、義父を分析した結果、
義父=アル中、1人でいられない病、Super自分勝手、Superケチ、一生バカンス気分 etc
イタリア語で、"超"と強調したいときに、Super(イタリア語的には、スーペル)を前につけます。
義父は、本当に運の良い人で、若い頃、仕事にも恵まれ、今では倒産したけど、当時は有名だった、イタリアのバイクメーカーで、それなりの地位もあり、モンツァ、ミラノの銀行のお偉い方々とは、テニス仲間だったり、お友達が多く。
55歳に、仕事を辞め、それ以来、ペンシオーネ(年金)を、2400ユーロ、毎月もらっています。すべてのお年寄りの方が、こんなに高額の年金をもらえるはずはなく。
とにかく、運がいいというか。お金に困った事のない人。
お金のことに関して言えば、
毎朝私が買う新聞代も、私たち負担。
彼のみが毎食食べる、高価な生ハムも私たち負担。
スーパーでの食料品の買い出しも、95%、私たち負担。
普通のワインの3倍はするアルコールゼロのワインのみ、義父は喜んで支払。
スーパーの買い出しに、義父も、無理矢理連れて行くのですが、レジで並び始めると、颯爽と逃げます。あからさまに。払うのが嫌だから、スーパーの外へと逃走。
そして、金銭的以外のことより。
1人でいられない性格だから、主人と私だけで出かけるということができません。プライベートの時間がありません。
近所の肉屋、しまいには、プーパ(チワワ)のワクチン接種のために動物病院に行くのさえ、義父もついてきます。
つまり、ウザい。
家にいても、いちいち面倒。
昨夜のこと。
我が家には、一階だけで、テレビが3つ。キッチンダイニング、リビング、そして庭。
サッカーの試合を見るのにも、義父は、リビングで観る!と。
性格が真逆な叔母、そして主人は、外の空気が気持ちいいから庭で観戦しようと。
ちなみに、ミラノに住む独身の叔母は逆に1人の時間が必要!!と言っているのに、ほぼ毎晩、我が家に無理矢理来させ、義父の話し相手。私たちだけでは大変だから、叔母も巻き込んでます。
義父は、"みんなで"、リビングで観たかったのに、誰もリビングでは観たくなく、機嫌悪くなり、怒り出し。
ま、結局、私たちは、庭に移動し、義父は、ふくれて、1人でリビングで観戦。
庭で、私は、叔母に、日常での義父のこと、ぶちまけてました。
細かいことを言ったら、キリがなく、本が書けるぐらい。
金銭的なことに、特に、愛する家族、友人には、寛大、大雑把な私たちなのですが。言い換えれば、お金を負担することは、その人に対する愛情、気持ちの表しなので、見返りは期待しないのですが、ずる賢く、自分がお金を払わず、リスペクト、感謝がまったくなく、好き放題することができる状況を作り、私たちを利用し、奴隷のように扱う義父にはうんざり。2月のウンブリアでの同居は、義父の家での同居だったから、更にストレスが溜る一方だったけど、ここは、我が家だから、私たちのペースで生活できるかと思いきや。
我が家。
私たちの家。
義父の家でないのに、すべてが、義父のペース。
私たちの家なのに、全くリラックスできない環境になっています。
この2ヶ月、アルコールゼロワインを飲み。
つまり、アルコールには全く口をつけず、すっかり健康体に戻った、義父。
その一方、主人は、ただでさえ病気をたくさん抱えているのに、休む暇もなく、できるだけストレスがかからない生活を送らないといけないのに、ようやく上手く回り始めている仕事もあるのに、義父に朝から晩まで振り回され、最悪。(イタリア語では、こういうとき、"悪夢"、インクボ、といいます。)
このイタリア生活で学んだこと。
とにかく、不満、ストレスは、溜めないこと。わがままなぐらいに、どれだけ大変な思いをしているかを、周囲にアピールすること。そうじゃないと、損するのみ。
そして、私の場合、主人の性格が、ある程度溜めて溜めて、後で、大爆発するので、私が日々、特に唯一義父に強く言える叔母に爆発しています。
2月の同居で、主人が無理して溜め込んで、最終的に肺炎になりかけた経験をまた繰り返したくないので。
義父との日常について話し始めたら、本題から逸れてしまいましたが、
とにかく、このドケチな義父が、フェッラゴストにおごってくれる!と。
ただ単に、自分が、山のレストランで、フンギポルチーニが食べたかっただけなんですが。今年の2月の、私たちの結婚記念日の食事にも、ついてきて、そのときに行った山のレストランが気に入り。
ベルガモを超え、ミネラルウオーターで有名なサンペレグリーノを目指し。
わかりづらいけど、奥の赤い建物は、Trussardiのアウトレット!いつも通り過ぎるのみで、一度は行ってみたいと思ってます。TrussardiのCEO&ミッシェルフンジガー(スイス人のモデル、司会者などでイタリアでも活躍)は、ベルガモに大豪邸を持っていたり、ベルガモも、リッチな人々が少なくないです。
そして、レストランに到着。レストランの写真がないけど、外から見ると、飾り気のない建物。中はシンプルで、小綺麗。この日のように、祝日でない限り、週末でも、空いているのですが、この日は、大混雑。
ポルチーニ茸のパスタ。
お腹いっぱいだったけど、セコンドは、お魚のフリットをみんなでシェア。
順序が逆になってしまいましたが、前菜に戻り、私は、魚介のサラダ。
主人と義父の前菜は、ポレンタ、サラミ、そして、ポルチーニ茸。これ一人分の前菜。
ちなみに、ただでさえ、お腹が弱い義父は、ポルチーニを食べ過ぎ、その後、トイレに駆け込み。笑
これから、秋にかけ、更にポルチーニが美味しくなる季節ですが、今度は、いつ行けることやら。。
祝日の食事の際には、前もって予約しておいは方がよいです。
Da Aldo
Via Guglielmo Marconi 68
24010
Algua
Tel 034597103
https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g2464979-d2461752-Reviews-Da_Aldo-Algua_Province_of_Bergamo_Lombardy.html
いつもは、我が家で、ミラノの叔母と一緒に食事するのですが、今年のフェッラゴストは、義父がごちそうしてくれるとのことで(主人が、無理矢理そう言わせたから、自発的でなく)、久々の外食(つまり、料理、後片付けする必要がない!!)を、密かに心待ちにしていた私。
今年2月にウンブリアでの1ヶ月半程の同居、そして、7月から始まった、我が家での同居を通して、義父を分析した結果、
義父=アル中、1人でいられない病、Super自分勝手、Superケチ、一生バカンス気分 etc
イタリア語で、"超"と強調したいときに、Super(イタリア語的には、スーペル)を前につけます。
義父は、本当に運の良い人で、若い頃、仕事にも恵まれ、今では倒産したけど、当時は有名だった、イタリアのバイクメーカーで、それなりの地位もあり、モンツァ、ミラノの銀行のお偉い方々とは、テニス仲間だったり、お友達が多く。
55歳に、仕事を辞め、それ以来、ペンシオーネ(年金)を、2400ユーロ、毎月もらっています。すべてのお年寄りの方が、こんなに高額の年金をもらえるはずはなく。
とにかく、運がいいというか。お金に困った事のない人。
お金のことに関して言えば、
毎朝私が買う新聞代も、私たち負担。
彼のみが毎食食べる、高価な生ハムも私たち負担。
スーパーでの食料品の買い出しも、95%、私たち負担。
普通のワインの3倍はするアルコールゼロのワインのみ、義父は喜んで支払。
スーパーの買い出しに、義父も、無理矢理連れて行くのですが、レジで並び始めると、颯爽と逃げます。あからさまに。払うのが嫌だから、スーパーの外へと逃走。
そして、金銭的以外のことより。
1人でいられない性格だから、主人と私だけで出かけるということができません。プライベートの時間がありません。
近所の肉屋、しまいには、プーパ(チワワ)のワクチン接種のために動物病院に行くのさえ、義父もついてきます。
つまり、ウザい。
家にいても、いちいち面倒。
昨夜のこと。
我が家には、一階だけで、テレビが3つ。キッチンダイニング、リビング、そして庭。
サッカーの試合を見るのにも、義父は、リビングで観る!と。
性格が真逆な叔母、そして主人は、外の空気が気持ちいいから庭で観戦しようと。
ちなみに、ミラノに住む独身の叔母は逆に1人の時間が必要!!と言っているのに、ほぼ毎晩、我が家に無理矢理来させ、義父の話し相手。私たちだけでは大変だから、叔母も巻き込んでます。
義父は、"みんなで"、リビングで観たかったのに、誰もリビングでは観たくなく、機嫌悪くなり、怒り出し。
ま、結局、私たちは、庭に移動し、義父は、ふくれて、1人でリビングで観戦。
庭で、私は、叔母に、日常での義父のこと、ぶちまけてました。
細かいことを言ったら、キリがなく、本が書けるぐらい。
金銭的なことに、特に、愛する家族、友人には、寛大、大雑把な私たちなのですが。言い換えれば、お金を負担することは、その人に対する愛情、気持ちの表しなので、見返りは期待しないのですが、ずる賢く、自分がお金を払わず、リスペクト、感謝がまったくなく、好き放題することができる状況を作り、私たちを利用し、奴隷のように扱う義父にはうんざり。2月のウンブリアでの同居は、義父の家での同居だったから、更にストレスが溜る一方だったけど、ここは、我が家だから、私たちのペースで生活できるかと思いきや。
我が家。
私たちの家。
義父の家でないのに、すべてが、義父のペース。
私たちの家なのに、全くリラックスできない環境になっています。
この2ヶ月、アルコールゼロワインを飲み。
つまり、アルコールには全く口をつけず、すっかり健康体に戻った、義父。
その一方、主人は、ただでさえ病気をたくさん抱えているのに、休む暇もなく、できるだけストレスがかからない生活を送らないといけないのに、ようやく上手く回り始めている仕事もあるのに、義父に朝から晩まで振り回され、最悪。(イタリア語では、こういうとき、"悪夢"、インクボ、といいます。)
このイタリア生活で学んだこと。
とにかく、不満、ストレスは、溜めないこと。わがままなぐらいに、どれだけ大変な思いをしているかを、周囲にアピールすること。そうじゃないと、損するのみ。
そして、私の場合、主人の性格が、ある程度溜めて溜めて、後で、大爆発するので、私が日々、特に唯一義父に強く言える叔母に爆発しています。
2月の同居で、主人が無理して溜め込んで、最終的に肺炎になりかけた経験をまた繰り返したくないので。
義父との日常について話し始めたら、本題から逸れてしまいましたが、
とにかく、このドケチな義父が、フェッラゴストにおごってくれる!と。
ただ単に、自分が、山のレストランで、フンギポルチーニが食べたかっただけなんですが。今年の2月の、私たちの結婚記念日の食事にも、ついてきて、そのときに行った山のレストランが気に入り。
ベルガモを超え、ミネラルウオーターで有名なサンペレグリーノを目指し。
わかりづらいけど、奥の赤い建物は、Trussardiのアウトレット!いつも通り過ぎるのみで、一度は行ってみたいと思ってます。TrussardiのCEO&ミッシェルフンジガー(スイス人のモデル、司会者などでイタリアでも活躍)は、ベルガモに大豪邸を持っていたり、ベルガモも、リッチな人々が少なくないです。
そして、レストランに到着。レストランの写真がないけど、外から見ると、飾り気のない建物。中はシンプルで、小綺麗。この日のように、祝日でない限り、週末でも、空いているのですが、この日は、大混雑。
ポルチーニ茸のパスタ。
お腹いっぱいだったけど、セコンドは、お魚のフリットをみんなでシェア。
順序が逆になってしまいましたが、前菜に戻り、私は、魚介のサラダ。
主人と義父の前菜は、ポレンタ、サラミ、そして、ポルチーニ茸。これ一人分の前菜。
ちなみに、ただでさえ、お腹が弱い義父は、ポルチーニを食べ過ぎ、その後、トイレに駆け込み。笑
これから、秋にかけ、更にポルチーニが美味しくなる季節ですが、今度は、いつ行けることやら。。
祝日の食事の際には、前もって予約しておいは方がよいです。
Da Aldo
Via Guglielmo Marconi 68
24010
Algua
Tel 034597103
https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g2464979-d2461752-Reviews-Da_Aldo-Algua_Province_of_Bergamo_Lombardy.html
2016年9月10日土曜日
2016年 夏 その1
Toelettatura(トエレッタトゥーラ)とは、犬や猫専門の美容室。
イタリアにも存在するんですね。
義父の犬は、雑種で、放っておくと、掃除用モップのような状態に。
それも、可愛い感じでなく。
ただでさえ、親戚、友人、そして道行く人々に、"ブサイクな犬ねー"と言われ、
日常のように、イタリア人が使う単語、"bello (美しい)"とは程遠い、義父の犬。
名前は、マルティーノ。マルティーノの名前の由来は、火曜日(Martedi)に産まれたから。
うちのワンコたちは、大型犬も小型犬も、みんな、家で、私たちが洗っているので、近所にワンコの美容室があるなんて知らず、ネットで調べてみると。
本当に、家の近所に見つけました。車で10分以内。大きな敷地に、カニーレ、ブリーダー、犬の訓練所、動物病院や、ペットショップ、犬猫専用ホテルなどなどが、一緒になっていて、敷地内も車で移動。
まず、車で向かうところ、やはり本犬、自分は捨てられるのかとでも心配したのか、かなり焦ってました。
そして、到着して、即、犬を預け、3時間後に終わるからとのこと。
3時間って。。普通、こんなにかかるのか、経験がないからわからないけど。美容院で、カット&パーマをする時間の長さ。
マルティーノの焦りより、到着後迎えてくれた、このマイペースで良い子なワンコに、私は釘付け。
3時間後、迎えに行っても、まだ終わっていませんでした。
ようやく終わると、毛並みもなめらかに、そして石鹸の良い香りが。
カットも丁寧で、かっこよくなっていました。
"マルティーノ、ベッロになったねー!"と散々褒めていたら、義父が、"以前から、ベッロだ!"と。
3時間以上かけ、綺麗に手入れをしてくれ、どれだけお金を取られるのかと思いきや。
たったの25ユーロ。
うちの子達も、次回は、連れてこようかと思います。
オススメです。
FUSI
Via delle industrie 70
Lissone
MB
Tel 039 480732
イタリアにも存在するんですね。
義父の犬は、雑種で、放っておくと、掃除用モップのような状態に。
それも、可愛い感じでなく。
ただでさえ、親戚、友人、そして道行く人々に、"ブサイクな犬ねー"と言われ、
日常のように、イタリア人が使う単語、"bello (美しい)"とは程遠い、義父の犬。
名前は、マルティーノ。マルティーノの名前の由来は、火曜日(Martedi)に産まれたから。
うちのワンコたちは、大型犬も小型犬も、みんな、家で、私たちが洗っているので、近所にワンコの美容室があるなんて知らず、ネットで調べてみると。
本当に、家の近所に見つけました。車で10分以内。大きな敷地に、カニーレ、ブリーダー、犬の訓練所、動物病院や、ペットショップ、犬猫専用ホテルなどなどが、一緒になっていて、敷地内も車で移動。
まず、車で向かうところ、やはり本犬、自分は捨てられるのかとでも心配したのか、かなり焦ってました。
そして、到着して、即、犬を預け、3時間後に終わるからとのこと。
3時間って。。普通、こんなにかかるのか、経験がないからわからないけど。美容院で、カット&パーマをする時間の長さ。
マルティーノの焦りより、到着後迎えてくれた、このマイペースで良い子なワンコに、私は釘付け。
3時間後、迎えに行っても、まだ終わっていませんでした。
ようやく終わると、毛並みもなめらかに、そして石鹸の良い香りが。
カットも丁寧で、かっこよくなっていました。
"マルティーノ、ベッロになったねー!"と散々褒めていたら、義父が、"以前から、ベッロだ!"と。
3時間以上かけ、綺麗に手入れをしてくれ、どれだけお金を取られるのかと思いきや。
たったの25ユーロ。
うちの子達も、次回は、連れてこようかと思います。
オススメです。
FUSI
Via delle industrie 70
Lissone
MB
Tel 039 480732
夏の終わりとアマトリチャーナ
ドタバタ、そしてイライラの日々で、すっかりブログを放置していました。
木曜から、主人と義父は、ウンブリアへ行っていて、私は家に残り、自由を満喫。
明日には戻ってきてしまいますが。
気づいたら、夏も終盤。
来週から学校も始まるようです。子供がいないから、あまり関係ないけど。
日中は、まだ日差しもありますが、それほど強くなく、朝夕は、大分涼しいです。
先日の大地震があった、アマトリーチェ発祥の、スパゲッティーアマトリチャーナ。
パスタの種類は、スパゲッティーの他に、ブカティーニも使いますが、イタリア各地で、このアマトリチャーナを作り、集まったお金で、地震で被災した方々へ寄付する活動もあったり、イタリアの有名人たちも、率先して、子供たちの学校、幼稚園を作るために必要な経費を集めるために、CDやオンラインでの彼らの音楽の売り上げを寄付したり。
今日は、我が家も、今回の地震で亡くなった方々、そして被災した方々を想いながら、アマトリチャーナ。とはいえ、私とワンコのみですが。パスタは、ブカティーニで。
この夏に、ブログのネタにしようと、写真だけ撮ってあるので、少しずつ、アップしていきます。
携帯電話を変えたら、以前、簡単に携帯から写真を取り込んだり、記事を書いたりできる、ブロガーのアプリが、なくなっていて、面倒な方法で、写真を取り込むため、それも、ブログ離れになっていた、ここ数週間。
気長にやります。
木曜から、主人と義父は、ウンブリアへ行っていて、私は家に残り、自由を満喫。
明日には戻ってきてしまいますが。
気づいたら、夏も終盤。
来週から学校も始まるようです。子供がいないから、あまり関係ないけど。
日中は、まだ日差しもありますが、それほど強くなく、朝夕は、大分涼しいです。
先日の大地震があった、アマトリーチェ発祥の、スパゲッティーアマトリチャーナ。
パスタの種類は、スパゲッティーの他に、ブカティーニも使いますが、イタリア各地で、このアマトリチャーナを作り、集まったお金で、地震で被災した方々へ寄付する活動もあったり、イタリアの有名人たちも、率先して、子供たちの学校、幼稚園を作るために必要な経費を集めるために、CDやオンラインでの彼らの音楽の売り上げを寄付したり。
今日は、我が家も、今回の地震で亡くなった方々、そして被災した方々を想いながら、アマトリチャーナ。とはいえ、私とワンコのみですが。パスタは、ブカティーニで。
この夏に、ブログのネタにしようと、写真だけ撮ってあるので、少しずつ、アップしていきます。
携帯電話を変えたら、以前、簡単に携帯から写真を取り込んだり、記事を書いたりできる、ブロガーのアプリが、なくなっていて、面倒な方法で、写真を取り込むため、それも、ブログ離れになっていた、ここ数週間。
気長にやります。
2016年8月24日水曜日
イタリア中央部地震
朝方、3時半、イタリア中央部で地震がありました。
マグニチュード6。震源地は、Lazio州のRieti市、Accumoliから2キロ、Amatriceから10キロ。Abruzzo, Umbria, Marcheをまたがり、たくさんの被害者がでています。
現時点で、死者は37名に増え、まだまだ生き埋めとなっている人々が、少なくとも2500名はいるとのこと。
輸血のための血液が足りないとのニュースも入ってきています。
そして、この大惨事の中、救急隊がなかなか来ないこともニュースになっています。
義父の家があるウンブリアのカンナーラでも、揺れたとのことで、友人、近所の人たちは、かなり怖い思いをしたようです。
早朝のこのニュースで、義父は友人たちに電話をして、被害がなかったか確認。私たちも、友人たちに連絡をし、無事を確認。
まだまだ休暇シーズンのイタリア。たくさんの旅行者も被害に巻き込まれてしまったのではと思われます。
時間が経つとともに、被害状況を少しずつ把握している、現状況。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に合われたたくさんの方々のお見舞いを申し上げます。
普段、朝11時半からのニュースが始まる前にテレビを付けるのは嫌がる義父も、今日は朝からずっと、テレビニュースに釘付けです。
マグニチュード6。震源地は、Lazio州のRieti市、Accumoliから2キロ、Amatriceから10キロ。Abruzzo, Umbria, Marcheをまたがり、たくさんの被害者がでています。
現時点で、死者は37名に増え、まだまだ生き埋めとなっている人々が、少なくとも2500名はいるとのこと。
輸血のための血液が足りないとのニュースも入ってきています。
そして、この大惨事の中、救急隊がなかなか来ないこともニュースになっています。
義父の家があるウンブリアのカンナーラでも、揺れたとのことで、友人、近所の人たちは、かなり怖い思いをしたようです。
早朝のこのニュースで、義父は友人たちに電話をして、被害がなかったか確認。私たちも、友人たちに連絡をし、無事を確認。
まだまだ休暇シーズンのイタリア。たくさんの旅行者も被害に巻き込まれてしまったのではと思われます。
時間が経つとともに、被害状況を少しずつ把握している、現状況。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に合われたたくさんの方々のお見舞いを申し上げます。
普段、朝11時半からのニュースが始まる前にテレビを付けるのは嫌がる義父も、今日は朝からずっと、テレビニュースに釘付けです。
2016年8月11日木曜日
タブレ
主人と義父が、昨日から今朝にかけて、ウンブリアに戻り、私は、我が家で1人。
せっかくの1人の時間も、あと数時間で終わってしまう。。
今朝は、サンタマリアアンジェリやフォリーニョに、注文しておいた生パスタやドルチェを取りに行き、ミラノに向かっているはずで、多分今頃、フィレンツェを超えたあたりかと思います。
普段、料理してばかりで、1人のときぐらい、何もしたくないので、近所のスーパーへ
行き、出来合いのものを買ってきました。
朝から、インド料理やメキシコ料理が食べたい!と思っていましたが、エスニック系で、美味しく、即席で食べれるような、気の利いたものは、売っていないので、一瞬、インドカレーを作ろうかとも思ったけど、やはり、料理するのがめんどくさい!
今夜から、生パスタを食すことになるから、パスタを今食べる気もせず。
タブレ!
クスクスのサラダを買いました。
野菜、緑、赤、黄のペペローニ、トマト、セロリ、タマネギ、そしてたっぷりのパセリが入っていて、美味しい。オリーブオイルが控えめで、たっぷりレモンが入っていて、爽やかな味わいでした。
考えてみたら、日本で、たまに作っていたタブレの具と同じ。ここまでレモンを効かせてはいなかったけど。この暑い夏には、ちょっと入れ過ぎかもと思うぐらい、レモンが入っていても、美味しく食べれます。
近々、久しぶりに自分でも作ってみようかと思いました。
2016年8月10日水曜日
イタリアの配達業者に怒り狂い
今日は、主人が運転手で、義父をウンブリアのカンナーラに連れて行き、早朝出発。
明日、ミラノに戻ってきてしまいますが、その間、私は、1人。
久しぶりに1人!
ようやく満喫し始め、ゆったりとブログを更新する時間もできました。
今朝は、家の掃除をいつもより入念に。この暑さの中、掃除すると、汗だく。そして、犬、4匹の散歩を2回。更に、今日は、義父のワインが届く日。
イタリアでも、オンラインショッピングが普及しているここ近年。
郵便、配達事情が悪い、このイタリアでさえ、Amazonは、素早く、確実に配達してくれます。そして、先日、日本の友人のために注文した、トリュフのソース、ウンブリアのある会社のサイトから、注文したのですが、休暇シーズンのため、先月、注文したところ、中々到着せず、本社に電話をして問い合わせたところ、オンラインショップの責任者が、休暇中とのことで、到着が遅れていましたが、電話をした翌々日に、到着しました。
と、やはり、どうしても、この時期は、オンラインショッピングも、ヨーロッパらしい時間の流れ。先週金曜日、ローマのある革製品のお店で、やはりオンラインで、バッグを買い、月曜(一昨日)に、発送とのことで、発送の際に、トラッキング番号を教えてくれると、先週の金曜日に言っていたのですが、月曜になっても、連絡なく、昨日、メッセージを送ってみると、ちょっと手違いがあり、今から発送しますとのこと。メッセージだけでなく、お店の人から、謝りの電話があり、更に、ローマの配送業者からも、丁寧に電話がありました。そして、物は、今日到着。
大体、オンラインショッピングは、通常、クレジットカード、もしくはPayPalで支払い、注文をするのですが、このワインだけは、別。
ワイン。
義父が飲む、ノンアルコールのスプマンテ。
気に入ってしまい、毎食1本、飲んでいます。
このワインが、高く、一本7ユーロ。
1日、2本、毎日飲みます。
アルコールが入っていないのに、気分よく飲んでいる義父。
アルコール依存とは、また違う問題なのか、高齢のため、アルコール云々がわからないのか、それとも、精神安定剤や睡眠薬も常用しているから、薬で、酔っている感覚が既にあるから、このノンアルコールスプマンテでも満足なのか、いまいちわからないのですが、とにかく、どんな理由にせよ、アルコールなしでいてくれることは、ご本人だけでなく、私たちの生活にとっても、よいこと。
で、このワイン、今までは、私たちが払ってあげていましたが、もうこれ以上払えないし、それに、ドケチの義父には、自分のものぐらい自分で払ってもらわないと困るので、今回は、義父が払うことに。ワイン、そして自分の犬に関しては、いくらでもお金を費やすのは、苦でないらしく、話してみると、すんなりと払うと。
いつも買うサイトの責任者に電話をし、義父の事情を説明し、1ヶ月分、60本のワインを購入したいから、ディスカウントをしてもらうように頼み、10%安くしてもらいました。
そして、問題は、支払い方法。
PayPal、銀行振込、もしくは着払い。
義父は、クレジットカードを持っていないので(以前持っていたけど、いつも酔っぱらい状態で、町を歩くので、財布をどこかに置きっぱなしにし、紛失し、それからは持っていないらしい)、そして、銀行振込は、日本と違い、時間がかかり、そして、義父の銀行はウンブリア、そして、もちろん、ネットバンキングなんてできないので、残るは、着払いのみ。私たちは、お金に関して、かなり寛大すぎ(というか、義父、親戚が、ケチで、ずる賢しい)るから、お金を立て替えることさえ、嫌気が差し、この支払いは、着払いでしてもらうことに。ちなみに、着払いだと、プラス5,50ユーロの手数料。ワインのためだと、手数料も気にならないらしく、数日前から、390ユーロを私が保管。このワイン配達にかかるトータル料金、383,50ユーロ。
私が知る限りでも、配達業者、いくつかありますが、このワインをいつも配達する業者の配達担当者は、黒人の若い男性。今までは、特に問題もなかったのですが、今日は、ほんと、怒り狂いました。
オンラインでトラッキングしてみると、一昨日の月曜に着くようになっていたのが、月曜は、1日、義父が家にいたにも関わらず、配達されず、不在になっていて、なぜか、今日に変更になっていました。(以前、クリスマス時期の配達も同じで、配達の人が、休んでいたのか、さぼっていたのにも関わらず、不在を理由に配達に来なかったことがあるのを思い出しました)
で、今朝のこと。
ピンポーンと、いつもの黒人のお兄ちゃん。
犬が4匹いるので、普段は、門越しから渡してもらうか、段ボール1−2個だと、門の外に置いておいてもらい、あとで、私が中に入れるんですが、今日は、ワイン60本。
私 "門開けるから、家の中に段ボール運んで!"
若"犬が怖いから、無理"
私"今、入ってこないように、奥に閉じ込めるから"
若"オッケー"
ちゃんと、家の中に、段ボールを運んでくれ、
私"暑い中、ありがとう。"
と、冷たいスプライトと、そして着払いのために用意していた、390ユーロを渡すと
状況が一変。
若"お釣りなんか持っていない!"
と始まりました。
私"お釣りないって、言われても、困るし、私も今、これしかない"
若"お金ちゃんと準備してもらってないの先にわかっていれば、物、渡さなかった"
と言い放ち、態度が傲慢に。こちらも怒りだし、
私"お金、準備していなかったのは、そちらでしょう!ちょっと待って、今、探すから!"
そして、私は、財布の中や引き出しを見て、細かいお金を探すものの、全くなく。探している間に、またドアベルを鳴らし、大声で、私に向かい、
若"シニョーラ、他にたくさん配達しないといけなくて、シニョーラだけのために、こんなに時間かけられない!"
と。で、私。
私"今から、車飛ばして、近くのバールまで行って、お金崩してくるから、待って!"
若"そんな時間ない!!"
私"信じがたい!カスタマーに対する態度じゃないでしょ!あとで、本社にクレームするから!"
といい放ち、家にある小銭をかき集め、数えてる間も、家のベルを押しまくり、
"シニョーラ、僕には時間がないんだー!"と。
近所の人々も聞こえていたはず。
犬は吠えまくるは、連続的に、家のベルを鳴らし、怒鳴るり散らし。
超焦りと、怒りで、一杯になりながら、
私"黙ってくれないと、ちゃんと数えられないでしょうが!!"
と言いながら、13,50ユーロ分を、全部小銭で、釣りのないように、渡してやりました。
で、渡された方は、
若"こんなに、小銭ばかりだと、数えきれない。。近所のバールに行って、両替してもらって、もし、足りないようだったら、また戻ってくる"
と言い放ち、ようやく、去っていきました。
その後、戻ってきていないので、足りなかったはずはなく、ちょうどか、多分、少し多かったぐらいかと思います。
配達業者。着払いのための、おつり、持っていないって。。
ちなみに、彼、3ユーロしか持っていませんでした。
会社側は、もしかしたら、配達の兄ちゃんに、お金を持たせるのは、安全でないという理由もあるのかもしれないけど、信じがたいです。本当に。
それに、5ユーロの支払いに100ユーロ札を渡したわけでなく、おつり、7ユーロ程度のものなのに。
配達業者。スピードは、かなり向上している気がするけど、まだまだ改善するところ、たくさんあります。
日本の、きめ細かなサービス、そして宅急便のお兄ちゃんが懐かしくなりました。
今後、毎月の60本のワイン注文の際は、義父にちゃんとお釣りがないように、お金を準備してもらわないと困ります。
黒人兄ちゃんが去って、主人に電話してぶちまけ、少し落ち着いて、地下室に2箱運んだところで、"ブログのネタになるかも!"と思い、一撮。
明日、ミラノに戻ってきてしまいますが、その間、私は、1人。
久しぶりに1人!
ようやく満喫し始め、ゆったりとブログを更新する時間もできました。
今朝は、家の掃除をいつもより入念に。この暑さの中、掃除すると、汗だく。そして、犬、4匹の散歩を2回。更に、今日は、義父のワインが届く日。
イタリアでも、オンラインショッピングが普及しているここ近年。
郵便、配達事情が悪い、このイタリアでさえ、Amazonは、素早く、確実に配達してくれます。そして、先日、日本の友人のために注文した、トリュフのソース、ウンブリアのある会社のサイトから、注文したのですが、休暇シーズンのため、先月、注文したところ、中々到着せず、本社に電話をして問い合わせたところ、オンラインショップの責任者が、休暇中とのことで、到着が遅れていましたが、電話をした翌々日に、到着しました。
と、やはり、どうしても、この時期は、オンラインショッピングも、ヨーロッパらしい時間の流れ。先週金曜日、ローマのある革製品のお店で、やはりオンラインで、バッグを買い、月曜(一昨日)に、発送とのことで、発送の際に、トラッキング番号を教えてくれると、先週の金曜日に言っていたのですが、月曜になっても、連絡なく、昨日、メッセージを送ってみると、ちょっと手違いがあり、今から発送しますとのこと。メッセージだけでなく、お店の人から、謝りの電話があり、更に、ローマの配送業者からも、丁寧に電話がありました。そして、物は、今日到着。
大体、オンラインショッピングは、通常、クレジットカード、もしくはPayPalで支払い、注文をするのですが、このワインだけは、別。
ワイン。
義父が飲む、ノンアルコールのスプマンテ。
気に入ってしまい、毎食1本、飲んでいます。
このワインが、高く、一本7ユーロ。
1日、2本、毎日飲みます。
アルコールが入っていないのに、気分よく飲んでいる義父。
アルコール依存とは、また違う問題なのか、高齢のため、アルコール云々がわからないのか、それとも、精神安定剤や睡眠薬も常用しているから、薬で、酔っている感覚が既にあるから、このノンアルコールスプマンテでも満足なのか、いまいちわからないのですが、とにかく、どんな理由にせよ、アルコールなしでいてくれることは、ご本人だけでなく、私たちの生活にとっても、よいこと。
で、このワイン、今までは、私たちが払ってあげていましたが、もうこれ以上払えないし、それに、ドケチの義父には、自分のものぐらい自分で払ってもらわないと困るので、今回は、義父が払うことに。ワイン、そして自分の犬に関しては、いくらでもお金を費やすのは、苦でないらしく、話してみると、すんなりと払うと。
いつも買うサイトの責任者に電話をし、義父の事情を説明し、1ヶ月分、60本のワインを購入したいから、ディスカウントをしてもらうように頼み、10%安くしてもらいました。
そして、問題は、支払い方法。
PayPal、銀行振込、もしくは着払い。
義父は、クレジットカードを持っていないので(以前持っていたけど、いつも酔っぱらい状態で、町を歩くので、財布をどこかに置きっぱなしにし、紛失し、それからは持っていないらしい)、そして、銀行振込は、日本と違い、時間がかかり、そして、義父の銀行はウンブリア、そして、もちろん、ネットバンキングなんてできないので、残るは、着払いのみ。私たちは、お金に関して、かなり寛大すぎ(というか、義父、親戚が、ケチで、ずる賢しい)るから、お金を立て替えることさえ、嫌気が差し、この支払いは、着払いでしてもらうことに。ちなみに、着払いだと、プラス5,50ユーロの手数料。ワインのためだと、手数料も気にならないらしく、数日前から、390ユーロを私が保管。このワイン配達にかかるトータル料金、383,50ユーロ。
私が知る限りでも、配達業者、いくつかありますが、このワインをいつも配達する業者の配達担当者は、黒人の若い男性。今までは、特に問題もなかったのですが、今日は、ほんと、怒り狂いました。
オンラインでトラッキングしてみると、一昨日の月曜に着くようになっていたのが、月曜は、1日、義父が家にいたにも関わらず、配達されず、不在になっていて、なぜか、今日に変更になっていました。(以前、クリスマス時期の配達も同じで、配達の人が、休んでいたのか、さぼっていたのにも関わらず、不在を理由に配達に来なかったことがあるのを思い出しました)
で、今朝のこと。
ピンポーンと、いつもの黒人のお兄ちゃん。
犬が4匹いるので、普段は、門越しから渡してもらうか、段ボール1−2個だと、門の外に置いておいてもらい、あとで、私が中に入れるんですが、今日は、ワイン60本。
私 "門開けるから、家の中に段ボール運んで!"
若"犬が怖いから、無理"
私"今、入ってこないように、奥に閉じ込めるから"
若"オッケー"
ちゃんと、家の中に、段ボールを運んでくれ、
私"暑い中、ありがとう。"
と、冷たいスプライトと、そして着払いのために用意していた、390ユーロを渡すと
状況が一変。
若"お釣りなんか持っていない!"
と始まりました。
私"お釣りないって、言われても、困るし、私も今、これしかない"
若"お金ちゃんと準備してもらってないの先にわかっていれば、物、渡さなかった"
と言い放ち、態度が傲慢に。こちらも怒りだし、
私"お金、準備していなかったのは、そちらでしょう!ちょっと待って、今、探すから!"
そして、私は、財布の中や引き出しを見て、細かいお金を探すものの、全くなく。探している間に、またドアベルを鳴らし、大声で、私に向かい、
若"シニョーラ、他にたくさん配達しないといけなくて、シニョーラだけのために、こんなに時間かけられない!"
と。で、私。
私"今から、車飛ばして、近くのバールまで行って、お金崩してくるから、待って!"
若"そんな時間ない!!"
私"信じがたい!カスタマーに対する態度じゃないでしょ!あとで、本社にクレームするから!"
といい放ち、家にある小銭をかき集め、数えてる間も、家のベルを押しまくり、
"シニョーラ、僕には時間がないんだー!"と。
近所の人々も聞こえていたはず。
犬は吠えまくるは、連続的に、家のベルを鳴らし、怒鳴るり散らし。
超焦りと、怒りで、一杯になりながら、
私"黙ってくれないと、ちゃんと数えられないでしょうが!!"
と言いながら、13,50ユーロ分を、全部小銭で、釣りのないように、渡してやりました。
で、渡された方は、
若"こんなに、小銭ばかりだと、数えきれない。。近所のバールに行って、両替してもらって、もし、足りないようだったら、また戻ってくる"
と言い放ち、ようやく、去っていきました。
その後、戻ってきていないので、足りなかったはずはなく、ちょうどか、多分、少し多かったぐらいかと思います。
配達業者。着払いのための、おつり、持っていないって。。
ちなみに、彼、3ユーロしか持っていませんでした。
会社側は、もしかしたら、配達の兄ちゃんに、お金を持たせるのは、安全でないという理由もあるのかもしれないけど、信じがたいです。本当に。
それに、5ユーロの支払いに100ユーロ札を渡したわけでなく、おつり、7ユーロ程度のものなのに。
配達業者。スピードは、かなり向上している気がするけど、まだまだ改善するところ、たくさんあります。
日本の、きめ細かなサービス、そして宅急便のお兄ちゃんが懐かしくなりました。
今後、毎月の60本のワイン注文の際は、義父にちゃんとお釣りがないように、お金を準備してもらわないと困ります。
黒人兄ちゃんが去って、主人に電話してぶちまけ、少し落ち着いて、地下室に2箱運んだところで、"ブログのネタになるかも!"と思い、一撮。
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